【評判・口コミを検証】menu株式会社の企業としての実態と評価

目次

menu株式会社の評判を調べる際には、会社そのものの評価と、アプリを利用した消費者の評価を分ける必要があります。

menuは利用者だけでなく、加盟飲食店や配達員も関わるプラットフォームでした。そのため、口コミには注文体験、配送品質、料金、サポート、配達員の待遇など、異なる立場からの意見が含まれています。

利用者から評価されていたポイント

menu株式会社

2026年10月14日公開のアプリレビュー調査では、次のような長所が紹介されています。

- 飲食店の選択肢が豊富で、チェーン店から人気店まで探せる
- 初回クーポンや店舗独自の割引が利用できる
- Pontaパス会員向けの配達料無料特典が魅力
- 店舗ごとの口コミや商品別評価を注文時の参考にできる
- デリバリーだけでなくテイクアウトにも対応していた

特にPontaパスとの連携は、au経済圏を利用する人にとって分かりやすいメリットでした。

不満として挙がっていたポイント

一方、レビューでは以下のような問題も指摘されています。

1. 配達員不足と注文キャンセル

配達員が見つからず、注文後にキャンセルされるという不満が見られました。飲食店側にとっても、調理を済ませた商品が無駄になる可能性があり、配送体制の安定性が課題になっていたことがうかがえます。

2. 配達予定時間と実際の到着時間の差

表示された到着予定時間より大幅に遅れる、料理が冷めた状態で届くといった声もありました。

3. 問い合わせ・サポートへの不満

注文トラブルや会員契約に関する問い合わせについて、回答が遅い、解約方法が分かりにくいといった意見が投稿されています。

4. クーポンと実際の支払額の問題

割引によって安く利用できたという評価がある一方、商品価格や追加手数料を含めると必ずしも割安ではないという意見もありました。

アプリの評価点数はどうだった?

2026年9月15日時点のストア情報をまとめたレビュー調査では、次の評価が掲載されていました。

評価対象 評価 件数
App Store 4.2 約5.3万件
Google Play 3.7 約1.5万件

また、口コミ投稿サイト「みん評」では、147件の口コミをもとに2.85点という評価が掲載されています。

ただし、これらは異なるプラットフォームの評価であり、単純に比較できる数字ではありません。「みん評」自身も、サイトの性質上、厳しい意見が多くなると説明しています。

したがって、口コミだけで会社の経営状態やサービス全体の品質を断定することはできません。

【プロの結論】menu株式会社は実態のある企業だったのか?

企業としての実態を判断するなら、法人登記情報、事業内容、資本関係、実際のサービス運営実績を確認することが重要です。

menu株式会社については、次の事実が確認できます。

- 法人番号5011101085619を持つ法人として登録されていた
- 2018年10月設立という企業情報が公開されていた
- KDDIとレアゾン・ホールディングスによる資本業務提携があった
- 2019年からテイクアウト、2020年からデリバリーを展開していた
- 2026年8月までの配達距離やチップなどの事業実績が公表された
- KDDIが全株式を取得し、解散・清算を進める方針を発表した

これらを総合すれば、menu株式会社は実際に事業を展開していた法人企業であり、架空の会社や実態のないサービスと捉えるのは誤りです。

一方、実際に事業を行っていたことと、経営が順調だったことは同義ではありません。

大手通信会社との連携や相当規模の取引実績があっても、事業の継続可能性は市場競争や将来の収益見通しに左右されます。

menuの終了は、企業の知名度や利用実績だけでは事業の持続性を判断できないことを示す事例でもあります。

【2026年11月最新】menu株式会社の現在とサービス終了後の状況

2026年11月1日時点で、menu株式会社をめぐる状況は、通常の営業活動から会社の整理・清算へと移行する段階にあります。

ここでは、サービス終了後に何が残っているのかを整理します。

1. menuアプリで新規注文はできない

2026年9月30日午後8時をもって、menuのデリバリー・テイクアウトサービスは終了しました。

そのため、従来のように飲食店を検索して注文したり、配達員に商品を届けてもらったりすることはできません。

アプリストアに掲載された終了後の案内では、過去の利用履歴や領収書の確認、カスタマーサポートへの問い合わせ機能が残されていると説明されています。

2. 領収書の閲覧期限にも注意

公式案内では、過去の領収書を確認するためには、2026年10月25日午後11時59分までにアプリをインストールしておく必要があり、閲覧期限は10月31日午後11時59分までとされていました。

つまり、11月1日時点では、公式に案内された領収書閲覧期限も過ぎています。

今後、過去の注文履歴や経費精算に関する資料が必要になった場合には、手元に保存した領収書や決済履歴、クレジットカードの利用明細なども確認する必要があります。

3. 公式問い合わせ窓口の受付期間も終了

menu株式会社の公式サイトには、利用者、加盟店、配達員それぞれに向けた問い合わせ先が掲載されていました。

その受付期間は、いずれも2026年10月31日まで、受付時間は毎日10時から19時までと案内されていました。

2026年11月1日時点では、この公式サイトに記載された通常の問い合わせ受付期間は終了しています。

サービス終了後の個別の返金や注文トラブルなどについては、一般的な営業時の問い合わせ対応と同じように扱えるとは限りません。

4. menu株式会社そのものは解散・清算へ

ここが会社情報を調べる読者にとって、最も重要なポイントです。

KDDIは2026年8月19日の公式発表で、menuのサービス終了後にmenu株式会社を解散・清算する方針を明らかにしました。

ただし、会社の解散と清算結了は同じ意味ではありません。

- 解散:会社が通常の営業活動を終え、清算手続きに入ること。
- 清算:債権・債務や残余財産などを整理すること。
- 清算結了:必要な清算手続きが完了し、法人としての整理が終わること。

したがって、アプリが終了したからといって、その瞬間に法人格まで消滅したわけではありません。

2026年11月1日時点で確認できるKDDIの公式発表は、解散・清算の決定と予定を示したものです。これだけを根拠に、清算結了まで完了したと断定することはできません。

5. menu株式会社の現在を確認する際の判断基準

調べたい内容 2026年11月時点の状況
menuで注文できるか 終了済み
テイクアウトを予約できるか 終了済み
Pontaパスのmenu特典 終了済み
menu pass 終了
KDDIとの資本関係 完全子会社化の発表・実行済み
会社の解散・清算 KDDIが実施方針を発表
清算結了 完了を断定できる公式情報は未確認
法人番号 5011101085619

このように、サービスの終了、株式の譲渡、会社の解散、清算結了は、それぞれ異なる段階の出来事です。

企業情報を調べる際には、この4つを混同しないことが重要です。

【よくある質問】menu株式会社に関するFAQ

Q1:menu株式会社はどこの会社ですか?

A1:日本の企業です。2018年10月に設立され、東京都新宿区四谷に本社所在地を置いていました。KDDIとレアゾン・ホールディングスの資本業務提携を通じて、フードデリバリー事業を展開していました。

Q2:menu株式会社の代表者は誰ですか?

A2:代表取締役社長を務めていたのは信田篤男氏です。2024年4月1日に社長へ就任しました。KDDIでの通信・コンシューマー事業の経験を持つ経営者です。

Q3:menu株式会社とKDDIの関係は?

A3:KDDIは2021年にmenuとの資本業務提携を開始し、2023年にはレアゾン・ホールディングスと共同運営する体制を強化しました。2026年8月31日にはレアゾン保有分の全株式を取得し、menuを完全子会社化しています。

Q4:menuのデリバリーサービスはいつ終了しましたか?

A4:2026年9月30日午後8時に終了しました。予約注文の受付は9月23日午後8時が期限でした。現在は新規注文もテイクアウト予約もできません。

Q5:Pontaパスも終了したのですか?

A5:いいえ。終了したのはmenuに関連する配達料無料特典やクーポンです。Pontaパスそのものの終了を意味するものではありません。

Q6:menu株式会社はすでに消滅した会社ですか?

A6:KDDIは2026年8月に解散・清算の方針を発表しています。ただし、解散と清算結了は別の手続きです。2026年11月1日時点で、清算結了まで完了したと断定できる公式情報は確認できません。

まとめ:menu株式会社の企業情報と2026年以降の動向

menu株式会社は、2018年10月に設立され、KDDIやレアゾン・ホールディングスとの連携を通じてフードデリバリー事業を展開してきた日本企業です。

代表者の信田篤男氏はKDDI出身で、通信事業の顧客基盤や販売網に関する経験を持つ経営者でした。

2026年には大きな転換点を迎えています。

8月19日にKDDIがサービス終了と会社の解散・清算方針を発表し、8月31日に完全子会社化。9月30日午後8時にはmenuのサービス提供が終了しました。

現在の状況を理解するうえで、押さえておきたいポイントは3つです。

1. 企業としての実態:法人番号や公的企業情報、資本関係、事業実績が確認できる実在企業だった。
2. サービス終了の背景:フードデリバリー市場の競争環境や将来の事業見通しを踏まえ、KDDIが終了を決定した。
3. 今後の確認事項:menuのサービス終了と、menu株式会社の解散・清算結了は別の段階である。

【プロの結論】

menu株式会社の事例から分かるのは、企業の知名度、資本力、サービスの利用実績だけでは、事業の持続可能性を判断できないということです。

特に、デリバリーのように利用者・加盟店・配達員という複数の参加者によって成立する事業では、顧客獲得だけでなく、配送体制やコスト構造を維持できるかが経営の重要な判断材料になります。

今後、menu株式会社について情報を調べる場合は、2018年の設立から2026年のサービス終了までの企業の歴史と、サービス終了後の法人清算の進捗を分けて確認することが大切です。