【アジア選手権2026】女子団体は日本が中国に3対2で勝利!激闘の全試合結果
2026年10月22日の女子団体決勝は、日本と中国による一進一退の展開となった。5試合制で先に3勝したチームが優勝する方式のなか、日本は橋本帆乃香と張本美和の活躍で勝利をつかんだ。
決勝の対戦結果は次のとおり。
| 試合 | 日本代表 | 中国代表 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 第1試合 | 橋本帆乃香 | 陳熠 | 3-0 日本勝利 |
| 第2試合 | 張本美和 | 王芸迪 | 2-3 中国勝利 |
| 第3試合 | 早田ひな | 蒯曼 | 0-3 中国勝利 |
| 第4試合 | 張本美和 | 陳熠 | 3-0 日本勝利 |
| 第5試合 | 橋本帆乃香 | 王芸迪 | 3-1 日本勝利 |
最終スコアは日本3-2中国。団体戦の勝敗を決めたのは、橋本の2勝だった。
橋本帆乃香が世界ランキング上位の中国選手を連破

最初の試合で橋本は陳熠に3-0で勝利。第1ゲームでは6-10とリードを許しながらも逆転し、試合の流れを日本に引き寄せた。
しかし、第2試合の張本は王芸迪に2-3で惜敗。続く早田も蒯曼に0-3で敗れ、日本は1勝2敗と追い込まれた。
ここで再登場した張本が陳熠を3-0で破り、試合を振り出しに戻す。
最終第5試合では橋本が王芸迪と対戦。カット主体の守備に加えて、要所で攻撃を織り交ぜるプレーが機能し、3-1で勝利した。
この勝利によって日本は2年ぶりのアジア選手権女子団体優勝を達成。通算4度目の金メダルとなった。
中国に勝った意味と、見落とせない大会背景

今回の優勝を評価するうえで押さえておきたいのが、中国代表のメンバー構成だ。
中国は世界ランキング1位の王曼昱と2位の孫穎莎が今大会に出場していなかった。一方、決勝には王芸迪、蒯曼、陳熠という世界トップクラスの選手が出場していた。
そのため、日本の勝利を過小評価する必要はないが、中国の最強布陣を完全に破ったという表現も正確ではない。
特に橋本が2勝を挙げたことは、カットマンという日本女子の武器が中国の強打に対して有効に機能したことを示している。
9月のアジア大会とは結果が違う!混同に注意

2026年の卓球女子を振り返る際、9月のアジア大会と10月のアジア選手権を混同してはいけない。
9月20日から28日まで愛知県豊田市で開催された第20回アジア競技大会では、日本女子は中国との団体決勝で0-3と敗れ、準優勝だった。
一方、10月19日から25日のアジア選手権では、日本が中国に3-2で勝利して優勝した。
同じ日本対中国の対決でも、開催時期、出場メンバー、試合結果は異なる。2026年の日本女子はアジア大会で準優勝、アジア選手権で優勝という成績を残している。
【張本美和】全日本卓球選手権2026からWTT横浜・マカオまで優勝ラッシュ
2026年の日本女子を代表する活躍を見せているのが張本美和だ。
国内の全日本卓球選手権、国際大会のWTTチャンピオンズ横浜、マカオと、主要大会で次々に結果を残している。
全日本卓球選手権2026で女子シングルス初優勝
2026年1月20日から25日まで東京体育館で開催された全日本卓球選手権大会。
女子シングルス決勝では、張本美和が早田ひなをゲームカウント4-3で破り、初優勝を達成した。
主な最終成績は次のとおり。
- 優勝:張本美和
- 準優勝:早田ひな
- 3位:横井咲桜
- 3位:木原美悠
張本にとって、国内女子シングルスの頂点を初めて獲得した大会となった。ジュニア女子シングルスでも優勝し、一般とジュニアの2冠を達成している。
WTTチャンピオンズ横浜2026で中国の陳幸同を撃破
8月4日から9日まで横浜BUNTAIで開催されたWTTチャンピオンズ横浜2026でも、張本が女子シングルスを制した。
決勝の相手は中国の陳幸同。前年大会の優勝者でもある強敵だった。
張本はゲームカウント4-2で勝利し、地元開催の大会で初優勝を果たした。
準決勝では王芸迪を4-2で撃破。決勝でも中国のトップ選手を退けたことは、国際舞台での実力を示す結果となった。
WTTチャンピオンズマカオ2026は7ゲームの激闘
9月8日から13日まで開催されたWTTチャンピオンズマカオ2026でも、張本美和が女子シングルス優勝を達成した。
決勝の対戦相手は中国の陳熠。試合はゲームカウント4-3という接戦だった。
各ゲームのスコアは以下のとおり。
- 第1ゲーム:11-7
- 第2ゲーム:11-7
- 第3ゲーム:9-11
- 第4ゲーム:8-11
- 第5ゲーム:11-13
- 第6ゲーム:11-9
- 第7ゲーム:12-10
第5ゲームを落とし、相手に王手をかけられた状況から巻き返した点が大きい。
準決勝では陳幸同を4-1で破っており、決勝でも中国選手との競り合いを制した。
この優勝で張本は、WTTチャンピオンズの重慶、横浜、マカオで3大会連続優勝という快挙を達成した。
2026年の張本は、全日本選手権での国内タイトルと国際大会での連続優勝を両立している。
【早田ひな・橋本帆乃香】日本女子を支える2人の最新試合結果
張本美和だけでなく、早田ひなと橋本帆乃香も2026年の日本代表に欠かせない存在だ。
ただし、両選手の強みと大会ごとの結果には違いがある。
早田ひなは団体戦の勝利に貢献、個人戦では課題も
早田ひなは日本女子の主力選手として、アジア選手権の団体戦に出場した。
準決勝のチャイニーズタイペイ戦では葉伊恬に3-0で勝利。決勝の中国戦では蒯曼に0-3で敗れたものの、日本の優勝メンバーとして金メダルを獲得している。
個人戦の女子シングルスでは、10月24日の準々決勝で中国の陳熠と対戦。5-11、3-11、7-11の0-3で敗れ、ベスト8となった。
一方、張本との女子ダブルスでは決勝まで進出。中国の蒯曼/王芸迪ペアに1-3で敗れ、準優勝だった。
早田の2026年10月のアジア選手権は、団体金メダル、女子シングルスベスト8、女子ダブルス準優勝という結果だ。
橋本帆乃香はカットマンの強みを生かして中国に2勝
橋本帆乃香は、守備力を生かしたカット主戦型の選手だ。
2026年のアジア選手権女子団体決勝では、そのプレースタイルが最大限に生きた。
陳熠を3-0、王芸迪を3-1で破り、優勝を決める2勝を挙げた。
ただし、女子シングルスでは同じように好結果を残せたわけではない。
10月24日の準々決勝で中国の蒯曼と対戦し、ゲームカウント1-3で敗退。過去の対戦では3戦全勝だった相手に初めて敗れ、ベスト8で大会を終えた。
また、7月のWTTスターコンテンダー・サン・ジョゼ・ドス・カンポスでは女子シングルス3位に入っている。
団体戦で中国の主力選手を破る一方、個人戦では中国の若手実力者に敗れる。この両面が、現在の橋本の立ち位置をよく表している。
【2026年の主要大会結果一覧】日本女子の実績を比較
2026年の主な大会を時系列で整理すると、日本女子の躍進と課題が見えてくる。
| 大会・時期 | 主な選手・対戦相手 | 日本女子の結果 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 全日本選手権・1月 | 張本美和、早田ひな | 張本優勝、早田準優勝 | 張本が初優勝 |
| WTTチャンピオンズ横浜・8月 | 張本美和、陳幸同 | 張本優勝4-2 | 地元開催で初優勝 |
| WTTチャンピオンズマカオ・9月 | 張本美和、陳熠 | 張本優勝4-3 | チャンピオンズ3連勝 |
| アジア大会・9月 | 日本、中国 | 女子団体準優勝 | 中国に0-3で敗戦 |
| アジア選手権・10月 | 日本、中国 | 女子団体優勝3-2 | 橋本が2勝 |
| アジア選手権・10月 | 張本美和、陳熠 | 女子シングルス準優勝 | 張本が決勝進出 |
| アジア選手権・10月 | 張本美和、早田ひな | 女子ダブルス準優勝 | 中国ペアに1-3 |
| Tリーグ・10月 | 国内女子6チーム | リーグ戦継続中 | 名古屋が首位 |
特に注目したいのは、同じ選手でも種目によって成績が変わることだ。
張本は女子団体と混合ダブルスでアジア選手権の金メダルを獲得した一方、女子シングルスと女子ダブルスでは準優勝だった。
橋本は団体戦で中国選手に2勝したものの、個人戦では準々決勝敗退。早田も団体金メダルと女子ダブルス準優勝を獲得しながら、シングルスはベスト8だった。
こうした違いを把握すると、単純な優勝回数だけでは見えない選手の特徴が理解しやすい。
【卓球女子の世界ランキング2026】日本勢トップは張本美和の3位
2026年10月26日付のITTF世界ランキング第44週では、張本美和が日本女子トップの3位に入っている。
上位選手のランキングは以下のとおり。
| 順位 | 選手 | 国・地域 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | 王曼昱 | 中国 | 9265 |
| 2位 | 孫穎莎 | 中国 | 7675 |
| 3位 | 張本美和 | 日本 | 7009 |
| 4位 | 王芸迪 | 中国 | 5810 |
| 5位 | 蒯曼 | 中国 | 5710 |
| 6位 | 早田ひな | 日本 | 4770 |
| 8位 | 佐藤瞳 | 日本 | 4100 |
| 13位 | 大藤沙月 | 日本 | 3390 |
| 14位 | 橋本帆乃香 | 日本 | 2924 |
日本女子はトップ10に張本、早田、佐藤の3人が入っている。
さらに大藤が13位、橋本が14位につけており、上位層に複数の選手が存在する。
中国代表とのランキング比較から見える課題
中国は1位の王曼昱、2位の孫穎莎を筆頭に、4位の王芸迪、5位の蒯曼など強豪選手が並ぶ。
日本の張本は3位まで上昇しているものの、中国勢がランキング上位を占める構図は続いている。
ただし、ランキングだけで直接対決の勝敗を予測することはできない。
例えば、アジア選手権の団体決勝では、世界ランキング14位の橋本が世界ランキング4位の王芸迪を破った。
これは卓球が単純なランキング順に勝敗が決まる競技ではないことを示している。
選手の戦型、相性、試合中の修正力、団体戦での起用順などが結果に影響する。
世界ランキングは選手の継続的な実績を把握する指標として利用し、直接対決の結果と合わせて評価することが大切だ。
【Tリーグ女子の試合結果】2026-2027シーズンの最新順位
国際大会と並んでチェックしたいのが、国内女子のTリーグだ。
2026-2027シーズンは6チームが参加しており、国内のトップ選手が所属チームの勝利を目指して戦っている。
2026年10月末時点の女子順位は次のとおり。
| 順位 | チーム | 勝敗 | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | トップおとめピンポンズ名古屋 | 11勝2敗 | 33 |
| 2位 | 日本ペイントマレッツ | 8勝4敗 | 26 |
| 3位 | 日本生命レッドエルフ | 6勝3敗 | 22 |
| 4位 | 木下アビエル神奈川 | 5勝7敗 | 17 |
| 5位 | 京都カグヤライズ | 3勝8敗 | 12 |
| 6位 | 九州カリーナ | 1勝10敗 | 6 |
首位はトップおとめピンポンズ名古屋。11勝2敗で勝ち点33を獲得している。
2位は日本ペイントマレッツで勝ち点26、3位は日本生命レッドエルフで勝ち点22だ。
10月24日の試合では、日本ペイントマレッツがトップ名古屋に3-1で勝利。首位チームに対しても十分に競争力を発揮している。
また、日本生命レッドエルフには早田ひなが所属している。国際大会の代表戦とは異なる環境で、どのような成績を残すかも注目点だ。
Tリーグの順位はチーム単位の成績であり、ITTF世界ランキングや日本代表の勝敗とは別の指標である。個人の実力を調べる場合は、シングルスの対戦結果も確認したい。
【卓球女子の結果2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のアジア選手権女子団体で優勝したのはどこ?
A1:日本代表が中国代表を3-2で破り、優勝した。決勝では橋本帆乃香が2勝、張本美和が1勝を挙げた。
Q2:張本美和は2026年のWTTチャンピオンズで優勝した?
A2:優勝した。8月の横浜大会では陳幸同を4-2、9月のマカオ大会では陳熠を4-3で破った。重慶、横浜、マカオの3大会連続優勝も達成している。
Q3:2026年の卓球女子世界ランキングで日本人最高位は誰?
A3:2026年10月26日付の第44週ランキングでは張本美和が3位で、日本人トップ。早田ひなは6位、橋本帆乃香は14位となっている。
Q4:早田ひなのアジア選手権2026の結果は?
A4:女子団体で優勝、女子シングルスでベスト8、張本美和との女子ダブルスで準優勝だった。
Q5:橋本帆乃香は中国戦で何勝した?
A5:アジア選手権女子団体決勝で陳熠に3-0、王芸迪に3-1で勝利し、2勝を挙げた。
Q6:2026年の全日本卓球選手権女子シングルス優勝者は?
A6:張本美和。決勝で早田ひなを4-3で破り、初優勝を達成した。
Q7:アジア大会とアジア選手権は同じ大会?
A7:別の大会である。2026年9月のアジア大会では日本女子が準優勝、10月のアジア選手権では日本女子が優勝した。
まとめ:2026年の卓球女子は日本の選手層と中国への対抗力が焦点
2026年の卓球女子は、張本美和の国際大会での連続優勝と、日本代表のアジア選手権女子団体優勝が大きなトピックとなった。
特に10月の中国戦では、橋本帆乃香が2勝を挙げ、張本美和が勝負を振り出しに戻す活躍を見せた。日本女子が中国に3-2で勝利した結果は、代表チームの競争力を示す重要な実績だ。
一方、早田ひなのシングルスでのベスト8、橋本の個人戦での敗退、アジア大会での団体準優勝など、課題も残されている。
2026年10月末時点で注目したいポイントは次の3つだ。
1. 張本美和の成長: 全日本選手権とWTTチャンピオンズでの優勝を継続できるか。
2. 中国への対抗力: 橋本のカット、張本の攻撃力、早田の総合力をチームとして生かせるか。
3. 日本女子の選手層: 佐藤瞳、大藤沙月、長﨑美柚らを含めた代表争いがどう展開するか。
今後の試合結果を追う際は、団体戦、シングルス、ダブルス、Tリーグを分けて確認することが大切だ。
日本女子の強さは、特定の選手の優勝だけではなく、異なる戦型を持つ選手がそれぞれの持ち味を発揮できる点にある。中国との対戦成績、世界ランキング、主要大会の勝敗を組み合わせて見ることで、2026年の日本女子卓球の現在地がより明確になる。
参照した主な競技・公式資料
- 日本卓球協会:2026年全日本卓球選手権大会最終結果
- ITTF:2026年第44週世界ランキング
- Tリーグ公式サイト:2026-2027女子順位表・試合結果
- テレビ東京卓球NEWS:アジア選手権、WTT横浜、マカオの試合報道
- 卓球レポート:各国際大会の公式記録・大会結果
記事基準日:2026年10月30日