玉井大翔のプロフィールと2026年成績は?日ハム背番号19の経歴・役割・シュートを徹底解説
北海道日本ハムファイターズの背番号19、玉井大翔(たまい・たいしょう)投手。旭川実業高校、東京農業大学北海道オホーツク、新日鐵住金かずさマジックを経て、2016年ドラフト8位でプロ入りした右腕だ。派手な奪三振で注目を集めるタイプとは異なり、豊富な経験と多彩な変化球を生かしてブルペンを支えてきたリリーフ投手である。
2026年シーズン終了時点の成績は、12登板、1勝0敗、1ホールド、防御率2.79。通算では380試合に登板し、防御率3.06、90ホールドを記録している。特に注目したいのが、打者の手元で変化するシュートとカットボールを組み合わせた投球スタイルだ。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:1992年6月16日生まれ、北海道出身。2016年ドラフト8位で日本ハムに入団。
- 2026年成績:12登板、防御率2.79、1ホールド。通算380登板、90ホールド。
- 投球の特徴:シュートとカットボールを軸に打者を攻略する右のリリーフ投手。
【プロフィール】玉井大翔とは何者?年齢・身長・出身地・背番号19を紹介

玉井大翔は、北海道出身の右投右打のプロ野球選手だ。所属は北海道日本ハムファイターズで、ポジションは投手。2026年10月30日時点で34歳となっている。
球団公式の選手名鑑と日本野球機構(NPB)の登録情報によると、基本プロフィールは次のとおりだ。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 玉井大翔(たまい・たいしょう) |
| 生年月日 | 1992年6月16日 |
| 年齢 | 34歳(2026年10月時点) |
| 出身地 | 北海道 |
| 身長 | 178cm |
| 体重 | 80kg |
| 投打 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| 所属球団 | 北海道日本ハムファイターズ |
| 背番号 | 19 |
| ドラフト | 2016年ドラフト8位 |
| プロ入り | 2017年 |
背番号54から19へ変更した理由と経緯

玉井の背番号は、プロ入り当初から19だったわけではない。2017年から2022年までは背番号54を着用していた。
転機となったのは2022年11月23日。北海道日本ハムファイターズは、2023年シーズンから玉井の背番号を54から19へ変更すると正式発表した。
背番号19は、過去に増井浩俊や金子弌大(千尋)らも着用した番号である。投手陣の中で経験を積んできた玉井にとって、新しい背番号はチーム内での存在感を示す節目にもなった。
【経歴】旭川実業高校から東京農業大学、社会人野球を経てプロ入り

玉井大翔のキャリアを理解するうえで欠かせないのが、北海道で積み重ねた学生時代と社会人野球での経験だ。
旭川実業高校時代:プロへの土台を築いた時期
玉井は北海道の旭川実業高校に進学した。高校時代について、東京農業大学が2016年のドラフト指名時に公表した紹介記事では、当時は目立った活躍ができなかったと説明されている。
高校時代から全国的なスター選手として知られていたわけではない。その後の成長を考えると、大学での経験がプロへの道を切り開く大きな転機になった。
東京農業大学北海道オホーツク:1年生でノーヒットノーラン
高校卒業後は東京農業大学の北海道オホーツクキャンパスに進学し、生物産業学部産業経営学科で学びながら硬式野球部でプレーした。
大学時代の特筆すべき実績は、1年生で開幕投手を任され、その試合でノーヒットノーランを達成したことだ。東京農業大学の公式発表でも紹介されている実績であり、大学進学後に投手として大きく成長したことを示すエピソードである。
同大学の紹介によれば、玉井は大学4年間で技術と体力を鍛え、ストレートは最速148キロに到達。切れのあるスライダーも武器としていた。
新日鐵住金かずさマジック:社会人野球で実戦経験を蓄積
大学卒業後は、社会人野球の強豪・新日鐵住金かずさマジックに入団した。
東京農業大学の発表によると、社会人野球では1年目から主戦投手として活躍。先発だけでなく抑えも経験し、試合の状況に応じて投げる役割を広げていった。
この経験は、後のプロ野球でリリーフとして活躍するうえでも重要な意味を持つ。短いイニングを任される投手には、準備の速さや状況判断、走者を背負った場面での対応力が求められるからだ。
2016年ドラフト8位で北海道日本ハムへ
2016年10月20日に開催されたプロ野球ドラフト会議で、玉井は北海道日本ハムファイターズから8位指名を受けた。
北海道佐呂間町出身の玉井にとって、地元北海道を本拠地とする球団への入団だった。高校、大学、社会人と北海道を中心にキャリアを築き、プロの舞台でも北海道でプレーすることになった。
プロ初登板は2017年5月28日の福岡ソフトバンクホークス戦。6月2日には阪神タイガース戦でプロ初勝利、6月14日には中日ドラゴンズ戦で初ホールドを記録している。
【年度別成績】玉井大翔の2026年成績とプロ通算成績を比較
玉井の強みを数字から読み解くには、単年の防御率だけでなく、登板数やホールドの推移を見る必要がある。
NPBの個人年度別成績によると、プロ入り後は2019年に65試合登板を記録。2021年から2023年までは3年連続で50試合に登板している。
年度別の登板数・防御率・ホールド
| 年度 | 登板数 | 防御率 | ホールド | 主な実績 |
|---|---|---|---|---|
| 2017年 | 24 | 2.59 | 1 | プロ初登板・初勝利 |
| 2018年 | 40 | 4.13 | 2 | 登板機会を拡大 |
| 2019年 | 65 | 2.61 | 11 | 自己最多登板 |
| 2020年 | 49 | 3.46 | 21 | 自己最多ホールド |
| 2021年 | 50 | 3.16 | 8 | 50試合登板 |
| 2022年 | 50 | 3.35 | 19 | 50試合登板 |
| 2023年 | 50 | 2.63 | 10 | 背番号19へ変更 |
| 2024年 | ― | ― | ― | NPBの1軍年度別投手成績に記録なし |
| 2025年 | 40 | 2.25 | 17 | 防御率2点台前半 |
| 2026年 | 12 | 2.79 | 1 | シーズン終了時 |
| 通算 | 380 | 3.06 | 90 | 2017~2026年 |
※2024年はNPBの個人年度別成績に1軍投手成績の掲載がない。登板数の空欄を0と断定するものではない。通算成績はNPB公表値。
2019年の65登板はリリーフとしての実力を示す数字
2019年の玉井は65試合に登板し、防御率2.61、11ホールドを記録した。登板数はプロ入り後の自己最多である。
翌2020年には49試合で21ホールドをマーク。登板数だけでなく、勝ちパターンにつながる場面での貢献も数字に表れた。
さらに2021年から2023年までは毎年50試合に登板。3年連続で50試合登板を達成したことは、チームのブルペンを支える存在として長く起用されてきたことを示している。
2025年は防御率2.25、2026年は防御率2.79
2025年の成績は40登板、3勝2敗、17ホールド、防御率2.25。リリーフ投手として安定した数字を残した。
2026年は12登板、1勝0敗、1ホールド、防御率2.79。投球回は9回2/3で、37打者と対戦し、被安打9、奪三振3、与四球1、WHIP1.03となっている。
ここで押さえておきたいのは、2026年の防御率2.79は評価できる一方、登板数12試合、投球回9回2/3という小さなサンプルであることだ。2025年の40登板と合わせて見ることで、直近の役割や成績の変化をより正確に理解できる。
通算380登板・90ホールドが示す実績
2026年終了時点の通算成績は、380登板、14勝17敗、4セーブ、90ホールド、防御率3.06。投球回は335回2/3、奪三振は201個となっている。
特に90ホールドという数字は、玉井が単なる控え投手ではなく、試合の中盤から終盤にかけてチームを支えてきたことを示す。
リリーフ投手の価値はセーブ数だけでは測れない。先発投手から勝利の方程式へつなぐ役割、ピンチでの登板、複数のイニングを任される場面など、目立ちにくい仕事の積み重ねがチームの勝敗に直結する。
【2026年現在】玉井大翔の役割は?日本ハムのブルペンでの立ち位置
2026年シーズンの玉井は、北海道日本ハムファイターズのリリーフ陣に所属する右腕として登録されている。NPBの2026年度選手一覧や球団公式選手名鑑でも背番号19の投手として掲載されている。
2026年は12登板で防御率2.79
2026年の成績を整理すると、以下のとおりだ。
- 登板数:12試合
- 先発:0試合
- 勝利:1勝
- 敗戦:0敗
- ホールド:1
- セーブ:0
- 防御率:2.79
- 投球回:9回2/3
- 奪三振:3
- WHIP:1.03
先発登板はなく、役割は明確にリリーフだ。防御率2.79に加えてWHIP1.03、与四球1という数字からは、限られた登板機会の中で走者を必要以上に増やさず投げていたことが読み取れる。
満塁のピンチで見せた火消しの仕事
玉井の役割を理解するうえで興味深いのが、2026年4月の登板内容だ。
パ・リーグ公式の動画情報では、4月9日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、無死満塁の場面を無失点に抑えた投球が紹介されている。また、4月28日の埼玉西武ライオンズ戦でも、満塁のピンチを切り抜けた場面が取り上げられた。
こうした場面で求められるのは、単に速い球を投げることではない。走者の状況、打者の左右、アウトカウント、次の打者との兼ね合いを考えながら、最小失点で切り抜ける判断力が必要になる。
玉井が長年リリーフとして起用されてきた理由を考えるうえで、こうした火消しの場面は象徴的だ。
【投球スタイル】玉井大翔の得意球シュートとカットボールの特徴
玉井の投球を語る際に欠かせない球種がシュートだ。右投手が投じるシュートは、一般に右打者の内角方向へ食い込むような軌道を描く変化球で、打者の芯を外したり、ゴロを打たせたりする目的で使われる。
玉井の場合、シュートだけに頼るのではなく、カットボールやフォーク、スライダーなどを組み合わせて打者を攻略している。
2026年の球種別投球データ
2026年の1軍投球データを集計したスポーツナビ掲載情報では、球種別の投球数は次のようになっている。
- カットボール:52球、平均135.9キロ
- シュート:45球、平均143.4キロ
- ストレート:19球、平均145.4キロ
- フォーク:18球、平均132.9キロ
- スライダー:9球、平均123.1キロ
シュートの最速は146キロ。全143球のうち45球を占め、投球割合は約31.5%だった。
ここで注目したいのは、シュートが多用されている一方で、カットボールの投球数が52球とさらに多いことだ。つまり、玉井はシュート一本で勝負する投手ではない。左右や打者の反応に応じて球種を使い分けるタイプと考えられる。
シュートで打者の芯を外し、カットボールで変化を加える
シュートの魅力は、打者にとって直球と見分けにくい軌道から、手元で変化する点にある。内角を意識させることで打者のスイングを窮屈にし、強い打球を防ぐ効果が期待できる。
一方、カットボールは打者の手元で小さく変化する球種だ。シュートとは異なる方向への変化を見せることで、打者が狙い球を絞りにくくなる。
2026年の球種別データでは、シュートの被打率は.235。カットボールは.231となっている。限られた対戦数ではあるものの、どちらも玉井の投球を支える球種になっている。
また、2026年の奪三振は3個。圧倒的な三振数で打者をねじ伏せるというより、変化球の組み合わせやコースの使い分けで打者を抑える投球スタイルが数字からもうかがえる。
【北海道日本ハムでの評価】玉井大翔がリリーフ投手として果たす役割
北海道日本ハムファイターズにおける玉井の価値は、単純な防御率やセーブ数だけでは測れない。
リリーフ投手には、大きく分けて試合終盤を締めるクローザー、勝ちパターンを担うセットアッパー、中盤の流れを維持する中継ぎ、ピンチを切り抜ける火消し役などがある。
玉井はキャリアを通じて、こうした複数の役割に対応してきた。
ホールド数が示すブルペンへの貢献
NPBの記録では、玉井は2020年に21ホールド、2022年に19ホールド、2025年に17ホールドを記録している。
ホールドは、リードを保った状態で中継ぎ投手が一定の条件を満たして降板した際に記録される。勝利投手やセーブ投手にならなくても、勝利につながる重要な役割を果たしたことを示す指標だ。
通算90ホールドという数字は、玉井が長期間にわたってブルペンの一角を担ってきたことを裏付ける。
3年連続50試合登板が示す継続性
2021年から2023年まで、玉井は毎年50試合に登板した。リリーフ投手は、登板間隔が短くなることも多く、コンディション管理が難しいポジションである。
3年連続で50試合に登板した実績は、単発の好成績とは異なる価値を持つ。チームがシーズンを戦ううえで、計算できる投手を複数人確保することは非常に重要だからだ。
一方、2026年は12登板にとどまっている。2025年の40登板と比較して起用数が減少している点は、現在の立ち位置を考えるうえで見逃せない。
登板数の変化だけで故障や能力低下を断定することはできない。チーム内の投手構成、起用方針、登板機会など複数の要素が関係するため、今後の成績と出場状況を合わせて見る必要がある。
【プロの結論】玉井大翔の本当の強みは数字と投球内容の両方にある
玉井大翔を評価する際に重要なのは、2026年の防御率2.79だけを切り取らないことだ。
プロ通算380登板、90ホールド、2019年の65登板、2021~2023年の3年連続50試合登板。これらは、玉井が長期間にわたり日本ハムのリリーフ陣を支えてきたことを示す実績である。
玉井を評価する際に見るべき3つの指標
1. 防御率だけでなく登板数と投球回を見る
防御率は投手の失点抑止力を把握する基本指標だが、登板数や投球回が少ない場合は評価が安定しにくい。2026年の2.79を評価する際も、12登板、9回2/3という条件を合わせて確認したい。
2. ホールドで中継ぎとしての貢献を見る
クローザーではない投手の場合、セーブ数だけでは働きを評価できない。玉井のような中継ぎ投手は、ホールド数や登板数を見ることで、チームへの貢献がより分かりやすくなる。
3. 球種の組み合わせから投球の特徴を理解する
玉井はシュートを武器としながら、カットボールやフォークも使う。単純に球速だけで比較するのではなく、打者の芯を外す投球や状況に応じた球種選択に注目すると、投手としての特徴が見えてくる。
特に2026年の球種別データで、シュート45球、カットボール52球という数字は興味深い。得意球として知られるシュートを生かしつつ、別の変化球も効果的に組み合わせている点が玉井の投球の特徴だ。
2027年以降を考える際にも、登板数の回復、ホールドの積み重ね、防御率の安定性という3つの視点が評価の基準になる。
玉井大翔に関するよくある質問(FAQ)
Q1:玉井大翔の年齢と出身地は?
A1:1992年6月16日生まれで、2026年10月時点で34歳。北海道出身で、北海道佐呂間町にゆかりのある選手だ。
Q2:玉井大翔の2026年の成績は?
A2:2026年シーズン終了時点で12登板、1勝0敗、1ホールド、防御率2.79。投球回は9回2/3、WHIPは1.03だった。
Q3:玉井大翔の背番号19はいつから?
A3:2023年シーズンから。2017年から2022年までは背番号54を着用しており、2022年11月23日に球団から変更が発表された。
Q4:玉井大翔の得意球は何?
A4:代表的な球種はシュート。2026年の投球データでは最速146キロ、平均143.4キロを記録している。カットボールも多く使用している。
Q5:玉井大翔のプロ通算成績は?
A5:2026年シーズン終了時点で380登板、14勝17敗、4セーブ、90ホールド、防御率3.06。投球回は335回2/3、奪三振は201個となっている。
Q6:玉井大翔はどこの大学出身?
A6:東京農業大学北海道オホーツクの出身。大学1年生で開幕投手を務め、その試合でノーヒットノーランを達成した実績がある。
Q7:玉井大翔はどのような役割の投手?
A7:北海道日本ハムファイターズのリリーフ投手。中継ぎとして試合の流れをつなぎ、満塁などのピンチで失点を防ぐ火消し役も担ってきた。
まとめ:玉井大翔は経験と変化球で日本ハムを支える背番号19
玉井大翔は、旭川実業高校、東京農業大学北海道オホーツク、新日鐵住金かずさマジックを経て、2016年ドラフト8位で北海道日本ハムファイターズに入団した右腕だ。
大学1年生でのノーヒットノーラン、社会人野球での先発・抑えの経験、プロ入り後の65試合登板や3年連続50試合登板など、キャリアには多くの転換点がある。
2026年は12登板、防御率2.79、1ホールド。通算380登板、防御率3.06、90ホールドという実績も積み重ねている。
投球面ではシュートを中心に、カットボールやフォークを組み合わせるスタイルが特徴だ。単純な球速や奪三振数だけでは測れない、打者のタイミングを外す投球術に持ち味がある。
2026年は過去のシーズンと比べて登板数が少なかったものの、防御率2.79という数字を残した。今後の注目点は、登板機会の回復と、経験豊富な中継ぎ投手として再びブルペンの中核を担えるかどうかだ。
北海道日本ハムの背番号19・玉井大翔。長年にわたり積み重ねてきたリリーフとしての実績と、シュートを生かした投球に、引き続き注目したい。
主な事実確認資料
- 日本野球機構(NPB)「玉井大翔 個人年度別成績」:年度別・通算成績、プロフィール。
- 北海道日本ハムファイターズ公式選手名鑑・背番号変更発表。
- 東京農業大学公式発表:大学時代の実績、ドラフト指名、経歴。
- パ・リーグ公式選手情報:2026年成績、登板動画。
- スポーツナビ掲載投球データ:2026年の球種別投球数・球速。