【取組表・決まり手の確認方法】日本相撲協会の過去の記録を正しく読む

目次

名古屋場所の取組結果を調べる際には、単に勝敗だけを見るのではなく、番付、対戦相手、決まり手、休場の有無を合わせて確認することが大切だ。

幕内・十両の取組一覧はどこで確認できる?

大相撲名古屋場所取組

公式記録を調べるなら、日本相撲協会の「過去の成績・番付」が基本となる。

このページでは、過去の本場所について開催年や場所、表示内容を選択できる。2026年七月場所を指定すれば、取組結果や星取表、優勝力士、三賞などを確認する資料として利用できる。

特に確認したい記録は次のとおり。

- 取組結果: 日別の対戦カード、勝敗、決まり手を確認する。
- 星取表: 力士ごとの15日間の勝敗を確認する。
- 番付表: 東西の位置と力士の地位を確認する。
- 優勝力士・三賞力士: 幕内・十両の優勝者と各賞の受賞者を確認する。
- 各段の成績優秀力士: 幕下以下も含めた各段の優勝者を確認する。

幕内と十両では取組の編成も異なるため、検索時には対象となる階級を間違えないようにしたい。

星取表の記号と意味

大相撲名古屋場所取組

星取表には、勝敗や休場状況を示す記号が使われる。

記号 意味
○ 勝ち
● 負け
□ 不戦勝
■ 不戦敗
や 休み・取組なし

例えば、豊昇龍の7勝7敗1休は、14番を取り7勝7敗、残る1日は休場したことを示している。

一方、若隆景の0勝0敗15休は15日間すべて休場した記録だ。

この違いを理解しておけば、休場力士を通常の負け越し力士と同じ基準で評価する誤りを防げる。

大相撲の決まり手一覧で押さえたい基本技

大相撲名古屋場所取組

日本相撲協会が公表する決まり手は82手。基本的な技を理解しておくと、取組結果の意味が分かりやすくなる。



寄り切り

相手のまわしを取るなどして組み、前進して土俵の外へ出す技。安青錦が優勝決定戦で2勝を挙げた決まり手でもある。


押し出し

相手の体を押して土俵の外へ出す技。熱海富士が決定戦で霧島を破った際の決まり手。


上手投げ

相手のまわしを上手から取り、投げる技。安青錦は初日や10日目にこの技で勝利した。


肩透かし

相手の攻めをかわしながら肩や腕を引き、体勢を崩して倒す技。安青錦が13日目の霧島戦で決めた。


今回の名古屋場所では、寄り切りや押し出しのような基本技に加え、肩透かしや投げ技も優勝争いを左右した。決まり手を知ることで、勝敗の数字だけでは見えない力士の技術的な特徴も理解できる。

【プロの結論】2026年名古屋場所は本割と決定戦を分けて見ることが重要

2026年七月場所を振り返る際、最も重要なのは、15日間の本割と優勝決定戦を別々に整理することだ。

安青錦、霧島、熱海富士は本割を12勝3敗で終えた。しかし、優勝者は3人の中から決定戦で決まった。

安青錦は千秋楽の本割で熱海富士に敗れている。それでも巴戦で2連勝したため、最終的に幕内最高優勝を獲得した。

この仕組みを理解していないと、「千秋楽に負けたのになぜ優勝したのか」という疑問が生まれる。

名古屋場所の結果を評価する3つの視点

1. 勝ち星と優勝は必ずしも同じではない

12勝3敗という数字だけでは、優勝者は判断できない。同じ成績の力士が複数いる場合は、優勝決定戦の結果が最終的な優勝者を決める。

2. 番付と成績をセットで見る

同じ11勝でも、横綱、大関、関脇、前頭では置かれた状況が異なる。

藤ノ川の殊勲賞、熱海富士の敢闘賞、琴栄峰と高安の11勝など、それぞれの番付と対戦相手を考慮すると、場所全体の評価がより明確になる。

3. 本割と優勝決定戦の勝敗を混同しない

十両でも湘南乃海が本割の敗戦から決定戦で連勝して優勝した。

幕内と十両の双方で決定戦が行われたことは、2026年名古屋場所の特徴の一つだった。

こうした観点から見ると、安青錦の優勝は単に12勝を挙げた結果ではない。大関陥落からの復帰、上位陣との対戦、そして千秋楽の巴戦という複数の要素が重なった結果だった。

【大相撲名古屋場所取組に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年名古屋場所の優勝力士は誰ですか?

A1:幕内優勝は安青錦です。12勝3敗で、霧島と熱海富士を含む3人の優勝決定ともえ戦を制し、3度目の幕内優勝を果たしました。

Q2:2026年名古屋場所の初日と千秋楽はいつですか?

A2:初日は2026年7月12日、千秋楽は7月26日です。会場は愛知県名古屋市のIGアリーナでした。

Q3:霧島と熱海富士は優勝決定戦で対戦しましたか?

A3:はい。ただし、2人だけの決定戦ではありません。安青錦を含む3人による巴戦が行われ、熱海富士が霧島を破った後、安青錦が熱海富士と霧島を連破しました。

Q4:2026年名古屋場所の十両優勝は誰ですか?

A4:湘南乃海です。11勝4敗で並んだ4人による優勝決定戦を連勝で勝ち抜き、自身初の各段優勝を達成しました。

Q5:2026年名古屋場所の三賞受賞者は誰ですか?

A5:殊勲賞は藤ノ川、敢闘賞は熱海富士・琴栄峰・高安、技能賞は安青錦です。

Q6:2026年名古屋場所の幕内・十両の全取組結果はどこで見られますか?

A6:日本相撲協会の公式サイトにある「過去の成績・番付」で確認できます。開催年と七月場所を指定し、取組結果や星取表を選択すると、各日の対戦内容を調べられます。

まとめ:安青錦の優勝で幕を閉じた2026年名古屋場所

2026年の大相撲名古屋場所は、安青錦が12勝3敗で3度目の幕内優勝を果たした。

霧島と熱海富士も12勝3敗で並び、千秋楽の優勝決定ともえ戦まで進出。安青錦が最後に2連勝したことで、名古屋場所の賜杯争いに決着がついた。

十両では湘南乃海が4人による優勝決定戦を制し、三賞では藤ノ川、熱海富士、琴栄峰、高安、安青錦がそれぞれ表彰された。

今回の場所を振り返るうえで押さえておきたい記録は次のとおりだ。

- 幕内優勝:安青錦(12勝3敗)
- 幕内優勝決定戦:安青錦・霧島・熱海富士の巴戦
- 十両優勝:湘南乃海(11勝4敗)
- 殊勲賞:藤ノ川
- 敢闘賞:熱海富士・琴栄峰・高安
- 技能賞:安青錦
- 開催会場:IGアリーナ
- 開催期間:7月12日~26日

2026年名古屋場所は、番付の変動、休場からの復帰、三役の優勝争い、そして決定戦という大相撲の醍醐味が凝縮された15日間だった。

取組結果を調べる際は、番付だけでなく星取表と決まり手も合わせて確認したい。そうすることで、優勝力士だけではなく、場所を通じて活躍した力士たちの足跡まで立体的に振り返ることができる。