フィギュアスケート引退2026最新|五輪後の進退と理由、選手一覧を徹底解説
2026年のフィギュアスケート界は、ミラノ・コルティナ冬季五輪を大きな節目として、トップ選手たちの進退が相次いで明らかになりました。三浦璃来・木原龍一の「りくりゅう」、坂本花織、樋口新葉、三原舞依、吉田陽菜が現役引退を発表。一方、男子の鍵山優真は引退ではなく、2026-27シーズンの休養を選択しています。
それぞれの決断には、五輪を目標にした競技人生の区切り、達成感、今後の人生設計など異なる背景があります。引退を発表した選手のコメント、発表までの経緯、引退後の活動を整理するとともに、休養や現役続行との違い、日本スケート連盟の2026年度強化選手情報まで解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の主な引退選手:りくりゅう、坂本花織、樋口新葉、三原舞依、吉田陽菜が競技生活に区切りをつけた。
- 引退と休養は別:鍵山優真と壷井達也は休養を選択し、競技復帰の可能性を残している。
- 引退後の活動:プロスケーター、アイスショー、指導者、振付師、留学、大学院での研究など進路は多様化している。
【2026年最新】フィギュアスケート引退を発表した選手は誰?
2026年10月30日時点で注目されているのは、2025-26シーズンをもって競技生活を終えた選手たちです。
特に大きな話題となったのが、ミラノ・コルティナ五輪で日本ペア初の金メダルを獲得した三浦璃来・木原龍一組と、女子シングルの坂本花織です。五輪で最高の結果を残した選手だけでなく、長年にわたり日本女子フィギュアを支えてきた樋口新葉、三原舞依、吉田陽菜も競技から退くことを発表しました。
今回の動きを理解するうえで大切なのは、引退発表の時期と、実際に競技を終えた時期を区別することです。坂本花織と三原舞依は2025年中に引退の意向を表明しており、2026年春になって突然決断したわけではありません。
また、鍵山優真のように、競技大会への出場を一時的に見送る選手もいます。こうした違いを整理せずに名前だけを並べると、現役引退と一時休養を混同してしまいます。
【五輪後の進退一覧】りくりゅう・坂本花織らの発表内容と経緯

2026年の主な進退発表を時系列で整理しました。引退理由については、本人が公表した内容と、今後の予定を分けて確認することが大切です。
| 選手 | 発表時期・進退 | 公表された内容・今後 |
|---|---|---|
| 三浦璃来・木原龍一(りくりゅう) | 2026年4月17日、現役引退を発表 | 五輪金メダルを獲得し、やり切ったという思い。プロ活動、将来的な指導者への道を検討。 |
| 坂本花織 | 2025年6月に今季限りの引退を表明。2026年5月13日に引退会見 | 北京五輪後からミラノ五輪までの4年間を最後と覚悟。神戸での指導者活動やアイスショーを予定。 |
| 樋口新葉 | 2026年3月9日、現役引退を正式発表 | 22年間の競技生活に区切り。プロスケーターとしてアイスショーなどに取り組む。 |
| 三原舞依 | 2025年12月18日、今季限りの引退を表明 | 18年間の集大成として納得できる演技を目指す。アイスショー、振付、研究などを視野に入れる。 |
| 吉田陽菜 | 2026年3月31日、今季限りの引退を発表 | 競技生活から卒業。春から1年間の留学を予定。 |
| 鍵山優真 | 2026年4月13日、2026-27シーズンの休養を発表 | 自分と向き合う時間をつくり、スケートの魅力を再発見する意向。 |
| 壷井達也 | 2026年3月27日、引退方針を変更して来季休養を発表 | 大学院で研究を続けながら、可能な範囲で練習を継続する考え。 |
りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)は五輪金メダルで完全燃焼

2026年4月17日、日本フィギュアスケート界に大きなニュースが飛び込みました。三浦璃来と木原龍一による「りくりゅう」ペアが、今シーズン限りでの現役引退を連名で発表したのです。
2人は2月のミラノ・コルティナ五輪で、日本ペア史上初となる金メダルを獲得。ショートプログラム5位からフリーで逆転する劇的な演技を披露し、日本フィギュアの歴史に新たな記録を刻みました。
引退発表時には、次のようなコメントを公表しています。
競技人生には区切りをつけますが、私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。
4月28日の引退会見では、三浦が今シーズンの初めから引退の可能性を考えていたと説明。五輪のショートプログラムで5位になった際には「あと4年やるか」という話も出たものの、フリーで積み重ねてきたものをすべて出し切り、やり切ったという思いに至ったと明かしました。
木原も、2025年の世界選手権で優勝した後、今シーズンが最後になるかもしれないと感じていたことを説明しています。
今後はプロスケーターとして活動する予定です。日本国内でペアの演技を見てもらう機会を増やしたいという意向があり、将来的には2人で指導者になるための勉強も進めたいとしています。
坂本花織は北京五輪後から決めていた4年間の区切り
坂本花織は、2025年6月に2025-26シーズン限りで現役を退く意向を表明していました。
2026年2月のミラノ・コルティナ五輪では女子シングルで銀メダルを獲得。日本女子として3大会連続の冬季五輪出場を果たし、団体戦を含めて五輪通算4個のメダルを手にしました。
さらに3月の世界選手権では、日本勢最多となる4度目の優勝を達成。現役最後の大会を世界の頂点で締めくくりました。
5月13日の引退会見では、北京五輪後にもう4年間挑戦すると決めた時点で、その4年間を最後にする覚悟があったと説明しています。
引退後は、生まれ育った神戸を拠点にコーチとして後進を育成する意向を示しました。アイスショーやスケート教室にも取り組む予定で、競技者から指導者へと活動の軸を移していきます。
樋口新葉は22年間の競技生活を終えてプロへ
樋口新葉は2026年3月9日、自身の公式サイトで現役引退を正式に報告しました。
2022年北京五輪では女子シングル4位、団体戦銀メダルを獲得。長年にわたり日本女子のトップ選手として活躍してきました。
本人は22年間続けたフィギュアスケート競技を引退したことへの感謝を伝え、今後はプロスケーター、社会人として新しい人生を歩むと表明しています。
特に注目したいのは、競技引退後もアイスショーへの出演を続ける意向を明確にしている点です。競技会で結果を競う立場から、観客にスケートの面白さを届ける立場へと変わっていきます。
三原舞依は18年間の集大成として引退を決断
三原舞依は2025年12月18日、全日本選手権の公式練習後に今季限りでの現役引退を表明しました。
2022年のグランプリファイナル優勝、四大陸選手権2度の優勝など、国際舞台で数々の実績を残した選手です。
引退を決めた背景には、18年間の競技人生を納得できる形で締めくくりたいという思いがありました。本人は、シーズン序盤に思うように調子が戻らない葛藤があったことにも触れ、11度目の全日本選手権を前に、すべてを出し切りたいという気持ちを語っています。
競技生活を終えた後も、スケートに関わり続ける意向です。2026年3月には甲南大学大学院の修士課程を修了し、4月から博士後期課程に進学して研究を継続することを明らかにしました。
吉田陽菜は競技生活を卒業し1年間の留学へ
吉田陽菜は2026年3月31日、木下スケートアカデミーを通じて今シーズン限りで競技生活を卒業することを発表しました。
2023年のグランプリファイナル3位、2024年世界選手権8位などの実績を持ち、トリプルアクセルを武器に国際大会で活躍してきた選手です。
本人の報告では、応援への感謝とともに、春から1年間の留学に出ることを明らかにしています。
留学の具体的な目的や、その後の競技復帰については発表内容だけでは判断できません。今回の発表で確定しているのは、今シーズンをもって競技生活を終えることと、1年間の留学を予定していることです。
【引退理由を徹底検証】五輪後に決断した選手たちの共通点とは
フィギュアスケートの引退理由は、選手によって大きく異なります。2026年に引退した選手たちの発言を整理すると、いくつかの特徴が見えてきます。
1. オリンピックを競技人生の最終目標に設定していた
坂本花織とりくりゅうに共通するのは、ミラノ・コルティナ五輪を重要な節目として捉えていたことです。
坂本は北京五輪後に次の4年間を最後の挑戦と位置づけ、りくりゅうも今シーズンが最後になる可能性を考えながら競技を続けていました。
五輪は4年に一度の大会です。選手にとっては、日々の練習、国際大会への遠征、代表選考など、長期的な目標を設定する大きな基準になります。
その目標を達成した後、次の五輪を目指すのか、新しい人生へ進むのかを考えることは、トップアスリートにとって自然なキャリア選択の一つです。
2. 長年の競技生活に納得できる区切りをつけたい
三原舞依や樋口新葉の発表からは、競技生活そのものへの感謝と、長い時間をかけて築いたキャリアに区切りをつける意思が伝わります。
三原は18年間、樋口は22年間にわたって競技を続けてきました。ジュニア時代から世界の舞台まで歩んできた選手にとって、引退は単に大会へ出なくなることではありません。
日々の練習環境や指導者、所属先、応援してきた人々との関係を含めた生活全体が変わる決断です。
特に三原は、過去に若年性特発性関節炎や疲労骨折などを経験しながら競技を続けてきました。ただし、今回の引退発表で本人が強調したのは18年間の集大成と、納得できる演技で締めくくりたいという思いです。
3. 競技以外の新しい目標が生まれた
吉田陽菜の留学、三原舞依の大学院での研究、樋口新葉のプロ転向など、競技生活を終えた後の選択肢も多様になっています。
フィギュアスケートのトップ選手は、幼少期から競技を中心に生活を組み立ててきたケースも少なくありません。競技を終えるタイミングで、学業、研究、仕事、指導者としての活動など、新たな目標に時間を使うこともできます。
引退理由を一律に「年齢」「体力」「成績不振」と結びつけるのは適切ではありません。坂本のように世界選手権で優勝した直後に引退する選手もいれば、競技から離れて新しい可能性を探る選手もいます。
公表されたコメントを読むと、引退は必ずしも競技能力の低下によって決まるものではなく、本人が納得できる人生の節目として選ばれる場合があることが分かります。
【現役引退・休養・現役続行の違い】鍵山優真と壷井達也の現在
2026年のフィギュアスケート界で特に誤解されやすいのが、現役引退と休養の違いです。
大会への出場を見送ると聞くと引退を連想しがちですが、競技生活を終える決断と、一定期間競技から距離を置く判断は別のものです。
鍵山優真は引退ではなく2026-27シーズンの休養
鍵山優真は2026年4月13日、自身のSNSを通じて2026-27シーズンの休養を発表しました。
2022年北京五輪と2026年ミラノ・コルティナ五輪で男子シングル銀メダルを獲得した実力者です。
休養の理由について、本人は新しい挑戦をしながらフィギュアスケートの魅力を再発見し、自分自身を見つめ直す時間をつくりたいという考えを示しました。
4月24日の取材でも、北京五輪からの4年間を振り返り、一度立ち止まって自分と向き合いたいと説明しています。
休養期間中にはアイスショーや子ども向けのスケート普及活動にも取り組む意向です。次の競技生活につなげる準備期間という位置づけであり、現役引退を発表したわけではありません。
壷井達也は引退方針を変更して休養を選択
男子シングルの壷井達也も、進退を考えるうえで注目された選手です。
当初は2025-26シーズン限りで引退する意向を示していましたが、2026年3月27日、競技続行を視野に入れて来季は休養する方針に変更したことが報じられました。
本人は、競技をやり切ったという思いがある一方で、ここで終わってよいのかという気持ちも強くなったと説明。4月から大学院に進み、研究に励みながら可能な範囲で練習を続ける意向を示しました。
このケースは、選手の進退が一度の発表で完全に固定されるわけではないことを示しています。
日本スケート連盟の2026年度強化選手にも注目
2026年9月2日更新の日本スケート連盟の公式情報では、2026-27シーズンの強化選手が掲載されています。
男子では佐藤駿、三浦佳生、中田璃士、山本草太、友野一希ら、女子では島田麻央、千葉百音、中井亜美、青木祐奈、渡辺倫果、住吉りをんらが名を連ねています。
また、ペアでは長岡柚奈・森口澄士組が特別強化選手に選ばれています。
この名簿は競技力や強化対象を示すもので、歴代の引退選手をまとめた一覧ではありません。強化選手に掲載されていないことだけを理由に、引退したと判断することもできません。
進退を調べる際には、本人の発表、所属先の報告、日本スケート連盟の強化選手情報をそれぞれ確認することが大切です。
【フィギュアスケート引退後の活動】プロ転向・指導者・研究という新しい道
現役引退後のフィギュアスケート選手には、さまざまな活動の道があります。競技会への出場を終えても、スケートそのものを続ける選手は少なくありません。
プロスケーターとしてアイスショーに出演する
プロスケーターは、競技会とは異なる形で演技を披露し、観客にスケートの魅力を伝える存在です。
樋口新葉は引退後もアイスショーで演技を披露する意向を示しています。りくりゅうもプロとして活動し、日本国内でペアの魅力を広めることを目指しています。
競技会では順位や採点が重視されますが、アイスショーでは演出や表現力、プログラム全体の完成度など、別の魅力を発揮できます。
指導者や振付師として次世代を育てる
坂本花織は、神戸で子どもたちにスケートの楽しさを伝えるコーチ活動を目指しています。
りくりゅうも将来的に2人で指導者になるための勉強を進めたいと話しています。
三原舞依は、アイスショーへの出演だけでなく、振付や指導者の道も視野に入れています。
トップレベルの競技経験を持つ選手が指導に携わることは、技術の継承だけでなく、世界の舞台で得た経験を次世代へ伝える意味もあります。
大学院での研究や留学など競技以外の道へ
三原舞依は大学院での研究を継続することを発表しました。修士課程を修了した後、博士後期課程へ進学しており、競技以外の専門分野にも挑戦しています。
吉田陽菜は1年間の留学を予定しています。競技中心の生活から離れ、新しい環境で経験を積むことも、アスリートのキャリア形成の一つです。
歴代のフィギュアスケート引退選手にも見られるプロ転向
過去の代表的な例を振り返ると、競技引退とスケート活動の終了が同じ意味ではないことが分かります。
- 浅田真央:2017年に現役引退。以後、全国規模のアイスショーなどで活動。
- 羽生結弦:2022年に競技会からの引退とプロ転向を表明。アイスショーを中心に活動。
- 宇野昌磨:2024年に現役フィギュアスケート選手としての引退を発表。今後もプロとしてスケートを続ける意向を示した。
- 坂本花織:2026年に競技生活を終え、指導者としての新しいキャリアを目指す。
こうした歴代の選手を比較すると、フィギュアスケートの引退は競技者としての役割を終えることであり、氷上での表現活動まで終わるとは限らないことが分かります。
なお、日本スケート連盟の強化選手名簿は現役選手の強化対象を示す資料であり、歴代選手すべての引退年月日や引退後の活動を網羅した公式データベースではありません。歴代一覧を作る際には、競技引退、プロ転向、休養、競技復帰を分けて整理する必要があります。
【フィギュアスケート引退に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年に引退した主なフィギュアスケート選手は誰ですか?
A1:三浦璃来・木原龍一組、坂本花織、樋口新葉、三原舞依、吉田陽菜です。いずれも2025-26シーズンを区切りとして競技生活を終えることを発表しました。
Q2:りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)の引退理由は何ですか?
A2:ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得し、フリーで積み重ねてきたものを出し切ったことで、やり切ったという思いに至ったためです。4月28日の会見で本人たちが説明しています。
Q3:坂本花織が引退を決めた理由は何ですか?
A3:北京五輪後にミラノ五輪までの4年間を最後の挑戦とする覚悟を決めていたためです。2026年の世界選手権で優勝した後、競技生活に区切りをつけました。
Q4:鍵山優真はフィギュアスケートを引退したのですか?
A4:いいえ。2026年4月に発表したのは2026-27シーズンの休養です。自分と向き合う時間をつくり、スケートの魅力を再発見したいという考えを明らかにしています。
Q5:フィギュアスケート選手は引退後もアイスショーに出演できますか?
A5:出演できます。競技会から引退した後、プロスケーターとしてアイスショーに参加する道があります。りくりゅうや樋口新葉なども、引退後の活動としてプロスケートを挙げています。
まとめ:2026年のフィギュアスケート引退は新しいキャリアの始まり
2026年のフィギュアスケート界では、ミラノ・コルティナ五輪を大きな節目として、りくりゅう、坂本花織、樋口新葉、三原舞依、吉田陽菜が競技生活に区切りをつけました。
一方、鍵山優真や壷井達也は休養を選択しており、現役引退とは異なる進路を歩んでいます。
今回の進退発表から見えてくるのは、フィギュアスケート選手のキャリアが競技会だけで完結するものではないということです。プロスケーターとしての活動、指導者への転身、振付、研究、留学など、それぞれが自分に合った次の目標を見つけています。
今後の動向を追う際には、本人の公式発表を基本に、引退・休養・現役続行を区別することが大切です。日本スケート連盟の2026-27シーズン強化選手情報とあわせて確認すれば、新しい日本フィギュア界の勢力図も把握できます。
長年応援してきた選手が競技から離れることは寂しいものですが、その経験や技術は次世代の選手、アイスショー、指導の現場へと引き継がれていきます。2026年は、日本フィギュアスケート界にとって一つの時代の節目であると同時に、新しい世代が主役になる転換期でもあります。
主な事実確認資料: 日本オリンピック委員会、日本スケート連盟、各選手の公式発表、所属先発表、日刊スポーツ、共同通信などの報道を参照しています。