【2026年NLCS全4戦】ブルワーズ対ドジャースの試合結果とスコア速報
2026年のナ・リーグ優勝決定シリーズは、10月11日から15日まで開催された。先にミルウォーキーで2試合、ロサンゼルスに移動して2試合を実施。ブルワーズは敵地での第3戦、第4戦も勝ち切り、シリーズを4勝0敗で終えた。
2026年10月11日〜15日・現地日付
- 第1戦・10月11日: ブルワーズ 2-1 ドジャース
- 第2戦・10月12日: ブルワーズ 7-4 ドジャース
- 第3戦・10月14日: ブルワーズ 6-2 ドジャース
- 第4戦・10月15日: ブルワーズ 6-4 ドジャース
4試合の合計得点はブルワーズ21点、ドジャース11点。得点差は10点に達した。MLB公式の2026年ポストシーズン記録でも、ブルワーズの4勝0敗が確定している。
第1戦:2-1でブルワーズが接戦を制する

10月11日の第1戦は、ミルウォーキーのアメリカンファミリー・フィールドで行われた。
先制したのはドジャース。2回にアンディ・パヘスの適時打で1点を奪った。しかし、ブルワーズは4回にブライス・トゥランのソロ本塁打で同点に追いつく。
試合を決めたのは5回だった。ギャレット・ミッチェルが四球で出塁し、クーパー・プラットの犠打で三塁へ進むと、ルイス・ララが適時打を放ち、ブルワーズが2-1と逆転した。
先発ジェイコブ・ミジオロウスキーは4回1/3を投げて5安打1失点。5回途中で降板したものの、後を受けたDL・ホールら救援陣が4回2/3を無失点に抑えた。
一方のドジャースは得点圏で6打数1安打。9人を残塁させ、終盤まで好機を生かせなかった。ブルワーズの守備と救援陣が勝利を引き寄せた試合だった。
第2戦:7-4でブルワーズが逆転勝利

10月12日の第2戦は、両チームがリードを奪い合う展開となった。
ドジャースは山本由伸を先発に起用。ブルワーズは若手右腕ローガン・ヘンダーソンを送り出した。
山本はブルワーズ打線に粘られ、3回途中で降板。投球数は75球で、ポストシーズンにおける自身最短の先発登板となった。
ブルワーズはジェイク・バウアーズが12球を投げさせて四球を選ぶなど、簡単にアウトにならない攻撃を展開。クリスチャン・イエリッチの2点適時打で勝ち越した。
さらにウィリアム・コントレラスが飛距離436フィートの同点本塁打を放ち、勝ち越し適時打も記録。最終的に7-4で勝利した。
ヘンダーソンは4回途中まで投げて4失点(自責点2)。守備面で2度の送球ミスがあったが、救援陣がその後の5イニングを完全投球で締めくくった。MLBの公式試合報道によると、ポストシーズンの1試合で救援陣が15人連続で打ち取った記録的な内容だった。
第3戦:6-2でブルワーズが敵地でも圧倒

10月14日の第3戦から舞台はドジャースタジアムに移った。
ブルワーズは初回、ジャクソン・チョウリオがブレイク・スネルの初球を捉え、先頭打者本塁打を記録。ドジャースにとっては、ホームで迎える重要な一戦で、いきなり追いかける展開となった。
ドジャースは6回、ウィル・スミスの2点適時二塁打で逆転。しかし、ブルワーズは7回に反撃する。
ジェイク・バウアーズがスネルから勝ち越しの2点本塁打を放ち、続くギャレット・ミッチェルもソロ本塁打。さらに8回、9回にも追加点を挙げ、6-2で勝利した。
スネルは6回を投げて9奪三振と力投したものの、7回に3本塁打を浴びて4失点。シーズン中の直前10登板では本塁打を許していなかっただけに、ブルワーズ打線の対応力が際立った。
第4戦:6-4の逆転劇でブルワーズがスイープ達成
10月15日の第4戦は、ドジャースにとって負ければシーズン終了となる試合だった。
序盤はドジャースが主導権を握った。2回にアンディ・パヘスの適時打と大谷翔平の3ラン本塁打で4点を先取。球場には反撃への期待が広がった。
しかし、ブルワーズは4回にバウアーズの2点適時二塁打で反撃。5回にはデビッド・ハミルトンの適時打とバウアーズの押し出し四球で4-4の同点に追いついた。
6回にはギャレット・ミッチェルが勝ち越しのソロ本塁打を放ち、9回にはハミルトンが追加点となるソロ本塁打を記録。最後はアーロン・アシュビーがドジャースの反撃を封じた。
大谷は1本塁打、3打点を記録したが、チームは4-6で敗戦。ブルワーズが4連勝でNLCSを制した。
【勝敗を分けた3つの要因】ブルワーズが4連勝できた理由
今回のシリーズは、単純に打撃力の差だけで決まったわけではない。ブルワーズが勝ち切れた背景には、救援投手の層、打席での粘り、そしてリードを失っても崩れないチーム全体の対応力があった。
1.ブルワーズの救援陣がドジャース打線を封じた
4試合を通じて大きかったのが、ブルワーズのブルペン運用だ。
第1戦ではミジオロウスキーが5回途中で降板した後、DL・ホール、アブナー・ウリベ、アーロン・アシュビー、トレバー・メギルが無失点リレーを完成させた。
第2戦も先発ヘンダーソンの降板後、救援陣が5イニング連続で走者を出さない投球を披露。第4戦ではアシュビーが最後の3イニングを担当し、ドジャースの反撃を許さなかった。
先発投手が長いイニングを投げ切れなくても、後続が試合を立て直せる。この構造が4連勝を支えた。
2.長い打席で相手投手の消耗を誘った
ブルワーズの攻撃には、強振だけに頼らない特徴があった。
第2戦のバウアーズは山本との対戦で12球を投げさせて四球を選んだ。試合時間にして7分を超える打席だった。この出塁の後、イエリッチが勝ち越しの2点適時打を放っている。
第3戦でもバウアーズはスネルとの11球に及ぶ対戦を制し、勝ち越し2ランを放った。長い打席で投手の球数を増やし、甘く入った球を逃さない。こうした攻撃がシリーズの随所で見られた。
ブルワーズは本塁打数だけで相手を上回ったチームではない。走塁、犠打、四球、適時打を組み合わせ、相手の守備と投手に継続的な負荷を与えた。
3.ドジャースは得点圏での決定力を欠いた
ドジャースは大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンら実績のある打者をそろえていた。しかし、シリーズでは得点圏での安打が伸びなかった。
第1戦は得点圏6打数1安打。第2戦も好機を生かしきれず、チーム全体で3安打に終わった。第3戦、第4戦もブルワーズの救援陣に終盤の反撃を阻まれた。
MLB.comのシリーズ総括では、ドジャースはポストシーズンの得点圏で43打数5安打と苦戦したことが指摘されている。
対照的にブルワーズは、相手がリードを奪った直後に反撃する場面が目立った。試合を通じて得点の流れを渡さなかったことが、スイープの大きな要因になった。
【選手別成績】大谷翔平・山本由伸とブルワーズ投手陣の明暗
2026年のNLCSでは、日本人選手の大谷翔平と山本由伸だけでなく、両軍の若手投手や先発ローテーションにも注目が集まった。
大谷翔平:第4戦の3ランも逆転を防げず
ドジャース・指名打者
2026年のNLCSでは打撃で苦戦しながらも、最後の試合で本塁打を記録した。
大谷はシリーズ序盤から本来の打撃感覚を取り戻せず、第2戦終了時点でポストシーズン通算20打数3安打、打率.150だった。第3戦を前にした時点でも長打が出ていなかった。
しかし、第4戦では2回にダスティン・メイから3ラン本塁打を放ち、ドジャースに4-0のリードをもたらした。8月18日以来となる本塁打で、115打席ぶりの一発だった。
最終成績は第4戦だけで4打数1安打、1本塁打、3打点、3三振。試合を動かす力を示した一方、7回には同点の走者を三塁に置いた場面で三振に倒れた。
また、2026年のポストシーズンでは投手として登板していない。MLBの報道では、左膝や右上腕部の問題を抱え、シーズン終盤から投手としての復帰を見送っていたことが伝えられている。
山本由伸:第2戦で3回を待たず降板
ドジャース・先発投手
第2戦で75球を投じたものの、2回2/3で降板した。
山本は2025年のポストシーズンで重要な役割を果たした投手だった。2026年もドジャースは第2戦の先発に起用し、連敗を止める役割を託した。
しかし、ブルワーズ打線は簡単にアウトを取らせなかった。バウアーズの長い打席やコントレラスの適時打などで山本を揺さぶり、75球を投げさせたところで降板に追い込んだ。
山本にとっては、ポストシーズンで自身最短の先発登板。2025年の好投とは対照的な結果となった。
ジェイコブ・ミジオロウスキー:圧倒的なシーズン成績を持つ若きエース
ブルワーズ・先発投手
16勝5敗、防御率1.80、252奪三振。
ミジオロウスキーは2026年レギュラーシーズンで、メジャー全体の防御率、奪三振、WHIP、被打率の各部門でトップクラスの数字を残した。
特に防御率1.80、252奪三振、WHIP0.80という成績は圧巻だった。平均的な投手とは異なる高い球速と三振を奪う能力を武器に、ブルワーズの先発陣を支えた。
NLCS第1戦では4回1/3を投げて1失点。最高の状態ではなかったものの、後続の救援陣につなぎ、チームの勝利に貢献した。
ローガン・ヘンダーソン:第2戦で粘り、救援陣に勝利を託す
ブルワーズ・先発投手
第2戦で先発。4回途中まで投げ、4失点(自責点2)。
ヘンダーソンは2026年のレギュラーシーズン、ドジャースとの2度の先発でいずれも勝利。12イニングで13奪三振、失点1という好相性を示していた。
NLCS第2戦では守備の送球ミスも重なり、失点を許した。それでもチームは打線の反撃と救援陣の好投によって7-4で勝利。先発だけでなく、投手陣全体で勝利をつかむブルワーズの強さが表れた。
ブレイク・スネルとタイラー・グラスノー:期待された先発陣の誤算
第3戦先発
6イニング、9奪三振、4失点。7回に3本塁打を浴びた。
スネルは2025年のNLCS第1戦で8イニング1安打無失点という圧倒的な投球を披露した投手だった。しかし2026年の第3戦では、序盤からチョウリオに先頭打者本塁打を許した。
6回までに9奪三振を記録し、ドジャースが2-1と逆転した時点では試合を立て直したように見えた。しかし7回にバウアーズ、ミッチェルらに長打を浴び、ブルワーズに再逆転を許した。
第4戦先発
4点のリードを守り切れず、逆転負けを喫した。
グラスノーは第4戦で先発を任された。ドジャースは彼がポストシーズンに登板した過去の試合で好結果を残しており、逆転を狙う重要な一戦でも期待が集まっていた。
しかし、ブルワーズ打線は4回以降に反撃を開始。第4戦の勝利投手はジョジョ・ロメロ、セーブはアーロン・アシュビーとなり、グラスノーはチームの敗戦を止められなかった。
【主要選手の関係性と成績比較】両チームの勝敗を動かした人物
2026年NLCSを理解するには、個人の成績だけでなく、選手が担った役割と試合の中でのつながりを見る必要がある。特にブルワーズは若手投手、救援陣、中軸打者がそれぞれ役割を果たした。
2026年NLCSの主要人物・役割一覧
特に注目したいのは、ブルワーズのジェイク・バウアーズだ。NLCSでは4試合すべてで安打を記録し、合計6打点を挙げた。第2戦では山本から粘り強く四球を選び、第3戦ではスネルから勝ち越し本塁打、第4戦では反撃のきっかけとなる二塁打を放った。
この活躍によってバウアーズはNLCS MVPに選出された。ブルワーズ球団にとっても、リーグ優勝決定シリーズのMVP受賞者が誕生したのは初めてだった。
【2025年との違い】ドジャースの4連勝からブルワーズの4連勝へ
2026年のNLCSが特別な意味を持つのは、前年とまったく逆の結果になったためだ。
2025年のNLCSでは、ドジャースがブルワーズを4勝0敗で下している。しかも、2025年のレギュラーシーズンではブルワーズがドジャースに6戦全勝していた。レギュラーシーズンの対戦成績が、そのままポストシーズンに反映されるわけではないことを示した代表例だった。
2025年と2026年のNLCS試合スコア比較
| 試合 | 2025年NLCS | 2026年NLCS |
|---|---|---|
| 第1戦 | ドジャース 2-1 | ブルワーズ 2-1 |
| 第2戦 | ドジャース 5-1 | ブルワーズ 7-4 |
| 第3戦 | ドジャース 3-1 | ブルワーズ 6-2 |
| 第4戦 | ドジャース 5-1 | ブルワーズ 6-4 |
| シリーズ結果 | ドジャース 4勝0敗 | ブルワーズ 4勝0敗 |
2025年は大谷翔平がシリーズMVP級の活躍
2025年のNLCSを象徴する選手は大谷だった。
第4戦では投手として6イニング無失点、10奪三振を記録。打者としても3本塁打を放ち、1試合で投打両面の圧倒的な活躍を見せた。
この試合は大谷のポストシーズンにおける代表的な名勝負として記録され、NLCS MVPにも選ばれた。ドジャースはその勢いのままワールドシリーズへ進出し、2年連続の世界一を達成した。
2026年はブルワーズが前年の雪辱を果たす
2026年は逆の立場になった。ブルワーズは前年に同じ相手から4連敗を喫した経験を踏まえ、若手投手の先発起用と救援陣の連携を強化。攻撃でもバウアーズやコントレラスを中心に、相手投手の球数を増やす戦術を徹底した。
MLB公式のシリーズ総括によれば、前年にスイープされたチームが翌年、同じ相手をポストシーズンでスイープするのはMLB史上初めての出来事だった。
前年の敗北を単なるリベンジで終わらせず、投手陣と攻撃の両方で改善を示したことが2026年のブルワーズの大きな成果だった。
【レギュラーシーズンの対戦成績と試合日程】ブルワーズが4勝3敗で勝ち越し
2026年のレギュラーシーズンでは、ブルワーズがドジャースに4勝3敗で勝ち越した。5月に3試合、8月に4試合が行われている。
2026年レギュラーシーズン全7試合
| 日付 | 試合結果 | 勝利チーム |
|---|---|---|
| 5月22日 | ブルワーズ 5-1 ドジャース | ブルワーズ |
| 5月23日 | ドジャース 11-3 ブルワーズ | ドジャース |
| 5月24日 | ドジャース 5-1 ブルワーズ | ドジャース |
| 8月13日 | ブルワーズ 5-4 ドジャース | ブルワーズ |
| 8月14日 | ドジャース 3-1 ブルワーズ | ドジャース |
| 8月15日 | ブルワーズ 4-1 ドジャース | ブルワーズ |
| 8月16日 | ブルワーズ 6-2 ドジャース | ブルワーズ |
5月の3連戦はドジャースが2勝1敗と勝ち越したが、8月の4連戦ではブルワーズが3勝1敗。年間の対戦成績を4勝3敗とした。
興味深いのは、レギュラーシーズンの7試合でドジャースが27得点、ブルワーズが25得点だった点だ。得点総数ではドジャースが上回っていたにもかかわらず、勝利数ではブルワーズが上だった。
また、2026年のレギュラーシーズンでは、ドジャースはブレイク・スネルとタイラー・グラスノーをブルワーズ戦で起用していなかった。ポストシーズンでは両投手が登板したため、レギュラーシーズンの対戦データだけではNLCSの結果を完全には予測できなかった。
2026年NLCSの試合日程と開催球場
| 試合 | 日付 | 開催球場 |
|---|---|---|
| 第1戦 | 10月11日 | アメリカンファミリー・フィールド |
| 第2戦 | 10月12日 | アメリカンファミリー・フィールド |
| 第3戦 | 10月14日 | ドジャースタジアム |
| 第4戦 | 10月15日 | ドジャースタジアム |
第1戦と第2戦はブルワーズの本拠地、第3戦と第4戦はドジャースの本拠地で開催された。ドジャースはホームに戻ってからの2試合でも勝利できず、4連敗でシリーズを終えた。
【ブルワーズ対ドジャース試合】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のブルワーズ対ドジャースのNLCSはどちらが勝ちましたか?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズが4勝0敗で勝利しました。第1戦2-1、第2戦7-4、第3戦6-2、第4戦6-4で、ドジャースをスイープしています。
Q2:2026年のレギュラーシーズンの対戦成績は何勝何敗ですか?
A2:ブルワーズが4勝3敗で勝ち越しました。5月の3試合ではドジャースが2勝、8月の4試合ではブルワーズが3勝を挙げています。
Q3:大谷翔平は2026年のNLCSでホームランを打ちましたか?
A3:はい。第4戦の2回にダスティン・メイから3ラン本塁打を放ちました。ただし、チームは6-4で敗れ、シリーズ敗退が決まりました。
Q4:山本由伸の2026年NLCSの登板結果は?
A4:第2戦に先発しましたが、75球を投げたところで2回2/3で降板しました。ブルワーズが7-4で勝利しています。
Q5:2025年と2026年のNLCSでは何が違いましたか?
A5:2025年はドジャースが4連勝、2026年はブルワーズが4連勝しました。前年に敗れたブルワーズが翌年に同じ相手をスイープするという、歴史的な結果になりました。
まとめ:ブルワーズ対ドジャース2026年の勝敗から見える両チームの実力
2026年のブルワーズ対ドジャースは、レギュラーシーズンの4勝3敗という接戦から、NLCSでのブルワーズ4連勝という大きな結果へつながった。
勝敗を分けたのは、ブルワーズの先発・救援陣の総合力、長い打席で相手投手を消耗させる攻撃、そして得点圏での集中力だった。
ドジャースも第4戦では大谷翔平の3ラン本塁打で一時4点をリードした。しかし、ブルワーズはそこから逆転。シリーズを通じて見せた粘り強さを最後の試合でも発揮した。
2025年のドジャースによる4連勝と、2026年のブルワーズによる4連勝。この2年間の対戦は、レギュラーシーズンの勝敗だけではポストシーズンの力関係を判断できないことを示している。
今後、両チームの対戦を分析する際に注目したいのは、主力打者のコンディション、先発投手の登板間隔、救援陣の層、そして得点圏での打撃成績だ。2026年の結果は、スター選手の個人能力だけでなく、チーム全体の戦力と試合運びが短期決戦の勝敗を左右することを改めて示した。