【試合結果を完全整理】2026年5月4日・5日・6日のスコアと勝敗
3試合はいずれもアストロズの本拠地ダイキン・パークで開催された。シリーズ全体ではドジャースが21得点、アストロズが7得点。得点差は14点に達した。
5月4日:ドジャース8-3アストロズ

ドジャースは初回に先制した後、いったん逆転を許したものの、2回と3回に得点を重ねて主導権を奪い返した。
特に3回の4得点が大きかった。カイル・タッカーの本塁打に加え、アレックス・フリーランドも本塁打を放ち、13安打8得点を記録した。
- ドジャース:8得点、13安打、2本塁打
- アストロズ:3得点、6安打、1本塁打
- 勝利投手:山本由伸(3勝2敗)
- 敗戦投手:ライアン・ワイス(0勝3敗)
山本は6回を投げ、5安打3失点、8奪三振。序盤に失点したものの、その後は立て直した。救援陣も無失点でつなぎ、アストロズの反撃を封じている。
5月5日:ドジャース1-2アストロズ

第2戦はシリーズで最も投手戦の色が濃い試合となった。
アストロズは2回にクリスチャン・ウォーカー、3回にブレーデン・シェウメイクがソロ本塁打を放ち、2点を先行した。
ドジャースは8回にカイル・タッカーの適時打で1点を返したが、反撃はそこまでだった。
この試合の主役は先発ピーター・ランバートだ。
- ドジャース:1得点、6安打、0本塁打
- アストロズ:2得点、4安打、2本塁打
- 勝利投手:ピーター・ランバート(2勝2敗)
- セーブ:ブライアン・キング(3セーブ)
- 敗戦投手:大谷翔平(2勝2敗)
ランバートは7回3安打無失点、4奪三振。4四球を与えながらも、得点圏で粘り強く投げ、ドジャース打線を抑え込んだ。
一方、大谷も7回4安打2失点、8奪三振と好投している。2本のソロ本塁打が失点につながったものの、投球内容そのものが大きく崩れたわけではない。
5月6日:ドジャース12-2アストロズ

最終戦はアンディ・パヘスの独壇場となった。
パヘスは3回に3ラン本塁打、5回に2ラン本塁打、9回にもソロ本塁打を放ち、1試合3本塁打、6打点を記録した。
1試合3本塁打は自身初の快挙で、ドジャースの12得点を象徴する活躍だった。
- ドジャース:12得点、14安打、3本塁打
- アストロズ:2得点、5安打、1本塁打
- 勝利投手:ジャック・ドレイヤー(2勝1敗)
- 敗戦投手:ランス・マッカラーズJr.(2勝3敗)
ドジャースはタイラー・グラスノーが腰の痛みで1回終了後に降板するアクシデントに見舞われた。しかし、救援陣が残り8イニングをカバー。打線も14安打を放ち、最終的に10点差をつけた。
先発投手の緊急降板という不測の事態を、ブルペンの総力と打線の爆発で乗り越えた試合だった。
【選手別打撃成績を比較】大谷翔平・フリーマン・パヘス・アルバレスの数字
3連戦の選手データを分析すると、ドジャースは複数の打者が安打と長打を積み重ねたのに対し、アストロズは本塁打以外で得点機会を広げることに苦戦した。
ここでは5月4~6日の3試合を合算した数字を紹介する。
両チームの打撃成績比較
| 指標 | ドジャース | アストロズ |
|---|---|---|
| 試合数 | 3 | 3 |
| 打数 | 112 | 91 |
| 安打 | 33 | 15 |
| 打率 | .295 | .165 |
| 本塁打 | 5 | 4 |
| 打点 | 17 | 6 |
| 得点 | 21 | 7 |
| 出塁率 | .373 | .200 |
| 長打率 | .509 | .297 |
| OPS | .882 | .497 |
特に注目したいのはOPSの差だ。
ドジャースのOPSは.882、アストロズは.497。OPSは出塁率と長打率を足した指標で、打者が出塁する能力と長打を生み出す能力をまとめて評価できる。
本塁打数は5対4と大差がない。しかし、安打数は33対15。ドジャースは単発の本塁打に頼らず、複数の打者が出塁し、走者を返す攻撃を実現していた。
主要選手の3連戦成績
以下は各選手の3試合における打撃成績を集計したもの。打率はシリーズ期間中の打数と安打数から算出している。
| 選手 | 打数-安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 |
|---|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | 7-2 | .286 | 0 | 2 |
| フレディ・フリーマン | 11-4 | .364 | 0 | 3 |
| アンディ・パヘス | 14-7 | .500 | 3 | 6 |
| カイル・タッカー | 12-5 | .417 | 1 | 3 |
| ヨルダン・アルバレス | 9-2 | .222 | 0 | 0 |
| クリスチャン・ウォーカー | 11-2 | .182 | 1 | 1 |
大谷翔平:打率.286、2打点で攻撃に貢献
大谷は5月4日にDHとして出場し、5月5日は先発投手、5月6日は再びDHとして出場した。
シリーズの打撃成績は次のとおり。
- 打率:.286
- 安打:2
- 本塁打:0
- 打点:2
- 得点:4
5月4日は安打こそなかったが、2得点と1打点を記録。最終戦では2安打を放ち、適時打も記録した。
5月5日の投手成績は7回、4安打、2失点、8奪三振、無四球。打撃だけでなく投手としてもシリーズの重要な役割を担った。
なお、ここで示した打率は3連戦限定の数字であり、2026年シーズン通算の打率とは異なる。
フレディ・フリーマン:打率.364、3打点
フリーマンは3試合で11打数4安打、打率.364を記録した。
特に注目したいのは、5月4日の2打点だ。チームがリードを広げる局面で適時打を放ち、初戦の勝利に貢献した。
5月6日も2打数1安打、1打点、2四球と出塁能力を発揮。安打だけでなく四球を選んで攻撃の流れをつくった。
アンディ・パヘス:打率.500、3本塁打、6打点
シリーズ最大の活躍を見せたのがパヘスだ。
5月4日は5打数1安打、5月5日は4打数3安打、そして5月6日は5打数3安打、3本塁打、6打点。
3試合合計では14打数7安打となり、打率は.500に達した。
最終戦だけで6打点を稼ぎ、シリーズ全体の17打点のうち6打点を一人で記録した計算になる。
ヨルダン・アルバレスとクリスチャン・ウォーカー
アストロズの中心打者では、アルバレスとウォーカーの数字に明暗が表れた。
アルバレスは5月4日に3打数2安打と好スタートを切ったものの、その後の2試合は無安打。シリーズ合計は9打数2安打、打率.222だった。
ウォーカーは5月5日に大谷からソロ本塁打を放ったことが大きな見せ場となった。3試合合計では11打数2安打、打率.182、1本塁打、1打点。
アストロズがシリーズを勝ち越せなかった背景には、中心打者が継続して得点機会をつくれなかったことも関係している。
【投手成績を徹底比較】奪三振・防御率・四球から見えた違い
打撃成績だけでなく、投手陣の数字もシリーズの勝敗を説明する重要な材料になる。
3連戦の投手陣合計
| 投手指標 | ドジャース | アストロズ |
|---|---|---|
| 投球回 | 26回 | 27回 |
| 被安打 | 15 | 33 |
| 自責点 | 7 | 20 |
| 奪三振 | 32 | 26 |
| 与四球 | 2 | 14 |
| 防御率 | 2.42 | 6.67 |
| WHIP | 0.65 | 1.74 |
※防御率とWHIPは3試合の公式ボックススコアの投手成績を合算して算出したシリーズ限定値。
ドジャースの防御率は2.42。対するアストロズは6.67だった。
最も大きな違いは与四球だ。ドジャース投手陣の与四球はわずか2個だったのに対し、アストロズは14個。走者を余計に出すことで、相手打線に得点機会を与えてしまった。
山本由伸:初戦の流れを引き戻した6回
山本の5月4日の成績は以下のとおり。
- 投球回:6回
- 被安打:5
- 失点・自責点:3
- 与四球:1
- 奪三振:8
初回にアストロズの攻撃を受けた後、試合を落ち着かせた点が大きい。
大谷翔平:7回8奪三振の力投
5月5日の大谷は7回を投げて4安打2失点。8奪三振、無四球という内容だった。
ウォーカーとシェウメイクの本塁打が決勝点につながったものの、被安打は4本にとどまっている。
この試合は大谷の投球内容よりも、アストロズが少ない好機を確実に得点へ結びつけた点に注目すべきだ。
ピーター・ランバート:アストロズ唯一の勝利を支えた投球
ランバートは7回3安打無失点。4四球を与えたが、ドジャース打線に得点を許さなかった。
3連戦の中で、アストロズがドジャースを完封に近い形で抑え込んだ最大の要因だった。
アストロズ先発陣の課題
初戦のワイスは4回1/3で6自責点、最終戦のマッカラーズJr.は2回2/3で6自責点を記録した。
2人の失点がシリーズ全体の投手成績を大きく押し下げた。
一方、ランバートが好投した第2戦では勝利している。先発投手が試合をつくれるかどうかが、アストロズにとって大きな分岐点だった。
【Statcastデータで検証】パヘスの本塁打とウォーカーの長打力
通常のボックススコアでは、打率や本塁打数、打点が中心となる。しかし、Statcastを利用すると、打球速度や打球角度、飛距離から打者のパワーをより詳しく分析できる。
今回のシリーズで際立ったのが、5月6日のパヘスと5月5日のウォーカーだ。
パヘスの3本塁打の計測データ
1本目:3回の3ラン
104.3 mph
打球速度・約167.9km/h
打球角度29度、飛距離392フィート(約119.5m)。
2本目:5回の2ラン
109.7 mph
打球速度・約176.5km/h
打球角度21度、飛距離370フィート(約112.8m)。
3本目:9回のソロ
98.1 mph
打球速度・約157.9km/h
打球角度35度、飛距離363フィート(約110.6m)。
特に2本目の打球速度は109.7マイル。3本の中で最も速く、強烈な打球だった。
3本とも異なる打球角度でスタンドに運んでおり、単純な引っ張りの長打だけではないパワーを示した。
ウォーカーの本塁打も強烈だった
5月5日にウォーカーが大谷から放ったソロ本塁打は、打球速度107.2マイル、打球角度39度、飛距離394フィート(約120.1m)を記録した。
大谷が投じた97.7マイルのフォーシームを捉えた一打だった。
アストロズがこの試合を2対1で勝ち切ったことを考えると、この本塁打の価値は大きい。
Statcastの数字を見ると、パヘスとウォーカーはともに強い打球を生み出す能力を発揮していた。ただし、3連戦全体の攻撃力では、複数の選手が安打を重ねたドジャースが上回った。
【歴代対戦成績】アストロズ対ドジャースの通算記録と2026年の位置づけ
アストロズとドジャースは、長い対戦の歴史を持つ球団同士だ。
2026年5月の3連戦だけを見るとドジャースが2勝1敗だが、歴代の数字を確認すると、両チームの対戦はさらに興味深い。
Sports Referenceの対戦記録では、2026年までのレギュラーシーズン通算成績は以下のとおり。
| 項目 | アストロズ | ドジャース |
|---|---|---|
| レギュラーシーズン勝利 | 335 | 399 |
| レギュラーシーズン敗戦 | 399 | 335 |
| 勝率 | .456 | .544 |
| ポストシーズン成績 | 6勝6敗 | 6勝6敗 |
| 全試合合計 | 341勝405敗 | 405勝341敗 |
この数字から分かるのは、レギュラーシーズンではドジャースが優位に立っている一方、ポストシーズンでは互角の戦績を残しているということだ。
両チームは2017年のワールドシリーズでも対戦しており、歴史的にも注目度の高いカードとなっている。
2026年の対戦では、ドジャースが3試合中2試合で勝利。特に最終戦の12対2という結果は、シリーズ全体の得失点差にも大きく影響した。
【プロの結論】ドジャースが2勝1敗で勝ち越した本当の理由
今回のシリーズを評価するうえで、単純に本塁打数だけを比較するのは適切ではない。
両チームの本塁打数はドジャース5本、アストロズ4本と、数字だけなら大きな差はない。
しかし、安打数は33対15、OPSは.882対.497。さらに投手陣の防御率も2.42対6.67と大きく異なっている。
勝敗を分けた要素は主に3つだ。
1. ドジャースは打線全体で得点を生み出した
パヘスの3本塁打だけでなく、フリーマン、タッカー、フリーランドらも安打と打点を記録した。特定の打者だけに依存しない攻撃が機能していた。
2. アストロズは第2戦の投手力を継続できなかった
ランバートの7回無失点は見事だったが、初戦と最終戦では投手陣が大量失点。特に四球の多さが課題として表れた。
3. ドジャースは先発投手の緊急降板にも対応した
最終戦ではグラスノーが1回で降板したが、救援陣が残り8回を担当。打線も大量得点を挙げ、投手陣の負担を補った。
今回の3連戦は、長打力だけでなく、選手層の厚さ、出塁能力、ブルペンの運用が勝敗に直結したシリーズだった。
【アストロズ対ドジャース試合選手データ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年5月4〜6日のアストロズ対ドジャースは何勝何敗でしたか?
A1:ドジャースが2勝1敗で勝ち越しました。5月4日は8対3、5月5日は1対2、5月6日は12対2でした。
Q2:大谷翔平の3連戦の打撃成績は?
A2:打率.286、2安打、0本塁打、2打点です。投手としては5月5日に7回2失点、8奪三振を記録しました。
Q3:アンディ・パヘスは何本ホームランを打ちましたか?
A3:5月6日の最終戦で3本塁打を記録しました。1試合6打点を挙げ、シリーズ最大の活躍を見せました。
Q4:クリスチャン・ウォーカーの本塁打はいつでしたか?
A4:5月5日の第2戦です。大谷翔平から2回にソロ本塁打を放ち、アストロズの先制点を挙げました。
Q5:両チームの3連戦の打率とOPSは?
A5:ドジャースは打率.295、OPS.882。アストロズは打率.165、OPS.497でした。安打数でもドジャースが33対15と上回りました。
Q6:2026年のアストロズ対ドジャースの対戦成績は?
A6:2026年のレギュラーシーズン対戦は3試合で、ドジャースが2勝1敗、アストロズが1勝2敗です。
まとめ:2026年5月の3連戦はドジャースの総合力が上回った
2026年5月4〜6日のアストロズ対ドジャースは、ドジャースが2勝1敗でシリーズを制した。
最終戦ではアンディ・パヘスが3本塁打、6打点という圧倒的な数字を残し、大谷翔平も2安打2打点で貢献。フリーマンやタッカーも攻撃の中心を担った。
一方、アストロズは第2戦でランバートが7回無失点の好投を見せ、ウォーカーの本塁打も勝利につながった。しかし、シリーズ全体では打線の安定性と投手陣の失点抑制でドジャースに及ばなかった。
今回の3連戦を数字で評価するなら、決定的な差は打率.130、OPS.385、チーム防御率4.25の開きに表れている。
今後の両チームを比較するときも、単純な本塁打数やスター選手の知名度だけでなく、チーム打率、OPS、与四球、WHIP、救援投手の成績まで確認することが、試合内容を正しく理解するポイントになる。
※本記事の個人成績は2026年5月4〜6日のシリーズ限定。シーズン通算成績とは区別している。