【所在地とアクセス】新宿御苑の住所は内藤町11番地!3つの入園門への行き方
新宿御苑の正式な所在地は、〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番地です。新宿区の南側に位置し、新宿駅、四谷、千駄ヶ谷方面からアクセスできます。
初めて訪れる人が注意したいのは、新宿御苑には新宿門・大木戸門・千駄ヶ谷門という3つの入園門があることです。最寄り駅からの距離だけでなく、園内で最初に見たい場所や利用する交通手段に合わせて門を選ぶと、移動の無駄を減らせます。
1.新宿門:新宿駅周辺から訪れる人におすすめ

新宿門は、新宿御苑の代表的な入口です。新宿駅方面から向かいやすく、インフォメーションセンターも近くにあります。
- 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」出口1から徒歩約5分
- 東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」E5出口から徒歩約5分
- 都営新宿線「新宿三丁目駅」C1・C5出口から徒歩約5分
- JR・京王・小田急線「新宿駅」南口から徒歩約10分
- 西武新宿線「西武新宿駅」から徒歩約15分
特に便利なのが、新宿御苑前駅の出口1と新宿三丁目駅のE5出口です。どちらも新宿門まで徒歩約5分なので、地下鉄を利用する場合はこの2駅を候補にするとよいでしょう。
新宿駅から徒歩で向かう場合は南口を利用します。駅周辺は人通りが多いため、時間に余裕を持って移動するのがおすすめです。
2.大木戸門:駐車場や温室を利用する人におすすめ

大木戸門は、新宿御苑の東側に位置する入口です。大木戸駐車場に隣接しているため、自家用車で訪れる人にとって便利な入園門です。
- 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」出口2から徒歩約5分
- 都営バス品97「新宿一丁目」下車
- 都営バス早81「四谷四丁目」下車
車で来園する場合は、大木戸駐車場に駐車して大木戸門から入園する流れが基本です。温室も園内の見どころの一つなので、庭園散策と合わせて訪れる計画を立てると効率的です。
3.千駄ヶ谷門:千駄ヶ谷・国立競技場方面から便利

千駄ヶ谷門は、新宿御苑の南側に位置しています。新宿駅周辺の混雑を避けたい場合や、千駄ヶ谷・国立競技場方面から訪れる場合に適した入口です。
- JR総武線「千駄ヶ谷駅」から徒歩約5分
- 都営大江戸線「国立競技場駅」A5出口から徒歩約5分
- 東京メトロ副都心線「北参道駅」出口1から徒歩約10分
新宿御苑の南側から入園したい人には、千駄ヶ谷駅や国立競技場駅の利用が便利です。
なお、3つの門は園内の異なる位置にあるため、入園後に反対側の門まで移動すると時間がかかります。待ち合わせをする場合も、単に「新宿御苑」と指定するのではなく、利用する門まで決めておくと安心です。
これらの駅と門の対応は、国民公園協会の公式交通アクセス案内にも掲載されています。
【2026年最新】新宿御苑の開園時間・入園料500円・休園日を一覧で比較
新宿御苑の利用案内で最も注意したいのが、季節によって開園時間が変わることです。特に秋から冬にかけては閉園時間が早くなるため、午後から訪れる場合は最終入園時刻を確認しておく必要があります。
2026年の開園時間と最終入園時刻
環境省の公式入園案内によると、開園時間は年間を通じて3つの期間に分かれています。
開園時間カレンダー
2026年10月1日~2027年3月14日9:00~16:30
2026年11月もこの時間帯です。
3月15日~6月10日・8月1日~9月30日9:00~18:00
最終入園 17:30
6月11日~7月31日9:00~19:00
最終入園 18:30
2026年11月に訪問する場合、通常の最終入園は16時です。閉園間際に入ると、広い園内を十分に散策できない可能性があります。庭園や温室まで楽しみたい場合は、午前中から午後の早い時間帯に到着するのが理想的です。
新宿御苑の入園料はいくら?
2026年現在の一般入園料は500円です。年齢や学生区分によって料金が異なります。
| 区分 | 個人料金 |
|---|---|
| 一般 | 500円 |
| 65歳以上 | 250円 |
| 学生(高校生以上) | 250円 |
| 小人(中学生以下) | 無料 |
| 30人以上の団体・一般 | 400円 |
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人は、本人と介助者1名が無料で入園できます。有人窓口で手帳を提示してください。
また、入園ゲートでは交通系ICカードによる決済にも対応しています。現金を用意していなくても入園できる点は便利です。
なお、500円は庭園への基本入園料です。菊花壇展などの季節イベントで別途観覧料が必要になるわけではなく、通常の入園料で鑑賞できます。
休園日と2026年の特別開園日
通常の休園日は毎週月曜日です。月曜日が祝日に当たる場合は翌平日が休園日となります。また、年末年始は12月29日から1月3日まで休園します。
ただし、桜や菊の見頃に合わせた特別開園期間は例外です。
- 春の特別開園:3月25日~4月24日
- 秋の特別開園:11月1日~11月15日
2026年は11月1日(日)から15日(日)まで菊花壇展が開催され、この期間は月曜日も休まず開園します。したがって、通常なら休園日に当たる11月2日(月)と9日(月)も入園可能です。
春の桜シーズンは混雑状況に応じて事前予約制が導入されることがあります。実際に2026年は3月28日、29日、4月5日の指定時間帯が予約対象となり、4月4日は予約不要に変更されました。翌年以降も同じ日程になるとは限らないため、春の訪問では最新の公式発表を確認してください。
【庭園と歴史】新宿御苑はなぜ3つの庭園様式を楽しめるのか
新宿御苑の魅力は、単なる都市公園ではないところにあります。園内にはフランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、日本庭園という3つの異なる庭園様式が共存しています。
この構成は、江戸時代の大名屋敷から近代農業の研究施設、皇室庭園、そして国民公園へと変化してきた歴史と深く結び付いています。
江戸時代の内藤家の屋敷がルーツ
新宿御苑の歴史は、1590年(天正18年)に徳川家康が家臣の内藤清成に新宿周辺の土地を与えたことに始まります。
内藤家の下屋敷には庭園が設けられ、1772年(安永元年)には玉川上水の余水を利用した「玉川園」が造られました。この庭園が、現在の玉藻池につながる歴史的なルーツです。
明治維新後の1872年(明治5年)には、政府が内藤家の屋敷地などに内藤新宿試験場を設置。欧米の農業技術や品種を取り入れた果樹・野菜の栽培研究が行われました。
1879年(明治12年)には宮内省の所管となり、植物御苑へと改称されます。園芸研究の拠点として発展したことが、現在の豊かな植物展示や温室の歴史にもつながっています。
1906年に現在の庭園の原型が完成
現在の新宿御苑の景観を形づくるうえで重要な役割を果たしたのが、園芸家の福羽逸人とフランスの造園家アンリ・マルチネです。
福羽逸人は1900年(明治33年)、パリでの経験を踏まえてマルチネに庭園改修の設計を依頼しました。1902年から1906年にかけて大規模な改修が行われ、現在のレイアウトの基礎が完成します。
その後、皇室庭園として観桜会や観菊会などが開かれましたが、1945年の空襲で園内は旧御凉亭と旧洋館御休所などを残してほぼ全焼しました。
戦後の1949年5月21日には「国民公園新宿御苑」として一般公開が始まり、現在に至っています。江戸時代からの歴史を持ちながら、明治期の近代庭園文化を色濃く残す場所なのです。
3つの庭園様式の違いを比較
フランス式整形庭園は、左右対称の美しい構図が特徴です。中央には芝生とトピアリーがあり、約100種500株のバラ花壇が配置されています。約160本のプラタナスが8列に並ぶ景色も見どころです。
一方、イギリス風景式庭園は、自然の風景を表現した広大な芝生と巨樹が印象的です。桜の季節には周囲の木々が花に包まれ、園内でも特に開放的な景色を楽しめます。
日本庭園は、池の周囲を巡りながら景色を楽しむ池泉回遊式です。旧御凉亭や茶室が配置され、季節によって異なる表情を見せます。庭園の成り立ちや特徴については、環境省の公式紹介にも詳しく掲載されています。
【桜と菊花壇展】2026年に訪れたい季節の見どころ
新宿御苑を訪れる目的として特に人気が高いのが、春の桜と秋の菊花壇展です。どちらも皇室庭園時代から続く文化的な背景を持ち、単に花を眺めるだけではない魅力があります。
春は約70品種・約900本の桜が見どころ
環境省の紹介によると、新宿御苑には約70品種・約900本の桜が植えられています。早咲きから遅咲きまで幅広い品種があるため、ソメイヨシノだけでなく、長い期間にわたって花を楽しめます。
代表的な品種と開花時期の目安は次のとおりです。
- カンザクラ類:1月~3月上旬。春の本格的な花見シーズンより早く咲く。
- ソメイヨシノ:3月下旬~4月上旬。新宿御苑には約300本が生育。
- 一葉:4月上旬~中旬。大きな花を咲かせる八重桜。
- 関山:4月中旬~下旬。濃いピンク色の花が特徴。
- 十月桜:秋と春の年2回開花する品種。
桜の見頃は気温や天候によって変わります。2026年の春の特別開園は3月25日から4月24日まででしたが、来年の開花状況や予約対象日は改めて発表を確認する必要があります。
2026年11月1日~15日は菊花壇展を開催
2026年秋の注目イベントは、環境省が10月6日に発表した「新宿御苑菊花壇展」です。
開催期間は2026年11月1日(日)~11月15日(日)。会場は日本庭園で、時間は9時から16時30分まで、最終入園は16時です。期間中は休まず開園します。
菊花壇展の特徴は、花を単純に並べるのではなく、上家と呼ばれる建物を設け、独自の様式で展示することです。
2026年の展示は、7つの上家花壇と2つの露地花壇で構成されています。順路に沿って回ることで、それぞれの花壇を見やすく鑑賞できます。
代表的な展示には、次のようなものがあります。
- 懸崖作り花壇:断崖から野菊が垂れ下がる姿を表現。
- 大作り花壇:一株から枝を増やし、数百輪の花を半円形に仕立てる。
- 江戸菊花壇:江戸で発展した古典菊の花びらの変化を楽しむ。
- 肥後菊花壇:熊本で発展した古典菊を展示。
- 大菊花壇:大きく丸い菊を独自の様式で配置。
菊花壇展のルーツは1878年(明治11年)の赤坂仮皇居での菊花拝観です。その後、外国使臣も招待する観菊会へと発展し、1929年(昭和4年)から新宿御苑が会場となりました。
1949年の一般公開以降も伝統が受け継がれ、2026年も日本庭園で開催されています。秋の新宿御苑を訪れるなら、菊花壇展は優先して見ておきたい行事です。入園料とは別の観覧料金は必要ありません。
【駐車場・温室・利用上の注意】訪問前に確認したい実用情報
大木戸駐車場の営業時間と料金
新宿御苑には大木戸門に隣接する大木戸駐車場があります。公共交通機関の利用が便利な場所ですが、車で来園したい人にとっては貴重な選択肢です。
国民公園協会が案内する駐車場の基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 7:30~21:00 |
| 出庫 | 24時間可能 |
| 営業日 | 年中無休 |
| 普通車収容台数 | 200台 |
| 入園者料金 | 最初の120分600円 |
| 以後の料金 | 30分ごとに200円 |
| 入園者の最大料金 | 当日24時まで2,900円 |
上記は普通車の料金です。新宿御苑に入園する場合は、大木戸門の券売所スタッフに入園券または年間パスポートと駐車券を提示する必要があります。
新宿御苑に入園しない場合は15分ごとに300円、当日24時までの最大料金は3,400円です。
なお、駐車場の事前予約は受け付けていません。桜や紅葉の時期は混雑することがあるため、特に休日は公共交通機関の利用も検討してください。オートバイは駐車できません。
温室の営業時間は庭園全体と異なる
新宿御苑の温室は、熱帯・亜熱帯の植物を鑑賞できる施設です。屋外の庭園とは異なる環境で植物を観察できるため、季節や天候を問わず楽しみやすいスポットです。
2012年に環境配慮型の温室としてリニューアルされ、絶滅危惧植物の保全や展示にも取り組んでいます。
2026年11月に適用される営業時間は、次のとおりです。
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| 温室開館 | 9:30~16:00 |
| 最終入館 | 15:30 |
| 庭園全体の開園 | 9:00~16:30 |
| 庭園全体の最終入園 | 16:00 |
温室は庭園全体より早く入館受付が終了します。午後から訪問して温室も見学する場合は、最終入館時刻を意識してください。
なお、3月15日~6月10日、8月1日~9月30日は9時30分~17時30分、6月11日~7月31日は9時30分~18時30分に営業時間が変わります。
入園前に知っておきたい利用ルール
新宿御苑は歴史的な庭園や貴重な植物を保護する国民公園です。一般的な広場やレジャー施設とは異なり、利用に関するルールがあります。
- 酒類の持ち込みは禁止。
- 園内は禁煙。
- 遊具類の使用は原則禁止(こども広場を除く)。
- 混雑する花見シーズンなどは事前予約制が実施される場合がある。
- 特別イベント開催中は、撮影機材などに制限が設けられる場合がある。
特に桜や菊花壇展の期間は、撮影目的の来園者も多くなります。三脚やレフ板などの使用については、当該期間の撮影ルールを確認しておくと安心です。
園内の景観を守りながら、ほかの来園者も気持ちよく過ごせるように利用することが求められています。
【よくある質問】新宿御苑の住所・アクセス・料金に関するFAQ
Q1:新宿御苑の住所はどこですか?
A1:東京都新宿区内藤町11番地です。郵便番号は160-0014です。新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門の3つの入園門があります。
Q2:新宿御苑前駅から新宿御苑までは徒歩何分ですか?
A2:新宿御苑前駅の出口1から新宿門まで徒歩約5分です。出口2から大木戸門までも徒歩約5分です。
Q3:新宿三丁目駅から行く場合は何番出口が便利ですか?
A3:東京メトロ副都心線のE5出口が便利です。新宿門まで徒歩約5分です。
Q4:新宿御苑の入園料は500円ですか?
A4:2026年現在、一般料金は500円です。65歳以上と高校生以上の学生は250円、中学生以下は無料です。
Q5:2026年11月の開園時間は何時から何時までですか?
A5:9時から16時30分までです。最終入園は16時です。温室は9時30分から16時までで、最終入館は15時30分です。
Q6:新宿御苑は月曜日も開園していますか?
A6:通常は月曜日が休園日ですが、2026年11月1日~15日の菊花壇展期間中は月曜日も開園します。春の特別開園期間も月曜日を含めて開園します。
Q7:新宿御苑に駐車場はありますか?
A7:大木戸門に隣接する大木戸駐車場があります。普通車200台を収容でき、入園者は120分600円です。駐車場の予約はできません。
Q8:新宿御苑の桜はいつ頃が見頃ですか?
A8:品種によって異なりますが、ソメイヨシノは3月下旬~4月上旬、八重桜は4月中旬が主な見頃です。約70品種・約900本の桜があり、比較的長い期間楽しめます。
まとめ:新宿御苑を訪れるなら門・時間・季節の確認がポイント
東京都新宿区内藤町11番地にある新宿御苑は、江戸時代の内藤家の屋敷をルーツとし、1906年に現在の庭園の原型が完成した歴史ある国民公園です。
訪問前に押さえておきたいポイントは、次の3つです。
- アクセス:新宿門なら新宿御苑前駅出口1または新宿三丁目駅E5出口、大木戸門なら新宿御苑前駅出口2、千駄ヶ谷門なら千駄ヶ谷駅や国立競技場駅が便利。
- 利用料金と時間:一般500円。2026年11月は9時~16時30分で、最終入園は16時。
- 季節の見どころ:春は約900本の桜、秋は11月1日~15日の菊花壇展が代表的な楽しみ。
特に2026年11月は菊花壇展の開催期間に当たり、通常の月曜休園とは異なる運営になっています。日本庭園の伝統的な菊の展示を楽しめる貴重な時期です。
初めて訪れるなら、アクセスのよい新宿門から入る方法が分かりやすいでしょう。一方、車で訪れる場合は大木戸門、千駄ヶ谷方面から散策を始める場合は千駄ヶ谷門が適しています。
開園時間やイベント情報は変更される可能性があるため、出発前には環境省の新宿御苑公式利用案内と行事カレンダーを確認しておくと安心です。歴史、自然、季節の花々が一体となった新宿御苑で、都心ならではの豊かな庭園散策を楽しんでください。