日本会議メンバー一覧2026|会長・副会長・代表委員と組織構成の実態を徹底解説
日本会議メンバーには誰がいるのか。2026年10月現在、注目されているのが、同年9月24日現在の公式役員名簿です。会長には谷口智彦氏、副会長には織田邦男氏、小堀桂一郎氏、田中恆清氏が就任しています。さらに、代表委員には大学教授、神社関係者、宗教団体関係者、元自衛隊幹部、ジャーナリストなど、さまざまな分野の人物が名を連ねています。
日本会議は、単なる有識者の集まりではありません。中央本部と47都道府県本部を軸に、全国規模の国民運動を展開する民間団体です。一方、国会議員が参加する「日本会議国会議員懇談会」は別の組織として設けられています。ここでは公式役員名簿、会員制度、組織の規模、国会議員との関係を整理し、2026年時点の実態を解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 会長:2026年9月24日現在、谷口智彦氏が会長を務めています。
- 副会長:織田邦男氏、小堀桂一郎氏、田中恆清氏の3人です。
- 中央・地方組織:中央本部役員約400名、47都道府県本部役員約3,100名が掲載されています。
- 代表委員:学術、宗教、神社、教育、安全保障、経済など幅広い分野の人物が参加しています。
- 国会議員懇談会:日本会議本体とは区別される超党派の国会議員組織です。
【日本会議とは何か】設立の経緯と活動目的を解説

日本会議は、1997年5月30日に設立された民間の国民運動団体です。前身となったのは「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」の2団体で、それぞれの活動や理念を引き継ぐ形で統合されました。
日本会議の公式説明では、美しい日本の再建と誇りある国づくりを目指し、政策提言や全国的な国民運動を推進する団体と位置づけられています。
日本会議が取り組んできた主なテーマ
活動方針や公式発表から確認できる主なテーマは、次のとおりです。
- 憲法改正に関する国民運動
- 皇室の伝統や歴史文化の継承
- 教育や歴史教科書に関する活動
- 安全保障や防衛政策に関する提言
- 靖国神社や戦没者追悼に関する活動
- 地方組織を通じた地域での啓発活動
これらは日本会議自身が公表している活動方針に基づくものです。とりわけ憲法改正、皇室、教育、安全保障は、同団体の活動を理解するうえで重要なテーマとなっています。
2026年は国民運動50年の節目
2026年9月24日には、東京プリンスホテルで「国民運動50年、日本会議・日本会議国会議員懇談会設立30年記念の集い」が開催されました。
日本会議の公式活動報告によると、当日は国会議員124名、全国から役員・会員など約2,000名が参加しました。高市早苗氏からのメッセージのほか、萩生田光一氏、藤田文武氏、榛葉賀津也氏らが登壇しています。
この催しは、全国組織としての活動基盤と、国会議員との連携が現在も続いていることを示す出来事です。
【日本会議メンバー一覧2026】会長・副会長・代表委員の顔ぶれ
日本会議の公式役員名簿は、2026年9月24日現在の情報として公開されています。役職別に見ると、会長、副会長、代表委員のほか、顧問、監事、理事長、政策委員長、事務総長、事務局長などで構成されています。
会長は谷口智彦氏
谷口智彦氏は、日本会議の第5代会長です。2025年7月18日に、前会長の田久保忠衛氏の後任として就任しました。
公式発表によると、谷口氏は1957年香川県生まれ。東京大学法学部を卒業し、『日経ビジネス』の編集委員やロンドン特派員を経験しました。
その後、2005年に外務副報道官、2013年には第二次安倍政権の内閣審議官を務め、内閣官房参与として安倍晋三首相の外交政策に関する演説を担当しました。
首相の外交政策スピーチを担当した経験を持つ人物が団体の代表に就任したことは、2025年の役員人事における大きな特徴です。
副会長は織田邦男氏・小堀桂一郎氏・田中恆清氏
副会長は3名です。それぞれ異なる専門分野や経歴を持っています。
織田邦男氏は、麗澤大学特別教授で、元航空自衛隊空将です。防衛大学校を卒業後、航空自衛隊に入隊し、航空開発実験集団司令官や航空支援集団司令官などを歴任しました。2009年に退官しています。
小堀桂一郎氏は、東京大学名誉教授です。学術・思想分野で活動してきた人物で、2025年の人事では副会長に留任しました。
田中恆清氏は、神社本庁総長です。神社界を代表する立場にあり、2025年の役員人事でも副会長に留任しています。
代表委員にはどのような人物がいるのか
代表委員は、日本会議の役員名簿の中でも多様な経歴が見られる役職です。2026年9月24日現在の公式名簿には、次の41名が掲載されています。
- 池内ひろ美
- 岩田清文
- 大原康男
- 宇都宮秀仁
- 大塚海夫
- 岡野英夫
- 桶屋良祐
- 貝塚茂樹
- 葛城奈海
- 兼原信克
- 川上和久
- 城内康光
- 九條道成
- 小柳志乃夫
- 齊藤郁雄
- 桜林美佐
- 佐藤和男
- 獅子王圓明
- 澁木正幸
- 志摩淑子
- 新保祐司
- 住母家岩夫
- 施光恒
- 関口慶一
- 多賀顕
- 高橋伸彰
- 竹本忠雄
- 寺島泰三
- 中野悦子
- 西岡力
- 長谷川三千子
- 火箱芳文
- 廣池幹堂
- 古庄幸一
- 保積秀胤
- 本田悦朗
- 松田良昭
- 松山文彦
- 丸山敏秋
- 水落敏栄
- 渡邊毅
たとえば、岩田清文氏は元陸上幕僚長、大塚海夫氏は靖國神社宮司、九條道成氏は明治神宮宮司です。また、長谷川三千子氏は埼玉大学名誉教授、西岡力氏は北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長を務めています。
この顔ぶれからは、学術関係者だけでなく、神社関係者、宗教団体関係者、安全保障の専門家、教育関係者、経済関係者などが参加していることが分かります。
その他の主要役員
代表委員以外の主要役員も確認しておきましょう。
- 顧問:久邇朝尊氏、鷹司尚武氏
- 監事:澁木正幸氏
- 理事長:木下龍輝氏
- 政策委員長:百地章氏
- 事務総長:椛島有三氏
- 事務局長:松村俊明氏
木下龍輝氏は明治神宮崇敬会理事長、百地章氏は日本大学名誉教授、椛島有三氏は日本協議会会長として、それぞれの肩書も公式名簿に記載されています。
【日本会議の役員・組織構成】人物と役職の関係を一覧表で整理
日本会議の組織を理解するには、中央本部の主要役員と、全国に広がる地方組織を分けて考える必要があります。
2026年9月24日現在の公式役員名簿に掲載された役職と、公式サイトが公表している組織規模をまとめました。
| 区分・役職 | 人物・組織 | 肩書・役割 |
|---|---|---|
| 会長 | 谷口智彦 | 筑波大学特命教授 |
| 副会長 | 織田邦男 | 麗澤大学特別教授・元空将 |
| 副会長 | 小堀桂一郎 | 東京大学名誉教授 |
| 副会長 | 田中恆清 | 神社本庁総長 |
| 代表委員 | 41名 | 学術・宗教・神社・教育・安全保障・経済など各分野 |
| 理事長 | 木下龍輝 | 明治神宮崇敬会理事長 |
| 政策委員長 | 百地章 | 日本大学名誉教授 |
| 事務総長 | 椛島有三 | 日本協議会会長 |
| 中央本部 | 約400名 | 中央本部役員 |
| 都道府県本部 | 約3,100名 | 47都道府県本部役員 |
| 国会議員懇談会 | 別組織 | 超党派の国会議員による懇談会 |
中央本部役員約400名とは何か
公式名簿の末尾には、掲載された主要役員を含め、中央本部役員が約400名就任していると記載されています。
つまり、公式サイトに掲載されている代表的な役員だけで中央本部のすべてが構成されているわけではありません。役員名簿の主要部分は、組織を代表する人物や責任者を把握するための資料です。
都道府県本部役員約3,100名の意味
全国47都道府県には、それぞれ本部が設けられています。公式名簿によれば、都道府県本部役員は約3,100名です。
この数字は全国各地の組織運営に関わる役員の規模を示すものであり、一般会員の人数とは異なります。
中央本部と地方本部の両方に役員を置く構造によって、政策提言や各種の国民運動を全国に展開できる仕組みになっています。
【日本会議の会員構成】一般会員の種類と会員数の実態
日本会議のメンバーを調べる際に、混同されやすいのが「役員」と「一般会員」です。
公式サイトには入会案内があり、個人が加入できる会員制度も設けられています。会員区分は、正会員、維持会員、篤志会員、議員会員、支援会員の5種類です。
公式サイトに掲載されている会員区分と年会費
- 正会員:年額1万円
- 維持会員:年額3万円
- 篤志会員:年額10万円
- 議員会員:年額1万円
- 支援会員:年額5,000円
会員には、機関誌『日本の息吹』の毎月の送付やメールマガジンなどの特典があります。会員種別によって会員証、会員バッジ、書籍などの特典にも違いがあります。
なお、公式サイトが掲げる「10万人ネットワークづくり」は目標として示されているものです。これを2026年現在の実際の会員数と解釈することはできません。
日本会議の会員は何人いるのか
会員数については、過去の報道や研究資料に約3万8,000人という数字が登場します。
2016年の朝日新聞論座に掲載された宗教社会学者・塚田穂高氏の論考でも、当時の会員数として約3万8,000人という数字が紹介されています。
ただし、これは2016年前後の情報であり、2026年現在の最新会員数を示すものではありません。
2026年9月24日現在の公式役員名簿で確認できる約400名と約3,100名は、あくまで中央・地方の役員数です。一般会員を含む総会員数とは区別する必要があります。
メンバー構成から見える特徴
代表委員や役員の肩書を見ると、日本会議には次のような分野の人物が参加しています。
- 大学教授、名誉教授などの学術関係者
- 神社本庁や神社関係団体の関係者
- 仏教系・新宗教系を含む宗教団体の関係者
- 自衛隊の元幹部や安全保障の専門家
- 教育、出版、文化、報道関係者
- 経済団体や企業関係者
こうした構成は、日本会議が一つの専門分野だけで活動する団体ではないことを示しています。宗教・文化・学術・政治などの分野をまたぐネットワーク型の組織として捉えると、その特徴が理解しやすくなります。
【日本会議国会議員懇談会メンバー】日本会議本体との違い
日本会議のメンバーを調べている人が特に注意したいのが、日本会議本体と日本会議国会議員懇談会の違いです。
両者は密接に連携していますが、同一の組織ではありません。
日本会議は民間団体、国会議員懇談会は議員組織
日本会議は、一般会員や各分野の有識者、全国の地方組織などによって構成される民間団体です。
一方、日本会議国会議員懇談会は、日本会議の設立に呼応して設けられた超党派の国会議員による組織です。日本会議の公式活動方針にも、国民運動と国会議員懇談会が連携する仕組みが説明されています。
したがって、日本会議の役員名簿に名前が載っている人物と、国会議員懇談会のメンバーは、別々に確認する必要があります。
2026年9月24日の記念行事にも議員が参加
2026年9月24日の記念行事には、国会議員124名が参加しました。
公式報告では、高市早苗氏からのメッセージが紹介されたほか、自由民主党、日本維新の会、国民民主党の関係者が登壇しています。
ただし、124名という数字は当日の参加人数であり、日本会議国会議員懇談会の全会員数を示すものではありません。
また、記念行事に出席したことだけを理由に、参加者全員を日本会議本体の一般会員や役員と判断することもできません。
政治との関係を考える際のポイント
日本会議の活動方針には、憲法改正や皇室、教育、安全保障など、国会で議論される政策課題が含まれています。そのため、国会議員との連携は団体の活動を理解するうえで欠かせない要素です。
一方、国会議員が懇談会に参加していることと、その議員が日本会議の役員であることは別の事実です。政治家の所属や役職を確認する際には、それぞれの公式名簿を照合する必要があります。
【プロの結論】日本会議メンバーを正しく理解するための判断基準
日本会議の実態を把握するには、人物の知名度や政治的なイメージだけで判断するのではなく、組織内の役職と活動上の関係を整理することが大切です。
判断基準1:役員と一般会員を区別する
会長、副会長、代表委員などは、公式役員名簿で確認できる役職です。一方、一般会員は別の会員制度に基づいて加入しています。
役員として名前が掲載されていることと、一般会員全員の一覧に名前が掲載されていることは意味が異なります。
判断基準2:肩書と団体内の役割を混同しない
大学教授、神社宮司、元自衛隊幹部などの肩書は、各人物の専門分野や社会的な経歴を示すものです。それぞれの人物が日本会議でどの役職を担っているのかは、別に確認する必要があります。
判断基準3:過去の会員数を現在の数字として扱わない
約3万8,000人という会員数は、過去の報道・研究資料に基づく数字です。2026年の最新会員数として確定したものではありません。
同様に、中央本部約400名、都道府県本部約3,100名という数字も役員数です。会員数と組織運営に関わる役員数は分けて考える必要があります。
判断基準4:関連団体や懇談会を同一視しない
日本会議国会議員懇談会、地方議員連盟、関連する国民運動団体などは、それぞれ役割が異なります。関連団体の活動に参加した人物を、すべて日本会議の本体役員として扱うのは正確ではありません。
日本会議の影響力を検証する際には、役員名簿、会員制度、議員懇談会、実際の活動記録を組み合わせて見ることが重要です。
日本会議メンバーに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の日本会議会長は誰ですか?
A1:2026年9月24日現在、会長は谷口智彦氏です。2025年7月18日に田久保忠衛前会長の後任として就任しました。
Q2:日本会議の副会長は誰ですか?
A2:織田邦男氏、小堀桂一郎氏、田中恆清氏の3名です。織田氏は麗澤大学特別教授、小堀氏は東京大学名誉教授、田中氏は神社本庁総長です。
Q3:日本会議の代表委員には誰がいますか?
A3:岩田清文氏、大原康男氏、大塚海夫氏、葛城奈海氏、長谷川三千子氏、西岡力氏など、2026年9月24日現在の公式名簿には41名が掲載されています。
Q4:日本会議の役員は全部で何人ですか?
A4:公式名簿によると、中央本部役員は約400名、47都道府県本部役員は約3,100名です。これは一般会員を含めた総会員数ではありません。
Q5:日本会議国会議員懇談会と日本会議は同じですか?
A5:同じではありません。日本会議は民間団体であり、国会議員懇談会は日本会議の活動に呼応して設立された超党派の国会議員組織です。
Q6:日本会議の一般会員名簿は公開されていますか?
A6:公式サイトでは役員名簿や会員制度が公開されていますが、一般会員全員の氏名を掲載した名簿とは異なります。人物の所属を確認する際には、公開された役員情報と一般会員情報を区別する必要があります。
まとめ:日本会議メンバー2026の最新情報と組織の実態
2026年10月現在、日本会議の中心となる人物は、会長の谷口智彦氏、副会長の織田邦男氏、小堀桂一郎氏、田中恆清氏です。代表委員には学術、宗教、神社、教育、安全保障などの分野から41名が名を連ねています。
また、中央本部役員約400名、47都道府県本部役員約3,100名という全国的な組織体制も公式名簿で確認できます。
注目したいのは、日本会議本体と日本会議国会議員懇談会が異なる組織であることです。一般会員、中央・地方の役員、国会議員懇談会のメンバーを一括りにすると、組織の実態を正確に把握できません。
2026年9月24日の記念行事には国会議員124名を含む約2,000名が参加し、憲法改正や皇室、国民運動の今後について発信が行われました。日本会議の現在を理解するうえでは、役員の顔ぶれだけでなく、こうした活動実績や組織間の関係にも目を向けることが重要です。
今後も役員人事や全国組織の活動、国会議員懇談会との連携状況を確認することで、日本会議が日本の政治・社会において果たす役割を、より具体的に把握できます。
主な参照資料: 日本会議公式役員名簿(2026年9月24日現在)、公式入会案内・活動方針、2026年10月20日付の記念行事報告、朝日新聞論座の2016年掲載論考。