ヤクルト外国人選手2026年最新一覧!成績と退団・2027年契約動向を徹底解説
2026年の東京ヤクルトスワローズには、ホセ・キハダ、ヘスス・リランソ、ナッシュ・ウォルターズ、ホセ・オスナ、ドミンゴ・サンタナ、レアンドロ・セデーニョら6人の外国人選手が支配下登録された。投手3人、野手3人という構成で、シーズンを通じて救援陣の再編と打線の外国人枠がチーム編成の焦点となった。
特に注目されたのは、キハダの21セーブ、リランソの防御率1.42、サンタナの17本塁打だ。一方、オスナは打率.220と苦戦し、途中加入のセデーニョも10試合の出場にとどまって10月8日に自由契約となった。2026年10月31日時点の公式記録と球団発表を整理すると、各選手の評価だけでなく、2027年に向けた補強の方向性も見えてくる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 投手陣: キハダは21セーブ、リランソは防御率1.42、ウォルターズは24試合に登板した。
- 野手陣: サンタナは17本塁打、オスナは打率.220・8本塁打。セデーニョは10試合で打率.185だった。
- 退団・契約: セデーニョは10月8日に自由契約。オスナとサンタナは2027年まで契約が残り、投手3人の来季契約は帰国時点で未定と報じられた。
【2026年最新一覧】ヤクルトの外国人選手は誰が在籍した?

2026年のヤクルトで支配下登録された外国人選手は、投手3人、野手3人の合計6人だ。
NPBの2026年度支配下選手登録と東京ヤクルトスワローズの選手別公式記録を照合すると、シーズンの外国人戦力は次のように整理できる。
外国人投手3人

ホセ・キハダ(背番号11)
ベネズエラ出身の左腕。2026年に加入し、開幕から抑えを担当した。150キロ台の速球を武器に21セーブを記録したが、シーズン中盤以降は安定感を欠いた。
ヘスス・リランソ(背番号62)
ドミニカ共和国出身の右腕。主にリリーフとして登板し、防御率1.42という優秀な数字を残した。ブルペンの中でも特に失点を抑えた投手だった。
ナッシュ・ウォルターズ(背番号58)
アメリカ出身の右腕。2025年には中日でプレーし、2026年からヤクルトに加入した。中継ぎを中心に24試合へ登板し、先発も経験した。
外国人野手3人

ホセ・オスナ(背番号13)
ベネズエラ出身の内野手。一塁を中心に長く打線を支えてきた選手だが、2026年は78試合の出場にとどまり、打撃成績も前年までと比べて低下した。
ドミンゴ・サンタナ(背番号25)
ドミニカ共和国出身の外野手。長打力と選球眼を兼ね備え、2026年は17本塁打、出塁率.360を記録。打線の中心的な役割を果たした。
レアンドロ・セデーニョ(背番号98)
ベネズエラ出身の内野手。シーズン途中に獲得され、6月17日に支配下登録された。しかし一軍では10試合の出場にとどまり、10月8日に自由契約選手として公示された。
この6人は同じ外国人選手でも、チーム内での役割が大きく異なる。救援の中心を担ったキハダとリランソ、打線の長打を担ったサンタナ、そして期待された結果を残せなかったオスナとセデーニョでは、2027年に向けた評価も変わってくる。
【外国人投手の成績】キハダ21セーブ、リランソ防御率1.42の実力
2026年のヤクルト外国人投手を評価するうえで重要なのは、単純な防御率やセーブ数だけではない。
3人はそれぞれ異なる役割を担い、シーズン中にブルペンの構成も変化した。
ホセ・キハダ:21セーブを記録した左腕守護神
2026年のキハダは、41試合に登板して2勝7敗21セーブ、防御率3.86を記録した。
来日1年目から開幕時の抑えを任され、序盤はチームのリードを守る役割を果たした。21セーブという数字は、今季の外国人投手の中でも特に目立つ実績だ。
一方、シーズン中盤からは投球内容が不安定になった。交流戦以降に失点や敗戦が増え、8月には出場選手登録を抹消されている。その後、再登録されたものの、再び安定した守護神の座を確立するまでには至らなかった。
9月28日には帰国。球団は来季の契約について、当時は未定としていた。
キハダの評価は、21セーブという実績とシーズン後半の不安定さを分けて考える必要がある。抑えとしての適性は示したものの、年間を通じた安定感には課題が残った。
ヘスス・リランソ:防御率1.42でブルペンを支えた右腕
リランソは2026年、40試合に登板して2勝3敗10ホールド、防御率1.42を記録した。
投球回は38回、奪三振は41。救援投手として優れた失点抑止力を示した。
シーズン序盤はセットアッパーとして起用される場面が多く、勝ち試合の終盤を任される存在だった。
ただし、シーズン終盤には登板する場面が変わり、ビハインドや大量リードの展開で起用されるケースも目立った。防御率1.42という数字だけを見ると年間を通して固定された勝ちパターンの投手に見えるが、実際には起用法が変化していた。
10月4日に帰国し、球団は翌年の契約について未定とした。
2027年に向けては、この防御率を残せる能力と、接戦の終盤を任せられる安定性の両面が評価材料になる。
ナッシュ・ウォルターズ:中日から加入した右腕の成績
ウォルターズは2025年に中日でプレーした後、2026年にヤクルトへ加入した。
今季は24試合に登板し、3勝5敗5セーブ4ホールド、防御率4.76。投球回は45回1/3、奪三振42だった。
キハダのような抑え専門でも、リランソのような高い防御率安定性を示した救援投手でもなく、複数の役割を経験した投手だ。
特に注目したいのは、24試合で45回1/3を投げている点である。登板ごとの投球回を考えると、短いイニングだけを任されるタイプではなかった。
ただし、防御率4.76は外国人投手として十分な成果だったとは言いにくい。3勝5敗という勝敗だけでなく、被安打42、与四球23という内容も含めた評価が必要になる。
10月5日には帰国が報じられた。来季の契約については同日時点で未定とされている。
【外国人野手の成績】オスナとサンタナ、明暗が分かれた2026年
2026年のヤクルト外国人野手は、サンタナが一定の長打力と出塁能力を示した一方、オスナが苦しいシーズンを送った。
途中加入のセデーニョも含め、3人の成績を比較することで打線の課題が明確になる。
ホセ・オスナ:打率.220、8本塁打と苦戦
オスナの2026年成績は次のとおり。
- 試合数:78試合
- 打率:.220
- 安打:57本
- 本塁打:8本
- 打点:29
- 打数:259
2025年は141試合に出場して打率.256、14本塁打、67打点を記録していた。2026年は出場機会が大幅に減少し、打撃成績も落ち込んだ。
特に注目すべきなのは、入団後初めて二軍での再調整を2度経験したことだ。
長くレギュラーとして起用されてきたオスナにとって、78試合という出場数は大きな変化だった。
ただし、今季の不振だけで長年の貢献を否定することはできない。2021年からヤクルトでプレーし、2026年終了時点の通算成績は752試合、95本塁打、打率.258に達している。
さらに、2026年は3年契約の2年目。2027年まで契約が残っているため、翌年の復調が大きな注目点となる。
ドミンゴ・サンタナ:17本塁打と出塁率.360
サンタナは2026年に126試合へ出場し、打率.251、17本塁打、45打点を記録した。
注目したいのは、打率だけでなく出塁率だ。
今季の出塁率は.360で、セ・リーグ5位に入った。63四球を選んでおり、単純な本塁打数以上に打線への貢献があった。
2024年には打率.315、17本塁打を記録しており、好調時には高い打率と長打力を両立できる打者である。
2025年は60試合の出場にとどまったが、2026年は126試合まで出場を増やした。
一方、9月27日には腰の張りによって出場選手登録を抹消され、今季の出場を終えた。来季までの3年契約の2年目であり、2027年も契約が残っている。
オスナと異なり、サンタナは今季の打撃成績で一定の結果を残した。特に出塁率は、打線のつながりを考えるうえで見逃せない数字だ。
レアンドロ・セデーニョ:途中加入から自由契約まで
セデーニョは、2026年5月28日にヤクルトが獲得を発表した外国人内野手だ。
NPB公示では6月17日に背番号98で支配下登録された。その後、一軍での出場機会を得たが、成績は伸び悩んだ。
2026年の一軍成績は以下のとおり。
- 試合数:10試合
- 打率:.185
- 安打:5本
- 本塁打:0本
- 打点:2
- 出塁率:.214
過去にはオリックスと西武でもプレーしており、NPBでの実績がなかったわけではない。
2024年にはオリックスで15本塁打、打率.260を記録している。長打力を期待されての獲得だったが、ヤクルトではその能力を十分に発揮できなかった。
そして10月8日、NPBから自由契約選手として公示された。
獲得発表から自由契約までを振り返ると、短期間で結果を求められた途中補強が、期待どおりには機能しなかった事例といえる。
【比較表】2026年ヤクルト外国人選手の成績と登録・去就一覧
ここまでの6人を一覧にすると、2026年の外国人戦力の全体像が分かりやすい。
| 選手名 | 守備位置 | 2026年の主な成績 | 2026年の動き |
|---|---|---|---|
| ホセ・キハダ | 投手 | 41登板、21セーブ、防御率3.86 | 9月28日帰国 |
| ヘスス・リランソ | 投手 | 40登板、10ホールド、防御率1.42 | 10月4日帰国 |
| ナッシュ・ウォルターズ | 投手 | 24登板、3勝5敗、防御率4.76 | 10月5日帰国 |
| ホセ・オスナ | 内野手 | 78試合、打率.220、8本塁打 | 2027年まで契約 |
| ドミンゴ・サンタナ | 外野手 | 126試合、打率.251、17本塁打 | 2027年まで契約 |
| レアンドロ・セデーニョ | 内野手 | 10試合、打率.185、0本塁打 | 10月8日自由契約 |
※成績は2026年シーズンの一軍公式記録。契約情報は2026年10月31日時点で公表・報道された内容に基づく。
支配下登録と一軍出場登録は別の制度
セデーニョの経緯を理解するうえで、間違えやすいのがNPBの登録制度だ。
「支配下登録」は球団と選手が支配下選手として契約し、背番号などを付与される登録である。
一方、「出場選手登録」は一軍の公式戦に出場できる状態にするための登録だ。
そのため、6月17日のセデーニョの支配下登録と、実際の一軍出場は同じ出来事ではない。
また、10月8日の自由契約公示は、選手が球団の保有権から離れ、他球団とも契約できる状態になったことを意味する。
単に一軍登録を抹消されたことと、自由契約になったことを混同しないことが大切だ。
【2027年契約動向】ヤクルト外国人選手の退団・残留はどうなる?
2026年10月31日時点で注目されるのは、既に契約期間が残っている野手2人と、来季契約が未定と報じられた投手3人の違いだ。
オスナとサンタナは2027年まで契約が残る
オスナとサンタナは、いずれも2026年が3年契約の2年目だった。
したがって、2027年まで契約が残っている。
オスナは今季の打率.220、本塁打8本という成績から復調が課題となる。一方、サンタナは17本塁打、出塁率.360と一定の貢献を示した。
両者の評価は異なるものの、契約面では翌年も戦力として計算できる選手だ。
キハダ・リランソ・ウォルターズは契約未定
投手3人については、帰国時の報道で来季の契約が未定とされている。
キハダは21セーブという実績がある一方、後半戦の不安定さが課題だった。
リランソは防御率1.42という優秀な数字を残したものの、勝ち試合の終盤を任せられる投手として継続的に起用されるかが評価のポイントになる。
ウォルターズは24試合に登板したが、防御率4.76と改善の余地を残した。
2027年の外国人投手補強を考えるなら、次の3つが判断材料になる。
- 抑えを任せられる投手を確保できるか
- セットアッパーとして安定した成績を残せるか
- 複数イニングを投げられる救援投手を確保できるか
外国人投手を単純に人数でそろえるのではなく、役割ごとの戦力を考える必要がある。
セデーニョは自由契約で退団へ
セデーニョは10月8日に自由契約選手として公示された。
一軍で10試合、打率.185、本塁打0という結果では、途中加入の外国人野手に求められる長打力を十分に発揮できなかった。
2027年の野手補強を考えるうえでは、セデーニョの退団によって外国人野手の補強枠に選択肢が生まれることになる。
ただし、自由契約は他球団との契約を妨げない制度であり、NPBから完全に退くことを意味するものではない。
【歴代助っ人と比較】ヤクルト外国人選手が担ってきた役割
ヤクルトの外国人選手を語るうえで、歴代助っ人の存在は欠かせない。
特に打撃面では、ロベルト・ペタジーニ、アレックス・ラミレス、ウラディミール・バレンティンの3人が球団史に残る実績を築いた。
ロベルト・ペタジーニ:2001年のMVP
ペタジーニは1999年と2001年にヤクルトで本塁打を量産した強打者だ。
2001年には打率.322、39本塁打、127打点を記録し、セ・リーグ最優秀選手にも選ばれた。
アレックス・ラミレス:安打と打点で貢献
ラミレスは2003年に40本塁打、124打点を記録した。
2007年には204安打を放ち、打率と長打力だけでなく、安定した出場と打線への貢献でも存在感を示した。
ウラディミール・バレンティン:2013年の60本塁打
歴代外国人選手の中でも特に印象的なのがバレンティンだ。
2013年に130試合で60本塁打、131打点、打率.330を記録。NPBシーズン本塁打記録として現在も知られる大記録を打ち立てた。
投手ではバーネットも重要な存在
打者だけでなく、外国人投手にも歴史的な実績がある。
トニー・バーネットは2012年に33セーブ、2015年には41セーブを記録した。
こうした歴代選手と比べると、2026年のキハダの21セーブやリランソの防御率1.42は、それぞれ違った価値を持つ。
歴代助っ人と2026年の選手を比較する際は、単純な本塁打数やセーブ数だけでなく、当時の起用法やチーム内での役割も考慮したい。
【プロの結論】2027年のヤクルト外国人補強で見るべき3つのポイント
2026年の外国人戦力を振り返ると、ヤクルトには明確な収穫と課題があった。
第一に、投手陣ではリランソの防御率1.42が光った。キハダも21セーブを記録し、シーズン序盤の抑えとして役割を果たしている。投手の能力を評価する際には、最終的な防御率だけでなく、接戦でどれだけ安定して投げられたかが重要になる。
第二に、野手ではサンタナの出塁能力が大きな強みだった。17本塁打に加えて出塁率.360という成績は、得点機会を作る意味でも評価できる。一方、オスナは復調が必要であり、セデーニョの途中補強も成功とは言い難い。
第三に、2027年の補強では外国人選手の人数よりも役割のバランスが重要だ。
特に注目したいのは、次の3点である。
1. 救援陣の再編: キハダの後半戦の不安定さをどう補うか。
2. 外国人野手の長打力: サンタナ以外にも安定した得点力を期待できる選手を確保できるか。
3. 契約と登録の管理: 支配下登録、自由契約、複数年契約の違いを踏まえた編成ができるか。
過去のペタジーニ、ラミレス、バレンティンのような大砲を獲得することだけが成功ではない。バーネットのように投手陣の重要な役割を担う助っ人も、チームにとって大きな価値を持つ。
【ヤクルト外国人選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のヤクルト外国人選手は何人?
A1:2026年シーズンに支配下登録された外国人選手は6人です。投手がホセ・キハダ、ヘスス・リランソ、ナッシュ・ウォルターズの3人。野手がホセ・オスナ、ドミンゴ・サンタナ、レアンドロ・セデーニョの3人です。
Q2:2026年に最も活躍したヤクルト外国人投手は誰?
A2:成績の指標によって評価は異なります。セーブ数ではキハダの21セーブ、防御率ではリランソの1.42が目立ちます。抑えとしての実績と失点抑止力を分けて評価する必要があります。
Q3:ホセ・オスナの2026年の打率と本塁打は?
A3:78試合に出場し、打率.220、8本塁打、29打点でした。前年の14本塁打から減少しており、2027年の復調が期待されます。
Q4:ドミンゴ・サンタナは2027年もヤクルトに残る?
A4:2026年は3年契約の2年目で、2027年まで契約が残っています。今季は126試合、17本塁打、打率.251を記録しました。
Q5:レアンドロ・セデーニョはなぜヤクルトを退団した?
A5:2026年10月8日に自由契約選手として公示されました。一軍では10試合に出場し、打率.185、本塁打0、2打点という成績でした。
Q6:キハダとリランソは2027年も契約する?
A6:帰国時点の報道では、両選手とも来季の契約は未定とされていました。2026年10月31日時点で、翌年の契約継続が確定したという発表は確認できません。
まとめ:ヤクルト外国人選手の2026年は投手の実績と野手の再編が焦点
2026年のヤクルト外国人選手は、6人が支配下登録され、それぞれ異なる役割を担った。
投手ではキハダの21セーブ、リランソの防御率1.42が大きな実績となった。ウォルターズは24試合に登板したものの、防御率4.76と課題を残している。
野手ではサンタナが17本塁打、出塁率.360を記録した一方、オスナは打率.220、8本塁打と苦戦。途中加入のセデーニョも10試合の出場にとどまり、10月8日に自由契約となった。
2027年に向けては、オスナとサンタナの契約が残る一方、投手3人の去就が大きな注目点となる。
歴代助っ人が築いてきた実績を踏まえても、外国人選手の補強は単純な打撃成績や球速だけでは判断できない。チームに不足する役割を見極め、シーズンを通じて安定した戦力を確保できるかが、次のシーズンのヤクルトを左右する。
主な根拠資料: NPB「2026年度支配下選手登録」「2026年度自由契約選手」、東京ヤクルトスワローズ公式選手別年度成績・公示情報、球団の帰国発表、日刊スポーツの2026年10月の契約・帰国報道、球団公式メディアガイド。