【グループF試合結果】日本代表は2位で決勝トーナメント進出
2026年大会の日本代表は、オランダ、チュニジア、スウェーデンと同じグループFに入った。
グループステージは3試合制。日本は1勝2分け、勝ち点5、得失点差プラス4で2位となり、ノックアウトステージへの進出を決めた。
日本代表のグループF全試合結果

第1戦:オランダ戦(2-2)
日本時間2026年6月15日、ダラスで行われた初戦はオランダと2-2の引き分けだった。
日本は後半にフィルジル・ファン・ダイクとクリセンシオ・サマーフィルに得点を許し、2点を追う展開となった。
それでも57分に中村敬斗、89分に鎌田大地がゴールを決めて同点に追いついた。強豪オランダに対して最後まで得点を狙い、勝ち点1を獲得した試合だった。
第2戦:チュニジア戦(4-0)
日本時間6月21日の第2戦では、チュニジアに4-0で勝利した。
得点者は次のとおり。
- 4分:鎌田大地
- 31分:上田綺世
- 69分:伊東純也
- 83分:上田綺世
特に上田綺世の2得点は、ストライカーとしての決定力を示す結果となった。
日本は前半に2点、後半にも2点を追加。守備面でもチュニジアを無得点に抑え、グループ突破に向けて大きな勝ち点3を獲得した。
第3戦:スウェーデン戦(1-1)
日本時間6月26日の最終戦はスウェーデンと1-1で引き分けた。
56分、堂安律と上田綺世の連係から前田大然が先制。しかし62分にアンソニー・エランガのゴールで同点とされた。
その後はスウェーデンの攻撃を受ける時間もあったが、鈴木彩艶の好セーブなどで追加点を許さず、勝ち点1を確保した。
この結果、日本は自力でグループFの2位通過を決めている。
グループF最終順位

JFAの大会公式記録による順位は以下のとおり。
- 1位:オランダ(勝ち点7)
- 2位:日本(勝ち点5)
- 3位:スウェーデン(勝ち点4)
- 4位:チュニジア(勝ち点0)
日本は3試合で7得点3失点。得失点差プラス4という成績だった。
注目したいのは、オランダ戦で2点差を追いつき、チュニジア戦では4得点を挙げ、スウェーデン戦では守備の粘りで勝ち点を確保したことだ。
3試合を通じて、攻撃力だけでなく試合展開に応じて戦い方を変える柔軟性も見せた。
【日本対ブラジル】決勝トーナメント1回戦は1-2で敗退
グループFを2位で通過した日本代表は、2026年6月29日(現地時間)、アメリカのヒューストン・スタジアムでブラジルと対戦した。
日本時間では6月30日の試合となる。
2026年大会は出場国が48チームに拡大され、決勝トーナメントはラウンド32から始まった。日本にとっては、このラウンド32が決勝トーナメントの初戦だった。
試合結果はブラジル2-1日本。日本は先制したものの、後半に逆転を許して敗退した。
佐野海舟が29分に先制ゴール
日本は前半、守備の陣形をコンパクトに保ちながら、ボールを奪った後の速攻を狙った。
その戦い方が実を結んだのが29分だった。
佐野海舟が中盤で相手の横パスを奪い、中央へ持ち上がってペナルティーエリア手前から低いシュートを放つ。ボールはゴールの隅に決まり、日本が1-0とリードした。
ブラジルの攻撃を抑えながら先制点を奪ったことで、日本は前半を優位な状況で終えた。
カゼミーロとマルティネッリに逆転ゴールを許す
後半に入ると、ブラジルは中盤の選手が前に出て攻撃に参加する形を強めた。
さらにサイドからクロスを供給する回数も増え、日本は自陣に押し込まれる時間が長くなった。
56分、ブラジルのカゼミーロがクロスに頭で合わせて同点ゴール。日本は1-1に追いつかれた。
森保監督は66分に菅原由勢と鈴木淳之介を投入。78分には田中碧と町野修斗も送り出し、攻撃と守備の両面で流れを変えようとした。
しかし、試合終了間際の90分+5分、ガブリエウ・マルティネッリが決勝ゴールを決めた。
日本は最後まで反撃を試みたが、スコアは2-1のまま終了。ブラジルがラウンド16へ進出し、日本は大会を終えた。
ブラジル戦から見えた日本代表の課題
今回の試合で注目すべきなのは、日本がブラジルを相手に先制点を奪い、前半は守備面でも一定の成果を残したことだ。
一方、後半はブラジルの攻撃の組み立てが変わり、中盤の選手が日本の守備ブロックの間でボールを受ける場面が増えた。
日本は徐々に押し込まれ、セカンドボールを回収できず、攻撃へ転じる機会も減少した。
つまり、単純に個人技で負けたという試合ではない。前半に機能していた守備の形を、相手の修正後も維持できるかどうかが勝敗を分けた。
JFAの試合報告でも、森保監督は世界トップクラスの相手に対応できた部分を評価する一方、まだ圧倒される場面が残っていると振り返っている。
先制できたことは進歩の証しだが、リードを守り切るための試合運びや、相手の修正に対する対応力には改善の余地があった。
【日本代表ワールドカップ歴代成績】2026年大会で何が変わった?
日本代表が初めてFIFAワールドカップ本大会に出場したのは、1998年のフランス大会だ。
2026年大会は8大会連続、通算8回目の出場となった。
これまでの日本代表は、グループステージ突破を何度も経験してきたが、ベスト8には届いていない。
日本代表の歴代ワールドカップ成績
- 1998年フランス大会: 初出場。グループステージ敗退。
- 2002年日韓大会: 初のベスト16進出。
- 2006年ドイツ大会: グループステージ敗退。
- 2010年南アフリカ大会: ベスト16進出。パラグアイにPK戦で敗退。
- 2014年ブラジル大会: グループステージ敗退。
- 2018年ロシア大会: ベスト16進出。ベルギーに2-3で敗退。
- 2022年カタール大会: ベスト16進出。クロアチアにPK戦で敗退。
- 2026年北中米大会: ラウンド32でブラジルに1-2で敗退。
日本代表の最高成績は、2002年、2010年、2018年、2022年の4大会で記録したベスト16だ。
2026年大会は、これまでのベスト16とは異なり、48チーム制の導入によって決勝トーナメントの最初の段階がラウンド32となった。
そのため、日本は5回目のノックアウトステージ進出を果たしたものの、最初の試合で敗退した。
2026年大会終了時点の通算成績
FIFAが掲載する2022年大会までの記録は、25試合7勝6分け12敗、25得点33失点。
ここに2026年大会の4試合分を加えると、次の成績となる。
- 通算試合数:29試合
- 勝利:8試合
- 引き分け:8試合
- 敗戦:13試合
- 総得点:33
- 総失点:38
2026年大会ではグループステージで1勝2分けを記録し、決勝トーナメントで1敗。過去の大会成績に比べて、勝ち点を積み重ねる力を示した一方、ノックアウトステージで勝ち切る課題は残った。
【ワールドカップ日本選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年ワールドカップの日本代表メンバーは何人ですか?
A1:最終登録メンバーは26人です。GK3人、DF9人、MF9人、FW5人で構成され、森保一監督が指揮を執りました。
Q2:2026年大会に三笘薫と南野拓実は出場しましたか?
A2:2人とも最終登録メンバーには選ばれていません。三笘薫は大会直前の負傷、南野拓実は長期離脱が選考に影響しました。
Q3:日本代表は2026年ワールドカップで何位でしたか?
A3:グループFを2位で通過し、決勝トーナメントのラウンド32でブラジルに1-2で敗れました。大会全体の最終順位は、ノックアウトステージでの敗退となっています。
Q4:2026年の日本代表の背番号10は誰ですか?
A4:堂安律です。ドイツのアイントラハト・フランクフルトに所属し、攻撃の中心選手として大会に参加しました。
Q5:日本対ブラジル戦で日本の得点を決めた選手は誰ですか?
A5:佐野海舟です。前半29分に中盤でボールを奪い、ペナルティーエリア手前からシュートを決めて日本に先制点をもたらしました。
まとめ:2026年日本代表の選手構成と大会結果から分かること
2026年FIFAワールドカップの日本代表は、森保一監督のもとで26人のメンバーを編成し、8大会連続の本大会出場を果たした。
久保建英、堂安律、上田綺世、鈴木彩艶らを中心に、欧州のクラブで経験を積んだ選手が数多く参加。海外組23人、国内組3人という構成は、日本サッカーの選手層の広がりを示している。
グループFではオランダと引き分け、チュニジアに4-0で勝利し、スウェーデンとも引き分けた。勝ち点5で2位通過を決めたことは、大会の大きな成果だった。
一方、ブラジルとのラウンド32では佐野海舟の先制点を生かせず、1-2で敗退。過去4大会で届かなかったベスト8に加え、2026年もノックアウトステージの初戦を突破できなかった。
今回の大会を振り返る際に大切なのは、単に勝敗だけで選手を評価しないことだ。グループステージで結果を残した攻撃陣、試合を支えた鈴木彩艶らの守備陣、そして大会直前の負傷者変更を経てチームに加わった町野修斗など、それぞれの役割を見ていく必要がある。
2026年の日本代表は、世界の強豪と互角に戦える時間を作りながらも、試合終盤の対応力と勝負を決める力に課題を残した。 その経験を次の代表強化にどう生かすかが、日本サッカーの今後を占う重要なポイントになる。