正代直也の現在は西十両三枚目!2026年9月場所3勝12敗からの転落と再起への焦点
2026年10月30日時点で、元大関・正代直也(しょうだい・なおや)の番付は西十両三枚目です。日本相撲協会が公表した2026年11月場所の番付では、9月場所に西前頭十一枚目で3勝12敗と大きく負け越した正代が、約11年ぶりに十両の土俵に戻ることになりました。
かつて2020年9月場所で幕内優勝を果たし、同年11月場所に大関へ昇進した実力者に何が起きたのでしょうか。2022年の大関陥落から幕内での再起、そして2026年9月場所の不振までを振り返りながら、東京農業大学時代の学生横綱としての実績、時津風部屋で培った相撲、得意技の右四つ・寄り、生涯戦歴を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の番付:2026年11月場所は西十両三枚目。最高位は大関。
- 十両陥落の経緯:2026年9月場所は西前頭十一枚目で3勝12敗。11月場所から十両に転落した。
- 最大の実績:2020年9月場所に13勝2敗で幕内初優勝。同年11月場所に大関へ昇進。
- 大関陥落:2022年9月場所と11月場所で2場所連続負け越しとなり、大関の地位を失った。
- 今後の焦点:2026年11月場所で十両上位から勝ち星を積み重ね、幕内復帰への足掛かりをつかめるか。
【2026年最新】正代直也の現在の番付は西十両三枚目!

正代の2026年11月場所の番付は、西十両三枚目です。
2026年9月場所までは幕内力士として土俵に上がっていましたが、同場所の3勝12敗という成績を受け、11月場所では十両に番付を下げました。
日本相撲協会の公式力士プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおりです。
- 本名:正代直也
- 四股名:正代
- 生年月日:1991年11月5日
- 出身地:熊本県宇土市
- 所属部屋:時津風部屋
- 身長:184cm
- 体重:168kg
- 最高位:大関
- 得意技:右四つ・寄り
- 2026年11月場所の番付:西十両三枚目
特に注目したいのは、現在の番付と過去の実績との落差です。正代は単に幕内で長く活躍した力士ではありません。大関在位13場所、幕内優勝1回という実績を持ち、横綱候補として期待された時期もありました。
日本相撲協会の公式記録によると、2026年11月場所時点の生涯戦歴は542勝494敗10休(76場所)です。内訳を見ると、幕内戦歴は474勝476敗10休、大関戦歴は95勝90敗10休となっています。
この数字からも、正代が長期間にわたって幕内上位で戦ってきた力士であることが分かります。
なお、2026年11月場所は10月30日時点では開催前です。西十両三枚目というのは確定した番付であり、11月場所の勝敗や最終成績を意味するものではありません。
【転落の経緯】正代はなぜ2026年9月場所で3勝12敗に終わったのか

今回の十両陥落を決定づけたのは、2026年9月場所の極端な負け越しでした。
正代は西前頭十一枚目で秋場所を迎えました。しかし、初日から6連敗を喫し、序盤戦で大きくつまずきます。
7日目に宇良を破って初白星を挙げ、8日目には朝翠龍にも勝利しました。一度は立て直す兆しを見せたものの、その後は再び黒星が先行。13日目に湘南乃海を破ったものの、14日目と千秋楽を落としました。
千秋楽は千代翔馬に押し出され、最終成績は3勝12敗。15日間のうち12日で敗れる厳しい場所となりました。
本人が語った秋場所の苦戦

2026年9月27日の千秋楽後、東スポWEBの報道では、正代が取組後の支度部屋で次のように語ったと伝えられています。
「そういう時もありますよ。ほとんど噛み合ってないですし」
この言葉からは、単純に相手の力に押し切られたというだけでなく、自分の狙った相撲を十分に展開できなかった状況がうかがえます。
また、熊本県出身の正代にとって、11月の九州場所は地元に近い地域で開催される重要な場所です。幕内復帰への意欲についても、報道では「幕内に帰りたいとかそういうこだわりはないけど、それに越したことはない」と語っています。
3勝12敗から西十両三枚目へ
相撲の番付は、単純に勝ち越し・負け越しの数だけで機械的に決まるものではありません。各力士の番付、成績、昇降のバランスなどを踏まえて番付編成会議で決定されます。
今回の正代の場合、西前頭十一枚目という位置から3勝12敗で大きく負け越したことが、幕内から十両への降格につながりました。
その結果、2026年11月場所では西十両三枚目に配置されています。元大関が十両上位で再出発するという展開は、2026年の大相撲を振り返るうえでも大きな転換点です。
【経歴・年表】正代直也の学生横綱から大関昇進まで
正代の相撲人生を理解するうえで欠かせないのが、学生時代から培ってきた実力です。
熊本県宇土市で生まれた正代は、小学1年生から相撲を始めました。熊本農業高校では国体で優勝し、東京農業大学への進学後も相撲部で実績を重ねています。
2011年には大学2年生で全国学生相撲選手権大会の個人優勝を達成。第89代学生横綱に輝きました。大学相撲界で実力を証明した後、2014年に時津風部屋へ入門します。
主要な経歴を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 出来事 | 主な実績・意味 |
|---|---|---|
| 1991年11月 | 熊本県宇土市で誕生 | 正代直也として生まれる |
| 2011年 | 東京農業大学2年 | 第89代学生横綱に輝く |
| 2014年3月 | 時津風部屋から初土俵 | 大相撲の世界へ進む |
| 2015年9月 | 新十両 | 関取の地位を獲得 |
| 2016年1月 | 新入幕 | 幕内力士となる |
| 2017年1月 | 新三役 | 小結・関脇につながる上位進出 |
| 2020年9月 | 幕内初優勝 | 13勝2敗で初の幕内最高優勝 |
| 2020年11月 | 大関昇進 | 最高位の大関に到達 |
| 2022年11月 | 大関陥落 | 2場所連続負け越しで関脇へ降下 |
| 2026年9月 | 幕内で3勝12敗 | 西前頭十一枚目から大きく番付を下げる |
| 2026年11月 | 西十両三枚目 | 十両上位で再出発 |
東京農業大学で学生横綱に
正代の学生時代の実績は、東京農業大学の公式発表にも記録されています。
2011年11月、全国学生相撲選手権大会で個人優勝を果たし、第89代学生横綱に選ばれました。大学2年生での快挙です。
その後も2012年の全国大学選抜相撲宇佐大会で個人優勝を果たすなど、学生相撲界で存在感を示しました。
2014年には東京農業大学の国際農業開発学科を卒業。大学での学業と相撲部の活動を両立させながら、プロ入りへの道を歩みました。
学生横綱という肩書きは、正代の実力を語るうえで重要です。幕内優勝や大関昇進は突然訪れた成功ではなく、学生時代から積み重ねてきた競技経験の延長線上にありました。
【元大関の実績】2020年の幕内優勝と2022年の大関陥落
正代のキャリアで最も輝いた時期は、2020年から2021年にかけてです。
2020年9月場所で13勝2敗の初優勝
2020年9月場所、関脇だった正代は13勝2敗という好成績で幕内最高優勝を果たしました。
優勝を懸けた千秋楽の一番では、翔猿を破って優勝を決定。熊本県出身力士として初の幕内優勝という歴史的な結果を残しました。
この場所では殊勲賞と敢闘賞も受賞しています。大関昇進を判断するうえで重要な実績となり、日本相撲協会は2020年9月30日の番付編成会議と理事会で昇進を決定しました。
そして同年11月場所から、新大関として土俵に上がります。
東京農業大学の公式発表によれば、同大学出身の大関は元豊山以来57年ぶり2人目でした。母校にとっても大きな快挙となりました。
大関在位は2020年11月から2022年11月まで
大関昇進後の正代は、常に高い成績を求められる立場になりました。
2021年1月場所には11勝4敗を記録した一方、同年3月場所では7勝8敗と負け越すなど、成績には波がありました。
2022年に入ると、成績の低迷が目立つようになります。
- 2022年1月場所:6勝9敗
- 2022年3月場所:9勝6敗
- 2022年5月場所:5勝10敗
- 2022年7月場所:10勝5敗
- 2022年9月場所:4勝11敗
- 2022年11月場所:6勝9敗
大関には、2場所連続で負け越すと陥落する制度があります。2022年9月場所で4勝11敗となった正代は、11月場所をかど番で迎えました。
しかし、11月場所でも6勝9敗と負け越し、大関陥落が決定。大関在位は2020年11月場所から2022年11月場所までの13場所となりました。
大関復帰の特例を逃し、幕内で再挑戦
大関から陥落した力士には、関脇に下がった直後の場所で10勝以上を挙げれば大関へ復帰できる特例があります。
正代は2023年1月場所を西関脇で迎えましたが、成績は6勝9敗。10勝という復帰条件には届きませんでした。
その後も幕内上位で戦い続け、2023年3月場所には10勝5敗を記録。2024年には10勝を複数回挙げ、小結にも復帰しました。
つまり、正代の大関陥落はそのまま競技人生の終わりを意味したわけではありません。三役復帰や幕内上位での勝ち越しを経験しながら、長く第一線で戦ってきたのです。
【取り口を分析】正代の得意技は右四つ・寄り!強さの特徴とは
正代の公式プロフィールに記載されている得意技は、右四つ・寄りです。
右四つとは、相手のまわしを右手で差して組む形を基本とする相撲です。組み合った状態から相手の体勢を崩し、前に出て土俵外へ運ぶのが寄りの基本的な攻め方になります。
正代は184cm、168kgという体格を持ち、組んでから前に出る相撲を持ち味としてきました。
右四つから前に出る相撲が基本
正代の相撲を見る際には、立ち合いからどのように右を差し、組み止めるかがポイントになります。
自分の得意な形に持ち込めれば、相手との距離を詰めながら圧力をかけられます。反対に、立ち合いで後手に回ったり、相手の突き押しを受けたりすると、持ち味である組みの展開に持ち込みにくくなります。
2026年9月場所での序盤6連敗は、こうした攻防のかみ合わせがうまくいかなかったことを考える材料になります。
直近の決まり手にも注目
興味深いのは、公式プロフィールの得意技と、最近の取組で見られる決まり手の傾向には違いもあることです。
日本相撲協会が掲載する過去6場所の決まり手傾向では、次の技が上位に挙げられています。
- 突き落とし:約21%
- 押し出し:約15%
- 引き落とし:約12%
- その他:約52%
つまり、正代は右四つ・寄りを基本とする力士ですが、実際の取組では突き落としなど、組み合う形以外の決まり手も見られます。
得意技の欄だけで現在の相撲を判断するのではなく、実際にどのような形で勝ち星を挙げているかを確認することも大切です。
【プロの結論】2026年11月場所で正代が幕内復帰するための注目点
2026年11月場所で西十両三枚目となった正代にとって、最初の目標は十両上位で安定した成績を残すことです。
幕内復帰を考えるうえで、特に注目したいポイントは3つあります。
1. 序盤戦で勝ち星を先行させられるか
9月場所では初日から6連敗を喫しました。序盤で黒星が重なると、後半戦で巻き返すための負担が大きくなります。
11月場所では、立ち合いから自分の形を作り、序盤から勝ち星を積み重ねられるかが重要です。
2. 得意の右四つ・寄りを取り戻せるか
正代の持ち味は、組んでから前に出る相撲です。十両の土俵で相手に先手を取らせず、自分の得意な形を作れるかが注目されます。
特に立ち合いの圧力と、右を差してからの攻めがかみ合えば、過去の実績を生かした相撲につながります。
3. 勝ち越しから幕内復帰への道筋を作れるか
十両三枚目という番付は、幕内復帰を目指すうえで重要な位置です。
ただし、十両で勝ち越せば必ず幕内に戻れるわけではありません。十両での最終順位、成績、幕内下位の力士の成績、幕内から十両への降格人数など、複数の要素によって昇進が決まります。
そのため、まずは勝ち越しを確保し、さらに上位の成績を残せるかが判断材料になります。
元大関という肩書きだけで復帰を予測するのではなく、現在の取組内容と15日間の成績を見ていくことが重要です。
正代はすでに幕内優勝と大関昇進を経験した力士です。2026年11月場所では、その経験を十両の土俵でどう生かすかが最大の見どころになります。
正代直也に関するよくある質問(FAQ)
Q1:正代直也の2026年現在の番付は何枚目ですか?
A1:2026年11月場所の番付は西十両三枚目です。2026年9月場所は西前頭十一枚目でしたが、3勝12敗で大きく負け越したため、十両へ降格しました。
Q2:正代はなぜ大関から陥落したのですか?
A2:2022年9月場所で4勝11敗、同年11月場所で6勝9敗と2場所連続で負け越したためです。大関の陥落規定に該当し、2022年11月場所に大関の地位を失いました。
Q3:正代は2020年に優勝していますか?
A3:はい。2020年9月場所で13勝2敗を記録し、幕内最高優勝を達成しました。千秋楽では翔猿を破り、熊本県出身力士として初めて幕内優勝を果たしました。
Q4:正代の出身地と所属部屋はどこですか?
A4:熊本県宇土市出身で、所属部屋は時津風部屋です。東京農業大学を卒業し、2014年3月場所に初土俵を踏みました。
Q5:正代の得意技は何ですか?
A5:日本相撲協会の公式プロフィールでは、右四つ・寄りとされています。右を差して組み、相手の体勢を崩しながら前に出る相撲が基本です。
Q6:正代の生涯戦歴はどれくらいですか?
A6:日本相撲協会の2026年11月場所時点の記録では、542勝494敗10休(76場所)です。幕内戦歴は474勝476敗10休、大関戦歴は95勝90敗10休となっています。
まとめ:正代直也は西十両三枚目から再起を目指す
正代直也の2026年11月場所の番付は西十両三枚目です。2026年9月場所の3勝12敗という厳しい結果によって、幕内から十両へと番付を下げました。
しかし、正代には2020年9月場所の幕内優勝、同年11月の大関昇進という輝かしい実績があります。東京農業大学時代の学生横綱から大相撲の頂点である大関まで上り詰めた経歴は、現在の番付だけでは測れないものです。
2022年の大関陥落を経験した後も、三役復帰や幕内上位での戦いを続けてきました。2026年9月場所の不振を経て、今度は十両上位から再出発します。
今後の注目点は、得意の右四つ・寄りを生かした相撲を取り戻せるか、そして十両で安定して白星を重ねられるかという点です。
元大関・正代が再び幕内の土俵に戻れるのか。2026年11月場所は、その可能性を占う重要な一場所になります。過去の栄光だけでなく、現在の相撲内容と新たな挑戦に注目したいところです。
主な参照資料:日本相撲協会公式力士プロフィール・歴代大関記録、東京農業大学公式発表、東スポWEB報道、日刊スポーツの大関陥落関連記事。