【開催日時・会場】2026年のオリンピック閉会式はベローナで開催

目次

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 開催日時:現地時間2026年2月22日20時30分、日本時間2月23日午前4時30分に開幕。
  • 会場・テーマ:世界遺産のベローナ・アレーナで「Beauty in Action」をテーマに、オペラ、バレエ、音楽、映像技術を融合。
  • 注目出演者:ロベルト・ボッレ、市川純、ジョアン・ティーレ、アキッレ・ラウロ、Major Lazerらが出演。
  • 日本選手団:坂本花織と森重航が閉会式の旗手を担当。日本選手団は52人が参加した。
  • 大会の継承:ミラノとコルティナの聖火台が消灯し、五輪旗は2030年フランスアルプス大会へ引き継がれた。

現地2月22日、日本時間では2月23日早朝

オリンピック閉会式

ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの閉会式は、現地時間の2026年2月22日に実施された。

大会公式の開催資料では、式典の開始予定時刻はイタリア時間20時30分。日本とイタリアの時差は8時間だったため、日本では翌23日の午前4時30分にあたる。

項目 内容
大会名 ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック
開催日 2026年2月22日(日)
日本時間 2026年2月23日(月)
開始予定時刻 現地20時30分
日本時間の開始 午前4時30分
開催都市 イタリア・ベローナ
会場 ベローナ・オリンピック・アレーナ
式典テーマ Beauty in Action
次回冬季大会 フランスアルプス2030

日本国内ではNHK総合などが早朝から生中継を実施した。競技終了後の選手たちの姿や、五輪旗の引き継ぎをリアルタイムで見届けられる放送となった。

なぜベローナ・アレーナが選ばれたのか

オリンピック閉会式

会場となったベローナ・アレーナは、紀元1世紀に建設された古代ローマ時代の円形闘技場である。

約2000年の歴史を持ち、現在もオペラやクラシックコンサートなどの公演に使用されている。ローマ時代の建築と現代の舞台芸術が共存する、イタリアを代表する文化施設だ。

会場の収容能力は約1万5000人。ベローナの中心部に位置し、シェークスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台としても知られる街の象徴的な存在である。

今回の選定には、競技会場としての機能だけではなく、イタリアの芸術・文化遺産を世界に発信する狙いがあった。

大会組織委員会は、世界遺産の歴史的施設でオリンピックの式典を開催することを文化的なレガシーとして位置づけた。

【Beauty in Action】閉会式の演出は何がすごかった?水と芸術が結びつく舞台

オリンピック閉会式

「美しさは動きの中にある」というコンセプト

今回の閉会式を象徴する言葉が「Beauty in Action」だ。

日本語では「躍動する美」と表現できる。

このテーマには、スポーツにおける身体の動き、芸術が生み出す感動、人と人とのつながり、そして自然の美しさを一つの舞台に融合する意図が込められていた。

演出の中心となったのは、次の6つの表現領域である。

- オペラ
- 音楽
- ダンス
- 映画
- デザイン
- テクノロジー

大会公式の発表によると、演出を統括したのはアルフレード・アッカティーノ。フィルムマスターを中心とするクリエイティブチームが制作を担当した。

また、演出面では山岳地帯から平野、都市、湖、海へとつながる自然の循環も重要なモチーフになった。

水滴をモチーフにしたステージの意味

舞台デザインの中心に置かれたのは、一滴の水をイメージした造形だった。

水は冬季オリンピックにとって特別な意味を持つ。

山に降り積もる雪や氷は、気温の変化とともに水へと姿を変え、川や湖を通って海へ流れていく。今回の大会が複数の都市や山岳地域にまたがって開催されたこととも重なる構図だ。

公式資料では、水滴を自然の循環を象徴する存在として説明している。

さらに、舞台中央を大きなイタリア広場のように構成し、演者の動きに合わせて舞台そのものが変化する設計が採用された。

特に注目されたのが「Water Cycle(水の循環)」の演目だ。

ロベルト・ボッレのダンスと水のモチーフを組み合わせ、円形の造形物が上昇して太陽へと変化する演出も取り入れられた。水と光を通して、冬季スポーツの自然環境とイタリアの文化的風景を結びつけたのである。

アリーナだけでは完結しない複数会場の演出

閉会式はベローナ・アレーナだけで完結する構成ではなかった。

ピアッツァ・ブラ広場やベローナ・フィラルモニコ劇場も演出に組み込まれ、劇場ではアレーナ財団のオーケストラと合唱団が参加した。

これは、歴史的な建物を単なる背景として使うのではなく、ベローナの街全体を舞台にする試みだった。

競技のために世界中から集まった選手たちを、イタリアの文化的な空間へ迎え入れる構成にもなっていた。

【出演者・関係者一覧】ロベルト・ボッレから市川純まで注目の人物を整理

今回の式典では、イタリアの伝統芸術と世界的なポップカルチャーが同じ舞台に並んだ。

特に注目されたのは、国際的なバレエスターのロベルト・ボッレと、日本出身の俳優・市川純である。

主要出演者と演出上の役割

以下は、出演者と制作関係者の役割を整理した一覧だ。

人物・グループ 主な役割・出演内容 注目ポイント
ロベルト・ボッレ バレエパフォーマンス Water Cycleの中心人物
市川純 蝶々夫人 日本とイタリアの文化的接点
ジョアン・ティーレ 歌唱 「Il Mondo」を披露
ガブリー・ポンテ DJパフォーマンス ボランティアへのオマージュ
Major Lazer 音楽パフォーマンス フィナーレの祝祭的演出
アキッレ・ラウロ 歌唱 「Incoscienti giovani」を披露
ベネデッタ・ポルカローリ 俳優・案内役 演出の物語をつなぐ役割
アルフレード・アッカティーノ クリエイティブ統括 制作チームを率いる

出演者の実際の登場場面については、イタリアのANSA通信やSky Sportの式典報道、公式プログラムで確認できる。

ロベルト・ボッレの「Water Cycle」はなぜ注目された?

ロベルト・ボッレは、世界的に知られるイタリアのバレエダンサーだ。

今回の閉会式では、アスリートの身体能力と芸術家の表現力を結びつける象徴的な存在として起用された。

彼が登場した「Water Cycle」は、水の循環を身体表現で描く演目だった。

ANSAの報道によると、ボッレは舞台の仕掛けを通じて登場し、空間を大きく使った振り付けを披露。円形の造形物が太陽へと変わる演出や、ベネチアを連想させるゴンドラも組み合わされた。

ここで重要なのは、バレエが単独の見せ場として置かれていたのではない点だ。

雪や氷、水、太陽という自然の変化を、身体の動きによって表現する。冬季競技の世界からイタリアの風景へと視点を広げる役割を担っていた。

市川純が演じた「蝶々夫人」の出演シーン

日本の視聴者にとって、特に意外性のある出演だったのが市川純だ。

市川は熊本県出身で、8歳のときにイタリアへ移住。現在はローマを拠点に、女優・ダンサー・声優として活動している。

所属事務所の公式プロフィールによれば、映画デビューは2002年。イタリアの映画やテレビシリーズへの出演に加え、『ハリー・ポッター』シリーズなどの吹き替えにも携わってきた。

2025年の大阪・関西万博では、イタリア館のアンバサダーも務めた。

今回、市川が演じたのはプッチーニのオペラ『蝶々夫人』の主人公だ。

式典序盤ではオペラの世界を表現する演出が展開され、『椿姫』や『アイーダ』、『リゴレット』などの作品世界とともに、蝶々夫人が登場した。

さらに、ベローナ・フィラルモニコ劇場では『蝶々夫人』の「ハミング・コーラス」が演奏され、メイン会場のアレーナでは市川が蝶々夫人を演じた。

日本出身の俳優が、イタリアを代表するオペラ文化の中で日本を題材にした主人公を演じたという点は、今回の式典を象徴する場面の一つだった。

また、閉会式後には衣装の着物風の衿合わせについても日本の視聴者から疑問の声が出た。衣装の文化的な見え方に関心が集まったことも、国際的な舞台で日本文化がどのように表現されるかという論点につながった。

音楽パフォーマンスとフィナーレ

式典後半は、クラシックな芸術表現から現代音楽へと雰囲気が変化した。

ジョアン・ティーレはジミー・フォンタナの名曲「Il Mondo」を披露。ベネチアをイメージしたゴンドラの演出と組み合わされ、イタリアらしい情景を作り出した。

ガブリー・ポンテは大会を支えたボランティアに敬意を表するパフォーマンスを担当した。

さらに、Major Lazerやアキッレ・ラウロが登場。アキッレ・ラウロは「Incoscienti giovani」を歌い、オペラの登場人物リゴレットが再び現れる演出とともに、式典の最後を盛り上げた。

伝統的なオペラから現代のダンスミュージックまで、音楽の幅広さを見せた構成だった。

【日本選手団】旗手は坂本花織と森重航!閉会式で見せた笑顔

坂本花織と森重航が日本の旗手を担当

日本選手団の閉会式旗手を務めたのは、フィギュアスケート女子の坂本花織とスピードスケート男子の森重航だった。

坂本は今大会のフィギュアスケートで個人・団体の2つの銀メダルを獲得。森重は北京2022大会に続くオリンピック出場を果たしていた。

2人は日の丸を持って笑顔で入場し、会場の観客に応えた。

日刊スポーツの現地報道では、坂本の明るい表情が話題になったことも伝えられている。

開会式の旗手と閉会式の旗手は同じ選考だったのか

ここは混同しやすいポイントだ。

JOCが2026年1月に発表した開会式の旗手は森重航で、坂本花織は旗手代行として選任されていた。

しかし、閉会式については大会組織委員会が別途、坂本と森重の2人を日本選手団の旗手として発表している。

つまり、坂本が閉会式で旗手を務めたのは、単に開会式の代行を引き継いだというだけではない。閉会式の正式な旗手として選ばれたのである。

日本選手団の参加人数とメダル実績

閉会式には日本選手団から選手・関係者を合わせて52人が参加した。

特に注目されたのが、フィギュアスケートの三浦璃来・木原龍一組、通称「りくりゅう」の姿だ。

2人は閉会式でもペア競技ならではのリフトを披露し、会場を沸かせた。

日本は今大会で、金メダル5個、銀メダル7個、銅メダル12個の合計24個を獲得。冬季オリンピックにおける日本の過去最多記録を更新した。

これは北京2022大会の18個を上回る結果だった。

閉会式の入場は、単なる国別の行進ではない。

競技中はライバルだった選手たちが、競技の勝敗を離れ、同じオリンピックに参加した仲間として集まる場でもある。

坂本と森重が笑顔で日の丸を掲げた姿には、17日間の大会を最後まで戦い抜いた選手たちの達成感が表れていた。

【聖火消灯・五輪旗引き継ぎ】2030年フランスアルプス大会へ

オリンピック閉会式の聖火消灯セレモニー

閉会式の中でも、最も象徴的な場面が聖火の消灯だった。

オリンピックでは、開会式で点火された聖火が大会期間中を通じて燃え続け、閉会式で消されることによって大会の終了を象徴する。

ミラノ・コルティナ2026では、広域開催という大会の特徴が消灯演出にも反映された。

式典では、ベローナに運ばれた聖火を収めたベネチアングラスの炎が消され、その後、ミラノとコルティナの聖火台も消灯した。

特に重要なのは、ミラノのアルコ・デッラ・パーチェ(平和の門)と、コルティナのピアッツァ・アンジェロ・ディボナ広場に設置された2つの聖火台が同時に消されたことだ。

JOCの大会総括資料は、この2都市での同時消灯を史上初の演出として紹介している。

これは、複数都市にまたがる大会の新しいあり方を象徴するものだった。

オリンピック旗は誰から誰へ引き継がれた?

聖火の消灯と並ぶもう一つの重要な儀式が、五輪旗の引き継ぎだ。

これは次の冬季オリンピック開催地へ、オリンピック運動の象徴を受け渡す公式行事である。

今回の引き継ぎは、次の順序で行われた。



ミラノ・コルティナの代表者

ミラノ市長ジュゼッペ・サーラとコルティナ・ダンペッツォ市長ジャンルカ・ロレンツィが五輪旗を持つ。


IOC会長へ受け渡し

五輪旗が国際オリンピック委員会のカースティ・コベントリー会長に手渡される。


フランスアルプス2030へ引き継ぎ

コベントリー会長から、次回開催地を代表するフランス側の関係者へ五輪旗が引き継がれる。


フランス国旗と国歌

フランス国旗が掲揚され、国歌「ラ・マルセイエーズ」が演奏される。

この引き継ぎには、過去の大会とは異なる特徴があった。

従来は、一つの開催都市から次の開催都市へ五輪旗を引き継ぐ形式が基本だった。

しかし今回は、複数都市で大会を開催したイタリア側の2人の市長から、複数の地域にまたがるフランスアルプス側の代表者へと引き継がれた。

JOCも、この形式を新しいオリンピックの形を象徴する場面として紹介している。

2030年フランスアルプス大会はどのような大会になる?

次回の冬季オリンピックは、2030年にフランスアルプス地域で開催される予定だ。

ミラノ・コルティナ2026が複数都市・山岳地域を組み合わせた大会だったように、フランスアルプス2030も広域開催の考え方を引き継ぐ。

今回の引き継ぎ式は、単なる開催国の交代ではなく、冬季オリンピックが地域全体を舞台とする方向へ進んでいることを示した。

IOCのカースティ・コベントリー会長は閉会式のスピーチで、次の大会への参加を世界の若者に呼びかけた。

The flame may soon go out, but its light will stay with us.

Dear friends, I now declare the Milano Cortina 2026 Olympic Winter Games closed.

See you all in 2030.

日本語にすると、聖火はまもなく消えるが、その光は私たちの中に残り続ける。そして2030年、フランスアルプスで再会しようというメッセージだ。

このスピーチは、オリンピックが大会期間だけで完結するものではなく、次の世代へ受け継がれるスポーツの祭典であることを強調していた。

【歴代冬季オリンピックとの比較】2026年の閉会式は何が違った?

冬季オリンピックの閉会式には、開催国の文化を紹介しながら、次の開催地へ五輪旗を渡すという共通の伝統がある。

一方で、演出の中心に何を置くかは大会ごとに大きく異なる。

2026年大会の特徴を理解するため、代表的な過去3大会と比較してみよう。

大会 閉会式の特徴 2026年との違い
ソチ2014 ロシア文化を反映した大規模な舞台演出。白熊が聖火を消す場面が象徴的 動物のキャラクターを使った物語的な消灯
平昌2018 「Games of New Horizons」としてスポーツと韓国の文化を発信 新しい地平をテーマにした大会の総括
北京2022 大きな雪の結晶をモチーフにした聖火台と光の演出 雪と光を中心とする象徴的なフィナーレ
ミラノ・コルティナ2026 オペラ、バレエ、現代音楽、水の循環を融合 世界遺産の歴史的建築と広域開催を組み合わせた演出

ソチ2014:物語性の強い演出

ソチ2014では、ロシアの文化や芸術を取り入れた大規模な閉会式が展開された。

特に印象的だったのが、オリンピックのマスコットである白熊が聖火を吹き消す場面だ。

聖火消灯をキャラクターの物語に組み込み、視覚的な印象を残す演出だった。

平昌2018:新しい地平を示す大会

平昌2018は、IOCのトーマス・バッハ会長が「Games of New Horizons」と表現した大会だった。

競技の成果だけでなく、韓国の開催運営や新しい機会の創出などが評価された。

閉会式もその大会全体の成果を締めくくる位置づけにあった。

北京2022:雪の結晶と光の象徴

北京2022では、大きな雪の結晶をモチーフにした聖火台が式典の象徴になった。

五輪旗の引き継ぎでは、北京からIOCを経由してミラノとコルティナの代表者へ旗が渡された。

大会の最後には、聖火台がゆっくりと下がり、16日間燃え続けた炎が消された。

雪や光という冬季大会らしい象徴を使った、印象的な閉幕だった。

2026年:芸術とスポーツを同じ舞台に置いた閉会式

これらと比較すると、ミラノ・コルティナ2026の独自性は、イタリアのオペラ文化とバレエ、現代音楽、歴史的建築を一つの演出に統合したことにある。

さらに、聖火の消灯や五輪旗の引き継ぎにも複数都市開催の特徴が反映された。

つまり、2026年の閉会式は、単にイタリア文化を紹介しただけではない。

大会の開催方式そのものを演出に取り込み、オリンピックの未来を示した式典だった。

【オリンピック閉会式に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年のオリンピック閉会式はいつ開催されましたか?

2026年2月22日、現地時間20時30分にイタリアのベローナで開催されました。日本時間では2月23日午前4時30分です。

Q2:閉会式の会場はどこですか?

イタリアのベローナにあるベローナ・オリンピック・アレーナです。古代ローマ時代に建設された円形闘技場で、現在もオペラやコンサートに使用されています。

Q3:閉会式のテーマ「Beauty in Action」とは何ですか?

「躍動する美」を意味するテーマです。スポーツ、オペラ、音楽、ダンス、映画、デザイン、テクノロジーを融合し、動きの中にある美しさを表現しました。

Q4:ロベルト・ボッレは何を披露しましたか?

水の循環を表現する「Water Cycle」の演目に出演しました。バレエの身体表現と舞台装置を組み合わせたパフォーマンスが披露されました。

Q5:市川純は何の役を演じましたか?

プッチーニのオペラ『蝶々夫人』の主人公を演じました。熊本出身で、イタリアを拠点に活動する俳優・ダンサー・声優です。

Q6:日本選手団の閉会式の旗手は誰でしたか?

フィギュアスケートの坂本花織とスピードスケートの森重航です。2人が日の丸を持って入場しました。

Q7:聖火と五輪旗はどうなりましたか?

ミラノとコルティナの2つの聖火台が同時に消灯されました。五輪旗はIOC会長を経由して、次回2030年大会のフランスアルプス地域の代表者へ引き継がれました。

まとめ:2026年の閉会式はイタリア文化と五輪の未来をつないだ

ミラノ・コルティナ2026の閉会式は、2026年2月22日、ベローナ・オリンピック・アレーナで開催された。

テーマは「Beauty in Action」。ロベルト・ボッレのバレエ、市川純による蝶々夫人、ジョアン・ティーレやアキッレ・ラウロらの音楽パフォーマンスによって、イタリアの伝統と現代文化が一つの舞台に集約された。

日本選手団では坂本花織と森重航が旗手を務め、24個のメダルを獲得した大会を笑顔で締めくくった。

そして、ミラノとコルティナの聖火台の同時消灯、五輪旗のフランスアルプス2030への引き継ぎによって、次の冬季オリンピックへとバトンが渡された。

今回の閉会式を評価するうえで見逃せないのは、芸術的な華やかさだけではない。

複数都市を舞台にした大会の新しい運営方式、歴史的文化遺産の活用、そして次世代への五輪精神の継承という3つの要素が、式典の中で一つにつながっていたことだ。

2026年のベローナで消えた聖火は、オリンピックの終わりを意味すると同時に、2030年フランスアルプス大会への新たな始まりを告げていた。


主要な確認資料:国際オリンピック委員会(IOC)大会公式発表・閉会式スピーチ、日本オリンピック委員会(JOC)大会総括資料、ミラノ・コルティナ2026公式プレス資料、ANSA通信、共同通信、日刊スポーツ。