【全6試合の結果一覧】日付・スコア・勝敗投手を完全整理
2026年の両チームの対戦は、4月にシカゴ、6月末から7月にかけてボルチモアで開催された。最終的な勝敗はオリオールズの4勝2敗。場所によって結果が大きく異なった点が特徴だ。
以下が全試合の結果である。
出典:MLB公式試合記録、各試合のボックススコア、Baseball-Referenceの対戦記録を照合。
この表から読み取れるのは、オリオールズが4月の敵地3連戦をすべて勝ち切った一方、6月末のホームシリーズではホワイトソックスに主導権を握られたことだ。
また、6試合中4試合でオリオールズが勝っているものの、得点数ではホワイトソックスが上回っている。この点は、対戦成績を分析する際に見逃せない。
【4月6日・7日・8日】オリオールズが敵地で3連勝した理由

4月の3連戦は、オリオールズにとってシーズン序盤の立て直しにつながる重要なシリーズだった。
3試合とも接戦であり、投手陣の粘りと終盤の得点力が勝敗を左右した。
4月6日:ブランドン・ヤングの好投で2対1

シリーズ初戦は、オリオールズが2対1で勝利した。
先発はオリオールズのブランドン・ヤング、ホワイトソックスのエリック・フェッデ。ヤングは5イニングを投げて被安打2、無失点、2奪三振という内容だった。
フェッデも6イニングを投げたが、2失点。オリオールズは4回にタイラー・オニールの適時打で先制し、6回にはガナー・ヘンダーソンがソロホームランを放った。
ホワイトソックスは9回にレンイン・ソーサの内野ゴロで1点を返したものの、反撃はそこまで。ライアン・ヘルズリーが最後を締めた。
- 最終スコア:オリオールズ 2-1 ホワイトソックス
- オリオールズ安打:7本
- ホワイトソックス安打:4本
- 勝利投手:ブランドン・ヤング
- セーブ:ライアン・ヘルズリー
- 注目選手:ガナー・ヘンダーソン
ヤングが序盤の流れをつくり、ヘンダーソンの一発で追加点を奪ったことが勝因だった。
4月7日:ヘンダーソンの勝ち越しホームランで4対2

第2戦は、オリオールズが4対2で勝利。2連勝を達成した。
試合序盤はホワイトソックスが優勢だった。3回にチェイス・メイドロスの適時二塁打、レンイン・ソーサの適時打で2点を先行する。
オリオールズは5回にライアン・マウントキャッスルの内野ゴロで1点を返したが、勝負が動いたのは8回だった。
まずテイラー・ウォードが同点となる二塁打を放つ。続いてヘンダーソンが2点本塁打を記録し、4対2と逆転した。
この試合のポイントは、終盤に打線が集中力を発揮したことにある。
主な試合データ
- 最終スコア:オリオールズ 4-2 ホワイトソックス
- 安打数:オリオールズ8本、ホワイトソックス6本
- 勝利投手:イェニエル・カノ
- 敗戦投手:ジョーダン・ヒックス
- セーブ:ライアン・ヘルズリー
- 決勝打:ガナー・ヘンダーソンの2ランホームラン
特にヘンダーソンは、この試合で2安打を記録。8回の一発が勝敗を決定づけた。
4月8日:5対3でスイープを完成
4月シリーズ最終戦も、オリオールズが5対3で勝利した。
先発はオリオールズがカイル・ブラディッシュ、ホワイトソックスがショーン・バーク。
ホワイトソックスは2回に2点を先制したが、オリオールズは3回に2点を返して同点に追いつく。その後、ホワイトソックスが5回に勝ち越したものの、6回にオリオールズが再び逆転した。
9回にも追加点を奪い、最終的に2点差で逃げ切った。
ブラディッシュは5イニングで6安打、3失点(自責点2)、7奪三振。リリーフ陣も後続を無失点に抑えた。
この試合で目立ったのはテイラー・ウォードだ。
- 打数5
- 安打4
- 打点2
- 二塁打3本
ウォードは長打を3本放ち、打線をけん引した。ホームランに頼らず、二塁打を積み重ねて得点機会をつくったことも印象的だった。
最終スコアはオリオールズ5対3ホワイトソックス。これで敵地3連勝が完成した。
【6月29日・30日】ホワイトソックスが本拠地オリオールズを圧倒
4月の3連敗から約3か月後、両チームはボルチモアのオリオール・パーク・アット・カムデンヤーズで再び対戦した。
この2試合では、ホワイトソックスの攻撃力が際立った。
6月29日:8対2でホワイトソックスが反撃開始
第4戦はホワイトソックスが8対2で勝利した。
序盤は互角だった。オリオールズは1回にアドリー・ラッチマンの犠牲フライで先制。ホワイトソックスは3回にジェイコブ・ゴンザレスとカイル・ティールの適時打で逆転した。
オリオールズもその裏に追いつき、2対2の同点で試合が進む。
しかし、8回にコルソン・モンゴメリーが勝ち越し二塁打を放つと、ホワイトソックスの打線が勢いづいた。
9回にもゴンザレスの2点適時打などで追加点を挙げ、8対2と大きく突き放した。
この試合で注目された選手は次の2人だ。
- コルソン・モンゴメリー:8回の勝ち越し二塁打で試合の流れを変えた。
- ジェイコブ・ゴンザレス:3打点を記録し、得点力を支えた。
ホワイトソックスにとっては、オリオールズ相手の連敗を止めた意味でも大きな勝利だった。MLB公式の試合記録では、2024年9月以来となるオリオールズ戦の勝利とされている。
6月30日:コルソン・モンゴメリーの特大弾で9対3
第5戦では、ホワイトソックスが9対3で連勝した。
この試合は3回の攻撃が決定的だった。
1回に両チームが1点ずつを取り合った後、3回にホワイトソックスが一挙7得点。モンゴメリーの2ランホームラン、ゴンザレスの2点適時打、ジュニア・ペレスの3ランホームランが続いた。
特にモンゴメリーのホームランは推定飛距離440フィート。カムデンヤーズの象徴的な右翼方向への打球となり、試合のハイライトになった。
ゴンザレスもこの日3打点を記録。4回にも適時二塁打を放ち、攻撃の中心を担った。
一方、オリオールズも5回にディラン・ビーバーズの適時二塁打とピート・アロンソの適時打で2点を返した。しかし、序盤についた6点差を埋めることはできなかった。
投手成績では、ホワイトソックスのエリック・フェッデが5イニング、3失点で勝利投手となった。オリオールズのトレイ・ギブソンは2回2/3を投げて8失点(自責点8)で敗戦投手となった。
| 項目 | ホワイトソックス | オリオールズ |
|---|---|---|
| 得点 | 9 | 3 |
| 安打 | 11 | 9 |
| 失策 | 0 | 0 |
この2連戦でホワイトソックスは合計17得点。4月の3試合でわずか6得点だった攻撃が、まったく違う姿を見せた。
【7月1日】最終戦はオリオールズが6対1!連敗を止めた勝負の一戦
シリーズの最終戦となる7月1日、オリオールズは6対1でホワイトソックスを破った。
この試合で最も大きな役割を果たしたのは、先発投手のディーン・クレーマーだった。
クレーマーは4月下旬から右太ももの負傷で負傷者リスト(IL)に入っていたが、この試合で復帰。6イニングを投げ、被安打4、1失点、4奪三振という好投を見せた。
試合開始直後はホワイトソックスのサム・アントナッチが先頭打者ホームランを放ち、オリオールズにとって苦しい立ち上がりとなった。
しかしクレーマーはその後、11人連続でアウトを奪うなど立て直した。
5回に4得点を奪って逆転
試合が動いたのは5回だった。
タイラー・オニールがソロホームランを放ち、同点に追いつく。その後、オリオールズはさらに攻撃を重ね、この回だけで4得点を挙げて逆転した。
6回に1点、8回にも1点を追加し、最終的に6対1で勝利した。
この試合のホームランは次の3本。
- 1回表:サム・アントナッチ(ホワイトソックス)
- 5回裏:タイラー・オニール(オリオールズ)
- 8回裏:レオディ・タベラス(オリオールズ)
オリオールズは7安打で6得点。ホワイトソックスは4安打で1得点に終わった。
投手成績は以下のとおり。
| 投手 | 投球回 | 被安打 | 失点 | 奪三振 |
|---|---|---|---|---|
| ディーン・クレーマー | 6.0 | 4 | 1 | 4 |
| ノア・シュルツ | 4.1 | 2 | 3 | 7 |
クレーマーの復帰登板とオニール、タベラスのホームランが重なったことで、オリオールズは2連敗から立ち直った。
MLB公式の試合ハイライトでも、クレーマーの復帰登板と両選手のホームランが、この試合の主要な見どころとして紹介されている。
【数字で徹底比較】両チームの得点・安打・投手力から見える違い
2026年の対戦を分析するうえで興味深いのは、勝利数と得点数が一致していないことだ。
6試合のチーム別得点・安打比較
6試合のボックススコアを合計すると、次のようになる。
2026年直接対決の合計成績
ボルチモア・オリオールズ
4勝
2敗
22得点
42安打
シカゴ・ホワイトソックス
2勝
4敗
24得点
42安打
| 比較項目 | オリオールズ | ホワイトソックス |
|---|---|---|
| 勝利数 | 4 | 2 |
| 総得点 | 22 | 24 |
| 総安打 | 42 | 42 |
| 得失点差 | -2 | +2 |
| 敵地での勝敗 | 3勝0敗 | 0勝3敗 |
| 本拠地での勝敗 | 1勝2敗 | 2勝1敗 |
オリオールズは勝ち越したのに、総得点ではホワイトソックスが2点上回った。
その理由は試合ごとの点差にある。
オリオールズの勝利は、2対1、4対2、5対3、6対1。合計10点差で勝っている。
一方、ホワイトソックスの勝利は8対2と9対3。2試合だけで合計12点差をつけた。
つまり、ホワイトソックスは勝つときに大差をつけたが、オリオールズは接戦を含めて勝利を積み重ねた。
これは単純な総得点だけでは、シーズン対戦の優劣を判断できないことを示している。
打撃成績で目立った選手
今回の6試合で特に注目された選手は以下のとおりだ。
4月6日にソロホームラン、翌7日に逆転の2ランホームランを記録。2試合連続の本塁打で序盤の3連勝に貢献した。
4月8日に5打数4安打、3二塁打、2打点を記録。長打力と出塁力の両面で存在感を示した。
6月29日の勝ち越し二塁打、30日の2ランホームランで連勝に貢献。ホワイトソックスの反撃を象徴する選手だった。
6月29日と30日にそれぞれ打点を重ね、2連勝の攻撃を支えた。特に6月30日は3打点を記録した。
4月6日の適時打に加え、7月1日の同点ソロホームランを記録。最終戦の反撃を象徴する打者となった。
先発投手と投手陣の比較
6試合の先発投手を整理すると、次のとおりだ。
- 4月6日:ブランドン・ヤング対エリック・フェッデ
- 4月7日:トレバー・ロジャース対シェーン・スミス
- 4月8日:カイル・ブラディッシュ対ショーン・バーク
- 6月29日:シェーン・バズ対ショーン・バーク
- 6月30日:トレイ・ギブソン対エリック・フェッデ
- 7月1日:ディーン・クレーマー対ノア・シュルツ
投手陣の活躍で印象的だったのは、ヤングの4月6日の5回無失点と、クレーマーの7月1日の復帰登板だ。
ホワイトソックス側では、フェッデが4月6日に敗戦投手となった一方、6月30日には5回3失点で勝利投手となっている。同じ対戦相手でも、登板時期によって結果が変わったことが分かる。
【2026年シーズン順位と歴代対戦成績】両チームの立ち位置を確認
直接対決の結果だけでなく、レギュラーシーズン全体の成績も確認しておきたい。
2026年最終順位
2026年のレギュラーシーズン終了時点での成績は次のとおり。
| チーム | 所属地区 | 勝敗 | 勝率 | 地区順位 |
|---|---|---|---|---|
| ボルチモア・オリオールズ | AL東地区 | 79勝82敗 | .491 | 4位 |
| シカゴ・ホワイトソックス | AL中地区 | 84勝78敗 | .519 | 2位 |
ホワイトソックスはアメリカンリーグ中地区2位、オリオールズは東地区4位でシーズンを終えた。
両チームは異なる地区に所属しているため、地区順位を直接比較して優劣を決めることはできない。ただし、シーズン全体の勝敗数ではホワイトソックスが5勝多かった。
それでも直接対決ではオリオールズが勝ち越している。チーム全体のシーズン成績と、特定の相手との相性が必ずしも一致しない好例だ。
2024年・2025年から続く対戦の流れ
直近のシーズン別対戦成績を振り返ると、オリオールズの優位が見えてくる。
| 年度 | オリオールズの成績 |
|---|---|
| 2024年 | 6勝1敗 |
| 2025年 | 6勝0敗 |
| 2026年 | 4勝2敗 |
| 合計 | 16勝3敗 |
2026年4月7日のMLB公式試合記事でも、ホワイトソックスは2024年以降のオリオールズ戦で1勝14敗と紹介されていた。これは2026年4月の2試合を終えた時点の記録であり、その後の対戦結果を加えると上記の16勝3敗となる。
2026年6月29日の勝利は、ホワイトソックスにとって2024年9月以来のオリオールズ戦勝利だった。長く続いていた対戦上の苦戦に、一つの区切りをつけた試合だったといえる。
なお、歴代・通算の対戦記録を見る場合は、集計対象となるフランチャイズの範囲やデータベースによって数字が異なることがある。2026年の6試合や直近3シーズンの成績と、球団の長い歴史を含む通算記録は分けて捉えたい。
【プロの結論】4勝2敗という数字以上に注目すべきこと
今回の対戦を評価するうえで、注目したいポイントは3つある。
1つ目は、オリオールズの接戦での勝負強さだ。
4月の3試合はすべて2点差以内で決着した。7月1日の最終戦も含め、オリオールズは勝利した4試合で確実に得点を積み重ねている。
2つ目は、ホワイトソックスの爆発力だ。
6月29日と30日の連勝では、8得点と9得点を記録した。モンゴメリーやゴンザレスを中心に、相手投手陣に大きな負担をかけた。
3つ目は、投手の安定性がシリーズ全体を左右したことだ。
4月はヤングの好投、7月はクレーマーの復帰登板が象徴的だった。反対に6月30日はオリオールズの先発ギブソンが3回までに8失点を喫し、大量失点につながった。
このように、4勝2敗という最終成績だけでなく、投手の出来や得点の入り方まで見ることで、両チームの実力関係がより鮮明になる。
【オリオールズ対ホワイトソックス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のオリオールズ対ホワイトソックスは何勝何敗でしたか?
A1:全6試合でオリオールズが4勝2敗でした。4月の敵地3連戦はオリオールズが全勝し、6月末の本拠地2連戦はホワイトソックスが連勝。7月1日の最終戦はオリオールズが6対1で勝ちました。
Q2:2026年4月6日の試合結果は?
A2:オリオールズが2対1で勝利しました。ブランドン・ヤングが5イニング無失点と好投し、ガナー・ヘンダーソンがソロホームランを記録しました。
Q3:2026年6月29日と30日の試合結果は?
A3:6月29日はホワイトソックスが8対2、6月30日は9対3で勝利しました。コルソン・モンゴメリーやジェイコブ・ゴンザレスが打線をけん引しました。
Q4:2026年7月1日の最終戦はどちらが勝ちましたか?
A4:オリオールズが6対1で勝利しました。ディーン・クレーマーが復帰登板で6イニング1失点と好投し、タイラー・オニールとレオディ・タベラスがホームランを放ちました。
Q5:2026年の対戦でホームランを多く打った注目選手は誰ですか?
A5:ガナー・ヘンダーソン、コルソン・モンゴメリー、タイラー・オニール、レオディ・タベラスなどが注目選手です。特にヘンダーソンは4月6日と7日に連続で本塁打を記録しました。
Q6:2026年の両チームの総得点はどちらが上でしたか?
A6:ホワイトソックスが24得点、オリオールズが22得点でした。安打数は両チームとも42本です。オリオールズは勝利数で上回ったものの、総得点ではホワイトソックスが2点多い結果でした。
Q7:2026年シーズン終了時の順位は?
A7:オリオールズはアメリカンリーグ東地区4位の79勝82敗、ホワイトソックスは中地区2位の84勝78敗でした。
まとめ:2026年の対戦はオリオールズの4勝2敗、最後まで見逃せない展開に
2026年のオリオールズ対ホワイトソックスは、4月の敵地3連勝から6月末の本拠地2連敗、そして7月1日の6対1の勝利まで、両チームの勢いが大きく入れ替わるシリーズとなった。
最終的にはオリオールズが4勝2敗で対戦を制した。ヘンダーソンのホームラン、ウォードの4安打、ヤングとクレーマーの好投は、オリオールズの勝利を象徴する場面だった。
一方、ホワイトソックスも6月の2連勝で攻撃力を発揮。モンゴメリーとゴンザレスの活躍によって、4月の3連敗をそのまま引きずることなく反撃した。
今回のシリーズから分かるのは、野球の対戦成績は単純な総得点やシーズン順位だけでは測れないということだ。接戦をものにする力、先発投手の安定感、そして勝負どころでの長打力。それぞれの要素が6試合の結果に反映されている。
2026年の直接対決を振り返るなら、4勝2敗という数字だけでなく、4月の3連勝と7月1日の最終戦を含む試合ごとの流れこそ、押さえておきたいポイントだ。