【2026年最新】オジュウチョウサンの現在は北海道日高町!種牡馬として暮らす場所

目次

オジュウチョウサンの現在の繋養先は、北海道沙流郡日高町にあるYogiboヴェルサイユリゾートファームです。

【検証資料 1】オジュウチョウサンの当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

2023年1月23日、生まれ故郷の坂東牧場から同ファームへ移動しました。以降は競走馬としての活動を終え、種牡馬として新しい役割を担っています。移動については、当時の日刊スポーツも報じています。

繋養先の基本情報

オジュウチョウサン
項目 内容
牧場名 Yogiboヴェルサイユリゾートファーム
所在地 北海道沙流郡日高町
移動日 2023年1月23日
移動前 坂東牧場
現在の役割 種牡馬
登録上の繋養先 VERSAILLES STABLE株式会社

なお、競走馬情報を管理するJBISサーチの2026年10月時点のデータでは、繋養先は「VERSAILLES STABLE(株)」と記載されています。報道で使われる牧場名と登録上の法人名を区別して理解すると、情報の食い違いに戸惑わずに済みます。

Yogiboヴェルサイユリゾートファームとは?

オジュウチョウサン

同牧場は、競走生活を終えた馬たちの受け入れや種牡馬の繋養、引退馬支援などに取り組む北海道日高町の施設です。

2021年9月からライフスタイルブランドのYogiboとネーミングライセンス契約を結び、現在の名称で活動しています。引退馬の受け入れだけでなく、牧場の魅力発信や見学、宿泊、カフェなどを通じて、競馬ファンと馬をつなぐ取り組みも展開しています。

オジュウチョウサンにとって、この場所は競走馬としての役目を終えた後に、血統を次世代へ伝える仕事を続ける拠点です。

2026年度の種付料はいくら?

オジュウチョウサン

JBISサーチに掲載された2026年度の種付料は、次のとおりです。


2026年度 種付料

受胎確認後

60万円



産駒誕生後

80万円



フリーリターン特約付き。JBISサーチ掲載情報。

種牡馬としての活動が継続していることは、単なる引退馬として余生を送っているわけではないことを示しています。2026年には初年度産駒が競走馬としてデビューし、父から子へと物語が引き継がれ始めました。

【競走成績】J・G1通算9勝!オジュウチョウサンが築いた歴史

オジュウチョウサンの競走成績は、数字だけを見ても際立っています。

JRAの競馬の殿堂に掲載されている公式プロフィールによれば、通算成績は40戦20勝。障害競走では32戦18勝を記録し、獲得賞金は9億4,137万7,000円に達しました。

中山グランドジャンプ6勝・中山大障害3勝

最大の功績は、障害競馬の二大レースとされる中山グランドジャンプと中山大障害で圧倒的な実績を残したことです。

中山グランドジャンプでは、2016年から2020年まで5連覇を達成。さらに2022年にも勝利し、通算6勝としました。

中山大障害では2016年、2017年、2021年に優勝。これらを合わせたJ・G1勝利数は9勝となります。





9勝


J・G1通算
障害最高峰のタイトル




6勝


中山グランドジャンプ
史上屈指の同一競走実績




3勝


中山大障害
もう一つの障害最高峰




5回


最優秀障害馬
2016・17・18・21・22年度



とりわけ2016年から2020年までの中山グランドジャンプ5連覇は、長期間にわたって高い競走能力を維持した証拠です。障害競走は飛越の技術だけでなく、長距離を走り切る持久力、バランス感覚、レース中の判断力が求められます。

さらに、オジュウチョウサンは11歳となった2022年にも中山グランドジャンプを制しました。2022年4月16日の第24回中山グランドジャンプでは、3番手から差し切る競馬で6度目の優勝。11歳でJ・G1通算9勝目を達成したのです。

オジュウチョウサンの主な競走年表

年度 出来事・実績 関係者・意味 2013年 東京競馬場で平地デビュー 初戦は11着、2戦目は8着 2015年 障害競走で本格化 石神深一騎手とのコンビが始まる 2016年 中山グランドジャンプ初制覇・中山大障害制覇 J・G1を初めて2勝 2017年 中山グランドジャンプ2連覇・中山大障害連覇 アップトゥデイトとの激闘 2018年 中山グランドジャンプ3連覇・有馬記念出走 武豊騎手との平地挑戦 2019年 中山グランドジャンプ4連覇 障害競走での強さを再証明 2020年 中山グランドジャンプ5連覇 前人未到の記録を更新 2021年 中山大障害3勝目 11歳まで第一線で活躍 2022年 中山グランドジャンプ6勝目、12月に引退 J・G1通算9勝で競走生活を終える 2026年 顕彰馬に選定 競馬の殿堂入りが決定

出典:JRA競馬の殿堂、JBISサーチの競走成績、JRA発表。

石神深一騎手とのコンビが強さを引き出した

オジュウチョウサンの競走人生を語るうえで欠かせない人物が、主戦を務めた石神深一騎手です。

JRAの名馬紹介によると、オジュウチョウサンは当初、気難しい性格でレース中に前へ進もうとしない面がありました。転機となったのは、石神騎手がコンビを組んでからの取り組みです。

石神騎手は日々の調教にも付き合い、馬の状態や反応を確かめながら工夫を重ねました。その一つが、メンコの耳を覆う部分を外すという提案です。変更後は行きっぷりが大きく改善し、障害競走での快進撃につながりました。

このエピソードが示すのは、名馬の記録が馬自身の能力だけで生まれるわけではないということです。馬の個性を理解し、適切な方法を探し続けた騎手と厩舎スタッフの存在がありました。

武豊騎手との有馬記念挑戦も話題に

もう一人、オジュウチョウサンの名前を全国的に広めた騎手が武豊騎手です。

2018年、オジュウチョウサンは障害競走で圧倒的な実績を残した後、平地競走に再挑戦しました。

7月の開成山特別、11月の南武特別を武豊騎手とのコンビで連勝。さらに、ファン投票で選出され、12月23日の有馬記念に出走しました。

結果は9着。それでも、障害競走の王者が芝2500メートルのグランプリに挑戦するという異例の展開は、多くの競馬ファンの記憶に残っています。JRA公式の競走記録にも、武豊騎手との3戦が掲載されています。

石神騎手との障害競走での実績と、武豊騎手との平地挑戦。この二つの顔を持つことも、オジュウチョウサンが幅広いファンに支持された理由の一つです。

【2026年6月決定】オジュウチョウサンが顕彰馬に選ばれた理由

2026年6月15日 JRA正式発表

2026年のオジュウチョウサンに関する最大のニュースは、JRAの2026年度顕彰馬に選定されたことです。

JRAは2026年6月15日に選定結果を公表。記者投票157人のうち136票を獲得し、得票率は86.6%でした。選定には118票以上が必要だったため、基準を大きく上回る支持を得ての選出です。

顕彰馬とは何か?

顕彰馬とは、競走成績や競馬界への貢献などを評価され、JRAの「競馬の殿堂」に名を刻む馬のことです。

選定基準には、競走成績が特に優秀な馬、競走成績と繁殖成績の双方が優秀な馬、中央競馬の発展に特に貢献した馬などが含まれます。

オジュウチョウサンの場合、障害競走での圧倒的な実績と、長期間にわたって競馬界を盛り上げた功績が評価されたことが大きな意味を持ちます。

5度の最優秀障害馬という評価

オジュウチョウサンは、2016年度、2017年度、2018年度、2021年度、2022年度の計5回、JRA賞最優秀障害馬に選ばれています。

単年度の大活躍だけではなく、複数年にわたって障害競馬の中心に立ち続けた点が特徴です。

2022年の引退後、2026年に顕彰馬として選ばれたことで、現役時代の記録が競馬史における正式な評価につながりました。

JRA発表に寄せられた関係者のコメント

顕彰馬選出に際し、馬主である株式会社チョウサンの長山尚義代表は、支えてきた関係者とファンへの感謝を表明しました。

「現在は種牡馬として新たな道を歩んでおり、この夏には産駒たちがデビューを迎えます」

これは2026年6月15日のJRA発表に掲載された長山代表のコメントです。現役時代の栄誉を振り返るだけでなく、父となったオジュウチョウサンの次世代への期待も込められています。

顕彰馬への選出は、単なる過去の記録への表彰ではありません。障害競走の魅力を多くの人に伝えた馬として、その存在が競馬史に位置付けられた出来事です。

【種牡馬と産駒】タクミオジュウのデビューと2026年の最新成績

オジュウチョウサンの引退後に始まった新たな挑戦が、種牡馬としての活動です。

種牡馬入り初年度の2023年には8頭に種付けを行い、2024年には初年度産駒4頭が血統登録されました。2025年には5頭への種付けが行われ、次の世代も誕生しています。これらの数字は、2025年4月の日刊スポーツによる長山オーナーへの取材で明らかになりました。

初年度産駒タクミオジュウとは?

初年度産駒の中で、2026年に大きな注目を集めたのがタクミオジュウです。

2024年3月29日生まれの牡馬で、父はオジュウチョウサン、母はシアワセデス。母の父はファルブラヴです。

馬主は株式会社チョウサン、生産牧場はヴェルサイユファーム株式会社。美浦の小島茂之厩舎に所属しています。JRAの競走馬情報にも、この血統とプロフィールが掲載されています。

タクミオジュウの2026年競走成績

タクミオジュウは2026年7月12日、福島競馬場の2歳新馬戦でデビューしました。


タクミオジュウの初年度競走成績


2026年7月12日
14着

14 / 16頭


福島5R・2歳新馬/芝1800m
騎手:池添謙一/6番人気



2026年8月15日
8着

8 / 10頭


札幌・2歳未勝利/芝1800m
騎手:長浜鴻緒/10番人気

出典:JRA競走馬情報、日刊スポーツの競走報道。

デビュー戦ではスタート後に後方を進み、直線でも伸びを欠いて14着。騎乗した池添謙一騎手は、レース後に「少し時間がかかりそう」とコメントしました。

続く8月15日の札幌競馬場での未勝利戦では8着。初戦から着順を上げましたが、まだ勝利には届いていません。

父が障害競走の絶対王者だっただけに、産駒への期待が大きいのは自然なことです。ただし、タクミオジュウはまだ2歳。2戦の結果だけで競走馬としての将来や父の種牡馬能力を判断するのは早すぎます。

初年度産駒はタクミオジュウだけではない

2024年生まれの初年度世代には、ほかにも次のような馬がいます。

馬名 性別 母
アースリーパー 牡 ヴェレーナ
タクミオジュウ 牡 シアワセデス
チャリンコリン 牝 デュナミス
ジャンプトゥーユー 牝 ビービーガナール

JBISサーチやnetkeibaの産駒データには、これら4頭が掲載されています。2026年10月時点では、タクミオジュウのほか、チャリンコリンも中央競馬でデビューしています。

また、2025年生まれの世代にはブラボーオジュウなどの産駒も登録されています。今後は2024年生まれの世代だけでなく、その下の世代の競走成績にも注目が集まりそうです。

種牡馬として成功する可能性は?

オジュウチョウサンの種牡馬としての評価は、これから本格的に定まっていきます。

現役時代の強さをそのまま産駒が受け継ぐとは限りません。競走能力は父母双方の血統、個体の体格や気性、育成環境、調教、競走条件などによって左右されます。

また、オジュウチョウサン自身は障害で圧倒的な実績を残しましたが、平地競走でも2勝しています。産駒が平地でデビューすることも自然な流れです。

今後注目したいのは、初年度世代が成長して出走回数を重ねたときの勝ち上がり状況や、距離適性、芝・ダートへの対応、障害競走への適性です。

【血統を徹底解説】ステイゴールドの血を受け継ぐオジュウチョウサン

オジュウチョウサンの父は、競馬ファンによく知られるステイゴールドです。

母はシャドウシルエット、母の父はシンボリクリスエス。父系をたどるとサンデーサイレンスにつながります。JRAとJBISサーチの血統情報にも、この組み合わせが記録されています。

オジュウチョウサンの血統構成

項目 馬名
父 ステイゴールド
母 シャドウシルエット
父の父 サンデーサイレンス
父の母 ゴールデンサッシュ
母の父 シンボリクリスエス
母の母 ユーワジョイナー

ステイゴールドは現役時代に長く活躍し、引退後も種牡馬として数多くの活躍馬を送り出したことで知られています。

その血を受け継ぐオジュウチョウサンも、障害競走での持久力と長期にわたる活躍によって、父系の新たな可能性を示しました。

障害競走で強さを発揮した背景

障害競走では、平地競走とは異なる能力が求められます。

長距離を走るスタミナに加え、障害物を正確に飛び越える技術、着地後にスムーズに加速する身体能力、そしてレース中に集中力を維持する気性が重要です。

オジュウチョウサンの場合、こうした能力に加えて、石神深一騎手との継続的なコンビネーションや和田正一郎厩舎の調整がかみ合いました。

血統だけで障害適性を説明することはできません。生まれ持った資質を、どのような環境で育て、どう引き出したかという点まで含めて評価する必要があります。

今後、産駒が障害競走に進むことがあれば、父が築いた記録と比較する新しい楽しみも生まれます。

【引退の真相】2022年の中山大障害がラストランになった理由

オジュウチョウサンの現役最後のレースは、2022年12月24日の中山大障害でした。

11歳で迎えた最後のレースでは、石神深一騎手を背に出走。1番人気に支持されたものの、結果は6着でした。

同日には中山競馬場の芝コースで引退式が行われ、多くのファンが長年の活躍をたたえました。障害馬の引退式としては、1980年のバローネターフ以来、42年ぶりだったと報じられています。

なぜ11歳まで走り続けたのか

オジュウチョウサンは、若い時期に障害競走で頭角を現した後、何度も大きなタイトルを獲得しました。

一方、2021年には中山グランドジャンプで5着となるなど、常に勝ち続けたわけではありません。年齢を重ねる中で脚部の不安にも悩まされました。

それでも2022年4月には中山グランドジャンプを制し、6度目の同競走優勝を達成。最後までトップレベルの競走能力を示しました。

しかし、同年12月の中山大障害を最後に競走生活を終えることが決まりました。

引退後は種牡馬として第二のキャリアへ

2022年12月27日には競走馬登録が抹消され、翌2023年1月にYogiboヴェルサイユリゾートファームへ移動しました。

引退と同時に種牡馬入りが発表されていたため、競走生活の後に新しい役割が用意されていたことになります。

競走馬としては40戦20勝という成績を残しましたが、種牡馬としてのキャリアはまだ始まったばかりです。2026年の顕彰馬選出と初年度産駒のデビューは、オジュウチョウサンの名前が現役引退後も競馬界で語られる大きな理由となっています。

【オジュウチョウサンに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:オジュウチョウサンは2026年現在どこにいる?
A1:北海道沙流郡日高町のYogiboヴェルサイユリゾートファームで種牡馬として繋養されています。2026年のJBISサーチでは、繋養先がVERSAILLES STABLE株式会社として登録されています。

Q2:オジュウチョウサンは顕彰馬に選ばれた?
A2:はい。2026年6月15日にJRAの2026年度顕彰馬に選定されました。記者投票では136票、得票率86.6%を獲得しています。

Q3:オジュウチョウサンの産駒で有名なのは?
A3:2026年に中央競馬でデビューしたタクミオジュウが代表的です。2024年3月29日生まれの牡馬で、父はオジュウチョウサン、母はシアワセデスです。2026年10月時点のJRA競走成績は2戦0勝で、福島の新馬戦14着、札幌の未勝利戦8着となっています。

Q4:オジュウチョウサンのJ・G1勝利数はいくつ?
A4:通算9勝です。中山グランドジャンプで6勝、中山大障害で3勝を挙げています。

Q5:オジュウチョウサンの主戦騎手は誰?
A5:石神深一騎手です。障害競走で数々のタイトルを獲得した名コンビとして知られています。また、2018年の有馬記念では武豊騎手とコンビを組み、9着に入りました。

Q6:オジュウチョウサンはいつ引退した?
A6:2022年12月24日の中山大障害が最後のレースでした。結果は6着で、同日に中山競馬場で引退式が行われました。

まとめ:オジュウチョウサンの功績は次世代へ受け継がれる

オジュウチョウサンは、障害競馬の歴史を塗り替えた名馬です。

中山グランドジャンプ6勝、中山大障害3勝、J・G1通算9勝。2016年から2020年までの中山グランドジャンプ5連覇をはじめ、40戦20勝という輝かしい競走成績を残しました。

2022年12月の引退後は、北海道日高町のYogiboヴェルサイユリゾートファームで種牡馬生活を開始。2026年6月には顕彰馬に選ばれ、競馬史に残る功績が改めて認められました。

一方、初年度産駒タクミオジュウは2026年にデビューしたばかりです。現段階では2戦未勝利ですが、まだ競走馬としての成長過程にあります。今後の成績や、ほかの産駒の活躍にも期待が集まります。

オジュウチョウサンを評価する際に押さえておきたいポイントは、次の3つです。

  • 現役時代:障害競走で前人未到の記録を築いた絶対王者。
  • 引退後:北海道日高町で種牡馬として次世代に血をつないでいる。
  • 2026年:顕彰馬選出と産駒デビューによって、新しい歴史が始まっている。

石神深一騎手との名コンビ、武豊騎手との有馬記念挑戦、そしてステイゴールドから受け継いだ血統。これらすべてがオジュウチョウサンという馬の魅力を形づくっています。

競走馬としての伝説は完成しました。しかし、種牡馬としての物語はまだ続いています。産駒が成長し、競馬場でどのような走りを見せるのか。これからもオジュウチョウサンの名前は、競馬ファンの注目を集め続けるはずです。