【2026年10月最新】なでしこジャパンの招集メンバー一覧!GK・DF・MF・FW別に紹介
2026年10月の欧州遠征に向けて発表された当初の招集メンバーは23人。GK3人、DF7人、MF10人、FW3人という構成だった。
その後、負傷による離脱や追加招集が相次ぎ、最終的な遠征参加メンバーは変更されている。以下は、JFAの公式メンバー資料に記載された変更を反映した23人の顔ぶれだ。
GK(ゴールキーパー)

- 山下杏也加(マンチェスター・シティ/イングランド)
- 大場朱羽(レンジャーズFC/スコットランド)
- 大熊茜(アストン・ヴィラ/イングランド)
GKでは山下杏也加が注目選手だ。マンチェスター・シティでプレーする経験豊富な守護神であり、代表でもゴールを守る中心的存在となっている。
当初の招集メンバーに入っていた松本真未子は負傷で不参加となり、10月3日に大場朱羽が追加招集された。スコットランドでプレーする大場にとっても、代表活動で存在感を示す機会となった。
DF(ディフェンダー)
- 北川ひかる(エバートン/イングランド)
- 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース/日本)
- 山本柚月(デンバー・サミットFC/アメリカ)
- 石川璃音(エバートン/イングランド)
- 白垣うの(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ)
- 古賀塔子(トッテナム・ホットスパー/イングランド)
DF陣は海外クラブ所属の選手が中心だ。エバートンの北川ひかると石川璃音、トッテナムの古賀塔子など、欧州のクラブで経験を積む選手が並ぶ。
国内クラブから選出された高橋はなは、今回の初期招集メンバーで唯一の国内所属選手だった。
なお、当初選出された守屋都弥は10月10日、負傷のためドイツ戦を前に離脱している。
MF(ミッドフィルダー)
- 成宮唯(INAC神戸レオネッサ/日本)
- 清家貴子(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン/イングランド)
- 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
- 三浦成美(ユタ・ロイヤルズ/アメリカ)
- 林穂之香(エバートン/イングランド)
- 長野風花(リバプールFC/イングランド)
- 千葉玲海菜(ユベントス/イタリア)
- 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
- 藤野あおば(マンチェスター・シティ/イングランド)
- 浜野まいか(チェルシー/イングランド)
- 谷川萌々子(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
- 角田楓佳(クリスタル・パレス/イングランド)
今回の代表で特に層の厚さが目立つのがMFだ。
長谷川唯は中盤でのゲームコントロール、長野風花は攻守のつなぎ役、谷川萌々子はゴールに直結するプレーで存在感を発揮する。
また、10月9日には負傷離脱した田中美南に代わり、成宮唯が追加招集された。さらに10月11日には角田楓佳が追加招集され、なでしこジャパンに初めて選出されている。
FW(フォワード)
- 島田芽依(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)
- 土方麻椰(アストン・ヴィラ/イングランド)
FWでは島田芽依が最大の注目株だ。
今回、A代表に初招集された島田は、ドイツのヴェルダー・ブレーメンでプレーするストライカー。土方麻椰も10月4日の追加招集によって遠征メンバーに加わった。
当初選出された植木理子は負傷により不参加となり、田中美南も遠征中の負傷で離脱したため、FWの顔ぶれは大きく変わった。
なお、JFAの公式発表では、選手の離脱と追加招集がそれぞれ別の日付で記録されている。発表時点の23人と変更後の23人を混同しないことが大切だ。
【所属クラブと注目選手の関係】海外組を中心とする2026年の代表構成
今回の招集メンバーを語るうえで欠かせないのが、海外クラブへの所属選手が多いことだ。
9月22日に発表された当初の23人のうち、海外クラブでプレーする選手は22人。国内所属は高橋はなの1人だった。
これは、なでしこジャパンの選手層が国内リーグだけでなく、イングランド、ドイツ、イタリア、アメリカなど世界各地に広がっていることを示している。
注目選手と所属クラブの関係一覧
山下杏也加・長谷川唯が担う代表の軸
マンチェスター・シティ所属。GKとしてシュートストップだけでなく、後方からのビルドアップや守備範囲の広さも注目される。
マンチェスター・シティ所属。ボール保持、パスの配球、相手のプレッシングをかわす技術など、中盤の組み立てに関わる重要な存在だ。
バイエルン・ミュンヘン所属。中盤からゴールを狙える攻撃性能を備え、ドイツ戦でも先制ゴールを記録した。
この3人に共通するのは、海外の強度の高い試合環境で日常的に競争している点だ。
一方で、所属クラブの知名度だけで代表での序列が決まるわけではない。対戦相手、戦術、コンディション、ポジションの組み合わせによって起用は変わる。代表メンバーを見る際には、所属先と実際の試合での役割をセットで確認したい。
【追加招集・負傷離脱の全経緯】10月のメンバー変更を時系列で整理
今回の欧州遠征では、招集発表後に複数の選手変更が発生した。
特に注目すべきなのは、GKとFWだけでなく、遠征開始後にもDFとMFの変更があったことだ。
2026年9月22日〜10月11日の変更履歴
- 9月22日:当初メンバー23人を発表
長谷川唯、山下杏也加、谷川萌々子ら主力に加え、島田芽依がA代表初招集。海外組は22人だった。
- 9月28日〜29日:松本真未子と植木理子が不参加
GK松本真未子(マインツ05)とFW植木理子(ウェストハム・ユナイテッド)が負傷のため不参加となった。
- 10月3日:大場朱羽を追加招集
GK松本の不参加に伴うGK陣の変更として、レンジャーズFC所属の大場朱羽が追加招集された。
- 10月4日:土方麻椰を追加招集
アストン・ヴィラ所属のFW土方麻椰が新たに加わった。
- 10月9日:田中美南が負傷離脱、成宮唯を追加招集
ユタ・ロイヤルズ所属の田中美南が負傷で離脱。代わってINAC神戸レオネッサの成宮唯が招集された。
- 10月10日:守屋都弥が離脱
ユタ・ロイヤルズ所属のDF守屋都弥が負傷のため、ドイツ戦を前に離脱した。
- 10月11日:角田楓佳を追加招集
クリスタル・パレス所属のMF角田楓佳が追加招集された。なでしこジャパンへの初招集となった。
島田芽依と角田楓佳の初招集は何が違う?
9月22日の当初メンバー発表でA代表に初招集。FWとして前線でターゲットになる力強さとフィニッシュの役割を期待された。
10月11日の追加招集で初選出。MFとして遠征後半のドイツ戦に向けた選択肢に加わった。
この2人の初招集は、同じ意味ではない。
島田は9月の当初発表時点でのA代表初招集、角田は10月11日に追加されたなでしこジャパン初招集だ。発表時期と選出の経緯を区別すると、今回の選考の流れが理解しやすい。
また、負傷による離脱についても、JFAが公表した理由は怪我である。選手個人の詳細な診断内容や復帰時期まで、公式発表の範囲を超えて判断することはできない。
【狩野倫久監督の選考方針】海外組中心のチームで目指すサッカーとは
2026年5月14日付で日本女子代表監督に就任。前体制でコーチを務めた経験を生かし、2027年女子ワールドカップに向けたチーム強化を担う。
狩野監督の選考を理解するには、2026年の新体制発足から振り返る必要がある。
JFAは5月14日、狩野倫久氏の監督就任を発表した。狩野監督は2025年から2026年3月までなでしこジャパンのコーチを務め、4月には監督代行も経験している。
その後、6月の南アフリカ女子代表戦を経て、10月の欧州遠征に臨んだ。
監督が掲げる攻撃的なサッカー
JFAが公表した9月の会見内容では、狩野監督は6月の南アフリカ戦で共有したチームコンセプトについて説明している。
「ダイナミックでアグレッシブなフットボール」
今回の欧州遠征では、勝利を目指しながら、異なる特徴を持つ相手に対して攻守両面の戦術の幅を広げる考えを示した。
この方針を踏まえると、10月の2試合には異なる目的があったと考えられる。
- ハイチ戦:攻撃の連係や得点力を発揮する機会
- ドイツ戦:世界トップレベルの相手に対する守備対応と試合運びの検証
コーチングスタッフにも変化
今回の遠征では、コーチングスタッフの体制も注目された。
| スタッフ | 役職 |
|---|---|
| 狩野倫久 | 監督 |
| 石井正忠 | コーチ |
| 内田篤人 | コーチ |
| 近賀ゆかり | コーチ |
| 佐野智之 | GKコーチ |
| 岡本隆吾 | フィジカルコーチ |
| 田村謙太郎 | ストレングス&コンディショニングコーチ |
※上記は表形式の参考ではなく、スタッフ構成の整理である。今回の遠征では、石井正忠氏が新たにコーチとして加わり、太田圭輔氏もテクニカルスタッフに配置された。
JFAの会見資料では、石井コーチについて監督・コーチとしての経験やチーム構築への貢献が期待されている。
また、内田篤人氏や近賀ゆかり氏など、異なる経験を持つスタッフがそれぞれの専門性を持ち寄る体制となった。
【ハイチ戦・ドイツ戦の結果】2026年10月欧州遠征で見えた課題と収穫
今回の欧州遠征は、単なる親善試合2試合ではなかった。
ハイチとドイツではチームの特徴が異なり、なでしこジャパンが異なる試合展開にどう対応するのかが注目された。
10月9日・ハイチ女子代表戦は5対1で勝利
ハイチ 1-5 日本
2026年10月9日/フランス・サン=トゥアン/Stade Bauer
ハイチとの初対戦では、日本が5得点を奪って勝利した。
日本の得点者は次の5人だ。
- 26分:清家貴子
- 33分:浜野まいか
- 38分:長谷川唯
- 57分:千葉玲海菜
- 82分:土方麻椰
前半だけで3得点を奪い、後半にも2点を追加。途中追加招集された土方麻椰もゴールを記録した。
特に、長谷川唯、清家貴子、浜野まいかなど、海外クラブでプレーする選手が得点に絡んだことは、攻撃陣の連係を見るうえでも注目された。
10月13日・ドイツ女子代表戦は1対2で惜敗
ドイツ 2-1 日本
2026年10月13日/ドイツ・ブレーメン/Weserstadion
ドイツ戦では、前半15分に谷川萌々子が先制ゴールを記録した。
しかし、ドイツも前半28分に同点に追いつき、後半73分に逆転。日本は1対2で敗れた。
試合には26,574人の観客が集まり、アウェーでの厳しい環境も含めて貴重な国際経験となった。
この試合で注目したいのは、谷川の得点だけではない。
ドイツのボール保持に対して、日本は守備の時間が長くなる展開を経験した。ハイチ戦のように自分たちが攻撃を主導する試合と、相手に主導権を握られる試合では、必要な判断やプレーの選択が異なる。
今回の2試合は、狩野監督が掲げる戦術の幅を広げるというテーマに直結する内容だった。
欧州遠征の最終成績:1勝1敗、得点6、失点3。
【女子サッカー日本代表の歴代メンバー】2011年の世界一から2027年へ
なでしこジャパンの現在を理解するには、過去の代表チームが築いた歴史も欠かせない。
日本女子代表は2011年のFIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会で初優勝を達成した。
この大会で中心的な役割を担ったのが、澤穂希、宮間あや、川澄奈穂美らだった。
歴代の代表を象徴する選手たち
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JFAの歴史資料によると、日本は2011年大会の決勝でアメリカと2対2で引き分け、PK戦を3対1で制して世界一に輝いた。
2026年の代表は海外経験と若手の融合へ
2011年の代表が日本女子サッカーの歴史を切り開いたチームだとすれば、2026年の代表は海外リーグで経験を積んだ選手を軸に、新しい世代の可能性を広げているチームだ。
長谷川唯、山下杏也加ら経験豊富な選手が支える一方、谷川萌々子、島田芽依、角田楓佳ら若い世代にも注目が集まる。
特に島田と角田の初招集は、これまでの主力選手を固定するだけでなく、将来の選択肢を増やそうとする姿勢を示している。
2027年の女子ワールドカップを見据えるなら、選手の名前だけでなく、代表での出場機会や実際のプレー内容を追うことが重要になる。
次の注目試合はブラジル女子代表との対戦
10月31日時点で、JFAは11月と12月にブラジル女子代表との国際親善試合を予定している。
- 11月29日:広島・エディオンピースウイング広島
- 12月5日:岡山・JFE晴れの国スタジアム
11月29日の試合は13時55分キックオフ予定で、日本テレビ系全国ネットでの生中継とTVerでのライブ配信も発表されている。
ブラジルは、2027年女子ワールドカップに向けた強化を考えるうえでも重要な対戦相手だ。
【女子サッカー日本代表メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月のなでしこジャパンの最新メンバーは何人ですか?
A1:10月の欧州遠征では、当初23人が発表されました。その後、負傷離脱と追加招集があり、変更を反映した参加メンバーも23人となっています。
Q2:2026年10月に初招集された選手は誰ですか?
A2:島田芽依と角田楓佳が注目選手です。島田は9月22日の当初発表でA代表初招集、角田は10月11日の追加招集でなでしこジャパン初招集となりました。
Q3:女子サッカー日本代表の監督は誰ですか?
A3:2026年10月現在、監督は狩野倫久氏です。2026年5月14日にJFAから就任が発表されました。
Q4:長谷川唯はどこのクラブに所属していますか?
A4:2026年10月のJFA招集メンバー資料では、イングランドのマンチェスター・シティに所属しています。
Q5:山下杏也加は2026年も日本代表に選ばれていますか?
A5:はい。10月の欧州遠征メンバーにGKとして選出され、ハイチ戦とドイツ戦に臨みました。
Q6:2026年10月の欧州遠征で日本は何勝しましたか?
A6:1勝1敗です。ハイチに5対1で勝利し、ドイツには1対2で敗れました。
Q7:2026年10月の日本代表メンバーは全員海外組ですか?
A7:いいえ。当初発表された23人のうち22人が海外組で、国内所属は三菱重工浦和レッズレディースの高橋はなでした。その後の追加招集ではINAC神戸レオネッサの成宮唯も加わっています。
Q8:2026年10月の次に予定されているなでしこジャパンの試合は?
A8:JFAは11月29日に広島、12月5日に岡山でブラジル女子代表との国際親善試合を予定しています。
まとめ:2026年の女子サッカー日本代表は新世代と海外組に注目
2026年10月のなでしこジャパンは、山下杏也加、長谷川唯、長野風花、谷川萌々子ら海外組を中心としたチーム構成で欧州遠征に臨んだ。
特に注目したいポイントは次の4つだ。
1. 主力の継続性:山下杏也加や長谷川唯ら経験豊富な選手がチームの軸を担う。
2. 新戦力の台頭:島田芽依と角田楓佳が初招集され、代表の選択肢が広がった。
3. 負傷離脱への対応:松本真未子、植木理子、田中美南、守屋都弥らの離脱に伴い、追加招集や選手変更が行われた。
4. 2027年への強化:ハイチ戦の勝利とドイツ戦の敗戦を通じて、異なる相手への対応力を磨く機会となった。
【プロの結論】
2026年の女子サッカー日本代表を評価する際、単純に招集された選手の知名度や所属クラブだけを見るのは十分ではない。
重要なのは、監督が求める戦術にどれだけ適応できるか、異なるタイプの相手に対応できるか、そして若手が主力にどこまで食い込めるかという3つの視点だ。
2011年の世界一を経験した世代から受け継いだ日本女子サッカーの技術と組織力を、現在の海外組と新世代がどのように発展させるのか。
11月・12月のブラジル戦は、2027年の女子ワールドカップに向けた日本代表の現在地を見極めるうえでも、大きな注目を集める試合になりそうだ。