【試合結果】広島が清水に4-0!前半1点、後半3点で圧倒

目次

試合は2026年10月24日(土)14時にキックオフ。会場は広島のホーム、エディオンピースウイング広島だった。入場者数は26,014人。天候は曇り時々雨、気温22.6度、湿度85%というコンディションだった。

【検証資料 1】広島対清水の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

スコアは前半1-0、後半3-0。広島は前半に先制して試合の流れをつかみ、後半は交代選手の活躍もあって得点を積み重ねた。守備面でも清水を無得点に抑え、攻守両面で結果を残している。


2026年10月24日・明治安田J1第12節

広島
ホーム


4 - 0

広島対清水

広島勝利
試合終了

清水
アウェー



前半

1 - 0

広島対清水



後半

3 - 0

広島対清水



会場
エディオンピースウイング広島


入場者数
26,014人


出典:Jリーグ公式試合記録、サンフレッチェ広島公式発表。

この勝利で注目したいのは、単に4点を取ったことだけではない。広島は前節の長崎戦で0-4と敗れており、守備の立て直しが問われる状況だった。清水も前節で大敗を喫しており、両チームにとって再起を期す一戦だった。

そのなかで広島は、失点を許さず4得点を記録。前節の結果を引きずらず、ホームで攻守のバランスを取り戻したことが大きな収穫となった。

【得点経過】松本泰志の先制から浅野拓磨の復帰弾まで!4ゴールを詳しく解説

広島の4得点は、41分、50分、69分、75分に生まれた。前半終了間際の先制点から、後半開始直後の追加点、個人技による3点目、相手のオウンゴールによる4点目という流れだった。

1.前半41分:松本泰志が右足で先制


松本泰志
1-0
前半41分・背番号14
ペナルティエリア手前から右足でシュート。ゴール左下に決め、均衡を破った。

前半41分、広島が待望の先制点を奪った。得点者はMF松本泰志。ペナルティエリア手前でボールを受けると、右足でゴール左下へシュートを放った。

この先制点は試合の流れを変える重要な場面だった。前半のうちにリードを奪ったことで、広島は後半に向けて試合を組み立てやすくなった。

2.後半5分:途中出場の浅野拓磨が追加点


浅野拓磨
2-0
後半5分・背番号29
ハーフタイムから途中出場。菅大輝のクロスに反応し、右足でゴール左上に決めた。

この試合で最も大きな話題となったのが浅野拓磨のゴールだ。

浅野は後半開始から加藤陸次樹に代わって投入された。そして後半5分、鈴木章斗から浅野につながったボールを起点に、最後は菅大輝のクロスに反応。ペナルティエリア中央から右足でゴール左上に決めた。

日刊スポーツの試合報道によると、この得点は浅野にとってJ1リーグ戦で3,759日ぶりのゴール。前回のJ1得点は2016年7月9日の鹿島戦で、実に10シーズンぶりの記録となった。

さらに、広島復帰後初ゴールという意味でも特別な一撃だった。ベンチスタートから後半だけで結果を残したことは、選手層の厚さを示す材料にもなった。

3.後半24分:鈴木章斗が個人技で3点目


鈴木章斗
3-0
後半24分・背番号10
松本泰志のパスを受けてドリブルでペナルティエリアへ進入。右足でゴール右上に決めた。

後半24分には鈴木章斗が3点目を記録した。

このゴールは、松本泰志の縦方向へのパスから始まった。鈴木はペナルティエリア手前からドリブルで進入し、中央から右足でゴール右上にシュート。清水の守備を個人技で突破した。

先制点を決めた松本が今度はアシスト役となり、鈴木がフィニッシュを担当した点も見逃せない。得点者だけでなく、チーム内の連係が機能したゴールだった。

4.後半30分:オウンゴールで4-0

後半30分には広島の攻撃から相手選手がボールに触れ、そのままゴールに吸い込まれる形でオウンゴールが記録された。

Jリーグ公式の得点記録でも、このゴールは特定の広島選手の得点ではなく、オウンゴールとして扱われている。これによってスコアは4-0となり、勝敗を大きく左右する追加点となった。

4得点と試合の重要データ一覧

得点者と得点に関係した選手、試合の数字を整理すると、広島がどのようにリードを広げたのかが分かりやすい。

時間 得点・記録 試合上の意味 前半41分 松本泰志 右足のシュートで先制 後半5分 浅野拓磨 途中出場から復帰後初ゴール 後半24分 鈴木章斗 松本のパスから個人技で追加点 後半30分 オウンゴール 4点目で試合を決定づける シュート 広島15本/清水7本 広島が8本上回る CK 広島7本/清水4本 広島がセットプレー機会でも優位 入場者数 26,014人 エディオンピースウイング広島

【広島・清水のスタメンとフォーメーション】両チームの先発11人を比較

試合の勝敗を理解するうえで、スターティングメンバーと基本配置も重要だ。

Jリーグ公式の試合前情報では、広島は3-4-2-1、清水は4-1-2-3が基本フォーメーションとして示されていた。清水の配置は4-3-3系の攻撃的な形でもある。

サンフレッチェ広島のスタメン

広島は大迫敬介を最後尾に置き、荒木隼人、中野就斗、キム・ジュソンを最終ラインに配置。中盤では松本泰志と川村拓夢を軸に、新井直人と菅大輝がサイドの役割を担った。

前線には加藤陸次樹、鈴木章斗、鮎川峻が入り、浅野拓磨はベンチスタートとなった。

- GK:大迫敬介
- DF:荒木隼人、中野就斗、キム・ジュソン
- MF:新井直人、松本泰志、川村拓夢、菅大輝
- FW:加藤陸次樹、鈴木章斗、鮎川峻

控えの主な選手

川辺駿、東俊希、越道草太、中島洋太朗、小林志紋、野口蓮斗、クシニ・イェンギ、浅野拓磨、大内一生。

清水エスパルスのスタメン

清水は梅田透吾がGKを務め、蓮川壮大、パク・スンウク、須貝英大、マテウス・ブルネッティが最終ラインに並んだ。

中盤には弓場将輝、平戸太貴、嶋本悠大が入り、前線はカピシャーバ、ジャーメイン良、木下康介という構成だった。

- GK:梅田透吾
- DF:蓮川壮大、パク・スンウク、須貝英大、マテウス・ブルネッティ
- MF:弓場将輝、平戸太貴、嶋本悠大
- FW:カピシャーバ、ジャーメイン良、木下康介

控えの主な選手

沖悠哉、吉田豊、日髙華杜、小泉慶、鈴木奎吾、藤井智也、小塚和季、大畑凜生、オ・セフン。

フォーメーションから見える両チームの狙い

広島の3-4-2-1は、3人のセンターバックを基盤に、両サイドの選手が攻守に関わりながら中盤で数的優位をつくる形だ。松本と川村を中心にパスをつなぎ、前線の選手へボールを届ける狙いがある。

一方、清水の4-1-2-3は、4バックを基本に中盤の底に1人を置き、前線の3人を生かす配置。前線にボールを集め、強度の高い攻撃を仕掛けることが特徴となる。

試合後、広島のバルトシュ・ガウル監督は清水の戦い方について、前線にボールを集めて高いインテンシティで押し込んでくる相手だったと振り返った。その勢いを受け止めたうえで、広島が自分たちのパスワークを取り戻したことが勝利につながった。

「自分たちのパスワークで主導権を握って多くの決定機を構築することができました」 出典:サンフレッチェ広島公式サイト掲載・ガウル監督の試合後コメント

【試合スタッツ】広島15本対清水7本!数字で見る4-0の理由

4-0という結果を数字から検証すると、広島はシュート数、コーナーキック数の両方で清水を上回っていた。


シュート数の比較


サンフレッチェ広島

15本









清水エスパルス

7本








シュート差

+8本




コーナーキック

7対4




出典:サンフレッチェ広島公式試合データ。シュート数は合計値。

広島の攻撃回数が清水を上回った

広島のシュートは15本、清水は7本。広島が清水の2倍以上のシュートを放ったことになる。

コーナーキックも広島7本、清水4本。攻撃を相手陣内で継続し、シュートやセットプレーにつなげる場面を多く作ったことが数字に表れている。

特に注目したいのは、広島が後半に3得点を挙げた点だ。前半は1点差で折り返したものの、後半開始から浅野を投入したことで攻撃の選択肢が増えた。その後も松本と鈴木の連係から得点が生まれ、清水に反撃のきっかけを与えなかった。

守備面では大迫敬介と最終ラインの貢献も大きい

得点ばかりに注目しがちだが、4-0の勝利を支えたのは無失点という結果でもある。

ガウル監督は試合後、大迫敬介の好セーブがピンチを救ったことに触れ、荒木隼人、キム・ジュソン、中野就斗、新井直人、松本泰志ら守備陣の働きを評価した。

大量得点を記録した一方で、最後まで集中力を維持できたことは、前節の4失点から立て直すうえで大きな意味を持つ。

【過去の対戦成績】広島と清水は2026年に3度目の対戦

サンフレッチェ広島と清水エスパルスは、Jリーグで長く対戦してきたクラブ同士だ。2026年10月24日の一戦までに、同年3月と4月にも対戦している。

Jリーグ公式の過去対戦記録に掲載されている直近の5試合を振り返ると、両チームの力関係が一方的ではなかったことが分かる。

日付 大会・節 対戦結果
2022年9月3日 J1第28節 広島 2-0 清水
2025年2月26日 J1第3節 清水 1-1 広島
2025年8月10日 J1第25節 広島 0-0 清水
2026年3月22日 J1百年構想リーグWEST第8節 清水 3-1 広島
2026年4月11日 J1百年構想リーグWEST第10節 広島 1-1 清水(PK5-4)

2026年3月は清水が3-1で勝利

2026年3月22日の対戦では、清水がホームで広島を3-1で下した。広島にとっては、同年の最初の直接対決で敗れたことになる。

2026年4月はPK戦で広島が勝利

続く4月11日の対戦では、エディオンピースウイング広島で1-1の引き分け。PK戦の末、広島が5-4で勝利した。

つまり、10月24日の4-0は、2026年における両クラブの3度目の対戦で実現した結果だった。3月の敗戦、4月のPK勝利を経て、広島が90分間で明確な勝利を収めたことになる。

過去の対戦成績を見るときの注意点

過去の対戦成績を確認する際は、J1リーグ戦だけなのか、カップ戦やPK戦を含む全公式戦なのかを区別する必要がある。

今回のJリーグ公式ページに掲載されている直近5試合には、2026年のJ1百年構想リーグでの対戦も含まれる。大会形式や集計対象が異なる数字を単純に比較すると、通算勝敗の数字に違いが出ることがある。

そのため、試合の傾向を知りたい場合は、通算記録だけでなく、直近の対戦結果とホーム・アウェーの条件も合わせて見るのが適切だ。

【プロの結論】広島の4-0は選手交代・連係・守備再建がかみ合った勝利

今回の広島対清水で最も評価すべきなのは、4得点という攻撃面の結果だけではない。前節に大敗したチームが、わずか数日後に攻守両面の課題を修正して勝利した点にある。

1.浅野拓磨の投入が攻撃に新しい選択肢を生んだ

浅野は先発ではなく、後半開始からの投入だった。試合の流れを見ながら途中出場の選手が結果を出したことは、選手起用の面で大きな収穫となった。

しかも、J1で3,759日ぶりとなる得点だったことを考えれば、本人にとってもクラブにとっても印象深いゴールだ。単なる追加点ではなく、チームの雰囲気を押し上げる意味も持っていた。

2.松本泰志は得点とアシストの両方で存在感を発揮

松本は前半41分に先制点を決め、後半24分には鈴木章斗のゴールをアシストした。

自らゴールを奪うだけでなく、前線の選手を生かすパスでも貢献したことは重要だ。中盤で攻撃の起点になれる選手が複数の得点に関わったことが、広島の攻撃の厚みにつながった。

3.4得点よりも無失点で終えたことに注目したい

前節の長崎戦で4失点した広島にとって、守備の立て直しは避けて通れない課題だった。

今回の試合では大迫敬介の好セーブに加え、センターバックとボランチを中心とした守備陣が最後まで集中力を維持した。4得点の華やかさと同じくらい、クリーンシートという成果を評価すべきだ。

4.清水にとっては攻撃の継続性と守備対応が課題

清水はシュート7本にとどまり、広島の15本に対して攻撃機会を十分に増やせなかった。

前線にボールを集める攻撃を狙ったものの、広島がパスワークで落ち着きを取り戻した後は、試合の主導権を握り返すことが難しくなった。

特に後半開始からの追加点は、清水にとって痛手だった。1点差であれば反撃の余地を残せたが、早い時間に2点差となったことで試合の難易度が上がった。

試合を評価するための3つの判断基準

- 攻撃力を評価するなら: シュート数15本と4得点だけでなく、松本・鈴木の連係や浅野の途中出場後の働きを見る。
- 守備力を評価するなら: 無失点という結果に加え、大迫のセーブや最終ラインの集中力を見る。
- チームの立て直しを評価するなら: 前節の敗戦から、どれだけ短期間で攻守のバランスを取り戻したかを見る。

この3点を合わせると、今回の4-0は単に相手のミスで生まれた勝利ではなく、広島が攻撃の質と守備の安定性を両立させた結果として評価できる。

【広島対清水】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:広島対清水の2026年10月24日の試合結果は?
A1:サンフレッチェ広島が清水エスパルスに4-0で勝利した。前半1-0、後半3-0という結果だった。

Q2:広島対清水の得点者は誰?
A2:松本泰志(前半41分)、浅野拓磨(後半5分)、鈴木章斗(後半24分)、オウンゴール(後半30分)の4得点。

Q3:浅野拓磨は何分にゴールを決めた?
A3:後半5分。ハーフタイムから途中出場し、菅大輝のクロスに反応して右足で決めた。J1リーグ戦では3,759日ぶりのゴールとなった。

Q4:広島と清水のスタメンは?
A4:広島は大迫敬介、荒木隼人、中野就斗、キム・ジュソン、松本泰志、鈴木章斗らが先発。清水は梅田透吾、蓮川壮大、パク・スンウク、弓場将輝、ジャーメイン良、木下康介らが先発した。

Q5:広島と清水のフォーメーションは?
A5:試合前の基本配置は広島が3-4-2-1、清水が4-1-2-3。広島は3バックを軸とした構成で、清水は4バックから前線の3人を生かす形だった。

Q6:広島と清水のシュート数は?
A6:広島が15本、清水が7本。コーナーキックも広島7本、清水4本で、広島が上回った。

Q7:広島対清水の過去の対戦成績は?
A7:Jリーグ公式の直近5試合では、2022年の広島勝利、2025年の2試合の引き分け、2026年3月の清水勝利、同年4月の広島のPK勝利が記録されている。今回の4-0は2026年3度目の対戦で生まれた。

まとめ:広島の4-0は攻撃力と守備の立て直しを示した一戦

2026年10月24日のJ1第12節、サンフレッチェ広島対清水エスパルスは、広島が4-0で快勝した。

松本泰志の先制点、浅野拓磨のJ1復帰後の記念すべきゴール、鈴木章斗の個人技、そしてオウンゴールによる4点目。試合を通じて広島は複数の選手が得点に関わり、攻撃の選択肢の多さを示した。

さらに、シュート数15対7という数字に表れた攻撃面の優位性と、無失点で終えた守備面の改善も見逃せない。

今回の試合から得られる最大のポイントは、大量得点を記録する攻撃力と、失点を防ぐ守備力の両方がそろって初めて安定した勝利につながるということだ。

広島にとっては前節の大敗から立ち直る重要な勝利となり、浅野、松本、鈴木らの活躍は今後の戦いにも期待を持たせる内容だった。一方の清水にとっては、攻撃の継続性と相手の変化に対応する守備の修正が次の課題となる。

4-0というスコアだけでなく、その背景にある選手交代、攻撃の連係、守備の再建まで振り返ることで、この一戦の本当の意味が見えてくる。


主な参照資料:Jリーグ公式「広島 vs 清水 試合結果・データ」「試合速報・過去対戦成績」、サンフレッチェ広島公式「試合データ・試合レポート」、日刊スポーツの2026年10月24日試合報道。