バレーワールドカップ2027最新情報!男女32チーム制と日本代表の五輪への道を徹底解説
バレーワールドカップは2027年から大会の名称、開催方式、そしてロサンゼルス2028オリンピックとの関係が大きく変わる。国際バレーボール連盟(FIVB)は2026年3月5日、これまで「FIVBバレーボール世界選手権」と呼ばれていた男女の主要国際大会を、2027年大会から「FIVBバレーボールワールドカップ」に改称すると発表した。つまり、かつて日本で開催されていた旧ワールドカップが、そのまま復活するわけではない。世界選手権の歴史と競技上の位置づけを引き継ぐ大会が、新しい名称でスタートするのである。
2026年10月30日現在、2027年大会は男女とも32チームの出場国が確定している。男子はポーランド、女子はアメリカとカナダが開催地となり、日本代表も男女とも出場権を獲得した。さらに女子は10月26日に組み合わせ抽選が行われ、日本はロシア、アルゼンチン、ブルガリアと同じF組に入った。男子日本代表は2026年のアジア選手権で優勝し、すでにLA28の出場権も手にしている。大会の変更点から出場国、日程、五輪への影響まで、最新情報を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 名称変更:2027年から世界選手権がFIVBバレーボールワールドカップに改称される。
- 大会方式:男女各32チーム、8組の予選ラウンドを経て、16チームによる決勝トーナメントを実施する。
- 男子開催地:ポーランドの5都市。大会期間は2027年9月10日~26日。
- 女子開催地:アメリカ・カナダの5都市。大会期間は2027年8月20日~9月5日。
- 日本代表:男女とも出場決定。女子はF組、男子は12月3日に組み合わせ抽選予定。
- 五輪出場権:2027年大会の上位3チームのうち、まだ五輪出場権を獲得していない国がLA28への切符を手にする。
【2027年から何が変わる?】バレーワールドカップの名称変更と新大会の全貌

世界選手権がワールドカップに名称変更

今回の変更で最も大きいのは、大会の正式名称である。
FIVBは2026年3月5日、FIVB理事会の承認を経て、FIVB Volleyball World ChampionshipをFIVB Volleyball World Cupに変更すると発表した。新名称が採用されるのは2027年大会からとなる。
FIVBが示した理由は、世界最高峰の大会としての認知度を高め、ほかのスポーツの国際大会でも広く使われている「ワールドカップ」という名称を通じて、競技の世界的な存在感を強化することにある。
ここで押さえたいのは、2027年から新たに別の世界大会が追加されるわけではないという点だ。2025年まで世界選手権として開催されてきた大会が、競技の歴史や世界一を決める役割を引き継いだまま、名称を変更する。
したがって、2025年大会の優勝国であるイタリアは、2027年大会でも前回優勝国として扱われる。名称が変わっても、世界王者の系譜は途切れない。
2025年から男女32チーム・隔年開催へ
名称変更に先立ち、FIVBは2022年から2023年にかけて大会制度の見直しを進めた。その結果、2025年大会から男女ともに出場国が32チームに拡大され、開催周期も従来の4年に1度から2年に1度へ変更された。
2027年大会は、この新しい制度を引き継いだ2回目の32チーム大会となる。2025年の男子世界選手権はフィリピン、女子世界選手権はタイで開催され、いずれも32チームが参加した。
大会規模の拡大は、単に参加国を増やすだけではない。各大陸の代表国が世界の強豪と対戦する機会を増やし、国際大会の競争環境を広げる狙いがある。
さらに2027年大会は、ロサンゼルス2028オリンピックの予選を兼ねる。世界王者を決める大会であると同時に、五輪出場を懸けた重要な国際舞台へと位置づけられている。
【旧ワールドカップとの違い】世界選手権の歴史を引き継ぐ新大会
旧ワールドカップと世界選手権は別の大会だった
「バレーボールワールドカップ」という名称は、今回初めて登場するものではない。
旧ワールドカップは男子が1965年、女子が1973年に始まった歴史ある国際大会である。一方、世界選手権は男子が1949年、女子が1952年に第1回大会を開催している。
つまり、旧ワールドカップと世界選手権は、長年にわたって別々に開催されてきた2つの大会だった。
旧ワールドカップの特徴は、2019年大会のように男女各12チームが参加し、総当たり戦で順位を決める方式だったことだ。2019年大会は日本で開催され、男子はブラジル、女子は中国が優勝した。日本バレーボール協会の大会資料にも、男女12チームによる1回総当たり方式と記録されている。
一方、世界選手権は各国の代表が世界一を争う伝統的な大会であり、1949年から続く長い競技史を持つ。2027年からは、この世界選手権の大会そのものがワールドカップという名称になる。
旧大会と新大会を比較すると何が違う?
| 比較項目 | 旧ワールドカップ | 新ワールドカップ |
|---|---|---|
| 大会の位置づけ | 世界選手権とは別の独立大会 | 従来の世界選手権を改称した大会 |
| 開催の歴史 | 男子1965年、女子1973年開始 | 世界選手権の歴史を継承 |
| 直近の大会 | 2019年、日本開催 | 2025年に世界選手権として開催 |
| 参加チーム数 | 2019年は男女各12チーム | 男女各32チーム |
| 開催周期 | 原則4年に1度 | 2年に1度 |
| 試合方式 | 総当たり戦 | 8組の予選後、16チームによるノックアウト方式 |
| 2027年の開催地 | 旧大会としての開催予定なし | 男子ポーランド、女子アメリカ・カナダ |
| LA28との関係 | 2019年大会は五輪予選ではなかった | 未出場権獲得の上位3チームに五輪出場枠 |
この比較から分かるように、2027年の新ワールドカップは、旧ワールドカップをそのまま拡大した大会ではない。大会の母体は世界選手権であり、そこにワールドカップという新しいブランド名と、32チーム制、隔年開催、五輪予選という役割が組み合わさったものだ。
名前が変わっても世界選手権の優勝記録は引き継がれる
大会の歴史を理解するうえで、もう一つ重要なのが歴代優勝国の扱いだ。
男子世界選手権では、イタリアが1990年、1994年、1998年、2022年、2025年に優勝し、通算5度の世界王者となっている。ポーランドも1974年、2014年、2018年に優勝した強豪国だ。
女子では、2025年大会でイタリアが優勝。2022年と2018年はセルビア、2014年はアメリカが頂点に立った。イタリア女子は2002年と2025年の2度、世界選手権を制している。
2027年から大会名が変わることで、これらの優勝記録がリセットされるわけではない。世界選手権の歴代王者が、そのまま新ワールドカップの歴史的な優勝国として扱われることになる。
【2027年の出場国一覧】男子・女子32チームと日本代表の出場状況
男子バレーボールワールドカップの出場32か国
男子大会は2026年10月19日にFIVBが全出場国を発表した。開催国ポーランドと前回王者イタリアが自動的に出場権を獲得し、残る30枠は大陸選手権と世界ランキングによって決まった。
開催国・前回優勝国
ポーランド、イタリア
アジア代表
日本、イラン、韓国
アフリカ代表
チュニジア、カメルーン、アルジェリア
ヨーロッパ代表
フランス、フィンランド、スロベニア
南米代表
ブラジル、アルゼンチン、チリ
北中米カリブ代表
アメリカ、カナダ、キューバ
FIVB世界ランキングによる出場国
ブルガリア、ドイツ、ウクライナ、ベルギー、トルコ、セルビア、チェコ、ギリシャ、ルーマニア、オランダ、メキシコ、プエルトリコ、デンマーク、エジプト、エストニア
合計32チームとなる。エストニアはワールドカップ初出場で、デンマークは1966年以来となる2度目の出場を果たす。
日本男子は2026年のアジア選手権で優勝し、イラン、韓国とともにアジア代表として本大会への出場を決めた。大陸選手権での優勝によって、単なる出場権以上の成果も手にしている。
女子バレーボールワールドカップの出場32か国
女子大会も2026年10月5日に出場32チームが確定した。アメリカとカナダの開催国枠、前回優勝国イタリアの自動出場に加え、大陸選手権とFIVB世界ランキングによって残りの枠が埋まった。
開催国・前回優勝国
アメリカ、カナダ、イタリア
アフリカ代表
エジプト、ケニア、カメルーン
アジア代表
タイ、中国、日本
ヨーロッパ代表
トルコ、セルビア、ポーランド
北中米カリブ代表
キューバ、ドミニカ共和国、プエルトリコ
南米代表
ブラジル、アルゼンチン、コロンビア
FIVB世界ランキングによる出場国
オランダ、ロシア、ドイツ、チェコ、ベルギー、フランス、スロベニア、スウェーデン、メキシコ、ウクライナ、ギリシャ、韓国、ブルガリア、スイス
女子大会ではスイスが初出場となる。世界ランキングによる出場枠を獲得し、世界の強豪国が集まる舞台に初めて挑む。
日本女子は2026年のアジア選手権で3位に入り、2027年大会への出場権を確保した。アジア選手権の優勝国タイがロサンゼルス五輪の出場権を獲得したため、日本にとって2027年大会は世界一への挑戦と五輪出場への重要な機会を兼ねることになる。
【女子の組み合わせ決定】日本はF組でロシア・アルゼンチン・ブルガリアと対戦
2026年10月26日に女子32チームの抽選が実施
女子大会の組み合わせ抽選は、2026年10月26日にアメリカ・ロサンゼルスで実施された。FIVBの公式発表と日本バレーボール協会の発表によって、男女のうち女子の予選ラウンドの対戦グループが明らかになっている。
日本はF組に入り、対戦相手はロシア、アルゼンチン、ブルガリアの3か国となった。会場はアメリカ・ネブラスカ州オマハのCHI Health Center Arenaだ。
女子大会の全組み合わせ
- A組:イタリア、ベルギー、コロンビア、プエルトリコ
- B組:ブラジル、チェコ、ケニア、韓国
- C組:トルコ、ドミニカ共和国、フランス、エジプト
- D組:アメリカ、タイ、メキシコ、ギリシャ
- E組:ポーランド、ドイツ、スロベニア、キューバ
- F組:日本、ロシア、アルゼンチン、ブルガリア
- G組:カナダ、セルビア、ウクライナ、カメルーン
- H組:中国、オランダ、スウェーデン、スイス
日本のF組は、ヨーロッパ勢のロシアとブルガリア、南米のアルゼンチンが対戦相手となる構成だ。予選ラウンドは4チームによる総当たり戦のため、日本は3試合を戦い、上位2チーム以内に入る必要がある。
女子の予選ラウンド開催地はアメリカとカナダの4都市
女子大会は北米の5都市で開催される。予選ラウンドは4都市に分散し、決勝ラウンドはアメリカ・カリフォルニア州アナハイムに集約される。
予選ラウンドの開催地
- カナダ・モントリオール:E組、G組
- アメリカ・オマハ:A組、F組
- アメリカ・オーランド:B組、D組
- カナダ・ケベックシティ:C組、H組
決勝ラウンドの開催地
アメリカ・アナハイムのHonda Center。ロサンゼルス2028オリンピックでもバレーボール競技の会場となる予定だ。
女子大会の開催期間は2027年8月20日から9月5日まで。予選ラウンドは8月20日から25日に実施される。
男子の組み合わせ抽選は2026年12月3日予定
男子大会は出場32か国が決まっているものの、2026年10月30日時点では予選ラウンドの組み合わせは発表されていない。
FIVBの発表によると、抽選会は2026年12月3日にポーランドのヴィエリチカ岩塩坑で実施される予定だ。抽選の模様はポーランド国内のテレビ局とVolleyball Worldの公式YouTubeチャンネルを通じて配信される予定となっている。
男子の開催地はポーランドの以下の5都市だ。
- グダニスク:ERGO ARENA
- カトヴィツェ:Spodek
- ウッチ:Atlas Arena
- オルシュティン:Urania Hall
- クラクフ:TAURON Arena
準決勝とメダル決定戦はクラクフで開催される。ポーランドは2014年、2022年にも男子世界選手権を開催しており、今回が同国にとって3度目の開催となる。
【2027年大会の日程】男女の開催期間・試合方式・決勝トーナメント
男子は9月10日から26日までポーランドで開催
男子の2027年大会は9月10日から26日までの開催が予定されている。5都市を舞台に、32か国が世界王者の座を争う。
開催国ポーランドは、ホームの大声援を受けながら4度目の世界選手権タイトルを目指す。前回大会を制したイタリアは2022年、2025年と連続優勝しており、3連覇に挑む立場となる。
女子は8月20日から9月5日までアメリカ・カナダで開催
女子は男子よりも先に開幕し、8月20日から9月5日までの17日間にわたって開催される。
開催国アメリカとカナダに加え、2025年世界選手権を制したイタリア、ブラジル、中国、日本などが出場する。予選ラウンドはモントリオール、オマハ、オーランド、ケベックシティで行われ、決勝ラウンドはアナハイムに舞台を移す。
男女共通の32チーム制と決勝トーナメントの仕組み
2027年大会の基本方式は男女共通だ。32チームを4チームずつ8組に分け、予選ラウンドで総当たり戦を行う。
各組の上位2チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出する。そこからは負ければ敗退となるノックアウト方式で、ラウンド16、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝へと進む。
大会の流れを整理すると次のとおりだ。
- 第1段階:32チームが8組に分かれて予選ラウンドを実施。
- 第2段階:各組の上位2チーム、計16チームがラウンド16へ進出。
- 第3段階:ラウンド16から準々決勝、準決勝へと進む。
- 最終段階:3位決定戦と決勝で最終順位を決定する。
従来の12チームによる総当たり戦とは異なり、予選を突破した後は一発勝負の決勝トーナメントとなる。予選で安定した成績を残すだけでなく、決勝ラウンドで勝ち切る力も求められる。
【ロサンゼルス2028への影響】日本代表は五輪出場権を獲得できる?
2027年ワールドカップはLA28の重要な予選大会
今回の大会を語るうえで見逃せないのが、ロサンゼルス2028オリンピックとの関係だ。
FIVBと国際オリンピック委員会が承認したLA28のバレーボール競技は、男女それぞれ12チームが参加する。出場枠は次の3つの経路で決定される。
- 開催国枠:アメリカが男女各1枠を獲得。
- 2026年大陸選手権:各大陸選手権の優勝国に男女各5枠を配分。
- 2027年世界選手権:まだ五輪出場権を持たない上位3チームに男女各3枠を配分。
- 2028年世界ランキング:VNL予選ラウンド終了時点の世界ランキングから、未出場権獲得の上位3チームを選出。
つまり、2027年大会は単なる世界一決定戦ではない。大会で上位に入ることが、そのままオリンピック出場につながる可能性がある。
ただし、上位3チームすべてに無条件で五輪出場権が与えられるわけではない。すでに大陸選手権などで出場権を獲得している国は対象外となり、次順位の未出場国が枠を得る仕組みだ。
男子日本代表は2026年アジア選手権優勝で五輪出場権を獲得
男子日本代表にとっては、すでに大きな成果が出ている。
2026年9月13日、福岡県で開催されたアジア選手権の決勝で、日本はイランを3対0で下して優勝した。この結果、日本はアジア代表としてロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得した。
日本男子は大会の優勝によって、2027年ワールドカップへの出場権とLA28への出場権を確保したことになる。
このため、2027年大会で日本男子が目指すのは、五輪切符の獲得だけではない。世界王者のタイトルと、世界の強豪国に対する競争力の証明が大きな目標となる。
女子日本代表は2027年大会が五輪への重要な勝負所
女子日本代表の状況は男子と異なる。
2026年8月30日に行われたアジア選手権では、タイが中国との決勝を制して優勝し、LA28の女子バレーボール出場権を獲得した。日本は3位決定戦でイランを破り、銅メダルを獲得している。
日本女子は2027年ワールドカップへの出場権を確保したものの、アジア選手権優勝による五輪出場権は獲得していない。
そのため、2027年大会での上位進出は極めて重要だ。日本が上位3チームに入れば、すでに別ルートで五輪出場を決めている場合を除き、LA28への切符を獲得できる。
日本女子はF組でロシア、アルゼンチン、ブルガリアと対戦する。まず予選突破を確実にし、その後の決勝トーナメントでどこまで勝ち上がれるかが、五輪出場を左右する大きな焦点となる。
【歴代優勝国と注目ポイント】2025年までの世界王者から見る勢力図
男子はイタリアとポーランドが近年の中心
世界選手権の歴代優勝国を見ると、男子ではイタリアとポーランドの存在感が際立っている。
イタリアは1990年、1994年、1998年の3連覇に加え、2022年と2025年にも優勝した。特に2025年大会ではブルガリアを3対1で下し、2大会連続、通算5度目の世界王者となった。
ポーランドは1974年に初優勝を果たし、2014年と2018年にもタイトルを獲得している。2027年は自国開催となるため、ホームの利点を生かした優勝争いが期待される。
ブラジルも2002年、2006年、2010年と3連覇を達成した実績を持つ。日本、ブラジル、フランス、アメリカなど、上位進出を狙う国々の競争も注目される。
女子はイタリア、セルビア、ブラジルなどが有力
女子では、2025年大会を制したイタリアが現在の世界王者だ。決勝ではトルコとのフルセットの激闘を制し、2002年以来となる2度目の世界選手権優勝を果たした。
セルビアは2018年と2022年に連続優勝しており、2027年大会でも優勝候補の一角となる。ブラジルは2025年大会で銅メダルを獲得し、長年にわたって世界の上位を維持している。
日本にとっては、予選ラウンドで対戦するロシア、アルゼンチン、ブルガリアへの対応だけでなく、決勝トーナメントでイタリア、ブラジル、トルコなどと対戦する可能性も視野に入れる必要がある。
2027年大会で注目すべき3つのポイント
1. 男女32チーム制で勢力図がどう変化するか
出場国の増加によって、従来は世界選手権で上位進出が難しかった国にも経験を積む機会が生まれる。初出場国やランキング枠で出場した国が強豪を破る展開も見どころだ。
2. 世界ランキングと実際の勝敗が一致するか
出場国の決定にはFIVB世界ランキングが利用されるが、ランキングは大会当日の勝敗を保証するものではない。大陸選手権で好成績を残したチームや、若手選手が成長した国が上位に進む可能性もある。
3. 五輪出場権を懸けた終盤の順位争い
すでに五輪出場を決めた強豪国と、まだ出場権を持たない国では、大会で目指す目標が異なる。特に準々決勝以降は、世界王者争いと五輪出場争いが重なるため、試合の重要性が一段と高まる。
【よくある質問】バレーワールドカップ2027に関するFAQ
Q1:バレーワールドカップは2027年から名称が変わるの?
A1:はい。FIVBは2026年3月5日に、従来のFIVBバレーボール世界選手権を2027年大会からFIVBバレーボールワールドカップに改称すると発表した。旧ワールドカップの単純な復活ではなく、世界選手権の大会名称が変わる形だ。
Q2:2027年のバレーワールドカップは何チームが出場する?
A2:男女とも32チームが出場する。4チームずつ8組に分かれて予選ラウンドを行い、各組の上位2チーム、合計16チームが決勝トーナメントに進出する。
Q3:2027年の男子大会はどこで開催される?
A3:ポーランドで開催される。グダニスク、カトヴィツェ、ウッチ、オルシュティン、クラクフの5都市が会場となり、2027年9月10日から26日までの開催が予定されている。
Q4:2027年の女子大会はどこで開催される?
A4:アメリカとカナダの共催となる。アメリカのアナハイム、オマハ、オーランド、カナダのモントリオール、ケベックシティの5都市で、2027年8月20日から9月5日まで開催される。
Q5:女子日本代表の組み合わせは決まっている?
A5:決まっている。日本はF組で、ロシア、アルゼンチン、ブルガリアと対戦する。予選ラウンドの開催地はアメリカのオマハだ。
Q6:男子日本代表はロサンゼルス2028に出場できる?
A6:すでに出場権を獲得している。2026年9月13日のアジア選手権決勝でイランを3対0で破って優勝し、アジア代表としてLA28への出場を決めた。
Q7:女子日本代表もロサンゼルス2028への出場が決まっている?
A7:2026年10月30日時点では決まっていない。2026年アジア選手権では3位となり、2027年大会への出場権は獲得した。2027年大会の未出場権獲得国の上位3チームに入ることなどが、五輪出場への重要なルートとなる。
Q8:旧ワールドカップと新ワールドカップは同じ大会なの?
A8:大会の歴史的な位置づけが異なる。旧ワールドカップは世界選手権とは別の大会だった。2027年からの新ワールドカップは、従来の世界選手権を改称した大会であり、世界選手権の歴代優勝記録を引き継ぐ。
まとめ:バレーワールドカップ2027は名称変更と五輪予選が最大の注目点
2027年から始まるFIVBバレーボールワールドカップは、単なる大会名の変更ではない。世界選手権の伝統を引き継ぎながら、男女32チーム制、2年に1度の開催、ロサンゼルス2028への五輪予選という新しい役割を担う大会だ。
男子はポーランド、女子はアメリカとカナダが開催地となり、日本代表は男女とも出場権を獲得した。女子は日本のF組入りが決まり、男子は2026年12月3日の抽選会を待つ段階にある。
特に日本代表を応援するファンにとって、男女の状況を分けて理解することが大切だ。男子はすでに2026年アジア選手権優勝で五輪出場を決めている。一方、女子は2027年大会での上位進出がLA28への重要な鍵となる。
今後の注目日程は、2026年12月3日の男子組み合わせ抽選、2027年8月20日の女子大会開幕、9月10日の男子大会開幕だ。2027年の世界一決定戦は、2028年ロサンゼルス五輪へ向かう各国の勢力図を占う重要な大会となる。
旧ワールドカップと世界選手権の違いを理解しておけば、2027年大会の名称変更の意味も、歴代優勝国とのつながりも正確に把握できる。新しい時代のバレーボール世界大会で、日本代表がどこまで世界の頂点に迫れるかに注目したい。
主な公式情報・参考資料
- FIVB「The FIVB Volleyball World Cup Takes the Sport Into a New Era」(2026年3月5日)
- FIVB「32 teams bound for the 2027 FIVB Men's Volleyball World Cup in Poland」(2026年10月19日)
- FIVB「Qualified Teams confirmed for the 2027 FIVB Volleyball Women's World Cup」(2026年10月5日)
- 日本バレーボール協会「2027FIVBバレーボールワールドカップの組み合わせが決定」(2026年10月27日)
- FIVB「Volleyball and beach volleyball qualification systems for LA28 Olympic Games confirmed」(2025年12月11日)
- FIVB「Japan triumph at home to secure 11th continental crown and LA28 berth」(2026年9月13日)