東急ハンズロゴは今どう変わった?旧ロゴの由来と新デザイン、2026年最新事情を徹底解説

目次

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「東急ハンズのロゴを見かけなくなった」「昔の手のマークはなくなったの?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

2026年現在、東急ハンズは「ハンズ」へとブランド名を変更し、ロゴも新しいデザインに生まれ変わっています。新ロゴが発表されたのは2022年10月26日。デザインを担当したのは、デザインオフィスnendoのチーフデザイナー、佐藤オオキ氏です。

しかし、旧ロゴの象徴だった「手」のモチーフや深い緑色は、現在のロゴにも受け継がれています。さらに2026年は創業50周年という節目にあたり、旧ロゴと新ロゴの歴史を振り返る記念ロゴも登場しました。

この記事では、東急ハンズ旧ロゴの由来、手のマークに込められた意味、2022年の社名変更とカインズとの資本関係、新ロゴのデザイン意図、2026年最新のブランド状況までを時系列で解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 旧ロゴの由来: 1976年の創業時から使われた両手のマークには「手の復権」という創業理念が込められていた。
- 新ロゴへの変更: 2022年10月26日、佐藤オオキ氏が漢字の「手」を一筆書きで表現した新ロゴを発表した。
- 2026年最新情報: ハンズは創業50周年を迎え、旧ロゴと新しいブランドの歴史をつなぐ周年記念ロゴも発表している。

【2026年最新】東急ハンズのロゴは現在どう変わった?

東急ハンズロゴ

まず押さえておきたいのは、現在の正式なブランド名が「ハンズ」であることです。

以前は「TOKYU HANDS」という英字と、その両側に配置された手のマークが特徴的でした。長年親しまれたこのデザインは、2022年のブランドリニューアルを機に刷新されています。

現在のコーポレートロゴは、漢字の「手」をモチーフにしたシンボルと「HANDS」の文字を組み合わせたデザインです。

デザインを担当したのは、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火台デザインなどでも知られる佐藤オオキ氏。デザインオフィスnendoによるブランディングプロジェクトとして制作されました。

注目したいのは、ロゴが新しくなってもブランドカラーの深い緑色が維持されている点です。

従来の「ハンズグリーン」を継承することで、東急ハンズ時代からの顧客にも親しみを感じてもらいながら、新しい企業としての印象を打ち出しています。

2026年1月には、創業50周年を記念した特別ロゴも発表されました。現在のロゴを置き換えるものではなく、周年キャンペーンやイベントなどで使用する記念デザインです。

つまり、2026年現在の基本となるロゴは2022年に発表された新ロゴであり、50周年記念ロゴは別の位置づけです。

【原点を解説】東急ハンズ旧ロゴの手のマークにはどんな意味があった?

東急ハンズロゴ

東急ハンズの旧ロゴは、単なる店舗のシンボルではありませんでした。

その背景には、創業時から掲げられていた「手の復権」という考え方があります。

1976年から続いた両手のロゴ

東急ハンズロゴ

東急ハンズは1976年に創業しました。

当時の社会では大量生産・大量消費が広がり、生活用品は壊れたら買い替えるものという考え方も一般的になっていました。

そうした時代に、東急ハンズが掲げたのが「手を通じて新たな生活や文化を創造する」という理念です。

2013年にマイナビニュースが掲載した東急ハンズの担当者へのインタビューでは、旧ロゴの制作経緯やデザインの意味が説明されています。

1976年に浜野商品研究所へシンボルマークの制作とコーポレートカラーの設定を委託。その後、事業コンセプトの再検討を経て、左右に手を配置したロゴが採用されました。

旧ロゴに両手が描かれていたのは、HANDSという名称を視覚化するためだけではありません。

手作りのぬくもりを見直し、自分の手で暮らしをつくり出すという創業理念を表現していたのです。

旧ロゴの手は「手羽」とも呼ばれていた

旧ロゴの特徴的な両手のデザインは、親しみを込めて「手羽」と呼ばれていました。

この呼び名は、2022年の新ロゴを紹介したデザインオフィスnendoの公式制作ページでも登場します。

nendoは、新ロゴに旧ロゴの面影を残すことを意識したと説明しています。

つまり、新旧ロゴは完全に別の思想から生まれたものではありません。

旧ロゴが表現していた「手」というブランドの原点を、現代的なデザインに再構築したものが現在のロゴなのです。

旧ロゴには両手と片手のバリエーションがあった

意外と知られていないのが、東急ハンズには両手のロゴだけでなく、片手のロゴも存在していたことです。

2013年の担当者インタビューによると、2009年に「ヒント・マーケット」というコンセプトを導入した際、片手と「TOKYU HANDS」の文字を組み合わせたデザインも店舗で使用されるようになりました。

使い分けにも意味がありました。

- 両手のロゴ:企業そのものを表現するコーポレートシンボル
- 片手のロゴ:個々の店舗を表現するストアアイコン

そのため、古い店舗写真などで片手のマークを見かけても、それは必ずしも別の時代のロゴというわけではありません。

【歴代ロゴと社名変更】東急ハンズからハンズへ変わった経緯

ロゴ変更の背景を理解するには、会社の経営体制が変わった2022年の出来事を知る必要があります。

今回の変更は単なるデザイン刷新ではなく、資本関係の変化と新しいブランド戦略が重なった転換点でした。

2022年3月31日、カインズの子会社に

2022年3月31日、株式会社カインズによる東急ハンズの全株式取得が完了しました。

これにより、東急ハンズは東急不動産ホールディングスグループから離れ、ベイシアグループの主要事業会社であるカインズの子会社となりました。

カインズとハンズは、新しいDIY文化を共創するパートナーとして活動を開始しています。

2022年10月1日、株式会社ハンズへ

次の大きな転換点が、会社名の変更です。

2022年10月1日、株式会社東急ハンズは「株式会社ハンズ」へ商号を変更しました。

それまで長く使用してきた「東急」という名称を外し、愛称としても親しまれていた「ハンズ」を正式な企業名・ブランド名として採用したのです。

2022年10月26日、新ロゴを正式発表

会社名の変更から約1か月後の10月26日、新しいコーポレートロゴが発表されました。

同日から順次使用が開始され、店舗看板やショッピングバッグなどのブランド接点も新しいデザインへ切り替わっていきました。

当時の公式発表では、「東急」「TOKYU」などを含む商標その他の標章について、2024年3月末までに使用を終了する予定とされていました。

この一連の動きを整理すると、次のようになります。

時期 出来事 意味・背景
1976年 東急ハンズ創業・旧ロゴ使用開始 「手の復権」を掲げる
2009年 片手の店舗ロゴも使用 ヒント・マーケットの展開
2022年3月31日 カインズによる全株式取得完了 東急グループから離脱
2022年10月1日 株式会社ハンズへ商号変更 企業名から「東急」を外す
2022年10月26日 新ロゴ発表・順次使用開始 nendoの佐藤オオキ氏がデザイン
2024年3月末 東急・TOKYU関連標章の使用終了予定 ブランド独立に伴う切り替え
2026年1月 創業50周年記念ロゴ発表 過去と未来をつなぐ周年企画
2026年8月 創業50周年 新たな50年への節目

この年表から分かるのは、ロゴ変更が単独のデザイン企画ではなく、企業の所属とブランドの再定義に連動したものだったということです。

なお、カインズとハンズは同じ企業ではありません。ハンズはカインズの子会社として、独自の企業名とブランドを持つ会社です。

【デザインの秘密】佐藤オオキ氏が新ロゴに込めた3つの意味

新しいハンズロゴを理解するうえで欠かせない人物が、デザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏です。

佐藤氏は、ハンズのブランドリニューアルにおいて、創業理念を現代的なシンボルへ変換する役割を担いました。

そのデザインには、大きく3つのポイントがあります。

1. 漢字の「手」を使った日本発のデザイン

新ロゴの最大の特徴は、漢字の「手」をモチーフにしていることです。

従来のロゴは、左右に描かれた手と英字の組み合わせによってブランドの特徴を表現していました。

一方、新ロゴでは漢字そのものをシンボルとして扱っています。

佐藤氏は公式発表のコメントで、日本発のグローバルなメッセージとして、あえて漢字を使用したことを説明しています。

これは、単に海外でも使いやすい英語表記にするという発想とは異なります。

日本生まれのブランドであることを積極的に打ち出し、漢字という文化的な要素をブランドの個性に変えたデザインです。

2. 一筆書きには過去と未来をつなぐ意味がある

もう一つの大きな特徴が、途切れない一本の線です。

新ロゴでは、漢字の「手」を構成する線の端部をつなぎ、一筆書きのような形状に仕上げています。

nendoの公式制作紹介によると、この一本の線には、過去から未来へ思いをつないでいくという考え方が込められています。

また、旧ロゴの「手羽」の面影を残しながら、人がワクワクして舞っているような姿も想起させるデザインを目指したと説明されています。

ここが新ロゴの面白いところです。

漢字の「手」を描いているにもかかわらず、文字をそのまま図案化しただけではありません。

線をつなぐことで、動きや軽やかさを生み出しています。

一筆書きは、創業からの理念を断ち切らず、新しい時代へつなぐというブランドの姿勢を視覚的に表したものなのです。

3. ハンズグリーンを継承した理由

ロゴの形が変わった一方で、カラーは従来の深い緑色を引き継ぎました。

この色は「ハンズグリーン」と呼ばれています。

佐藤氏は、過去を継承しながら未来に向けてブランドをアップデートする思いから、従来のカラーを踏襲したと説明しています。

ブランドデザインでは、形状や文字を変更すると、従来の顧客が別の企業と認識してしまう可能性があります。

しかし、色を継承すれば、以前のブランドとの連続性を視覚的に伝えられます。

今回のリニューアルは、変える部分と残す部分を明確に分けた設計だったと考えられます。

【旧ロゴと新ロゴを比較】何が変わり、何が受け継がれた?

東急ハンズの旧ロゴと現在のハンズロゴを比較すると、見た目には大きな違いがあります。

しかし、ブランドの根底にある理念は共通しています。

比較する際は、デザインの違いだけでなく、それぞれが生まれた時代背景にも注目すると理解しやすくなります。

比較項目 東急ハンズ旧ロゴ ハンズ新ロゴ
使用開始 1976年 2022年10月26日から順次
文字表記 TOKYU HANDS HANDS
シンボル 左右に配置した手 漢字の「手」をモチーフ
デザインの特徴 両手を使った構成 一本の線による一筆書き
ブランドカラー 深いグリーン ハンズグリーンを継承
デザイン制作 浜野商品研究所に制作を委託 デザインオフィスnendo・佐藤オオキ氏
主なメッセージ 手の復権 過去を継承し未来につなぐ
企業名 株式会社東急ハンズ 株式会社ハンズ

最も大きな違いは、旧ロゴが「手そのもの」を両側から配置していたのに対し、新ロゴは漢字の「手」を一本の線として再構成していることです。

一方で、共通しているのは「手」をブランドの中心に置いている点と、深い緑色を使用している点です。

つまり、今回の変更は創業理念の否定ではなく、同じ理念を異なる時代のデザイン言語で表現したものと理解できます。

2026年の50周年記念ロゴは通常のロゴと何が違う?

2026年1月21日、ハンズは創業50周年に向けた記念ロゴを発表しました。

公式発表によると、このデザインは、これまでの歴史とこれからの未来をつなぐことをテーマにしています。

手が数字の「5」に置かれているようにも見え、さらに数字の「5」を持ち上げているようにも見える構成です。

デザインの決定にあたっては複数の候補が用意され、従業員による投票で最も票を集めたものが採用されました。

ここで注意したいのは、50周年記念ロゴと通常のコーポレートロゴは別物だという点です。

記念ロゴはキャンペーンやイベントなどで使用するための特別なデザインであり、2022年に刷新された通常のロゴがなくなったわけではありません。

2026年は、旧ロゴの時代から続く「手の復権」という理念を、次の50年へ引き継ぐ節目になっています。

【誤解を整理】東急ハンズのロゴ変更について知っておきたい事実

ロゴの変更に関しては、会社名や資本関係、過去のデザインが混同されやすい部分もあります。

ここでは、特に間違えやすいポイントを整理します。

東急ハンズは東急グループの会社ではなくなった?

2022年3月31日にカインズによる全株式取得が完了し、東急不動産ホールディングスグループから離脱しています。

その後、2022年10月1日に株式会社ハンズへ商号を変更しました。

2026年現在も、公式会社概要には「株式会社ハンズ」と記載されています。

ロゴの手のマークはなくなった?

なくなったわけではありません。

旧ロゴのように左右に独立した手を配置するデザインではなくなりましたが、新ロゴにも漢字の「手」をモチーフとしたシンボルが使われています。

ブランドの根本的なモチーフは引き継がれています。

佐藤オオキ氏は旧ロゴもデザインした?

いいえ。

旧ロゴは1976年の創業時に浜野商品研究所へ制作が委託されたものです。

佐藤氏とnendoが担当したのは、2022年のブランドリニューアルに伴う新ロゴです。

2026年にまたロゴが変更された?

2026年には50周年記念ロゴが発表されていますが、通常のコーポレートロゴを再度全面変更したという発表ではありません。

2022年の新ロゴと2026年の周年記念ロゴは、用途を区別して理解する必要があります。

ハンズの2026年現在の企業規模は?

ハンズ公式の会社概要によると、2026年9月17日現在の総店舗数は101店舗です。

内訳はハンズ73店舗、ハンズ ビー19店舗、プラグス マーケット9店舗となっています。

また、公式会社概要では2026年2月決算の売上高として726億円を掲載しています。

ロゴを刷新した後も、ブランドは実店舗を中心に事業を展開し続けています。

【よくある質問】東急ハンズのロゴに関するFAQ

Q1:東急ハンズの旧ロゴはいつから使われていた?

1976年の創業時から使用されていました。2022年のブランドリニューアルによって新ロゴへの切り替えが始まり、旧ロゴは約46年間にわたって親しまれたデザインとなりました。

Q2:東急ハンズの旧ロゴの手のマークにはどんな意味がある?

創業時の理念である「手の復権」を表しています。自分の手で生活や文化を創造すること、手作りのぬくもりを見直すことがデザインの背景にあります。

Q3:ハンズの新ロゴをデザインしたのは誰?

デザインオフィスnendoのチーフデザイナー、佐藤オオキ氏です。漢字の「手」を一筆書きで表現し、過去から未来へのつながりをデザインに込めています。

Q4:新ロゴの緑色はなぜ旧ロゴと同じなの?

従来のハンズグリーンを継承することで、長年親しまれてきたブランドの印象を残しながら、新しいデザインへ移行するためです。

Q5:東急ハンズがハンズに社名変更したのはいつ?

2022年10月1日です。同年3月31日にカインズによる全株式取得が完了し、東急不動産ホールディングスグループから離脱したことが大きな転換点となりました。

Q6:2026年のハンズのロゴは50周年記念ロゴなの?

通常のコーポレートロゴは2022年に発表された一筆書きのデザインです。2026年1月に発表されたものは、創業50周年を記念した別のロゴです。

まとめ:東急ハンズのロゴは変わっても「手の復権」は受け継がれている

東急ハンズのロゴは、1976年の創業から2022年まで、両手のマークを中心としたデザインで親しまれてきました。

その手のマークに込められていたのは、自分の手で生活を創造し、手作りの価値を見直す「手の復権」という理念です。

2022年にはカインズによる子会社化と株式会社ハンズへの商号変更を経て、デザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏が新ロゴを制作しました。

漢字の「手」を一筆書きで表現し、従来のハンズグリーンを残すことで、ブランドの歴史と未来を一つのデザインにまとめています。

さらに2026年は創業50周年。記念ロゴにも過去から未来へつなぐという考え方が反映されています。

ロゴを見るときに注目したいのは、単に昔と今の形が違うということではありません。

旧ロゴが伝えていた「手で暮らしをつくる」という思想を、新ロゴがどのように現代へ引き継いでいるか。

そこに、東急ハンズからハンズへのブランド変更の本質があります。

会社名やデザインが変わっても、手を通じて新しい発見や暮らしの楽しさを生み出すという創業時の考え方は、現在のハンズにも息づいています。


主な事実確認資料: 株式会社ハンズの2022年ロゴ発表資料・企業沿革・2026年会社概要、デザインオフィスnendoの制作紹介、2013年マイナビニュースの旧ロゴ担当者インタビュー、2026年創業50周年記念ロゴ発表資料。