『そして父になる』キャスト一覧と相関図|福山雅治らの役名・子役の現在を徹底解説
2013年公開の映画『そして父になる』は、福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキーら実力派俳優が出演する是枝裕和監督のヒューマンドラマです。6年間育てた息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだったと判明したことから、2組の家族が血のつながりと親子の愛情の間で揺れ動く姿を描いています。
この記事では、2026年10月現在の情報を踏まえ、野々宮良多役の福山雅治、野々宮みどり役の尾野真千子、斎木ゆかり役の真木よう子、斎木雄大役のリリー・フランキーをはじめ、二宮慶多や黄升炫ら子役、風吹ジュン、國村隼、樹木希林ら脇役の出演者まで詳しく紹介します。さらに、キャスト相関図、登場人物の関係、子役の現在、カンヌ国際映画祭での受賞についても整理します。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - 『そして父になる』の主演は福山雅治。尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキーが夫婦役を演じる。 - 二宮慶多が野々宮慶多役、黄升炫が斎木琉晴役を担当。2人の子どもを中心に物語が展開する。 - 風吹ジュン、國村隼、樹木希林、夏八木勲などベテラン俳優も出演。 - 是枝裕和が監督・脚本・編集を担当し、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。 - 2026年現在、二宮慶多は俳優として活動を続けている。
【作品概要】そして父になるはどんな映画?2013年公開のあらすじ

『そして父になる』は、是枝裕和監督が手掛けた2013年公開の日本映画です。主演の福山雅治が演じるのは、仕事でも家庭でも成功を収めたエリート会社員・野々宮良多。順調に見えた人生が、ある病院からの一本の電話によって大きく変わります。
日本映画データベースJFDBによると、公開日は2013年9月28日、上映時間は121分。配給はギャガです。第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも出品されました。
あらすじ:6年間育てた息子が他人の子どもだった

野々宮良多は、妻のみどりと息子の慶多とともに暮らす会社員です。仕事に対する意識が高く、何事も計画的に進める良多は、息子にも自分と同じような価値観や成長を期待していました。
ところが、慶多が6歳になったある日、病院から出生時の赤ちゃんの取り違えがあったと知らされます。DNA鑑定の結果、6年間育ててきた慶多は血のつながった実子ではなく、別の夫婦のもとで育った子どもだったことが判明します。
取り違えられた相手は、群馬で電気店を営む斎木雄大と妻のゆかりです。2組の夫婦は、それぞれ自分たちが育ててきた子どもを手放すべきなのか、血のつながりを優先するべきなのかという難しい問題に直面します。
良多は子どもの交換を早く進めようとしますが、みどりは慶多への愛情を簡単には変えられません。一方、斎木夫妻にも琉晴と過ごしてきた6年間があります。異なる家庭環境で育った2人の子どもと4人の親の姿を通じ、作品は父親になることの意味を問いかけます。
作品の基本情報

- 作品名:そして父になる
- 公開日:2013年9月28日
- 上映時間:121分
- 監督:是枝裕和
- 脚本:是枝裕和
- 編集:是枝裕和
- 配給:ギャガ
- ジャンル:ヒューマンドラマ
- 主演:福山雅治
- 主な受賞:第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞
【キャスト一覧】福山雅治・尾野真千子・真木よう子らの役名
『そして父になる』のキャストを調べる際、まず押さえておきたいのが野々宮家と斎木家の2組の夫婦です。
福山雅治と尾野真千子が野々宮夫妻、真木よう子とリリー・フランキーが斎木夫妻を演じています。両家の息子を演じる二宮慶多と黄升炫も、物語の中心となる重要な存在です。
主要キャスト・役名一覧
この一覧は、日本映画データベース、KINENOTE、映画関連の出演者資料をもとに整理しています。
福山雅治:野々宮良多役
主演の福山雅治が演じる野々宮良多は、仕事で成果を上げ、家庭にも恵まれたエリート会社員です。
良多は努力と能力によって人生を切り開いてきたという自負が強く、息子の教育にも厳しい考えを持っています。しかし、出生時の取り違えが発覚したことで、それまで信じてきた価値観が揺らぎ始めます。
福山雅治にとって本作は是枝裕和監督作品への初出演であり、初めての父親役に挑んだ作品としても知られています。歌手・俳優として幅広く活動してきた福山が、感情を表に出すことが得意ではない父親の葛藤を演じた点が見どころです。
尾野真千子:野々宮みどり役
尾野真千子が演じる野々宮みどりは、良多の妻であり、慶多の母親です。
血のつながりがないと知らされた後も、みどりは6年間育ててきた慶多への愛情を簡単には変えられません。良多とは異なる立場から子どもと向き合う姿が、作品の大きな見どころになっています。
尾野真千子は、NHK連続テレビ小説『カーネーション』などで知られる俳優です。本作では、母親としての愛情と、予期しなかった事態に直面する女性の戸惑いを丁寧に表現しています。
真木よう子:斎木ゆかり役
真木よう子が演じる斎木ゆかりは、斎木雄大の妻で、琉晴の母親です。
野々宮家とは異なる生活環境の中で、子どもたちに囲まれた家庭を築いてきました。取り違えが判明した後も、母親として琉晴を思う気持ちは簡単には割り切れません。
良多とゆかりは、子どもの教育や家庭に対する考え方が対照的です。この違いが、2組の家族の交流に独特の緊張感を生み出しています。
リリー・フランキー:斎木雄大役
リリー・フランキーが演じる斎木雄大は、群馬で電気店を営む父親です。
良多とは生活環境も考え方も異なりますが、家族への愛情を持っている人物です。表面的には粗野に見える場面もある一方、子どもとの距離が近く、家庭の中に温かさがあります。
良多の合理的な価値観と雄大の家庭観がぶつかることで、作品は父親としてのあり方を一面的に決めつけない構造になっています。
【キャスト相関図】野々宮家と斎木家の親子関係を整理
『そして父になる』の相関関係を理解するうえで最も重要なのは、育てた親と血のつながった親が異なるという点です。
物語の開始時点では、野々宮家が慶多を、斎木家が琉晴を育てています。しかし、出生時に病院で取り違えが起きていたため、生物学的な親子関係はその反対になります。
野々宮家の関係
- 父親:野々宮良多(福山雅治)
- 母親:野々宮みどり(尾野真千子)
- 育てている息子:野々宮慶多(二宮慶多)
- 実の息子:斎木琉晴(黄升炫)
野々宮夫妻は、6年間慶多を自分たちの息子として育ててきました。良多は自分の教育方針に沿って慶多を育てようとしますが、みどりは慶多の性格や気持ちを大切にしています。
取り違えの発覚後、良多は血縁を意識し始めますが、みどりにとって慶多はすでにかけがえのない息子です。
斎木家の関係
- 父親:斎木雄大(リリー・フランキー)
- 母親:斎木ゆかり(真木よう子)
- 育てている息子:斎木琉晴(黄升炫)
- 実の息子:野々宮慶多(二宮慶多)
斎木夫妻は、琉晴を自分たちの家庭で育ててきました。野々宮家とは経済的な環境や生活スタイルが違いますが、子どもとの日常を大切にしている家族です。
雄大とゆかりにとっても、琉晴は長い時間をかけて愛情を注いできた息子です。そのため、取り違えの事実を知ったからといって、親子の関係を簡単に整理することはできません。
2組の家族の相関関係
野々宮家
福山雅治
尾野真千子
二宮慶多
出生時の取り違え
斎木家
リリー・フランキー
真木よう子
黄升炫
この関係を把握しておくと、登場人物の行動や感情の違いが理解しやすくなります。特に慶多と琉晴は、単に取り違えられた子どもというだけではなく、それぞれ異なる家庭で育ってきた存在として描かれています。
【脇役・出演者一覧】風吹ジュン・國村隼・樹木希林らベテラン俳優も出演
『そして父になる』の魅力は、主演4人だけではありません。子どもの取り違えに関わる人物や、両家の親族、主人公を取り巻く仕事関係者にも、実力派の俳優が起用されています。
風吹ジュン:野々宮のぶ子役
風吹ジュンは、野々宮のぶ子を演じています。野々宮家の親族として登場し、物語に家族の世代間のつながりを加える存在です。
國村隼:上山一至役
國村隼が演じるのは上山一至です。作品に重厚感を加えるベテラン俳優であり、物語の周辺人物を支えています。
樹木希林:石関里子役
樹木希林は石関里子役で出演しています。独特の存在感と自然な演技で知られる俳優で、本作でもベテランならではの存在感を発揮しています。
夏八木勲:野々宮良輔役
夏八木勲は、良多の父親である野々宮良輔を演じています。親から子へと受け継がれる家族観というテーマを考えるうえでも、見逃せない配役です。
その他の脇役・出演者
| 俳優 | 役名・役柄 |
|---|---|
| 中村ゆり | 宮崎祥子 |
| 高橋和也 | 野々宮大輔 |
| 田中哲司 | 鈴本悟 |
| 井浦新 | 山辺真一 |
| ピエール瀧 | 宮崎祥子の夫 |
| 大河内浩 | 織間忠治 |
| 滝沢美結 | 斎木美結 |
| 押場大和 | 斎木大和 |
| 吉田羊 | 出演 |
| 小倉一郎 | 出演 |
| 木野花 | 出演 |
| 清水一彰 | 出演 |
| 林剛史 | 出演 |
| 中村倫也 | 出演 |
特に中村ゆり演じる宮崎祥子は、出生時の取り違えに関わる人物として、物語の核心に接する役どころです。また、田中哲司演じる鈴本悟は良多の友人で弁護士、井浦新演じる山辺真一は良多の仕事関係者です。
このように、家庭内の問題だけでなく、病院や法律、仕事など複数の立場から物語が展開する点も、本作の特徴です。
【子役の現在】二宮慶多と黄升炫は2026年どうしている?
映画を見た人が気になる話題の一つが、野々宮慶多役と斎木琉晴役を演じた子役の現在です。2013年の公開から13年が経過した2026年、2人は子ども時代とは異なる年齢になっています。
二宮慶多:俳優として現在も活動中
二宮慶多は、野々宮慶多役を演じた俳優です。映画公開当時の子役として知られていますが、その後も映画やドラマへの出演を続けています。
所属事務所トライストーン・エンタテイメントの公式プロフィールによると、二宮慶多は2006年8月13日生まれ、愛媛県出身です。2026年10月30日時点で20歳になっています。
『そして父になる』以降の主な出演作品には、次のようなものがあります。
- 2014年:映画『抱きしめたい』
- 2015年:ドラマ『アイアングランマ』
- 2017年:ドラマ『赤ひげ』
- 2019年:映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』主演・ヒカリ役
- 2021年:NHKドラマ『ひきこもり先生』
- 2024年:NHK BS特集ドラマ『広重ぶるう』
- 2025年:NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
- 2026年:ドラマ『GTO』第8話
特に2019年公開の『WE ARE LITTLE ZOMBIES』では主演を務め、子役から俳優へと活動の幅を広げました。2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』にも出演。さらに所属事務所の出演情報には、2026年9月7日放送の『GTO』第8話への出演も掲載されています。
そのため、二宮慶多については「子役時代だけで活動を終えた」という理解は正確ではありません。2026年現在も俳優として活動を続けている人物です。
黄升炫:斎木琉晴を演じた子役
黄升炫は、斎木琉晴役を演じた俳優です。斎木夫妻のもとで育った、活発な性格の少年を演じています。
出演者情報では「黄升炫」のほか、「黄升げん」「ファン・ショウゲン」といった表記も見られます。スカパー!の出演者情報でも、ファン・ショウゲンという読みで俳優として掲載されています。
二宮慶多と同様、撮影当時の子どもの姿と現在の年齢は異なります。ただし、子役時代の出演情報だけから、その後の活動状況や引退の有無を判断することはできません。
子役の現在を調べるときのポイント
『そして父になる』の子役について検索するときは、映画公開時の年齢や役名だけでなく、現在の芸名、所属事務所、出演作品を分けて確認すると情報を整理しやすくなります。
特に二宮慶多は、現在の所属事務所が出演歴を公開しているため、子役時代からのキャリアの変化を追いやすい俳優です。
【是枝裕和監督とカンヌ受賞】そして父になるが高く評価された理由
『そして父になる』を語るうえで欠かせないのが、監督・脚本・編集を担当した是枝裕和の存在です。
是枝監督は、家族や社会制度、人間関係を題材にした映画を数多く手掛けてきました。ドキュメンタリー制作の経験を持ち、日常生活の中にある葛藤や矛盾を映画として描く作風で知られています。
是枝裕和が監督・脚本を担当
本作では、是枝裕和が監督だけでなく脚本と編集も担当しています。
作品の中心にあるのは、血縁と愛情のどちらが親子関係を決定するのかという問いです。しかし、映画は単純に血縁か育児経験かのどちらかを正解として提示するわけではありません。
良多、みどり、雄大、ゆかりという4人の親が、それぞれ違った考え方で子どもと向き合います。さらに、慶多と琉晴自身にも、それぞれの生活や感情があります。
親の事情だけで子どもの人生を決めてよいのかという視点が加わることで、作品は単なる親子愛の物語を超えた社会的なテーマを持っています。
第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞
『そして父になる』は2013年、第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員賞(Jury Prize)を受賞しました。
2013年5月26日に発表された公式受賞記録にも、是枝裕和監督の『そして父になる』が審査員賞の受賞作品として掲載されています。
ここで注意したいのは、受賞した賞の名称です。本作の受賞はパルム・ドールではなく、審査員賞です。同じカンヌ国際映画祭の賞でも、それぞれ異なる賞として扱われます。
2026年にも国立映画アーカイブで上映
公開から13年が経過した2026年にも、本作は映画史を振り返る企画の中で取り上げられました。
国立映画アーカイブと株式会社分福が共同開催した特集上映「映画監督 是枝裕和」は、2026年6月2日から28日まで開催されました。そのプログラムには『そして父になる』も含まれ、6月6日と18日に上映されています。
この特集は『幻の光』(1995年)から『怪物』(2023年)まで、是枝監督の作品群を振り返る大規模な企画でした。『そして父になる』が、監督のキャリアを代表する重要な作品の一つとして位置付けられていることが分かります。
【よくある質問】そして父になるのキャスト・子役・あらすじ(FAQ)
Q1:そして父になるの主演は誰ですか?
A1:主演は福山雅治です。野々宮良多役を演じ、妻のみどり役の尾野真千子、斎木ゆかり役の真木よう子、斎木雄大役のリリー・フランキーらと共演しています。
Q2:福山雅治は何役で出演していますか?
A2:野々宮良多役です。仕事で成功したエリート会社員で、出生時の取り違えをきっかけに父親としての価値観を見つめ直す主人公です。
Q3:尾野真千子は何役ですか?
A3:野々宮みどり役です。良多の妻で、慶多を6年間育ててきた母親です。
Q4:真木よう子とリリー・フランキーは夫婦役ですか?
A4:はい。真木よう子が斎木ゆかり役、リリー・フランキーが斎木雄大役を演じ、斎木夫妻として出演しています。
Q5:二宮慶多と黄升炫は何役ですか?
A5:二宮慶多は野々宮慶多役、黄升炫は斎木琉晴役です。出生時に取り違えられた2人の少年で、それぞれ別の家庭で育っています。
Q6:そして父になるの子役は現在どうしていますか?
A6:二宮慶多は2026年現在も俳優として活動しています。映画『WE ARE LITTLE ZOMBIES』で主演を務めたほか、NHKドラマや大河ドラマ、2026年の『GTO』にも出演しています。黄升炫については、出演者情報で俳優として掲載されています。
Q7:中村ゆりは何役で出演していますか?
A7:宮崎祥子役です。出生時の子どもの取り違えに関わる看護師で、物語の重要な部分を担っています。
Q8:風吹ジュン、國村隼、樹木希林は出演していますか?
A8:はい。風吹ジュンは野々宮のぶ子役、國村隼は上山一至役、樹木希林は石関里子役で出演しています。また、夏八木勲も野々宮良輔役で出演しています。
Q9:そして父になるはカンヌ国際映画祭で何賞を受賞しましたか?
A9:2013年の第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しました。パルム・ドールとは異なる賞です。
Q10:そして父になるの監督と脚本家は誰ですか?
A10:是枝裕和です。監督・脚本に加え、編集も担当しています。
まとめ:そして父になるはキャストと親子関係に注目したい名作
映画『そして父になる』は、福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキーという実力派俳優が2組の夫婦を演じた作品です。
野々宮良多役の福山雅治、野々宮みどり役の尾野真千子、斎木ゆかり役の真木よう子、斎木雄大役のリリー・フランキーに加え、二宮慶多と黄升炫が演じる2人の子どもが物語の中心を担っています。
さらに、中村ゆり、風吹ジュン、國村隼、樹木希林、夏八木勲など、脇を固める俳優陣も充実しています。
2013年の第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した本作は、2026年にも国立映画アーカイブの是枝裕和監督特集で上映されました。公開から時間が経過しても、作品のテーマが見直され続けていることが分かります。
これから初めて鑑賞する人は、まず野々宮家と斎木家の関係、そして慶多と琉晴の血縁上の親子関係を押さえておくと、登場人物それぞれの感情をより深く理解できます。キャストの演技だけでなく、血のつながりと一緒に過ごした時間のどちらが家族を形づくるのかという作品の問いにも注目してください。