【十五祭2019】錦戸亮の最後の関ジャニ∞ライブと発表が遅れた理由
錦戸亮の脱退を語るうえで欠かせないのが、2019年7月から9月にかけて開催されたデビュー15周年記念ツアー「十五祭」だ。
このツアーは、錦戸を含む6人で臨んだ関ジャニ∞としての最後の大規模ツアーとなった。東京ドームでの最終公演は2019年9月3日。錦戸の脱退発表は、その2日後の9月5日だった。
なぜ十五祭が終わるまで発表しなかったのか

発表を遅らせた理由について、事務所は公式コメントで明確に説明している。
メンバーが最も望んでいたのは、15周年という節目のライブをファンに心から楽しんでもらうことだった。錦戸の脱退を受け入れたうえでツアーを開催し、ファンへの感謝を伝えることを優先したのである。
さらに、2019年9月4日にはジャニー喜多川氏のお別れの会が開催されていた。グループの新たなスタートについても、お別れの会が終わった後に発表することで、メンバーとスタッフの間で話し合いがまとまっていた。
そのため、9月5日の発表は、突然決まったものではなく、3月末に決まっていた内容を15周年ツアー終了後に公表したものだった。
15周年ツアーを6人で完走した意味

錦戸の脱退が決まっていたにもかかわらず、6人が最後までステージに立ったことには大きな意味がある。
関ジャニ∞にとって15周年は、デビューから積み重ねてきた活動をファンと振り返る節目だった。メンバーがそれぞれの将来を考える一方で、グループとしての責任を最後まで果たそうとしていたことが、事務所の説明から読み取れる。
また、9月5日の発表時には、残る5人も連名でコメントを出した。そこでは、渋谷の脱退と安田の健康問題を振り返りながら、メンバーそれぞれが価値観や将来について考えてきたことが説明されている。
錦戸の脱退は、単独のメンバー交代というより、グループ全体が次の段階に進むための大きな転換点だった。
【脱退後の錦戸亮】NOMAD RECORDS設立とソロ活動の軌跡

2019年9月30日にジャニーズ事務所を退所した錦戸亮は、翌10月1日からソロアーティストとして活動を開始した。
注目されたのは、既存の芸能事務所に所属して活動を再開するのではなく、自らのレーベルを立ち上げ、音楽制作やライブ活動を展開する道を選んだことだ。
NOMAD RECORDSとは?独立後の音楽活動
2019年10月1日始動
NOMAD RECORDS
錦戸亮が主宰する自主レーベル
錦戸はソロ活動開始の発表で、NOMAD RECORDSを設立した理由について、自分でゼロからものを作ってみたかったという趣旨を説明した。
公式コメントでは、ファンに直接会いたいという思いから、最初のライブハウスツアーを開催することも発表している。
その後の主な活動は次のとおりだ。
- 2019年10月1日: ソロ活動開始、NOMAD RECORDS設立、公式ファンクラブNFC開設。
- 2019年11月5日: 全国5か所11公演の「錦戸亮 LIVE TOUR 2019 “NOMAD”」開始。
- 2019年12月11日: ソロ1stアルバム『NOMAD』発売。
これらは本人の公式サイトで発表された活動であり、グループ脱退後の新しいキャリアの出発点となった。
ソロ活動で変わった錦戸亮の表現スタイル
関ジャニ∞時代の錦戸は、グループの一員として楽曲制作や歌唱、バンド演奏、ライブパフォーマンスに参加していた。
独立後は、自分の名前を冠したプロジェクトを継続し、アルバム制作からライブの企画まで、個人の活動として展開している。
特にNOMAD RECORDSという自主レーベルを持つことは、単に所属先を変えたという話にとどまらない。自分の音楽をどのように制作し、どのような形でファンに届けるのかを、自分の活動基盤のなかで組み立てられるようになった点が大きい。
2019年の大倉の発言と照らし合わせると、錦戸が選んだソロ活動は「チャレンジの方向性の違い」を具体化したものとして理解できる。
俳優としても活動を継続
錦戸亮は音楽だけでなく、俳優としても活動を続けている。
2026年9月24日には、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』への出演が公式発表された。9月28日から放送が始まった同作で、錦戸は主人公・葉野珠の取材相手として登場する画家・夏井銀児を演じている。
本人の公式コメントによると、朝ドラ出演は2003年度放送の『てるてる家族』以来、23年ぶりとなる。音楽活動を続けながら、俳優としてもテレビドラマの主要な役柄に挑戦していることが分かる。
【錦戸亮の現在2026年最新】ONE MAN SHOWと2027年の活動予定
2026年10月31日現在、錦戸亮はNOMAD RECORDSを活動の基盤とし、音楽と俳優業の両方で仕事を続けている。
2026年の大きな音楽活動が、全国ツアー「RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2026 “ONE MAN SHOW”」だ。
RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2026 ONE MAN SHOW
2026年4月18日の千葉公演からスタートし、6月6日の大阪公演まで全国10公演が開催された。
公式特設サイトに掲載された公演日程は次のとおり。
| 日程 | 会場 |
|---|---|
| 4月18日 | 千葉・市川市文化会館 |
| 4月26日 | 東京・立川ステージガーデン |
| 5月6日 | 京都・ロームシアター京都 |
| 5月9日 | 愛知県芸術劇場 |
| 5月10日 | 神戸国際会館 |
| 5月16日 | グランキューブ大阪 |
| 5月29日 | 東京・LINE CUBE SHIBUYA |
| 5月31日 | 福岡市民ホール |
| 6月2日 | 東京・LINE CUBE SHIBUYA |
| 6月6日 | 大阪・オリックス劇場 |
チケットの公式発表では、全席指定9,900円(税込)と案内されていた。主催はNOMAD RECORDSである。
2027年の全国ツアーも決定
さらに、2026年9月30日には「RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2027」の開催が発表された。
2026年10月31日時点で公表されている日程は以下の11公演だ。
| 日程 | 都道府県・会場 |
|---|---|
| 5月16日 | 愛知・愛知県芸術劇場 |
| 5月22日 | 大阪・グランキューブ大阪 |
| 5月23日 | 大阪・グランキューブ大阪 |
| 5月25日 | 東京・LINE CUBE SHIBUYA |
| 5月28日 | 兵庫・神戸国際会館 |
| 5月29日 | 兵庫・神戸国際会館 |
| 6月6日 | 埼玉・サンシティ越谷市民ホール |
| 6月10日 | 東京・LINE CUBE SHIBUYA |
| 6月11日 | 東京・LINE CUBE SHIBUYA |
| 6月13日 | 福岡・福岡市民ホール |
| 6月20日 | 千葉・市川市文化会館 |
主催は引き続きNOMAD RECORDS。10月24日からNFC会員向けの受付も始まっている。2027年もライブ活動を継続することが公式に示されている。
2026年は俳優としても新たな展開
2026年の錦戸亮は、音楽活動だけでなく映画出演でも注目されている。
2026年8月26日には、主演映画『映画 1リットルの涙』の公開日が2027年2月26日に決定したと公式発表された。
本作には錦戸亮、知念英和、月島琉衣らが出演する。テレビドラマで広く知られた『1リットルの涙』という作品名と、錦戸の俳優としてのキャリアが再び結び付くプロジェクトだ。2026年10月31日時点では公開前の作品である。
また、2026年9月28日からは朝ドラ『ブラッサム』への出演も始まっている。
したがって、2026年現在の錦戸亮を「関ジャニ∞を脱退して音楽活動だけをしている人物」と捉えるのは正確ではない。ソロ音楽、全国ライブ、映画、テレビドラマと、複数の分野で活動している。
SUPER EIGHTと錦戸亮の現在の関係
もう1つ整理しておきたいのが、関ジャニ∞というグループ名の変更だ。
2024年2月4日、関ジャニ∞はグループ名をSUPER EIGHT(スーパーエイト)に変更した。デビュー20周年を迎えるタイミングでの改名だった。
そのため、2026年現在の表記としては、錦戸亮は「関ジャニ∞の元メンバー」であり、SUPER EIGHTの現メンバーではない。
錦戸とSUPER EIGHTは、それぞれ別の活動を続けている。グループ名が変わったからといって、2019年までの関ジャニ∞での活動歴が変わるわけではない。
【プロの結論】錦戸亮の脱退から見えるグループ活動と個人活動の違い
錦戸亮の脱退を考えるうえで、最も重要なのは「脱退した」という結果だけでなく、そこに至るまでの過程だ。
2018年の渋谷すばるの脱退、安田章大の負傷、6人体制での活動、2019年3月末の決断、そして十五祭の完走。これらを時系列で追うと、関ジャニ∞がグループとして大きな変化を経験していたことが分かる。
大倉忠義の「チャレンジの方向性の違い」という言葉も、単なる不仲や衝突という説明では捉えきれない。メンバーそれぞれが将来の活動について考え、異なる選択をしたという背景を示している。
また、脱退後の錦戸はNOMAD RECORDSを設立し、自分の音楽活動を継続してきた。2026年には全国ツアーを開催し、2027年のライブも発表。俳優としても朝ドラや主演映画への出演が決まっている。
つまり、2019年の脱退は芸能活動からの引退でも、関ジャニ∞との過去を否定するものでもなかった。グループで積み重ねた経験を持ちながら、個人として新しい表現の場を築いてきたのである。
【錦戸亮と関ジャニ∞】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:錦戸亮が関ジャニ∞を脱退した本当の理由は何ですか?
A1:公式発表では、2018年の渋谷すばるの脱退と安田章大の負傷による環境の変化、メンバー間での話し合いが背景として説明されています。大倉忠義は「チャレンジの方向性の違い」と語りました。
Q2:錦戸亮と大倉忠義は不仲だったのですか?
A2:公表された説明では、不仲が脱退理由だったとはされていません。大倉は錦戸について幼なじみのような存在と語り、長年の関係を振り返っています。
Q3:錦戸亮は十五祭が最後の関ジャニ∞ライブだったのですか?
A3:はい。2019年9月3日の東京ドーム公演が、6人体制での最後のステージとなりました。9月5日に脱退が発表されました。
Q4:錦戸亮は現在、何をしていますか?
A4:2026年10月現在、NOMAD RECORDSを主宰し、ソロ音楽活動と俳優業を続けています。2026年には「ONE MAN SHOW」を開催し、朝ドラ『ブラッサム』にも出演しています。
Q5:錦戸亮の2027年ライブは決まっていますか?
A5:はい。2026年9月30日に「RYO NISHIKIDO LIVE TOUR 2027」の開催が発表されました。2027年5月から6月にかけて全国11公演が予定されています。
Q6:現在の関ジャニ∞は何というグループ名ですか?
A6:2024年2月4日にSUPER EIGHTへ改名しました。錦戸亮は2019年に脱退しているため、現在のメンバーではありません。
Q7:錦戸亮はジャニーズ事務所をいつ退所しましたか?
A7:2019年9月30日です。翌10月1日にソロ活動を開始し、NOMAD RECORDSを設立しました。
まとめ:錦戸亮の脱退は新しい人生と音楽への挑戦だった
錦戸亮の関ジャニ∞脱退は、2019年3月末に決まり、同年9月5日に公表された。事務所は渋谷すばるの脱退や安田章大の負傷、メンバー間の話し合いを背景として説明し、大倉忠義は「チャレンジの方向性の違い」と表現した。
15周年の「十五祭」を6人で完走してから脱退を発表した経緯には、ファンへの感謝とグループとしての責任を果たそうとする姿勢が表れている。
脱退後はNOMAD RECORDSを立ち上げ、ソロアーティストとして独自の活動を展開。2026年にはライブツアーを成功させ、朝ドラ出演や映画主演など、俳優としても新たな仕事に取り組んでいる。
2027年の全国ツアーも発表されており、錦戸亮の活動は今後も続いていく。関ジャニ∞時代の功績と、現在のソロアーティスト・俳優としての姿。その両方を知ることが、錦戸亮という表現者を理解するうえで大切な視点となる。
かつて同じステージに立ったメンバーたちは、それぞれの場所で新しい道を歩んでいる。2019年の脱退は、その分岐点として今も関ジャニ∞の歴史に刻まれている。
記事基準日:2026年10月31日。主な情報源:錦戸亮公式サイト・NOMAD RECORDS、当時のジャニーズ事務所発表、日刊スポーツ、スポーツニッポン、シネマトゥデイ、テレビ朝日。