【注目チャンネルを徹底解剖】ISSEI・じゅんや・さがわ・GAZOO Racingの強さ

目次

ランキング上位のチャンネルを分析すると、人気を獲得する方法が一つではないことが分かる。

個人クリエイター、企業ブランド、料理系、非言語コメディなど、それぞれ異なるコンテンツ戦略で大規模な視聴者を獲得している。

ISSEI/いっせい:日本発の世界的ショート動画クリエイター

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は、2026年の日本YouTubeランキングを象徴する存在だ。

公式プロフィールでは、言葉に頼らないノンバーバル・コメディを軸に、世界中の視聴者に笑顔を届けるショート動画クリエイターとして紹介されている。

2026年の公式プロフィール掲載値では、YouTube登録者数約7,500万人、チャンネル総再生回数約610億回。さらに、2026年9月の月間再生回数は約8,700万回と公表されている。

2026年にはForbesの「30 Under 30 Asia」への選出や、日本テレビ「news zero」での特集なども公式サイトに掲載された。

注目すべきは、言語の壁を越えられるコンテンツ設計だ。日本語を理解しなくても、映像の動きや表情、オチによって内容が伝わる。そのため、日本国内だけでなく海外の視聴者にも届きやすい。

GAZOO Racing:企業公式チャンネルが登録者数2位に

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は、個人YouTuberとは異なる立場からランキング上位に入ったチャンネルだ。

2026年10月の登録者数は約4,070万人。月間登録者増加数でも約150万人を記録し、国内の注目チャンネルとなっている。

企業チャンネルがここまで大きな登録者基盤を築く背景には、個人の知名度に依存しないブランド力と、世界各地の自動車・モータースポーツファンに届くコンテンツの強みがある。

特に、自動車やレースは映像そのものに訴求力があり、言語を超えて楽しめるジャンルだ。

この結果は、YouTubeの人気が個人クリエイターだけの競争ではなくなっていることを示している。

Junya.じゅんや:非言語コメディの先駆的存在

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は、短い映像の中に意外性やリアクションを盛り込むスタイルで知られる。

特徴は、セリフや複雑な説明を必要としないこと。日常的な道具や身近な状況を使い、視覚的な面白さで視聴者を引きつける。

この形式は、視聴者の国籍や言語に左右されにくい。登録者数約3,890万人という規模は、ショート動画が日本のクリエイターに海外進出の機会を与えたことを象徴している。

Sagawa/さがわ:累計再生回数で存在感を示す

は、2021年2月にYouTubeチャンネルを開設したクリエイターだ。

KAI-YOUの2024年4月の報道では、登録者数3,000万人を突破したことが紹介されている。2026年10月には約3,890万人まで拡大した。

動画の特徴は、無言のチャレンジや視覚的なコメディ。海外のアニメやインターネット上で知られるネタを取り入れた動画も展開している。

登録者数ではJunyaと同規模だが、総再生回数は約327.8億回。Junyaを上回る数字になっている点も見逃せない。

HikakinTV・はじめしゃちょー:日本語圏の人気YouTuberも健在



1,990万人


総再生回数:約165.7億回


1,630万人


総再生回数:約141.4億回

ショート動画系の海外人気が目立つ一方、日本語圏で長年支持されてきたクリエイターも依然として大きな存在感を保っている。

のメインチャンネルであるHikakinTVは、登録者数約1,990万人。商品紹介、検証、エンタメ企画など、幅広いコンテンツを発信している。

はじめしゃちょーは、ジャンルを限定しない企画力が持ち味だ。大型企画や実験、日常の出来事を題材にした動画など、幅広いテーマを扱っている。

両者の数字を比較すると、HikakinTVが登録者数・総再生回数の両方で上回っている。

ただし、海外向けのショート動画を中心にしたチャンネルと、日本語で長尺の企画動画を展開するチャンネルでは、視聴者の行動も動画の役割も異なる。

単純な登録者数の大小だけで、クリエイターとしての価値や影響力を判断することはできない。


【ランキング集計方法と仕組み】YouTube公式ランキングとの違い

YouTube人気ランキングを調べるときに混乱しやすいのが、集計サイトによって順位が異なることだ。

その理由は、ランキングの対象、データの取得時刻、指標、チャンネルの分類方法が統一されていないためである。

1. チャンネル登録者数ランキング

チャンネル登録者数は、登録して継続的に動画を追いかける視聴者の規模を示す指標だ。

新しい動画を公開したとき、どれほどの登録者基盤に情報を届けられるかを考える際に役立つ。

ただし、登録者数が多くても、すべての登録者が毎回動画を視聴するわけではない。

また、YouTube Data APIの公式仕様では、チャンネルの登録者数は3桁の有効数字に切り捨てて公開される。登録者数を非公開に設定しているチャンネルも存在する。

このため、ランキングサイトに表示される人数は、常に実際の登録者数を1人単位で示しているわけではない。

2. 総再生回数ランキング

総再生回数は、チャンネル内の動画が積み重ねてきた再生実績を示す。

例えば、ISSEIは約619.8億回、Saitoは約347.9億回、Sagawaは約327.8億回という規模に達している。

長期間にわたって動画を投稿し、過去の動画も視聴され続けるチャンネルほど、累計再生回数が増えやすい。

一方、最近開設されたチャンネルや投稿数の少ないチャンネルは、急激に人気が出ても累計ランキングにはすぐ反映されない場合がある。

3. 月間登録者増加数ランキング

月間登録者増加数は、一定期間に新たに増えた登録者数を比較する指標だ。

一般的には、日ごとの登録者数の差分を集計して算出する。

例えば、10月のGAZOO Racingは約150万人増。累計ランキングだけでは分からない、直近の成長力が確認できる。

ただし、月間増加数は月初からの途中経過なのか、直近30日間なのかによって結果が変わる。

4. 月間再生回数ランキング

月間再生回数は、一定期間にチャンネル内の動画が獲得した再生回数を比較するものだ。

投稿直後に多くの視聴を集めた動画や、過去の動画が再び注目された場合に順位が上がりやすい。

ただし、再生回数には動画の公開時期やフォーマットによる違いも影響する。

2026年8月24日から始まった再生回数の重要な変更

2026年のランキングを読むうえで、特に注意したいのがYouTubeの再生回数の定義変更だ。

YouTubeは2026年8月24日から、通常動画、ライブ配信、Shortsなど、すべての形式について、動画の再生が始まった時点で公開再生回数にカウントする方式へ統一した。

従来のように一定時間視聴したかどうかとは異なり、Shortsがフィード上で再生された場合も、最初のフレームから再生回数に反映される。

一方、従来の視聴継続を反映する指標は「エンゲージビュー」として残されている。収益化や主要なパフォーマンス分析では、引き続きエンゲージメントに基づく指標が使用される。

つまり、2026年8月24日より前と後の再生回数を単純に比較すると、数字の意味が異なる可能性がある。

YouTube公式ランキングと外部ランキングサイトの違い

YouTube公式には、すべてのチャンネルを登録者数順に並べた総合的な人気ランキングがあるわけではない。

公式のYouTube Chartsは、主に音楽アーティスト、楽曲、ミュージックビデオ、映画予告編、ポッドキャストなどを対象にしている。

また、急上昇チャートでは、再生回数だけでなく、視聴数の伸びる速度、動画のテーマ、公開からの時間、同じチャンネルの過去動画と比べた成績など、複数の要素が考慮される。

したがって、最も再生された動画が必ず急上昇ランキングの1位になるわけではない。

一方、ユーチュラやデジタルクリエイターズなどの外部集計サイトでは、チャンネル単位で登録者数、総再生回数、月間増加数などを比較できる。

比較項目 YouTube公式 外部ランキングサイト
チャンネル総合順位 一律の総合表はない 独自集計で掲載
登録者数 公式公開データ 公式データなどを取得
総再生回数 公式公開データ 累計値を比較
月間増加数 分析機能などで確認 独自の差分集計
急上昇 動画単位の公式チャート 独自の人気・成長指標
音楽ランキング 公式Chartsあり 独自集計もあり

【プロの結論】目的によって見るべきランキングは違う

YouTubeの人気を正しく判断するには、次の基準でランキングを使い分けるとよい。

- チャンネルの規模を知りたい人: 登録者数ランキングを見る。
- 長期的な実績を比較したい人: 総再生回数ランキングを見る。
- 今伸びているチャンネルを探したい人: 月間登録者増加数を見る。
- 直近の動画の勢いを知りたい人: 月間再生回数を見る。
- クリエイターの人気を比較したい人: 同じジャンル・同じ動画形式のチャンネルを比較する。

特に、企業公式チャンネルと個人YouTuberを同じ基準だけで評価するのは適切ではない。

GAZOO Racingのような企業ブランドは、商品・モータースポーツ・ブランド認知を含む情報発信を行う。一方、HikakinTVやはじめしゃちょーは、個人の企画やキャラクターを軸に視聴者との関係を築く。

登録者数が同じでも、チャンネルが果たす役割は異なる。

本当に注目すべきチャンネルは、登録者数が多いだけでなく、現在も視聴者を獲得し、継続的に動画を見てもらえているチャンネルだ。


【YouTube人気ランキング2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年10月の日本YouTube登録者数ランキング1位は誰ですか?
A1:ISSEI/いっせいです。2026年10月の公開集計では約7,560万人の登録者数を記録しています。

【検証資料 1】youtube 人気ランキングの当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

Q2:日本で最も総再生回数が多いYouTubeチャンネルはどこですか?
A2:今回参照した2026年10月の日本向けチャンネル集計では、ISSEI/いっせいが約619.8億回で首位です。

Q3:世界で最も登録者数が多いYouTubeチャンネルはどこですか?
A3:2026年10月30日時点のvidIQの世界ランキングではMrBeastが約5億2,400万人で1位です。

Q4:2026年10月に最も登録者が増えた日本のチャンネルはどこですか?
A4:ユーチュラの月間集計ではGAZOO Racingが約150万人増で1位です。

Q5:HikakinTVとはじめしゃちょーは何位ですか?
A5:2026年10月の日本向け登録者数ランキングでは、HikakinTVが約1,990万人で8位、はじめしゃちょーが約1,630万人で12位です。

Q6:YouTube公式の人気ランキングはありますか?
A6:YouTube Chartsや急上昇チャートはありますが、全ジャンルのチャンネルを登録者数順に並べた公式総合ランキングとは異なります。チャンネル全体の比較には外部集計サイトも活用できます。

Q7:登録者数と再生回数はどちらを重視すべきですか?
A7:目的によって異なります。ファンの規模を知りたいなら登録者数、過去からの視聴実績なら総再生回数、現在の成長力を知りたいなら月間増加数や月間再生回数を重視するとよいでしょう。


まとめ:2026年のYouTube人気ランキングから見える新しい勢力図

2026年10月のYouTube人気ランキングでは、ISSEI/いっせいが約7,560万人で日本の登録者数トップに立ち、GAZOO Racing、Junya.じゅんや、Sagawa/さがわ、バヤシTVなどが続いている。

総再生回数ではISSEIが約619.8億回で首位。SaitoやSagawaも300億回を超える実績を持ち、登録者数だけでは分からないチャンネルの強さが明らかになった。

月間ランキングではGAZOO Racingが約150万人の登録者増加を記録。企業公式チャンネルが個人クリエイターと並んで人気を獲得している点も、2026年の大きな特徴だ。

一方、世界ランキングではMrBeastをはじめ、T-Series、Cocomelonなどが圧倒的な規模を維持している。日本発のクリエイターが世界市場で競争するうえでは、言語の壁を越えられる動画形式も大きな武器になっている。

今後のYouTube人気を判断するなら、登録者数だけで順位を決めるのではなく、総再生回数、月間登録者増加数、月間再生回数を組み合わせて見ることが大切だ。数字の意味と集計条件を理解すれば、本当に勢いのあるチャンネルを見つけやすくなる。