糖尿病で足を切断した有名人は?谷津嘉章の経緯と予防策を2026年解説
糖尿病によって足を切断した有名人として知られるのが、元プロレスラーの谷津嘉章さんです。谷津さんは2019年6月25日、糖尿病の影響で壊疽(えそ)が進行した右足を膝下から切断しました。きっかけは、練習中にできた小さな靴擦れや血豆でした。日常的には軽い傷に見えるものでも、糖尿病による神経障害や血流障害、感染症が重なると、命に関わる状態に進行することがあります。
一方、元プロ野球選手の佐野慈紀さんも糖尿病に関連する感染症によって右腕を切断しています。ただし、佐野さんは足ではなく腕の切断です。2026年11月現在の情報を踏まえ、2人の経緯を整理するとともに、糖尿病性足病変の原因、足壊疽の前兆、治療方法、日常生活で実践できるフットケアまで解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 谷津嘉章さん:2019年6月25日に糖尿病による壊疽のため右足を膝下から切断。
- 佐野慈紀さん:2024年5月1日に感染症の悪化によって右腕を切断。右足中指の切断歴もある。
- 渡部又兵衛さん:2004年に糖尿病の合併症で左足を膝下から切断した故人。
- 糖尿病の足病変:神経障害・血流障害・感染症が重なることで潰瘍や壊疽に進み、切断が必要になる場合がある。
- 予防の基本:毎日の足の観察、適切な靴選び、傷の早期受診、血糖管理が重要。
【糖尿病で足を切断した有名人は誰?公表された3人の事例】

糖尿病による足の切断を公表した著名人として、谷津嘉章さんと故・渡部又兵衛さんが挙げられます。また、佐野慈紀さんは右足の指を切断した後、右腕も切断するという深刻な合併症を経験しました。
それぞれ切断した部位や時期、病状の経過は異なります。特に佐野さんのケースは、検索結果で「糖尿病による足切断」と一括りにされやすいため、正確に区別する必要があります。
【谷津嘉章さんの右膝下切断】2019年に起きたことと経緯

谷津嘉章さんは、1976年モントリオール五輪にレスリング日本代表として出場し、その後プロレスラーに転向した人物です。新日本プロレスや全日本プロレスなどで活躍し、長州力さんとの関係でも知られています。
2019年6月、糖尿病の合併症によって右足の壊疽が進行し、膝下からの切断を余儀なくされました。日刊ゲンダイの2019年9月の本人インタビューでは、切断した位置は膝下約7センチと説明されています。
切断のきっかけは小さな靴擦れと血豆

谷津さんは35歳のとき、血液検査で2型糖尿病の予備群と指摘されていました。母方の親族にも糖尿病の人がいたと本人が明かしています。
当時はプロレスラーとして体を大きくする必要があり、食事量や飲酒の機会も多かったと振り返っています。55歳ごろから薬の服用や食事管理に取り組んでいましたが、糖尿病の合併症リスクがなくなったわけではありませんでした。
異変が表れたのは2018年ごろです。右足の小指に靴擦れのような傷ができ、指が黒くなって足の甲まで腫れました。その後、いったん改善したものの、2019年3月に練習を再開すると、右足の親指と人さし指に血豆ができました。
6月2日には愛媛で試合に出場しましたが、その後も症状は悪化。抗生物質や軟膏による治療を続けても、足の黒色化、腫れ、化膿が進んでいきました。
6月24日に入院すると、医師から翌日の手術を告げられました。当初は指の切断も想定されていましたが、感染の進行が速く、切断を遅らせれば膝上や太ももまで範囲が広がる危険があったといいます。
そして、2019年6月25日に右足膝下の切断手術が行われました。日刊ゲンダイのインタビューでは、本人が手術前夜の不安や術後の痛みについても語っています。
この経緯は、靴擦れという小さな外傷が糖尿病のある人にとって深刻な問題になり得ることを示しています。
切断後もプロレスラーとして再挑戦
谷津さんは切断後、義足を使った歩行訓練や筋力トレーニングに取り組みました。2020年にはプロレス用義足の開発が進み、リングへの復帰も発表されました。
さらに2023年には日本障がい者レスリング連盟を立ち上げ、障がい者レスリングの普及にも取り組んでいます。
2026年10月19日の報道では、全国障がい者レスリング教室を開催し、パラリンピック正式種目入りを目指す活動を続けていることが紹介されました。同月21日には名古屋で開催されたアジアパラ大会の視察にも訪れています。
右足を失った経験を、障がい者スポーツの普及という新たな活動につなげている点も、谷津さんの現在を知るうえで重要です。
【佐野慈紀さんは右腕切断】右足の指も失った闘病の真相
佐野慈紀さんは、近鉄バファローズ、中日ドラゴンズ、オリックスなどで活躍した元プロ野球投手です。中継ぎ投手として知られ、引退後も野球に関する活動を続けています。
佐野さんについては、糖尿病による足の切断と右腕の切断を混同しないことが大切です。
2023年4月に右足中指を切断
佐野さんは2024年4月30日の公式ブログで、闘病の経緯を公表しました。
2023年4月、朝のウォーキング中に足裏の痛みや腫れを感じ、定期検診の際に医師へ相談したところ、重症下肢虚血と診断されました。
右足中指の小さな傷から感染が起きており、緊急手術によって中指を切断。長期の入院治療を受けましたが、治療によって中指以外の足指は残すことができたと説明しています。
2023年12月から2024年5月にかけて右腕の感染が悪化
その後、感染症は足だけでなく右手にも広がりました。佐野さんの説明によると、右手の小さな傷が治らず、血流改善のための治療を受けたものの、指先の壊死が進行しました。
右手の人さし指と中指を切断した後も感染が収まらず、右手の化膿性腱鞘炎などによって感染範囲が広がりました。
感染が全身に及ぶ危険性も考慮され、医師との判断のもと、2024年5月1日に右腕の切断手術を受けることになりました。
佐野さんは糖尿病の治療に加えて、インスリン注射や人工透析も経験していました。本人のブログによれば、インスリン治療を始めたのは約8年前、透析を始めたのは約5年前です。
この経過はTBS NEWS DIGが2024年5月に詳しく報じています。
2026年の佐野さんの現在
2026年9月6日のTBS NEWS DIGの報道では、佐野さんは在宅での治療を続けながら、学童野球大会「SANO CUP」に関わっていることが伝えられました。
同年5月には右腕切断手術から2年を迎えたことも報告しています。体調を崩すことはあるものの、日々のケアを続けながら活動の幅を広げています。
2026年時点でも野球に関わる活動を続けていることは、本人の公式ブログを紹介した報道から確認できます。
著名人3人の切断部位・経緯を比較
| 人物 | 切断時期・部位 | 公表された経緯 | 2026年時点の整理 |
|---|---|---|---|
| 谷津嘉章さん | 2019年6月25日・右足膝下 | 糖尿病による壊疽。靴擦れや血豆から感染が進行 | 義足で活動。障がい者レスリングの普及に取り組む |
| 佐野慈紀さん | 2023年4月・右足中指、2024年5月1日・右腕 | 重症下肢虚血や感染症、右手の壊死が進行 | 在宅治療を続けながら野球関連の活動を継続 |
| 故・渡部又兵衛さん | 2004年・左足膝下 | 長年の糖尿病による合併症。人工透析なども経験 | 2022年9月7日、敗血症のため72歳で逝去 |
渡部又兵衛さんは、社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の創立メンバーで、2004年に糖尿病の合併症によって左足を膝下から切断しました。義足を使用しながら舞台活動を続け、人工透析も受けていました。
所属する落語芸術協会は、2022年9月7日に敗血症で亡くなったことを公表しています。糖尿病の合併症と長期療養を経験した著名人の一人です。
この3人の事例を比較すると、糖尿病による切断は足だけに限らず、血流障害や感染症によって手指や腕にも及ぶ可能性があることが分かります。
【糖尿病性足病変の原因と仕組み】神経障害・血流障害・感染症の関係
糖尿病性足病変とは、糖尿病患者の足に生じる感染、潰瘍、組織の破壊などを総称したものです。
日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2024」では、神経障害や末梢動脈疾患と関連して発生する下肢の病変として定義されています。
糖尿病のある人が足を切断するまでに至る背景には、主に3つの問題があります。
1.糖尿病性神経障害で痛みを感じにくくなる
高血糖の状態が長期間続くと、末梢神経が障害されることがあります。
足先の感覚が鈍くなると、次のような異常に気づきにくくなります。
- 靴擦れや小さな切り傷
- 水ぶくれや皮膚の亀裂
- たこや魚の目の下にできた傷
- 低温やけどや熱いお湯によるやけど
- 足指の変形による圧迫や摩擦
本来なら痛みを感じて気づくはずの傷でも、神経障害があると発見が遅れることがあります。
谷津さんの靴擦れや、佐野さんの足指の小さな傷は、この問題を考えるうえで重要な事例です。
2.血流障害によって傷が治りにくくなる
糖尿病は動脈硬化を進行させる要因の一つです。足の血管が狭くなったり詰まったりすると、足先に十分な血液が届かなくなります。
血液には酸素や栄養を運ぶ役割があるため、血流が悪くなると傷の修復が進みにくくなります。
この状態を末梢動脈疾患と呼び、重症化したものは重症下肢虚血と呼ばれます。
足先の冷えやしびれ、歩行時の痛み、安静時の痛みなどが現れる場合があります。さらに血流が悪化すると、組織が壊死する危険性があります。
3.感染症によって潰瘍や壊疽に進行する
高血糖の状態では感染に対する抵抗力が低下し、傷口に細菌が入り込んだ際に感染が広がりやすくなります。
神経障害によって傷の発見が遅れ、血流障害によって傷が治らず、そこへ感染症が加わると、皮膚や筋肉などの組織が破壊されることがあります。
この悪循環が糖尿病性足病変を重症化させる大きな理由です。
日本糖尿病学会の2024年版ガイドラインでは、足潰瘍の約7〜20%が下肢切断に至るという研究結果が紹介されています。また、糖尿病患者の足切断の80〜85%には、先行する足潰瘍があるとされています。
これらは国際的な研究をまとめた数値であり、日本国内の2026年の発生率を示すものではありません。しかし、足の小さな傷を放置しないことの重要性を理解する材料になります。
【糖尿病の足壊疽の症状と前兆】見逃してはいけない危険サイン
足壊疽とは、血流障害や感染症などによって足の組織が死んでしまった状態です。糖尿病患者の場合、神経障害が重なることで、症状が進行しても痛みを感じにくいことがあります。
次のような変化が見られた場合は、早めに医療機関へ相談してください。
足壊疽につながる可能性がある初期症状
- 足先の冷え:血流が悪くなり、左右の足で温度差が生じる。
- しびれや感覚低下:熱さや痛みを感じにくくなる。
- 皮膚の色の変化:赤み、紫色、黒色などの変色が現れる。
- 足の腫れ:炎症や感染によって足指や足の甲が腫れる。
- 水ぶくれや傷:靴擦れや小さな外傷が治りにくくなる。
- 膿や異臭:感染が進行している可能性がある。
- 歩行時や安静時の痛み:足の血流が不足している可能性がある。
特に注意したいのは黒色化・腫れ・膿
足の指や皮膚が黒くなった場合、壊死が起きている可能性があります。また、赤く腫れて熱を持つ、膿が出る、傷口から悪臭がする場合も、感染症が進んでいるおそれがあります。
ただし、黒くなるまで待つ必要はありません。赤みや腫れ、傷が治らないといった初期の段階でも、糖尿病のある人は医療機関で診察を受けることが大切です。
国立健康危機管理研究機構の糖尿病情報センターも、足の傷や赤み、腫れなどを放置せず、糖尿病の主治医や皮膚科に相談するよう案内しています。
痛みがないから大丈夫、という判断は危険です。神経障害があると、感染や組織の損傷が進んでいても痛みが弱い場合があります。
急速に腫れが広がる、膿が出る、黒く変色する、発熱や悪寒など全身症状がある場合は、当日中の緊急受診が必要です。重い症状がある場合は救急医療を利用してください。
【糖尿病のフットケアと足病変の治療方法】2026年最新の公的情報
糖尿病による足の切断を防ぐためには、血糖管理だけでなく、日々のフットケアと定期的な診察が欠かせません。
2026年時点で参考になる公的情報として、国立健康危機管理研究機構の糖尿病情報センターが2026年1月15日に更新したフットケア解説があります。また、日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2024」では、足病変の予防と治療について具体的な推奨が示されています。
毎日できるフットケアの基本
1.毎日、足の状態を確認する
足の裏、かかと、指の間、爪の周囲を確認しましょう。見えにくい場所は鏡を使うか、家族などに確認を手伝ってもらいます。
特に運動や長時間の歩行をした日は、靴擦れや水ぶくれができていないか念入りに確認してください。
2.足を清潔に保つ
石けんを泡立てて優しく洗い、指の間まで清潔にします。洗った後はタオルで水分を押さえるように拭き取りましょう。
乾燥が気になる場合は保湿クリームを使用できますが、指の間は湿りすぎないように注意します。
3.爪を深く切りすぎない
深爪や爪の角の切りすぎは、皮膚を傷つける原因になります。爪は深く切り込まず、巻き爪がある場合は医療機関に相談しましょう。
4.足に合った靴を選ぶ
つま先に約1センチの余裕があり、足を圧迫しない靴を選びます。神経障害がある場合は、靴を履く前に小石などの異物が入っていないか確認してください。
5.素足を避けて、やけどにも注意する
室内でも素足で歩かず、足を保護できる靴下を使用しましょう。湯たんぽや電気あんか、使い捨てカイロなどによる低温やけどにも注意が必要です。
傷ができたときに避けたい行動
糖尿病のある人は、足のたこや魚の目を自分で削ったり、市販の薬剤で処置したりすることは避けてください。
傷ができた場合は流水で洗い、清潔なガーゼなどで保護します。赤み、熱感、腫れ、膿がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
自己判断で消毒や薬の使用を続け、受診を遅らせないことが大切です。
糖尿病性足病変の治療方法
糖尿病性足病変の治療は、傷の深さ、感染の程度、血流の状態、全身の健康状態などを総合的に評価して決められます。
- 感染症治療:細菌感染には抗菌薬、水虫などの真菌感染には抗真菌薬を使用する。
- デブリードマン:傷の治癒を妨げる壊死組織などを取り除く。
- 免荷:傷に体重がかからないよう、専用の靴や装具を使用する。
- 血行再建:血管内治療やバイパス手術などによって血流の改善を目指す。
- 血糖管理:血糖値を適切に管理し、感染や傷の治癒遅延を防ぐ。
- リハビリテーション:歩行機能や生活の質を維持するための訓練を行う。
日本糖尿病学会の2024年版ガイドラインでは、こうした治療を糖尿病専門医、血管外科医、皮膚科医、形成外科医、看護師などが連携して進めるチーム医療の重要性が示されています。
深部に及ぶ感染や膿瘍、壊死性筋膜炎などでは緊急の外科的処置が必要になることもあります。
なぜ足を切断しなければならないのか
足の切断は、糖尿病になったから必ず必要になる治療ではありません。血流の改善、感染症治療、壊死組織の除去などによって足を残せるケースもあります。
しかし、壊疽が広範囲に及び、組織の回復が見込めない場合や、感染が全身に広がって命を脅かす場合には、感染源を取り除くために切断が必要になることがあります。
つまり、切断は単なる足の治療ではなく、患者の生命を守るために選択されることがある外科的治療です。
2026年時点で押さえたい公的ガイドライン
2026年11月時点で、糖尿病性足病変の予防と治療を理解するうえで特に参考になるのが、次の2つの資料です。
- 日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」:足潰瘍の予防、集学的フットケア、治療、血糖管理などについて専門的な推奨を掲載。
- 糖尿病情報センター「フットケア」2026年1月15日更新:足の観察、洗浄、保湿、爪の手入れ、靴選び、傷ができた際の対応を一般向けに解説。
日本糖尿病学会のガイドラインでは、集学的フットケアに推奨グレードAが付けられています。定期的な足の観察や個別のセルフケア指導は、足病変の発症・重症化を防ぐための重要な取り組みです。
【プロの結論】足を守る判断基準は痛みではなく小さな変化
谷津さんや佐野さんの経験から学べることは、足の傷を軽く考えないことです。
糖尿病性神経障害があると、痛みという警告サインが十分に働かないことがあります。血流障害が加われば、傷が治らず、感染症によって短期間で深刻な状態に変化する可能性もあります。
予防の判断基準は、痛みがあるかどうかだけではありません。皮膚の色、温度、腫れ、傷の有無、膿の有無など、目で見て分かる変化を毎日確認することが大切です。
特に、足潰瘍の経験がある人、神経障害や末梢動脈疾患がある人、人工透析を受けている人は、医療機関で定期的に足の状態を評価してもらうことをおすすめします。
【糖尿病で足を切断した有名人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:糖尿病で右足を膝下から切断した有名人は誰ですか?
A1:プロレスラーの谷津嘉章さんです。2019年6月25日に糖尿病による壊疽のため右足を膝下から切断しました。靴擦れや血豆から感染が進行した経緯を本人がインタビューで語っています。
Q2:佐野慈紀さんは糖尿病で右足を切断したのですか?
A2:右足全体ではありません。2023年4月に重症下肢虚血と感染症によって右足中指を切断しました。その後、右手の感染が悪化し、2024年5月1日に右腕を切断しています。
Q3:糖尿病になると必ず足を切断するのですか?
A3:いいえ。糖尿病患者全員が足を切断するわけではありません。血糖管理、定期的な診察、フットケア、傷の早期治療によって足病変の発症や重症化を予防できる可能性があります。
Q4:糖尿病の足壊疽にはどんな前兆がありますか?
A4:足先の冷え、しびれ、皮膚の変色、腫れ、水ぶくれ、傷が治らない、膿が出るなどの変化に注意してください。痛みがなくても重症化している場合があります。
Q5:糖尿病の足病変を予防するには何をすればよいですか?
A5:毎日足を観察し、清潔を保ち、深爪や靴擦れを防ぐことが基本です。足に合った靴を履き、血糖値を適切に管理し、傷や腫れを見つけたら早めに受診しましょう。
Q6:糖尿病の足が黒くなったら元に戻りますか?
A6:黒色化は組織の壊死などを示す可能性があり、状態によって治療方法が異なります。早急な医療機関での診察が必要です。自己判断で様子を見ることは避けてください。
まとめ:糖尿病による足切断を防ぐために知っておきたいこと
糖尿病による切断を経験した著名人には、右足膝下を切断した谷津嘉章さん、左足膝下を切断した故・渡部又兵衛さんがいます。また、佐野慈紀さんは右足中指の切断を経験した後、右腕も切断しました。
3人の経緯に共通する重要なテーマは、糖尿病に伴う血流障害や感染症が、足や手の小さな傷を深刻な問題に変えてしまうことです。
ただし、糖尿病と診断されたからといって、足を失うことが決まっているわけではありません。日々のフットケア、血糖管理、定期的な検査、異常を見つけた際の迅速な受診によって、重症化を防ぐことが期待できます。
2026年も、糖尿病情報センターや日本糖尿病学会が示す公的な情報を活用し、自分の足の状態を継続的に確認することが大切です。足の小さな傷を見逃さない習慣が、将来の歩行機能と生活の質を守ることにつながります。
編集上の重要なポイント: 2026年の最新動向としては、谷津さんの10月の障がい者レスリング普及活動と、佐野さんの9月の野球関連活動まで反映しています。医療情報は2026年1月更新の糖尿病情報センターと日本糖尿病学会の診療ガイドラインを基準にしています。