【2026年最新】東大合格者高校ランキングTOP10!大学通信の集計を比較
大学通信オンラインが掲載した2026年7月31日現在のデータを基準にすると、上位10校は次のとおりだ。合格者数には推薦入試の合格者も含まれる。
2026年度・大学通信オンライン掲載値。現役合格者数・合格率はインターエデュの高校別集計を参照。人数は名。
注:前年比は2025年度の掲載値との比較。現役合格率は現役合格者数÷卒業生数。筑波大学附属駒場は大学通信の2026年3月記事にある卒業生158人・現役合格68人から算出。麻布は大学通信77人、インターエデュ76人と掲載値に1人の差があるため、合格者総数は大学通信の数字を採用した。前年比は各校の2025年掲載値との比較である。
ランキングで目を引くのは、開成の圧倒的な人数だけではない。聖光学院と筑波大学附属駒場は、総合順位以上に現役合格率が高い。西大和学園は前年比31人増と大きく伸ばした一方、卒業生数を分母にした現役合格率では上位校との差が残る。
このように、ランキングは合格者数順だけでなく、現役合格数順、現役合格率順という3つの視点から読む必要がある。大学通信オンラインとインターエデュの掲載データを照合すると、それぞれの学校の強みがより明確になる。
【上位校を詳しく分析】開成・灘・聖光学院・筑駒の実力

1.開成高校:198人で45年連続の首位

東京都・私立男子校
注目すべきは現役合格者数143人という数字だ。卒業生412人に対する現役合格率は34.71%。合格者数だけでなく、卒業年度の生徒からも多数の合格者を出している。
2025年度の150人から48人増という大幅な伸びも特徴的だ。2026年度は理科一類94人、理科二類39人と理系の合格者が多く、理系分野での厚い実績が数字に表れている。
開成高校の実績を評価する際には、単年度の198人だけでなく、長期間にわたり全国トップを維持してきた継続性にも目を向けたい。
2.灘高校:95人、現役77人の関西トップ校

兵庫県・私立男子校
2025年度の77人から18人増加しており、2026年度は大きく数字を伸ばした。特に理科一類は56人で、理系を中心に高い実績を示している。
また、推薦入試による合格者も3人含まれている。一般選抜だけでなく、推薦を含めた多様な入試方式で合格者を送り出している点も見逃せない。
関西の高校を検討する家庭にとって、灘は東大だけでなく京都大学などを含めた進学先全体の実績を比較する際の重要な基準となる。
3.聖光学院:総合3位でも現役合格率は上位
神奈川県・私立男子校
卒業生228人のうち85人が現役で東大に合格した計算になる。これは今回取り上げた上位校の中でも非常に高い水準だ。
2025年度の95人から総合人数は2人減ったものの、現役合格者数は85人で前年と同数だった。したがって、単純な合格者総数の減少だけで学校の勢いを判断するのは適切ではない。
聖光学院の実績は、現役での進学を重視する家庭にとって特に参考になる。
4.筑波大学附属駒場高校:合格率で際立つ存在
東京都・国立男子校
大学通信の2026年3月19日付記事では、卒業生158人に対して現役合格者68人という内訳が紹介されている。これを計算すると、現役合格率は約43.0%となる。
つまり、卒業生のおよそ2.3人に1人が現役で東大に合格した計算だ。合格者総数では4位でも、現役合格率という別の指標では非常に高い位置にある。
2025年度からの減少だけを見て評価を下げるのではなく、卒業生数と現役合格者の比率を確認することが大切だ。
【共学・女子校・公立校】渋幕、麻布、西大和、日比谷、桜蔭の特徴
渋谷教育学園幕張:共学校トップの82人
2025年度の75人から7人増加している。大学通信の3月のランキング記事では、共学校として最多の合格者数を記録した学校として紹介された。
男子校・女子校が上位に多いランキングの中で、共学校として80人を超える実績を出している点が特徴だ。
麻布高校:76~77人の実績、現役58人
現役合格者は58人、現役合格率は18.95%。2025年度の82人と比べると減少したが、依然として全国上位の実績を保っている。
合格者数の集計は、調査時期や各校からの報告内容によって掲載値に差が生じることがある。麻布のように1人の差があるケースでは、集計元と更新日を確認することが欠かせない。
西大和学園:前年比31人増の大きな躍進
現役合格者は51人。2026年度の合格実績では、文科各類から理科各類まで幅広く合格者を出している。
一方、現役合格率は14.17%。卒業生360人という規模も踏まえると、人数の大幅増と合格率は分けて評価したい。
前年比の伸び率や順位上昇を重視する場合、西大和学園は2026年度の注目校の一つだ。
日比谷高校:公立高校として67人
2025年度の81人から14人減少したものの、全国ランキングでトップ10に入る実績を維持している。
公立高校のため、私立の中高一貫校とは入学経路や教育環境が異なる。高校受験から東大を目指す家庭にとって、日比谷の実績は重要な比較材料となる。
桜蔭高校:女子校として注目される62人
2025年度の52人から10人増加しており、現役合格者数も高い。卒業生218人に対して54人が現役で合格している。
女子校の東大合格実績を比較する際には、桜蔭のほか、女子学院や豊島岡女子学園などの実績も確認すると、学校ごとの進学傾向をより広く把握できる。
【前年比・歴代推移】東大合格者数が大きく変動した高校は?
2026年度のランキングを前年と比較すると、上昇した学校と減少した学校がはっきり分かれる。
特に目立つのが、開成高校と西大和学園の増加、筑波大学附属駒場高校と日比谷高校の減少だ。
開成高校は45年連続首位を維持
開成高校の東大合格者数は、2023年度148人、2024年度149人、2025年度150人と、3年続けてほぼ横ばいで推移してきた。
ところが2026年度は198人まで増加。前年から48人増という大きな変化を見せた。
2026年3月の一般選抜発表直後の大学通信集計では197人だったが、その後の掲載値では推薦入試の1人を含めて198人となっている。数字の違いは、集計時点と入試方式の範囲を確認することで理解できる。
1982年から続く首位の記録は、単年の好成績だけでは説明できない長期的な進学実績の強さを示している。
2026年度に伸びた学校・減少した学校
2026年度の前年比では、西大和学園の31人増、灘の18人増、桜蔭の10人増が目立つ。
反対に、筑波大学附属駒場は28人減、日比谷は14人減、栄光学園は8人減となった。
こうした変化には、学年ごとの学力構成や卒業生数、受験する学部・科類、浪人生の合格状況など複数の要因が関係する。1年間の数字だけで教育内容や学校の実力が大きく変わったと判断するのは早計だ。
東大合格者数の歴代推移を見るときの注意点
過去の実績を比較する場合、特に気をつけたいのが集計条件だ。一般選抜のみの速報値と推薦を含む更新後の数字では、同じ年度でも人数が異なる場合がある。
また、学校の合格実績は毎年の卒業生数によっても変化する。2025年度に117人だった筑波大学附属駒場が2026年度に89人となったように、上位校でも年度ごとの振れ幅は小さくない。
学校の長期的な実力を見極めるなら、少なくとも直近3~5年間の合格者数と現役合格率を併せて確認するのが望ましい。
【プロの結論】東大合格者数ランキングを学校選びに生かす方法
東大合格者高校ランキングは、進学校を比較するうえで有用な資料だ。しかし、数字の順位だけで志望校を決めると、入学後のミスマッチにつながる可能性がある。
特に重要なのは、次の5つの判断基準だ。
1.合格者総数よりも現役合格率を確認する
合格者総数は学校全体の進学実績を示す一方、卒業生に対する合格者の割合までは分からない。
例えば開成は198人で首位だが、現役合格率は34.71%。聖光学院は93人でも37.28%となっている。筑波大学附属駒場は総数89人に対し、現役合格率は約43.0%だ。
学校の規模が異なる場合は、現役合格率の方が比較しやすいケースがある。
2.現役合格者数と浪人生の合格者数を分ける
高校別の合格者数には、現役生だけでなく既卒生の合格者も含まれる。
現役合格を優先したい家庭は、総合人数だけでなく現役合格者数を確認したい。既卒生を含む実績が高い学校でも、現役での進学を重視する生徒にとって最適とは限らない。
3.3~5年間の実績で学校の安定性を見る
2026年度に合格者数を大きく伸ばした学校が、翌年度も同じ結果を出すとは限らない。
開成のように長期間トップを維持する学校と、西大和学園のように特定年度で大きく伸びた学校では、実績の読み方が異なる。
単年のランキングだけでなく、過去3~5年の合格者数、現役合格率、卒業生数を並べて見ることが重要だ。
4.東大以外の進学実績も確認する
東大合格者数が多い学校でも、生徒全員が東大を志望しているわけではない。京都大学、一橋大学、東京科学大学、医学部医学科、海外大学など、進学先は多様だ。
東大合格者数だけを学校の教育力のすべてと考えると、実際の進路選択との間にギャップが生じる。
5.学校生活と教育環境が本人に合うかを確認する
中学・高校選びでは、進学実績以外にも授業の進度、課外活動、部活動、通学時間、校風、進路指導の内容などを確認したい。
難関大学への進学を目指す生徒にとっても、6年間または3年間をどのような環境で過ごすかは重要な問題だ。
学校説明会や公開行事に参加し、実際の授業や生徒の様子を確認することが、数字だけでは分からない学校との相性を見極める手掛かりになる。
【東大合格者高校】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の東大合格者数が最も多い高校はどこですか?
A1:2026年7月31日掲載の大学通信オンラインのランキングでは、開成高校が198人で全国1位です。45年連続で最多の合格者数を記録しています。
Q2:2026年の東大現役合格率が高い高校はどこですか?
A2:今回取り上げた上位10校では、筑波大学附属駒場高校が約43.0%で最も高い水準です。卒業生158人に対して現役合格者68人という大学通信の掲載値から算出しています。次いで聖光学院が37.28%、開成が34.71%です。
Q3:東大合格者数と現役合格者数は何が違いますか?
A3:東大合格者数は現役生と既卒生を含む合格者の総数です。現役合格者数は、その年度に高校を卒業する生徒のうち東大に合格した人数を指します。現役合格率は現役合格者数を卒業生数で割った割合で、学校の規模が違う場合の比較に役立ちます。
まとめ:2026年の東大合格者高校ランキングから見える進学校の実力
2026年度の東大合格者高校ランキングでは、開成高校が198人で首位となり、灘高校95人、聖光学院93人、筑波大学附属駒場高校89人と続いた。
開成の45年連続首位という記録は際立つが、現役合格率では筑波大学附属駒場や聖光学院も高い実績を示している。西大和学園の前年比31人増、桜蔭の10人増など、各校の動きにも違いがあった。
学校選びで本当に見るべきなのは、ランキングの順位だけではない。合格者総数、現役合格者数、現役合格率、卒業生数、過去数年間の推移を組み合わせることで、学校ごとの特徴をより正確に把握できる。
東大合格実績は志望校を選ぶ際の重要な判断材料の一つだ。しかし、最終的には本人が学びたい環境と将来の進路に合った学校を選ぶことが、納得できる受験・進学につながる。