【宝塚95期とは】2007年入学・2009年入団の45名

目次

95期生の歩みは、2007年の宝塚音楽学校入学から始まります。2007年の受験者は863名、合格者は45名で、競争倍率は約19.18倍でした。2年間の教育課程を経て、2009年3月に卒業。同年、45名が宝塚歌劇団へ入団しています。

この期の特徴は、入団時の成績上位者だけでなく、異なる個性を持った生徒たちが、それぞれの組で長く存在感を発揮したことです。首席入団者は礼真琴。星組に配属された後、歌・芝居・ダンスの三拍子を武器にスターへの道を進み、2019年に星組トップスターに就任しました。

礼真琴の首席入団は、本人の所属事務所CULENの公式プロフィールでも紹介されています。

95期生が歩んできた17年以上の歴史を理解するうえでは、単純な人気ランキングではなく、トップスターへの就任、組替え、専科への異動、退団後の活動という複数の視点が欠かせません。

【95期の基本データ】

- 音楽学校入学:2007年
- 音楽学校卒業・歌劇団入団:2009年
- 入団人数:45名
- 初舞台:宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』
- 2026年9月23日時点の在団者:9名
- トップスター経験者:5名
- トップ娘役経験者:3名
- 首席入団者:礼真琴

当時の合格者数や卒業・入団の経緯は、2007年・2009年の演劇関連報道にも記録されています。

【2026年9月最新】宝塚95期の現役メンバー9名と現在の所属

宝塚 95 期

2026年9月23日時点で、95期生の現役メンバーは9名です。

内訳は、雪組4名、宙組3名、専科2名。男役8名、娘役1名という構成です。

雪組の現役メンバー4名

宝塚 95 期

1. 朝美絢(あさみ・じゅん)

95期を代表するトップスターの一人。2009年に初舞台を踏み、月組に配属されました。2017年の雪組への組替えを経て、2024年10月に雪組トップスターに就任しています。

『PUCK』『CITY HUNTER』『蒼穹の昴』『ベルサイユのばら』など、幅広い作品で存在感を示してきました。男役としての華やかさと繊細な芝居が魅力です。

2. 瀬央ゆりあ(せお・ゆりあ)

星組でキャリアを重ねた男役スター。新人公演主演、バウホール公演主演などを経験し、2023年に専科へ異動。その後、2025年に雪組へ異動しました。

組を越えて活躍するスターであり、95期の中でも組替えを経験した代表的な存在です。

3. 桜路薫(おうじ・かおる)

雪組に所属する男役。2026年3月1日付で雪組副組長に就任しました。

スターとして舞台に立つだけでなく、組の運営や後輩を支える役割も担っています。

4. 天月翼(あまつき・つばさ)

雪組所属の男役。初舞台から長く歌劇団で経験を積み、2026年も現役生として在団しています。

宙組の現役メンバー3名

宝塚 95 期

5. 桜木みなと(さくらぎ・みなと)

宙組トップスター。2009年の初舞台後、同年に宙組へ配属されました。

2014年に新人公演初主演を経験し、2025年4月に宙組トップスターへ就任。初舞台から同じ宙組で経験を重ねてトップに到達した、95期の象徴的な存在です。

2025年9月には『PRINCE OF LEGEND』『BAYSIDE STAR』で大劇場トップお披露目を果たしました。

6. 水美舞斗(みなみ・まいと)

花組で長年活躍した男役スター。2023年に専科へ異動し、2025年4月28日付で宙組へ異動しました。

ダイナミックなダンスや舞台上の存在感で知られ、トップスター以外のポジションからも95期の層の厚さを示すスターです。

7. 愛すみれ(あい・すみれ)

娘役として雪組などで活躍した後、宙組へ異動。2026年3月1日付で宙組副組長に就任しました。

さらに、松風輝の退団に伴い、2026年9月7日付で宙組組長に就任しています。

95期生が組長という重要な役職を担うようになったことは、同期のキャリアが新しい段階に進んだことを示す出来事です。

専科の現役メンバー2名

8. ひろ香祐(ひろか・ゆう)

専科所属の男役。各組の公演を支える立場で活動しています。特定の組に固定されず、幅広い作品で経験を生かせることが専科の特徴です。

9. 輝月ゆうま(きづき・ゆうま)

専科所属の男役。長身を生かした存在感と安定した舞台技術で知られています。組の枠を越えた出演機会を持つスターです。

この9名の所属については、2026年9月更新の期別一覧と宝塚歌劇の各組プロフィールを照合できます。愛すみれの副組長就任については、歌劇団の2026年2月25日付公式発表でも確認できます。

【トップスター経験者5名・トップ娘役3名】95期の華やかな実績

95期が特別な世代として語られる最大の理由は、男役トップスター5名、トップ娘役3名という実績です。

95期から誕生したトップスター5名

名前 トップを務めた組 就任時期・現在
柚香光 花組 2019年就任、2024年退団
礼真琴 星組 2019年就任、2025年退団
月城かなと 月組 2021年就任、2024年退団
朝美絢 雪組 2024年就任、現役
桜木みなと 宙組 2025年就任、現役

注目したいのは、5人が花組・月組・雪組・星組・宙組という宝塚の全5組でトップスターを経験していることです。

同じ期から各組のトップスターが誕生したという点で、95期は非常に特徴的な世代です。

柚香光:花組を率いた華やかなトップスター

柚香光は2019年11月25日付で花組トップスターに就任。2024年5月26日に退団しました。

花組時代には『はいからさんが通る』『元禄バロックロック』などに出演。華やかなビジュアルとダンスを生かした舞台で、多くの観客を魅了しました。

退団後はスターダストプロモーションに所属し、舞台『紅鬼物語』や『ハムレット』など、活動の幅を広げています。2026年も舞台やコンサートへの出演が続いています。

月城かなと:月組で磨いた繊細な表現力

月城かなとは、雪組を経て月組へ異動し、2021年に月組トップスターに就任しました。

端正な立ち姿と繊細な演技が持ち味で、『グレート・ギャツビー』『応天の門』などでも存在感を発揮。2024年7月7日に退団しました。

退団後は俳優として活動。2025年の映画『白雪姫』ではプレミアム吹替版の女王役を担当し、2026年にはテレビドラマ『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』などにも出演しています。

礼真琴:95期首席から星組トップスターへ

礼真琴は2009年に首席で入団し、星組に配属されました。

新人公演主演やバウホール公演主演などを経験し、2019年に星組トップスターに就任。圧倒的な歌唱力とダンス、役柄に応じた演技力で高い評価を受けました。

2025年8月10日に退団。退団後はCULENに所属し、ミュージカル『BOOP! The Musical ブープ!ザ ミュージカル』などに出演。2026年には映像番組への出演も始まり、宝塚時代とは異なる活動を展開しています。

朝美絢:2024年に雪組トップスターへ

朝美絢は月組で初舞台を踏み、2017年に雪組へ組替え。2024年10月に雪組トップスターに就任しました。

『ベルサイユのばら』のオスカル役など、男役としての美しさと表現力が注目されてきました。2026年も雪組の中心を担う95期生です。

桜木みなと:宙組一筋でトップスターに

桜木みなとは、初舞台後に宙組へ配属され、そのまま同組でキャリアを重ねてきました。

新人公演主演を経験した後、バウホール公演や東上公演などで主演を務め、2025年4月に宙組トップスターへ就任しました。

初舞台から同じ組で歩み続け、トップスターに到達した経歴は、同期の中でも印象的です。

トップ娘役経験者は3名

95期は男役だけでなく、娘役からも3名のトップ経験者を輩出しています。

愛希れいか(まなき・れいか)

月組トップ娘役。入団当初は男役として活動し、その後、娘役へ転向しました。2012年に月組トップ娘役へ就任。2018年11月18日に退団しています。

退団後は俳優として活動し、ミュージカル『エリザベート』『マタ・ハリ』などに出演。2026年も所属事務所アミューズの公式プロフィールで活動情報が公開されています。

実咲凜音(みさき・りおん)

宙組トップ娘役。2012年に就任し、2017年4月30日に退団しました。

トップスターとのコンビで数々の作品に出演し、歌唱力や安定した演技で支持を集めました。

妃海風(ひなみ・ふう)

星組トップ娘役。2015年に就任し、北翔海莉とのトップコンビで活躍しました。2016年11月20日に退団しています。

3人はそれぞれ月組・宙組・星組でトップ娘役を務めました。男役と娘役の両方で多くのトップ経験者を出したことが、95期の大きな特徴です。

【宝塚95期生45名の一覧】現役9名と退団者36名

ここでは、95期生全45名を現役とOGに分けて整理します。

現役メンバー9名

名前 2026年9月の所属
ひろ香祐 専科
水美舞斗 宙組
愛すみれ 宙組・組長
桜路薫 雪組・副組長
桜木みなと 宙組
輝月ゆうま 専科
朝美絢 雪組
天月翼 雪組
瀬央ゆりあ 雪組

退団者・OG36名

退団年別にまとめると、同期がどの時期に宝塚を卒業したかが分かります。

- 2009年: 萌吹まほろ(組配属前に退団)
- 2012年: 愛羽ふぶき、雪華さくら、麗奈ゆう、蓮珠こうき
- 2013年: こと華千乃
- 2014年: 凰津りさ、美蘭レンナ
- 2015年: 花瑛ちほ、逢月あかり、留美絢
- 2016年: 妃海風、真みや涼子、妃桜ほのり、和城るな、真衣ひなの
- 2017年: 実咲凜音、彩花まり、涼華まや、星乃あんり、伶美うらら、美里夢乃
- 2018年: 愛希れいか、早桃さつき、朝央れん、優ひかる
- 2020年: 実羚淳
- 2021年: 楓ゆき、七生眞希
- 2022年: 晴音アキ、真鳳つぐみ
- 2023年: 白峰ゆり
- 2024年: 月城かなと、柚香光
- 2025年: 礼真琴、紫りら

これで現役9名とOG36名を合わせた45名になります。

なお、ここでいうOGは宝塚歌劇団を退団した人を意味します。退団後に芸能活動を続ける人もいれば、活動の形を変える人もいます。

退団後の活動にも広がる95期のキャリア

95期の特徴は、退団後も舞台・映像・音楽など異なる分野で活動する人がいることです。

礼真琴はミュージカルや映像番組、柚香光は舞台・コンサート、月城かなとはドラマ・映画・声優活動へと活躍の場を広げています。

愛希れいかもミュージカルを中心に俳優として活動しています。

宝塚で培った歌唱力、ダンス、芝居、役柄を表現する技術は、退団後の仕事にもつながっています。

一方、退団した全員が同じように芸能活動を続けているわけではありません。OGそれぞれの進路を一律に扱わず、現在の所属先や本人の公式発信に基づいて近況を把握することが大切です。

【初舞台は2009年の宙組公演】『薔薇に降る雨』『Amour それは…』

95期生の初舞台は、2009年4月17日から5月18日まで宝塚大劇場で上演された宙組公演です。

作品は次の2本立てでした。

ミュージカル・ロマン『薔薇に降る雨』

作・演出は正塚晴彦。

物語を通じて人物の心情や人間関係を丁寧に描くミュージカル・ロマンです。

ロマンチック・レビュー『Amour それは…』

作・演出は岡田敬二。

愛をテーマにした華やかなレビューで、音楽やダンス、舞台装置を通して宝塚らしい美しさを表現した作品です。

当時の宙組トップコンビは大和悠河と陽月華でした。

宝塚歌劇公式の公演記録にも、2009年4月17日からの上演が掲載されています。また、公式のロマンチック・レビュー特集では、この公演で妃海風ら第95期生が初舞台を踏んだことが紹介されています。

初舞台からトップスターまでの時間

2009年に初舞台を踏んだ45名は、それぞれの組へ配属され、新人公演やバウホール公演などを経験していきました。

その後、組替えを経験する人、同じ組でキャリアを重ねる人、専科に異動する人など、進路は分かれていきます。

例えば、朝美絢は月組から雪組へ、瀬央ゆりあは星組から専科を経て雪組へ、水美舞斗は花組から専科を経て宙組へと異動しました。

一方、桜木みなとは初舞台後に宙組へ配属され、同じ組で経験を積み上げています。

同じ初舞台を経験した同期でも、キャリアの積み方は一人ひとり異なります。そこに95期の面白さがあります。

【95期はなぜ黄金世代?】神7のメンバーと非公式呼称の真相

「花の95期」「黄金世代」「神の期」など、95期にはさまざまな呼び方があります。

しかし、これらは宝塚歌劇団が公式に定めた期の名称ではありません。ファンの間で実績やスターの顔ぶれを評価する際に使われてきた呼称です。

理由1:トップスター5名とトップ娘役3名

まず、45名の中からトップスター経験者5名、トップ娘役経験者3名が誕生したことです。

合計8名がトップの立場を経験しており、男役・娘役の両方でスターを輩出しています。

特に男役トップスター5名が5組すべてを経験している点は、95期を象徴する実績です。

理由2:スター以外のポジションでも活躍

95期の価値は、トップスターの人数だけでは測れません。

2026年には愛すみれが宙組組長に、桜路薫が雪組副組長に就任しました。

また、水美舞斗や瀬央ゆりあのような男役スター、専科のひろ香祐や輝月ゆうまなど、異なる役割を担う同期が現役で在団しています。

トップスターになることだけが成功ではなく、舞台や組の運営を支える人材が長く活躍していることも、この期の強みです。

理由3:ファンの間で語られる「95期神7」

「95期神7」と呼ばれる7名は、一般的に次の顔ぶれです。

1. 礼真琴
2. 柚香光
3. 月城かなと
4. 朝美絢
5. 桜木みなと
6. 水美舞斗
7. 瀬央ゆりあ

この呼称は、95期を代表する男役スター7名をまとめたファンの間の非公式な表現です。

7名全員がトップスターになったわけではありません。トップスター経験者は礼真琴、柚香光、月城かなと、朝美絢、桜木みなとの5名です。

水美舞斗と瀬央ゆりあも、トップスターとは異なる立場で高い存在感を発揮してきました。

したがって、「神7」という言葉をトップスター経験者7名という意味で使うのは正確ではありません。

理由4:同期のつながりが現在も続いている

2009年の初舞台から17年以上が経過した2026年現在も、9名が在団しています。

同期が同じ舞台に立つことだけが、95期のつながりではありません。

組を越えた異動や専科での活動、退団後の舞台など、それぞれの場所でキャリアを積み重ねながら、同じ時代に宝塚で学んだ仲間として歩んでいます。

「黄金世代」という呼称の背景には、単なるスターの多さだけでなく、長期にわたって歌劇団のさまざまな場所で活躍する人材の厚みがあります。

【宝塚95期に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:宝塚95期は何年に入団しましたか?

A1:2009年です。2007年に宝塚音楽学校へ入学し、2年間の教育を経て45名が入団しました。

Q2:2026年9月現在、95期の現役メンバーは誰ですか?

A2:ひろ香祐、水美舞斗、愛すみれ、桜路薫、桜木みなと、輝月ゆうま、朝美絢、天月翼、瀬央ゆりあの9名です。雪組4名、宙組3名、専科2名です。

Q3:95期からトップスターになったのは何人ですか?

A3:5名です。柚香光、礼真琴、月城かなと、朝美絢、桜木みなとです。花組・月組・雪組・星組・宙組の全5組からトップスター経験者が誕生しました。

Q4:95期のトップ娘役は誰ですか?

A4:愛希れいか、実咲凜音、妃海風の3名です。それぞれ月組・宙組・星組でトップ娘役を務めました。

Q5:95期の首席入団者は誰ですか?

A5:礼真琴です。2009年に首席で入団し、星組に配属。その後、2019年に星組トップスターへ就任し、2025年8月10日に退団しました。

Q6:「95期神7」は公式な名称ですか?

A6:いいえ。ファンの間で使われる非公式の呼称です。一般的には礼真琴、柚香光、月城かなと、朝美絢、桜木みなと、水美舞斗、瀬央ゆりあの7名を指します。

Q7:95期の初舞台作品は何ですか?

A7:2009年の宙組公演『薔薇に降る雨』『Amour それは…』です。宝塚大劇場では4月17日から5月18日まで上演されました。

まとめ:宝塚95期の現在と黄金世代と呼ばれる本当の理由

宝塚歌劇団95期生は、2007年に音楽学校へ入学し、2009年に45名で入団した世代です。

礼真琴、柚香光、月城かなと、朝美絢、桜木みなとの5名がトップスターを経験し、愛希れいか、実咲凜音、妃海風の3名がトップ娘役を務めました。

2026年9月時点では9名が在団し、雪組・宙組・専科でそれぞれの役割を担っています。朝美絢と桜木みなとが現役トップスターとして舞台を率い、愛すみれは宙組組長、桜路薫は雪組副組長として組を支えています。

95期を「黄金世代」と呼ぶ理由は、トップスターの人数だけではありません。初舞台から17年以上が経過しても、スター、専科、組長、副組長という多様な立場で同期が活躍し続けていることにあります。

2009年の『薔薇に降る雨』『Amour それは…』で始まった45名の物語は、退団後もそれぞれの舞台や人生へと続いています。

95期を知るときは、トップスター5名だけでなく、現役9名と退団した36名それぞれの歩みに目を向けることが大切です。 それこそが、この世代の本当の魅力を理解する近道です。