2025年にはCUTIE STREETとの異色コラボも実現
2025年2月15日からは、LIFULL HOME'SがアイドルグループのCUTIE STREETと木村社長を起用した屋外広告を展開しました。
広告のキャッチコピーは「鮮度がよくちゃだめですか?」。CUTIE STREETの楽曲「かわいいだけじゃだめですか?」をオマージュし、寿司ネタと物件情報の鮮度を結びつけた企画です。
渋谷ハチ公広場などで広告が掲出され、東京・名古屋・大阪の電車内にも展開されました。木村社長はCUTIE STREETのメンバーとアイドルポーズを披露し、従来の寿司店の広告とは違う表情を見せています。
2023年のWeb CMに続くLIFULL HOME'Sとの取り組みは、木村社長のキャラクターが企業広告の枠を超えて活用されていることを示す事例です。なお、この企画で披露されたのはアイドルポーズであり、すべての動作が従来のざんまいポーズと同一というわけではありません。
このように、ポーズの知名度は寿司業界の中だけにとどまらず、異業種とのコラボレーションにもつながっています。LIFULLの公式発表と当時の広告報道からも、その展開を確認できます。
【2026年最新】木村清社長の現在とすしざんまいポーズの新展開

木村清社長は現在も喜代村の代表として活動
木村清社長は1952年4月19日生まれ、千葉県出身。2026年10月現在は74歳です。
喜代村の公式プロフィールでは、現在も「すしざんまい」の社長として紹介されています。会社概要でも木村清氏が代表として掲載されており、同社の経営を担う立場にあります。
木村社長は15歳で航空自衛隊に入隊した経歴を持ち、その後、水産業に携わり、1979年に木村商店を創業。1985年には株式会社喜代村を設立しました。
そして2001年4月、築地場外市場に「すしざんまい本店」を開店。24時間営業という当時としては特徴的な営業形態も話題になり、ブランドの成長につながりました。
喜代村の会社概要によると、寿司店の店舗数は2026年3月時点で44店舗。木村社長の活動は、広告出演だけでなく、仕入れや店舗運営、マグロの初競りなど多方面に及んでいます。
2026年1月、史上最高額の一番マグロを落札
2026年のすしざんまいを語るうえで欠かせないのが、1月5日に豊洲市場で行われたマグロの初競りです。
喜代村は青森県大間産の243キロのクロマグロを、5億1030万円で落札しました。記録が残る1999年以降で最高額となり、すしざんまいが一番マグロを落札するのは6年ぶりでした。
テレビ朝日の報道によると、木村社長はマグロの形や脂の状態などを評価し、縁起物として多くの人に食べてもらいたいという趣旨を語っています。落札したマグロは築地の本店で解体され、全国の店舗で提供されることになりました。
さらに、同年4月20日には、このマグロが「競り落とされた最も高価なマグロ」としてギネス世界記録に認定されました。
認定証の授与式が行われたのは、すしざんまい本店です。2001年4月の本店開店から25周年という節目とも重なり、ブランドにとって記念すべき出来事になりました。
これらは単なる話題づくりではありません。初競りでの落札やマグロの品質へのこだわりは、木村社長が長年続けてきた事業活動そのものです。ざんまいポーズが親しまれる背景には、こうした寿司店としての実績もあります。
駐日米国大使もすしざんまいポーズを披露
2026年1月6日には、もう一つ印象的な出来事がありました。
駐日米国大使のジョージ・グラス氏が、自身のXに木村社長との交流動画を投稿。木村社長が持参した5億1030万円のマグロをめぐる交流の中で、二人がすしざんまいポーズを披露しました。
日刊スポーツの報道によると、大使はすしを味わう様子とともに、木村社長との決めポーズを動画に収めています。日本の寿司文化を楽しむ姿が伝わる内容でした。
注目したいのは、ポーズが日本国内の広告やテレビ出演だけでなく、海外の要人との交流にも登場したことです。言葉が分からなくても、両手を広げて笑顔を見せる動作なら意味が伝わりやすいという特徴があります。
すしざんまいポーズは、2026年も木村社長とブランドを象徴する視覚的な表現として健在です。
2026年の動向を裏付ける主な情報は、喜代村公式サイトの会社概要・ギネス認定発表、テレビ朝日、日刊スポーツなどの報道にあります。
【すしざんまいポーズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:すしざんまいポーズは誰が考えたのですか?
A1:すしざんまいを運営する喜代村の木村清社長です。テレビCMの撮影中、ディレクターから締めのセリフを求められた際、とっさに両手を広げたことが始まりとされています。
Q2:すしざんまいポーズにはどんな意味がありますか?
A2:喜代村の広報担当者は「お客様を迎え入れる」という意味づけを紹介しています。ただし、最初からその意味を込めて考案されたものではなく、偶然生まれた動作に後から説明が加わったものです。
Q3:すしざんまいポーズの正しいやり方は?
A3:正面を向いて笑顔をつくり、両腕を左右に大きく広げます。木村社長のように「お寿司といえば!」という掛け声を組み合わせると、よりおなじみのスタイルになります。厳密な角度や手の形の規則はありません。
Q4:NHKのニュースウオッチ9では何が起きたのですか?
A4:2018年10月10日の放送で、木村社長が「お寿司といえば」と話し始めた直後に画面が切り替わり、決めぜりふが放送されない場面がありました。この映像がSNSで拡散し、後にLIFULL HOME'SのCMでもパロディとして取り入れられました。
Q5:2023年のLIFULL HOME'SのCMは何が話題になったのですか?
A5:木村社長が自社以外のCMに初出演したことに加え、NHKの話題を再現した演出や、約30秒間に及ぶ過去最長のざんまいポーズが注目されました。
Q6:2026年現在も木村清社長は現役ですか?
A6:はい。2026年10月現在、喜代村の公式プロフィールと会社概要では木村清氏が社長・代表として掲載されています。2026年1月の初競りや4月のギネス世界記録認定式にも登場しています。
Q7:すしざんまいポーズはSNSでなぜ人気なのですか?
A7:動きがシンプルで誰でも真似しやすく、木村社長の明るい笑顔と決めぜりふが強く印象に残るためです。写真に撮って共有しやすいことに加え、NHKの映像切り替えや他社CMなど、繰り返し話題になる出来事も人気を支えています。
まとめ:すしざんまいポーズは偶然から生まれたブランドの象徴
すしざんまいポーズの誕生秘話を振り返ると、最も興味深いのは、最初から計算された広告戦略ではなかったという点です。
テレビCMの撮影中に木村清社長がとっさに両手を広げたこと。その何気ない動作が予想以上の反応を呼び、繰り返し披露されるうちに、すしざんまいを象徴するポーズへと成長しました。
「お客様を迎え入れる」という意味も、後から加えられた説明です。しかし、両手を広げる動作と木村社長の笑顔を見れば、その意味が自然に伝わってくることも確かです。
2018年のNHK「ニュースウオッチ9」での映像切り替え、2023年のLIFULL HOME'SのWeb CM、2025年のCUTIE STREETとのコラボレーション、そして2026年の駐日米国大使とのポーズ。こうした出来事が、ざんまいポーズを世代や業界を超えて知られる存在にしてきました。
【プロの結論】長く愛されるポーズには3つの条件がある
すしざんまいポーズから読み取れる、ブランド表現としての強みは次の3点です。
1つ目は、誰でも再現できるシンプルさ。複雑な動きや特別な道具が必要なく、写真を撮るだけで参加できます。
2つ目は、人物と動作が一体化していること。木村社長の笑顔、声、両手を広げる姿がセットになっているため、ポーズだけを見てもブランドを連想しやすくなっています。
3つ目は、偶然の出来事を次の話題につなげる柔軟さ。NHKでの話題をCMに取り入れたり、異業種の広告で新しい見せ方を試したりすることで、過去のイメージを繰り返し活用しています。
すしざんまいポーズの真相を知る際には、「最初の誕生」と「後から付けられた意味」を分けて考えることが大切です。偶然生まれた動作に、接客の心やブランドの個性が重なったからこそ、長く親しまれる存在になりました。
2026年も木村社長の活動とともに話題を生み出しているざんまいポーズ。たった一つの何気ない動作が、企業の顔となり、国境を越えて共有される文化的なアイコンへと育った好例です。