スシロー全店休業はなぜ?2026年5月12日・13日の国内663店舗と例外を徹底解説

目次

2026年、回転寿司チェーン「スシロー」は、5月12日(火)・13日(水)の2日間、日本国内の全店舗を一斉休業しました。対象となったのは、株式会社あきんどスシローが運営する国内663店舗です。毎日のように営業している大手回転寿司チェーンが、なぜ全国規模で営業を止めたのでしょうか。

この取り組みは、単なる臨時休業や店舗運営上のトラブルではありません。従業員の働きやすい環境づくりを目的として2019年に始まり、2026年で8年目を迎えた会社独自の施策です。一方、持ち帰り専門店の「スシロー To Go」「京樽・スシロー」は営業し、宮崎新別府店と南越谷店はリニューアルに伴って別の日程で休業しました。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 休業日:2026年5月12日(火)・13日(水)の2日間。国内のスシロー663店舗が対象。
  • 休業理由:2019年から続く、従業員とその家族のための働きやすい環境づくり。
  • 営業する店舗:持ち帰り専門店のスシロー To Goと京樽・スシローは通常営業。
  • 改装による例外:宮崎新別府店と南越谷店は5月12日~21日まで休業し、5月22日にリニューアルオープン。

【2026年】スシロー全店休業は5月12日・13日!国内663店舗が対象

スシロー全店休業

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)は、2026年4月10日付の公式発表で、子会社のあきんどスシローが運営する日本国内の全店舗について、5月12日と13日の2日間を一斉休業すると公表しました。

今回の対象店舗数は国内全663店舗。全国的な取り組みであり、特定の地域や一部の店舗だけが対象になったわけではありません。

2026年の休業日と対象範囲

今回の休業に関する基本情報は次のとおりです。

  • 発表日:2026年4月10日
  • 休業日:2026年5月12日(火)・13日(水)
  • 対象:株式会社あきんどスシローが運営する国内全663店舗
  • 実施期間:2日間
  • 実施主体:株式会社あきんどスシロー
  • 親会社:株式会社FOOD & LIFE COMPANIES

公式発表では、今回の一斉休業を2019年から続く取り組みと位置づけ、2026年で8年目になると説明しています。

また、5月11日までの通常営業と、休業明けの5月14日(木)についても、公式SNSなどで案内されました。公式Xでは、休業日を告知したうえで、14日の来店を呼びかけています。

つまり、通常の一斉休業対象店舗については、5月12日・13日の2日間が営業休止となり、14日から営業に戻る案内でした。ただし、改装中の2店舗は別扱いです。
(出典:FOOD & LIFE COMPANIES公式発表、2026年5月11日の公式SNSに関する報道)

【休業理由】スシローが全国一斉に店を閉める本当の目的とは?

スシローが全店休業を実施する最大の理由は、従業員の働きやすい環境を整えることです。

外食チェーンでは、土日祝日や大型連休が繁忙期になりやすく、店舗で働くスタッフは一般的な会社員と同じタイミングで休みを取ることが難しい場合があります。通常のシフト制では、同じ店舗の仲間が同時に休める機会も限られます。

スシローの一斉休業は、こうした飲食業界特有の働き方に対する取り組みの一つです。

従業員から寄せられた「店舗全体で休みたい」という声

2019年の導入時、従業員との対話を通じて、店舗が一斉に休める日を設けてほしいという要望があったことが、実施のきっかけになりました。

その背景には、普段一緒に働いている仲間との交流や、家族と過ごす時間を確保したいという思いがあります。

2025年5月にITmedia ビジネスオンラインがF&LCの広報担当者に取材した記事では、従業員から寄せられた反響として、次の声が紹介されています。

「休みの日に同じ店舗の仲間とコミュニケーションが取れた」

また、家族と過ごすことで心身をリフレッシュできたという反応も紹介されました。単に勤務日数を減らすだけではなく、普段のシフトでは実現しにくい時間を確保できることが、この施策の特徴です。

なぜ5月に休業するのか?繁忙期との関係

休業日を5月に設定することにも理由があります。

ITmediaの2025年の取材によると、この時期はゴールデンウイークなどの繁忙期と、スシローの創業祭などの繁忙期の間に当たります。

飲食店にとって大型連休中の営業は重要ですが、その直後に休業を設定することで、従業員がまとまった休息を取りやすくなります。

会社側が重視しているのは、営業機会を確保することだけではありません。従業員が長く働ける環境をつくり、仕事と私生活のバランスを整えることも、店舗運営を継続するうえで重要な課題です。

2026年の公式発表でも、社員・従業員とその家族からの高い反響を受け、8年目も継続すると説明されています。

【2019年からの経緯】スシロー一斉休業はどのように始まった?

スシローの一斉休業は、2026年に突然始まったものではありません。最初の実施は2019年2月です。

当時、スシローは年中無休に近い営業体制を取っていました。しかし、従業員が働きやすい環境を整えるため、2019年2月5日・6日の2日間、全国約500店舗で初めて一斉休業を実施しました。

当初は商業施設内の一部店舗などに例外がありましたが、翌2020年には国内全店舗での実施へと広がりました。

2019年から2026年までの主な節目

時期 出来事 内容・関係性
2019年2月 一斉休業を初導入 従業員の声を受け、全国約500店舗で実施。
2020年2月 全店舗へ拡大 国内534店舗で2日間の一斉休業を実施。
2021年 3回目の実施 国内586店舗が対象となった。
2024年 6年目 5月14日・15日の2日間に実施。
2025年 7年目 5月13日・14日の2日間に実施。
2026年 8年目 5月12日・13日、国内663店舗が対象。
運営主体 あきんどスシロー FOOD & LIFE COMPANIESの子会社。
持ち帰り業態 スシロー To Go・京樽・スシロー 一斉休業の対象外で、通常営業。
改装店舗 宮崎新別府店・南越谷店 5月12日~21日まで休業し、5月22日に再開。

この経緯から分かるのは、一斉休業が単発のキャンペーンではなく、継続的な人材施策として定着していることです。

特に注目したいのは、対象店舗数が拡大している点です。2019年の約500店舗から、2020年には534店舗、2021年には586店舗となり、2026年には663店舗に達しました。

2019年の導入時には、当時の経営トップも従業員との対話から店休日を設定した経緯を説明しています。売上機会の減少を伴っても、従業員への投資として実施する考え方が示されていました。

(出典:ITmedia ビジネスオンライン、流通ニュース、FOOD & LIFE COMPANIESの2022年発表資料・2026年公式発表)

【例外店舗】スシロー To Goと京樽・スシローは営業していた?

「スシロー全店休業」という表現だけを見ると、スシローの名前が付いたすべての店舗や関連業態が営業を停止したように感じるかもしれません。

しかし、2026年4月10日の公式発表には、持ち帰り専門店について明確な例外が記載されていました。

スシロー To Goは通常営業

持ち帰り専門店の「スシロー To Go」は、5月12日・13日の一斉休業期間中も営業する店舗として案内されていました。

通常の回転寿司店舗とは異なり、テイクアウトを中心とする業態であるため、今回の一斉休業の対象には含まれていません。

店内で食事をする予定があった人にとっては営業休止となる一方、持ち帰り専門店を利用する選択肢は残されていました。

京樽・スシローも営業対象外

同じく持ち帰り専門店として案内されたのが「京樽・スシロー」です。

こちらも5月12日・13日の2日間は通常通り営業する扱いでした。

つまり、2026年の一斉休業は、スシローというブランドに関係するすべての販売拠点を一律に閉鎖するものではありません。あきんどスシローが運営する国内の回転寿司店舗を対象とした施策であり、持ち帰り専門業態は別の扱いだったのです。

宮崎新別府店は5月12日~21日までリニューアル休業

宮崎県宮崎市にあるスシロー宮崎新別府店は、通常の一斉休業とは別に、店舗リニューアルに伴う休業が設定されていました。

  • 休業期間:2026年5月12日(火)~5月21日(木)
  • リニューアルオープン:2026年5月22日(金)
  • 所在地:宮崎県宮崎市新別府町993-1

この店舗は、通常の2日間だけではなく、改装工事のため5月21日まで営業を休止する予定でした。

したがって、5月14日になっても宮崎新別府店は営業していない状態となります。

南越谷店も5月22日にリニューアルオープン

埼玉県越谷市のスシロー南越谷店についても、同様にリニューアル休業が設定されていました。

  • 休業期間:2026年5月12日(火)~5月21日(木)
  • リニューアルオープン:2026年5月22日(金)
  • 所在地:埼玉県越谷市南越谷2-2-12 コアーズビル2F

南越谷店も一斉休業だけが理由ではなく、店舗改装によって通常より長い休業期間となりました。

この2店舗については、あきんどスシローの公式店舗情報にも休業期間とリニューアルオープン日が掲載されていました。

(出典:FOOD & LIFE COMPANIES公式発表、あきんどスシロー公式店舗情報)

【専門的な分析】スシローの全店休業が外食産業に示すもの

スシローの一斉休業を理解するうえで重要なのは、単純に2日間営業を止めたという事実だけではありません。全国規模のチェーンが、従業員の休息を経営上の施策として組み込んでいる点にあります。

店舗ごとの休日では実現しにくい一斉休業の価値

一般的な飲食店では、営業を続けながらスタッフが交代で休日を取得します。この仕組みでは、個人の休みは確保できても、店舗の仲間全員が同時に休むことは難しくなります。

一斉休業なら、同じ店舗で働くスタッフ同士が同じ日に休めます。家族と過ごす時間を確保しやすくなるだけでなく、職場の人間関係を深める機会にもつながります。

これは単なる休日の追加とは異なる価値です。

売上機会と従業員満足度のバランス

全国663店舗を2日間休業すれば、その期間に営業できたはずの売上機会は失われます。一方、営業を優先し続ければ、スタッフが十分に休息を取れないという問題も生じます。

2019年の導入時には、経営側からも売上減少を伴うことを踏まえたうえで、従業員への投資効果を重視する考え方が示されていました。

人材の確保や定着が外食産業にとって重要な課題となるなか、従業員が働き続けたいと思える環境をつくることは、長期的な店舗運営にも関係します。

【プロの結論】休業日数だけではなく、休みの質を見るべき

スシローの取り組みから読み取れるのは、働き方改革において休日の数だけでなく、休日を誰と、どのように過ごせるかも重要だという点です。

個別に休暇を取得する制度と、全国の店舗が一斉に休業する制度では、従業員が得られる時間の質が異なります。

もちろん、2日間の一斉休業だけで飲食業界の労働環境に関する課題がすべて解決するわけではありません。日常的な勤務時間、シフトの柔軟性、休暇取得のしやすさなども重要です。

それでも、従業員の声をきっかけに始まった取り組みを8年間継続していることには、経営上の意味があります。顧客へのサービスを維持するためにも、サービスを提供する人材が安心して働ける環境が必要だからです。

スシロー全店休業に関するよくある質問(FAQ)

Q1:スシローは2026年のいつ全店休業した?

A1:2026年5月12日(火)・13日(水)の2日間です。あきんどスシローが運営する日本国内の663店舗が対象でした。

Q2:スシローが全店休業した理由は何?

A2:従業員の働きやすい環境づくりが目的です。2019年に従業員から一斉に休める日を希望する声が上がったことをきっかけに始まり、2026年で8年目となりました。

Q3:スシロー To Goや京樽・スシローも休業した?

A3:いいえ。持ち帰り専門店のスシロー To Goと京樽・スシローは、公式発表で通常営業すると案内されていました。

Q4:宮崎新別府店と南越谷店はいつ営業再開した?

A4:両店舗ともリニューアルに伴い5月12日から21日まで休業し、2026年5月22日(金)にリニューアルオープンする予定として案内されていました。

Q5:スシローの一斉休業はいつから始まった?

A5:2019年2月に始まりました。当初は全国約500店舗で実施され、2020年には全店舗に拡大。2026年には国内663店舗を対象とする8年目の取り組みとなりました。

Q6:スシローは2026年5月14日から通常営業に戻った?

A6:通常の一斉休業対象店舗については、5月14日(木)から営業に戻る案内が出ていました。ただし、宮崎新別府店と南越谷店はリニューアル工事のため、5月22日の再開予定でした。

まとめ:スシロー全店休業は従業員を大切にする8年間の取り組み

2026年5月12日・13日に実施されたスシローの一斉休業は、国内663店舗を対象とする2日間の取り組みでした。

その目的は、従業員が同じ店舗の仲間や家族と過ごせる時間を確保し、働きやすい環境を整えることです。2019年に従業員の声から始まり、2026年で8年目を迎えました。

今回の休業には、次のような例外もありました。

  • スシロー To Go:通常営業
  • 京樽・スシロー:通常営業
  • 宮崎新別府店:5月12日~21日まで改装休業、22日再開予定
  • 南越谷店:5月12日~21日まで改装休業、22日再開予定

「スシロー全店休業」という言葉だけでは、対象となる業態や店舗ごとの事情までは分かりません。実際には、回転寿司店舗と持ち帰り専門店で営業状況が異なり、改装による長期休業も重なっていました。

今回の一斉休業は、飲食店にとって営業を続けることと、働く人の休息を確保することの両立を考えるきっかけにもなります。従業員が安心して働ける環境づくりを継続できるかどうかは、今後の外食チェーンの持続的な成長を考えるうえでも注目すべきポイントです。