【Mリーグ入りへの挑戦】EX風林火山のオーディションで何が起きた?
篠原冴美の競技人生を語るうえで外せないのが、Mリーグへの挑戦です。
2025年のIKUSA優勝は、Mリーガーになるための直接的なチャンスにつながりました。ただし、SSPに選ばれたことと、Mリーグの選手に指名されたことは別です。
IKUSA優勝でドラフト指名選手オーディションへ

EX風林火山は2025年、25-26シーズンに向けてドラフト会議指名選手オーディションを開催しました。
IKUSA優勝者の篠原冴美と、前年のIKUSA優勝者である第2代SSP・永井孝典、推薦選手6名が準決勝に進む仕組みでした。
その後、準決勝の上位3名と初代SSPの一井慎也が決勝で対戦し、優勝者がドラフト指名の対象となる方式です。
主な日程は次のとおりです。
- 2025年6月15日:準決勝初日
- 2025年6月21日:準決勝最終日
- 2025年6月22日:最終決勝
篠原にとって、プロ入り後の競技活動がMリーグという最高峰の舞台に接続する大きな機会でした。
オーディション突破には届かず、永井孝典が優勝
オーディションでは強豪プロが競い合い、最終決勝に進んだのは一井慎也、魚谷侑未、下石戟、永井孝典の4名でした。
つまり、篠原はIKUSA優勝によってオーディション出場権を獲得したものの、最終決勝には進めませんでした。
2025年6月30日のEX風林火山公式発表では、Mリーグ2025-26シーズンの指名選手として永井孝典と内川幸太郎の2名が発表されています。
この結果からも、IKUSA優勝はMリーグ入りを保証するタイトルではなく、次の選考に進むための重要な実績だったことが分かります。
2026-27シーズンもMリーガーには未到達
2026年6月25日に開催されたMリーグ2026-27シーズンのドラフト会議では、次の3名が新たに指名されました。
- 尻無濱航:KADOKAWAサクラナイツ
- 佐野ひなこ:セガサミーフェニックス
- 朝倉康心:U-NEXT Pirates
篠原の名前は指名選手に含まれていません。
したがって、2026年10月31日時点で篠原冴美はMリーガーではありません。
一方、本人が2024年の移籍報告でMリーガーになることを目標として明言している事実は変わっていません。
IKUSA優勝、リーグ戦昇級、テレビ対局への出演など、Mリーグを目指すうえで必要な競技実績を積み重ねている段階です。
【2026年最新活動】リーグ戦昇級と女流モンド杯への挑戦
2026年の篠原冴美は、競技麻雀の活動において着実な進展を見せています。
特に注目したいのは、本人が報告した2つのリーグ戦昇級と、2026年後半のテレビ対局です。
2026年1月、鳳凰戦と女流桜花の両リーグで昇級
2026年1月12日、篠原は自身のnoteで鳳凰戦リーグの昇級を報告しました。
さらに、移籍後の1年間で女流桜花リーグも昇級したことを明かしています。
つまり、単独の大会優勝だけでなく、所属団体のリーグ戦でも結果を出したことになります。
本人の報告によると、最初の鳳凰戦リーグでは昇級できなかったものの、その後は反省点を整理し、連盟ルールを意識して対局に臨んだそうです。
特に、対局前の勉強会では条件戦の練習に取り組み、押し引きやリーチ判断、相手とのポイント差を意識してきました。
本人は2025年には麻雀を打たない日がほぼなく、勉強会にも約100回参加したと説明しています。
この数字は、競技力向上に向けた継続的な取り組みを示すものです。
産経新聞社杯では179人中12位を報告
同じ2026年1月の報告では、産経新聞社杯において、参加者179人中12位につけていることも明かしています。
当時は個人プレーオフ圏内に入っていたとのことです。
また、テレビ朝日系の「てんパイクイーン」でも準決勝に進出しました。
2026年2月放送のシーズン11では、プロ準決勝2組目に篠原の名前が掲載されています。
こうした大会への継続的な出場は、対局経験を増やし、競技者としての知名度を高める意味でも重要です。
2026年10月、第20期JPML WRCリーグでも対局
日本プロ麻雀連盟が2026年10月15日に掲載した第20期JPML WRCリーグの成績表では、篠原は次の位置に記録されています。
2026年10月15日掲載・第20期JPML WRCリーグ24位
+48.9
第1節終了時点の成績。年間・最終順位ではありません。
この数字は、公式の成績表に掲載された途中経過です。最終的な大会順位や年間通算成績と混同してはいけません。
それでも、リーグ戦昇級後も競技大会への参加を続けていることを確認できる資料です。
2026年11月には第12回女流モンド杯チャレンジマッチ
2026年10月末時点で、次に注目される対局が「モンド麻雀プロリーグ26/27 第12回女流モンド杯チャレンジマッチ」です。
MONDO TVの公式番組情報によると、篠原はB卓に出場します。
対戦相手は次の3名です。
- 相川まりえ
- 朝比奈ゆり
- 大島麻美
放送予定は以下のとおりです。
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 2026年11月2日 | B卓1回戦 |
| 2026年11月3日 | B卓2回戦 |
この大会は、第23回女流モンド杯への出場権2枠を懸けたチャレンジマッチです。A卓とB卓に分かれて2回戦を戦い、それぞれの卓で合計ポイントがトップの選手が出場権を獲得します。
篠原にとっては、2025年のIKUSA優勝に続き、テレビ対局で実力を示す機会になります。
10月31日時点ではB卓の放送はまだ先です。結果が出る前に出場権獲得を確定事項として扱うことはできません。
【プロの結論】篠原冴美の実力とMリーグ入りを判断する3つのポイント
ここまでの経歴を整理すると、篠原冴美の競技者としての現在地は、単なる人気女流雀士という枠に収まりません。
ただし、タイトル獲得数だけでMリーグ入りの実力を判断することもできません。
競技者として評価するなら、次の3つの観点が重要です。
1. 大会優勝で示した短期決戦の勝負強さ
麻雀最強戦2023とIKUSA-2025の優勝は、篠原の大きな強みです。
特にIKUSAでは、男女混合の大会でMリーグルールによる決勝3半荘を戦い、優勝しました。
ただし、短期決戦で勝つ力と、Mリーグの長いレギュラーシーズンを戦い抜く力は別の能力です。
長期的な安定性を判断するには、継続的なリーグ成績が必要になります。
2. リーグ戦昇級による競技力の裏付け
2026年の鳳凰戦・女流桜花の昇級は、非常に重要な成果です。
特に注目すべきなのは、本人が勉強会での条件戦対策や押し引きの改善を具体的に説明している点です。
結果だけでなく、改善に取り組むプロセスが見えることは、今後の成長を評価する材料になります。
一方、昇級したことだけでリーグ上位者と同等の実力があると判断するのは早計です。次のリーグでどのような成績を残すかが問われます。
3. Mリーグで必要とされる総合力
Mリーグは、個人タイトルを持つ選手であっても簡単に入れる舞台ではありません。
ドラフトでの指名に加え、チーム戦略、長期的な成績、対局時の安定感などが問われます。
篠原の場合、今後の評価を左右するのは次のポイントです。
- 鳳凰戦・女流桜花での継続的な昇級
- 大会での優勝や上位進出
- 長期戦におけるポイントの安定性
- 強豪プロとの対局での結果
- テレビ対局での競技内容と存在感
これらを積み上げていくことが、Mリーグ入りに近づく現実的な道筋です。
現時点での評価は、主要大会の優勝経験があり、リーグ戦でも成長を結果に結びつけている発展途上の実力派プロ雀士です。
【篠原冴美の麻雀】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:篠原冴美はどこの麻雀プロ団体に所属していますか?
日本プロ麻雀連盟です。2017年に日本プロ麻雀協会の16期前期としてプロ入りし、2024年に日本プロ麻雀連盟へ移籍しました。2026年10月の公式名簿でも40期生として掲載されています。
Q2:篠原冴美の主な麻雀タイトルは何ですか?
2023年の麻雀最強戦「女たちの殴り合い」と、2025年のEX風林火山「IKUSA-2025 第三代プロ雀士SSP決定戦」の優勝です。
Q3:篠原冴美はMリーガーになっていますか?
2026年10月31日時点ではMリーガーではありません。2025年のEX風林火山のドラフト指名選手オーディションにも出場しましたが、最終決勝には進めませんでした。本人はMリーガーになることを目標に掲げています。
Q4:篠原冴美の雀風は攻撃型ですか?
本人はタンヤオが好きで鳴き仕掛けが多いと自己分析しています。一方、ネット麻雀ではリーチ率が高かったとも話しており、鳴きだけに偏ったタイプとは断定できません。
Q5:篠原冴美の2026年最新の対局予定は?
MONDO TVの第12回女流モンド杯チャレンジマッチB卓に出場します。放送予定は2026年11月2日と3日です。相川まりえ、朝比奈ゆり、大島麻美と第23回女流モンド杯への出場権を争います。
まとめ:篠原冴美はMリーグ入りに向けて競技実績を積み上げている
篠原冴美の麻雀経歴を振り返ると、2017年のプロ入りから2026年まで、競技者として大きな転換点を重ねてきたことが分かります。
特に重要な出来事は次のとおりです。
- 2017年:日本プロ麻雀協会の16期前期としてプロ入り
- 2023年:麻雀最強戦「女たちの殴り合い」優勝
- 2024年:日本プロ麻雀連盟へ移籍。Mリーガーを目標に掲げる
- 2025年:IKUSA優勝、第三代SSPに選出
- 2025年:EX風林火山のドラフト指名選手オーディションに出場
- 2026年:鳳凰戦・女流桜花の両リーグで昇級
- 2026年10月:第20期JPML WRCリーグで暫定24位
- 2026年11月:女流モンド杯チャレンジマッチB卓に出場予定
注目すべきなのは、2023年と2025年の優勝だけではありません。移籍後に競技への取り組みを強化し、リーグ戦の昇級という形で成長を示したことです。
2026年10月時点ではMリーグ入りは実現していませんが、本人の目標は明確です。
今後は女流モンド杯への挑戦、リーグ戦でのさらなる成績向上、そして大きな大会での優勝が注目されます。
篠原冴美の評価を判断するときは、グラビアやタレントとしての知名度だけでも、単発の優勝だけでもなく、大会実績・リーグ戦成績・継続的な競技力の3つを合わせて見ることが大切です。
Mリーガーという目標に向けて、次のタイトルとリーグ戦でどのような結果を残すのか。2026年後半から2027年にかけても目が離せない選手です。