【最新成績を徹底分析】2026年10月26日時点で18勝・539騎乗

目次

木幡巧也騎手の2026年成績を確認すると、勝利数だけでなく、2着・3着の回数や騎乗数にも注目すべき特徴がある。

スポーツナビの騎手データは2026年10月26日10時31分に更新されており、平地競走の成績は次のとおりだ。


木幡巧也騎手・2026年成績



年間勝利数

18勝

木幡巧也



騎乗回数

539回




勝率

3.3%




連対率

8.5%



着順 回数
1着 18回
2着 28回
3着 24回
4着以下 469回
3着以内 70回

対象:2026年10月26日10時31分時点のJRA平地競走

2025年と比較すると何が変わった?

前年の2025年は年間26勝、騎乗676回、勝率3.8%、連対率8.1%だった。

2026年の数字と比較すると、次のようになる。

指標 2025年 2026年10月26日
1着 26勝 18勝
2着 29回 28回
3着 45回 24回
騎乗回数 676回 539回
勝率 3.8% 3.3%
連対率 8.1% 8.5%
複勝率 14.8% 13.0%
重賞勝利 1勝 0勝

注目したいのは、勝率が0.5ポイント下がっている一方、連対率は0.4ポイント上がっていることだ。

つまり、勝ち切る回数は前年を下回るものの、2着までに入る割合は改善している。単純に騎手としての調子が全面的に落ちたと判断するのは早い。

また、2026年の成績は10月26日時点の途中経過である。2025年の通年成績と単純に勝利数だけを比べるのではなく、年間の騎乗機会と各率を分けて見る必要がある。

通算282勝はどの程度の実績なのか

2026年10月26日時点で、木幡騎手のJRA通算成績は以下のとおり。

- 通算勝利数:282勝
- 通算騎乗回数:6,634回
- 通算2着:347回
- 通算3着:384回
- 通算勝率:4.3%
- 通算連対率:9.5%
- 通算複勝率:15.3%

年間600回前後の騎乗を経験してきたキャリアを考えると、木幡騎手は継続的にJRAのレースへ騎乗機会を確保しているタイプだ。

282勝という数字は、一度の大きな成功だけで築かれたものではない。未勝利戦から条件戦、重賞まで幅広く騎乗して積み上げてきた実績である。

【プロフィールと経歴】美浦・牧光二厩舎に所属する木幡巧也とは


木幡巧也(こわた・たくや)

- 生年月日:1996年5月9日
- 年齢:30歳(2026年10月時点)
- 所属:美浦
- 所属厩舎:牧光二厩舎
- 騎手免許取得:2016年
- デビュー:2016年3月5日
- 初勝利:2016年3月27日


2016年にデビュー、初勝利は31戦目

木幡巧也騎手は2016年に騎手免許を取得した。

JRAでの初騎乗は同年3月5日の中山競馬場1R。プリンセスミエルに騎乗し、16頭立ての10着だった。

その後、3月27日の中山1Rでモンサンアルナイルに騎乗。通算31戦目でJRA初勝利を手にした。

当時の報道を掲載したラジオNIKKEIによると、初勝利時には、所属する牧光二調教師から多くの騎乗機会を与えられながら結果を出せず、焦りも感じていたという。

また、父である木幡初広騎手とレースを振り返り、反省点を見つけていたことも語っている。

このエピソードからは、デビュー当初から所属厩舎の支援を受けつつ、家族の競馬経験も参考にして技術を磨いてきた歩みがうかがえる。

牧光二厩舎との関係

木幡騎手の所属は一貫して美浦で、所属調教師は牧光二氏だ。

2016年の初勝利を報じたラジオNIKKEIの記事でも、美浦・牧光二厩舎所属として紹介されている。

騎手にとって所属厩舎は、日常的な調教や騎乗機会を支える重要な基盤となる。特に若手時代には、厩舎からどれだけ実戦経験を得られるかが成長に影響する。

木幡騎手の場合、デビュー直後の初勝利に至るまでの経緯にも、牧調教師との関係が表れている。

父・木幡初広騎手との関係

木幡巧也騎手の父は、元JRA騎手の木幡初広氏だ。

初勝利時のコメントでは、父とレースを振り返っていたことを本人が明かしている。

競馬に携わる家庭環境は、騎乗技術や競馬への理解を深めるうえで一つの背景となる。ただし、騎手としての評価は血縁関係ではなく、本人の騎乗実績によって判断する必要がある。

【年度別成績を比較】2016年から2026年までの騎乗成績の推移

木幡巧也騎手の実力を判断するには、直近1年間の成績だけでは不十分だ。

デビュー年からの勝利数と勝率を追うと、デビュー直後の好成績、その後の変化、そして近年の安定した騎乗数という流れが見えてくる。

年度別の勝利数・騎乗回数・勝率

以下は東スポ競馬などの年度別騎手データを基に整理した成績だ。

年度 勝利 騎乗 勝率 主な出来事・関連馬 2016 45 637 7.1% デビュー・初勝利 2017 18 595 3.0% ローズプリンスダムでGIII制覇 2018 23 634 3.6% クイーンズテソーロ 2019 24 593 4.0% ハーレムライン 2020 28 647 4.3% ミライヘノツバサでGIII制覇 2021 28 637 4.4% ボルサリーノ 2022 23 475 4.8% ウシュバテソーロ 2023 25 611 4.1% クラウンブラヴォー 2024 24 590 4.1% ボーンディスウェイ 2025 26 676 3.8% ホウオウラスカーズでGIII制覇 2026 18 539 3.3% 10月26日時点・メディチパワー

成績の推移から読み取れる3つのポイント

1. デビュー年の2016年は45勝と好成績

デビュー年の45勝は、現在までの年度別成績でも際立つ数字だ。勝率も7.1%と高く、騎手としてのスタートは非常に目立つものだった。

翌2017年には18勝、勝率3.0%となったが、この年にはローズプリンスダムとのコンビで重賞初制覇を達成している。

2. 2020年から2024年は年間20勝台を継続

2020年と2021年はともに28勝。2022年は騎乗回数が475回と少なくなったものの、勝率は4.8%まで上昇した。

2023年と2024年もそれぞれ25勝、24勝を挙げており、年間20勝台を維持している。

3. 2025年は重賞勝利、2026年は条件戦で存在感

2025年にはホウオウラスカーズとのコンビで京成杯オータムハンデキャップを制覇した。

2026年は重賞勝利こそないものの、メディチパワーとのコンビで条件戦を勝ち上がり、2勝クラスでも結果を残している。

年度別の数字だけでは見えにくいが、重賞での大きな勝利と条件戦での継続的な騎乗が、木幡騎手のキャリアを形作っている。

【重賞成績を検証】木幡巧也の代表的なGIII勝利は3つ

木幡巧也騎手の重賞実績を語るうえで外せないのが、これまでのGIII3勝だ。

JRAの重賞成績では、GIIIが74戦3勝。GIIは26戦0勝、GIは7戦0勝となっている。

2017年:ローズプリンスダムでレパードステークス制覇


レパードステークス(GIII)

- 開催日:2017年8月6日
- 競馬場:新潟
- 距離:ダート1800m
- 馬名:ローズプリンスダム
- 人気:11番人気
- 単勝オッズ:66.3倍

騎手としての重賞初勝利となったレースだ。

11番人気という評価を覆しての勝利であり、デビュー2年目にして重賞タイトルを獲得したことは、キャリア上の大きな節目だった。

2020年:ミライヘノツバサでダイヤモンドステークス制覇


ダイヤモンドステークス(GIII)

- 開催日:2020年2月22日
- 競馬場:東京
- 距離:芝3400m
- 馬名:ミライヘノツバサ
- 人気:16番人気
- 単勝オッズ:325.5倍

この勝利は、木幡騎手の重賞実績のなかでも特に印象的だ。

16番人気という低評価の馬を勝利に導いた。長距離戦での大きな波乱を演出したレースであり、重賞での勝負強さを示す実績の一つとなっている。

2025年:ホウオウラスカーズで京成杯オータムハンデ制覇


京成杯オータムハンデキャップ(GIII)

- 開催日:2025年9月6日
- 競馬場:中山
- 距離:芝1600m
- 馬名:ホウオウラスカーズ
- 人気:13番人気
- 単勝オッズ:89.5倍

このレースでは、13番人気のホウオウラスカーズを勝利に導いた。

勝ち時計は1分31秒3。後方寄りの10番手から11番手付近で進め、最後の直線で差し切っている。

2017年、2020年に続く3つ目の重賞タイトルであり、2025年の年間成績における代表的な実績となった。

GI未勝利という数字をどう見るべきか

一方で、木幡騎手は2026年10月26日時点でJRAのGI勝利がない。

重賞3勝はすべてGIIIであり、GII・GIではまだタイトルを獲得していない。

ただし、GIの騎乗機会自体が通算7回と限られているため、勝利数だけで大舞台での能力を断定することはできない。

現段階での実績を正確に表現するなら、GIIIで3勝を挙げた経験を持つ一方、GI・GIIのタイトル獲得は今後の課題として残している騎手という評価が妥当だ。

【2026年の注目馬】メディチパワーとのコンビで見せた3勝

2026年の木幡巧也騎手を語るうえで、重要な存在となっているのがメディチパワーだ。

メディチパワーはフィレンツェファイアを父に、トレミエールを母に持つ牡3歳馬。美浦の中川公成厩舎に所属している。

メディチパワーで挙げた3つの勝利

2026年のメディチパワーの競走成績を見ると、木幡騎手とのコンビで3勝を挙げている。

- 2026年4月18日: 中山の3歳未勝利戦、ダート1800mで1着。
- 2026年9月6日: 中山の3歳以上1勝クラス、ダート1800mで1着。
- 2026年9月27日: 中山の3歳以上2勝クラス、ダート1800mで1着。

特に注目したいのは、9月の2連勝だ。

9月6日の1勝クラスでは3番人気で勝利。続く9月27日の2勝クラスでは2番人気に支持され、15頭立てのレースを1分51秒7で走破した。

この9月27日のレースでは、道中3番手付近から進出し、直線でもしっかりと伸びて2着馬に0.4秒差をつけている。

未勝利戦から1勝クラス、そして2勝クラスへと段階的に勝ち上がった点は、馬の成長と騎手との継続的なコンビネーションを考えるうえで興味深い。

なお、メディチパワーの勝利はGIIIなどの重賞ではなく、一般の条件戦での勝利だ。この区別は、騎手の重賞実績と年間勝利数を評価する際に重要となる。

2026年の芝・ダート成績から見える傾向

2026年の競走データを芝とダートに分けると、次のような傾向が見られる。

- 芝:219回騎乗、4勝
- ダート:320回騎乗、14勝

勝利数の割合では、ダートでの勝利が年間18勝のうち14勝を占める。

ダートでの勝率は約4.4%、芝では約1.8%となるため、2026年の数字だけを見るとダート競走で勝ち星を積み重ねている。

メディチパワーの3勝もすべてダート1800mだった。

ただし、この数字は騎乗馬の能力やレース条件にも左右される。木幡騎手が芝よりダートを得意としていると断定するのではなく、現時点ではダートで好結果が出ているという実績として捉えるのが適切だ。

現在の騎乗状況と次走予定

2026年10月24日・25日の東京開催では、木幡騎手は土曜日に6鞍、日曜日に9鞍の計15鞍に騎乗した。

10月25日の神無月ステークスではスリーピースに騎乗して5着。ほかにも複数の条件戦に騎乗している。

また、10月30日時点で掲載されている10月31日・11月1日の東京開催の騎乗予定には、以下の馬が含まれている。

日程 競馬場・レース 騎乗馬
10月31日 東京2R アイビークロノス
10月31日 東京6R ターフクリスタル
10月31日 東京10R ケイケイ
11月1日 東京1R シュネーバレン
11月1日 東京2R タワーレイヴン
11月1日 東京3R マルガリート
11月1日 東京4R キョウエイタウン
11月1日 東京6R スピニンググローブ

週末の騎乗予定は出走取消や騎手変更などによって変わる可能性がある。実際の騎乗状況を確認する際は、JRAの確定出馬表と当日の変更情報が基準となる。

【騎手としての評判と実力】数字から見た木幡巧也の評価

木幡巧也騎手の実力を判断するとき、年間勝利数だけに注目するのは十分ではない。

競馬では騎手の技術だけでなく、騎乗馬の能力、厩舎の調整、レース展開、馬場状態、枠順など多くの条件が結果に影響するためだ。

そこで、木幡騎手の評価を3つの視点から考えたい。

1. 継続的に騎乗機会を確保している

2025年は676回、2026年は10月26日時点で539回の騎乗がある。

年間を通じて多数のレースに騎乗していることは、JRAで継続的に実戦経験を積んでいることを示す。

一度の重賞勝利だけに依存しない、日常的な騎乗経験の積み重ねが通算282勝という実績につながっている。

2. 人気薄の馬を重賞勝利に導いた実績

ローズプリンスダム、ミライヘノツバサ、ホウオウラスカーズの3頭はいずれも重賞で人気薄から勝利した馬だ。

特にミライヘノツバサの16番人気での勝利は、単勝325.5倍という評価を覆した結果だった。

このような実績は、人気や事前評価だけでは騎手の能力を判断できないことを示している。

ただし、過去の大穴勝利だけを根拠に、常に人気薄で結果を出す騎手と評価するのも適切ではない。

3. 勝率と連対率には改善の余地がある

2026年の勝率3.3%は、通算勝率4.3%を下回っている。

さらに複勝率も通算15.3%に対して13.0%であり、年間成績としては改善の余地が残る。

一方、連対率は前年の8.1%から8.5%へ上昇している。

したがって、現状を評価するなら「勝ち切る力の向上が課題である一方、2着以内に入る割合は前年を上回っている」という見方が数字に即している。

【プロの結論】評価すべきは勝利数だけではない

木幡巧也騎手の現在地は、年間20勝前後から30勝弱の実績を積み上げてきた中堅騎手であり、GIIIでは3勝を挙げている実力者という位置付けだ。

評価する際には、次の3点を重視したい。

- 安定性: 年間の騎乗回数と連対率を確認する。
- 勝負強さ: 人気薄での重賞勝利や条件戦での勝ち上がりを評価する。
- 成長性: 勝率、複勝率、重賞での結果が今後どう変化するかを見る。

特に2026年はメディチパワーとのコンビで3勝を挙げており、馬との継続的な関係が結果につながった事例として注目できる。

一方で、GI・GIIでの勝利や年間勝率の回復は今後の課題だ。過去の重賞実績と現在の数字を両方見ることで、過大評価も過小評価も避けられる。

【木幡巧也に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:木幡巧也騎手の2026年の勝利数は何勝ですか?

A1:2026年10月26日10時31分時点で18勝です。騎乗回数は539回、勝率は3.3%、連対率は8.5%です。

Q2:木幡巧也騎手の通算勝利数はいくつですか?

A2:2026年10月26日時点でJRA通算282勝です。通算騎乗回数は6,634回、通算勝率は4.3%となっています。

Q3:木幡巧也騎手の所属厩舎はどこですか?

A3:美浦の牧光二厩舎です。2016年のデビュー時から同厩舎に所属しています。

Q4:木幡巧也騎手は重賞を何勝していますか?

A4:JRAのGIIIを3勝しています。ローズプリンスダムで2017年レパードステークス、ミライヘノツバサで2020年ダイヤモンドステークス、ホウオウラスカーズで2025年京成杯オータムハンデキャップを制しています。

Q5:木幡巧也騎手は2025年と比べて成績が落ちていますか?

A5:2026年10月26日時点では勝率が2025年の3.8%から3.3%へ低下しています。一方、連対率は8.1%から8.5%へ上昇しています。複勝率は低下しているため、すべての指標が改善したわけではありません。

Q6:メディチパワーとのコンビで何勝していますか?

A6:2026年10月時点で3勝です。4月18日の未勝利戦、9月6日の1勝クラス、9月27日の2勝クラスで勝利しています。

Q7:木幡巧也騎手はGIを勝っていますか?

A7:2026年10月26日時点でJRAのGI勝利はありません。GIIIでは3勝を挙げています。

まとめ:木幡巧也騎手の今後は勝率回復と重賞での活躍が焦点

木幡巧也騎手は、2016年にデビューしてからJRA通算282勝を積み上げてきた現役騎手だ。

2026年10月26日時点では18勝、539騎乗、勝率3.3%。2025年の26勝・勝率3.8%と比べると勝利数と勝率は下回っているものの、連対率は8.5%と前年を上回っている。

これまでのキャリアでは、ローズプリンスダム、ミライヘノツバサ、ホウオウラスカーズとのコンビでGIIIを3勝。2026年はメディチパワーで条件戦3勝を挙げたことが大きなトピックとなった。

今後の注目点は、年間勝率の回復、メディチパワーに続く有力馬とのコンビ形成、そしてGII・GIでのタイトル獲得だ。

木幡巧也騎手の実力を判断するなら、通算282勝という数字だけでなく、重賞3勝の内容、近年の勝率・連対率、そして2026年の騎乗馬との実績を総合的に見ることが大切だ。

今後のレースでも、どの馬とコンビを組み、どの舞台で結果を残すのか。引き続き注目したい騎手の一人である。