箱根駅伝2026結果を完全解説!青学3連覇・大会新と全10区間の記録、総合順位一覧

目次

2026年1月2日・3日に開催された第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝2026)は、青山学院大学が10時間37分34秒の大会新記録で総合優勝を果たした。2024年、2025年に続く3年連続9回目の優勝であり、大会史上初となる2度目の3連覇という歴史的な結果となった。

今大会は、5区・黒田朝日による驚異的な区間新記録と逆転劇だけでなく、往路・復路・総合のすべてで大会新記録が誕生したことも大きな特徴だ。國學院大學が大学史上最高の総合2位、順天堂大学が総合3位に入り、上位争いも見応えのある展開となった。

この記事では、2026年10月31日時点で確認できる第102回大会の確定公式記録を基に、出場20大学の総合順位、往路・復路の成績、全10区間の区間賞、区間新記録、勝負を分けたポイント、さらに2027年大会に向けた予選会の結果まで整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 総合優勝:青山学院大学。10時間37分34秒の大会新記録で3年連続9回目の優勝。
- 総合2位:國學院大學、3位:順天堂大学。國學院大學は大学史上最高順位を更新。
- 区間新記録は1・2・5・8・10区の5区間。黒田朝日が5区で歴史的な逆転劇を演じた。
- 往路・復路・総合の3部門すべてで青山学院大学が大会新記録を樹立。
- 2026年10月17日の第103回予選会では、東洋大学など10校が2027年本大会への出場権を獲得した。

【確定結果】第102回箱根駅伝は青山学院大学が3連覇!大会新記録の全貌

箱根駅伝2026結果

第102回箱根駅伝は、東京・大手町から神奈川県箱根町の芦ノ湖を往復する全10区間、217.1kmで争われた。

大会を制したのは青山学院大学。総合タイムは10時間37分34秒で、従来の大会記録を大幅に更新した。

青山学院大学の3連覇は大会史上初の快挙

青山学院大学は2024年の第100回大会、2025年の第101回大会に続き、2026年の第102回大会でも優勝した。

これにより3年連続9回目の総合優勝を達成。大学が公表した大会結果でも、史上初となる2度目の3連覇として紹介されている。

今回の優勝を特別なものにしたのは、単なる連覇ではなく、記録面でも圧倒的な結果を残したことだ。

記録部門 青山学院大学の記録 大会結果
総合 10時間37分34秒 大会新記録
往路 5時間18分08秒 往路新記録
復路 5時間19分26秒 復路新記録
優勝回数 9回 3年連続優勝

特に総合記録では、初めて10時間40分を切る水準に到達した。

往路だけ、あるいは復路だけに強さが偏った優勝ではない。217.1kmを通して高い水準の走りを維持したことが、今回の青学大の最大の強みだった。

2026年の優勝は過去の青学黄金時代とどう違う?

青山学院大学は2015年から2018年まで4年連続優勝を経験している。その後も2020年、2022年、2024年、2025年、2026年と優勝を重ねてきた。

第102回大会終了時点での優勝回数は9回。歴代優勝回数ランキングでは6位に位置する。

優勝回数だけなら中央大学や早稲田大学などの伝統校が上位にいるが、短期間で複数回の連覇を達成している点は青学大の際立った特徴だ。

【総合順位一覧】箱根駅伝2026の出場20大学と確定タイム

ここからは、第102回箱根駅伝の総合順位を確認する。

以下は東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトに掲載された大会詳細の記録を基にした一覧だ。総合順位だけでなく、往路・復路の順位とタイムを併記した。

総合順位 大学名 総合記録 往路順位・記録 復路順位・記録
1位 青山学院大学 10:37:34 1位・5:18:08 1位・5:19:26
2位 國學院大學 10:40:07 4位・5:20:02 2位・5:20:05
3位 順天堂大学 10:43:55 6位・5:21:49 4位・5:22:06
4位 早稲田大学 10:44:29 2位・5:18:26 8位・5:26:03
5位 中央大学 10:44:31 3位・5:19:44 6位・5:24:47
6位 駒澤大学 10:44:50 7位・5:23:00 3位・5:21:50
7位 城西大学 10:46:17 5位・5:20:20 7位・5:25:57
8位 創価大学 10:51:40 8位・5:24:02 13位・5:27:38
9位 帝京大学 10:53:15 17位・5:30:25 5位・5:22:50
10位 日本大学 10:53:56 9位・5:25:00 16位・5:28:56
11位 中央学院大学 10:54:51 11位・5:26:22 14位・5:28:29
12位 東海大学 10:55:01 10位・5:26:10 15位・5:28:51
13位 神奈川大学 10:55:09 14位・5:28:25 10位・5:26:44
14位 東洋大学 10:56:27 15位・5:28:55 12位・5:27:32
15位 日本体育大学 10:56:42 16位・5:30:04 9位・5:26:38
16位 東京国際大学 10:58:16 19位・5:30:45 11位・5:27:31
17位 山梨学院大学 10:58:20 12位・5:27:28 17位・5:30:52
18位 東京農業大学 11:01:12 13位・5:28:02 19位・5:33:10
19位 大東文化大学 11:04:57 18位・5:30:43 20位・5:34:14
20位 立教大学 11:05:58 20位・5:33:05 18位・5:32:53

※タイムは時・分・秒表記。関東学生連合はオープン参加のため、大学別総合順位には含めていない。

総合2位・國學院大學は大学史上最高順位

今大会で特に注目されたのが國學院大學だ。

総合タイムは10時間40分07秒。大会新記録を樹立し、箱根駅伝での大学最高順位となる2位に入った。

往路は4位だったが、復路では2位の成績を残した。復路タイム5時間20分05秒も復路新記録である。

國學院大學陸上競技部の大会報告によると、1区では青木瑠郁が区間新記録を樹立。7区の高山豪起も区間賞を獲得した。

また、同部の記録では8区間で大学記録を更新したことも報告されている。

総合優勝には届かなかったものの、國學院大學にとって歴史的な大会だった。

順天堂大学は総合3位で表彰台

3位は順天堂大学で、総合タイムは10時間43分55秒。

往路6位から復路4位へと順位を上げ、最終的に3位を確保した。

4位の早稲田大学との差は34秒。5位の中央大学との差は36秒だった。

一方、4位の早稲田大学と5位の中央大学は、わずか2秒差という接戦だった。

優勝争いだけでなく、3位争いからシード権をめぐる順位まで、各校の実力が拮抗した大会だったことが数字からも分かる。

【往路結果】箱根駅伝2026の勝負を変えた5区・黒田朝日の逆転劇

2026年1月2日に行われた往路は、青山学院大学が5時間18分08秒で優勝した。

しかし、その道のりは決して平坦ではなかった。

青学大は序盤の出遅れから反撃

青山学院大学は1区でトップから1分19秒差の16位と苦しいスタートを切った。

2区の飯田翔大が5人抜き、3区の宇田川瞬矢も3人抜きと追い上げ、4区の平松享祐がトップとの差を縮めて5位まで順位を回復した。

それでも、小田原中継所で首位の中央大学との差は3分24秒。

5区にたすきをつないだ時点では、青学大の往路優勝は簡単ではない状況だった。

黒田朝日が5区で1時間07分16秒の区間新

で最大の見せ場となったのが、山上りの5区だ。

青山学院大学の黒田朝日は、当日変更で5区に起用された4年生。もともと主力として期待されていた選手だが、山上りでこれほどの結果を残すとは予想を超える走りだった。

レース展開は次の通り。

- 小田原中継所では5位でたすきを受け取る。
- 1km過ぎに城西大学を抜いて4位に浮上。
- 12km手前で首位との差を1分02秒まで縮める。
- 13.6km過ぎに中央大学を抜いて2位へ。
- 芦之湯付近では早稲田大学との差がわずか15秒に。
- 19.2km過ぎに早稲田大学の工藤慎作を抜いて首位に立つ。

黒田が記録したタイムは1時間07分16秒。

前年に青山学院大学の若林宏樹が記録した1時間09分11秒を1分55秒更新する区間新記録だった。

3分24秒の差を覆しただけでなく、区間記録を大幅に塗り替えた走りは、第102回大会を象徴する場面となった。

往路順位とタイム

順位 大学 往路タイム
1位 青山学院大学 5時間18分08秒
2位 早稲田大学 5時間18分26秒
3位 中央大学 5時間19分44秒
4位 國學院大學 5時間20分02秒
5位 城西大学 5時間20分20秒
6位 順天堂大学 5時間21分49秒
7位 駒澤大学 5時間23分00秒
8位 創価大学 5時間24分02秒
9位 日本大学 5時間25分00秒
10位 東海大学 5時間26分10秒

往路の青学大と早稲田大学の差は18秒。青山学院大学が圧倒的なリードを築いたわけではなく、復路にも緊張感のある優勝争いが残されていた。

【復路・区間賞】箱根駅伝2026の全10区間記録と区間新記録

1月3日の復路は、箱根から東京・大手町までの109.6kmで争われた。

青山学院大学は5時間19分26秒で復路も制し、総合優勝を確実なものにした。

特筆すべきは、復路でも青学大が大会新記録を樹立したことだ。往路・復路・総合の3部門をすべて更新する完全優勝となった。

全10区間の区間賞一覧

関東学生陸上競技連盟が公開した第102回大会の区間賞公式記録を整理すると、以下の通りとなる。

区間 選手名 大学 区間記録 記録の特徴
1区 青木瑠郁 國學院大學 1:00:28 区間新
2区 V.キムタイ 城西大学 1:05:09 区間新
3区 本間颯 中央大学 1:00:08 区間賞
4区 鈴木琉胤 早稲田大学 1:00:01 区間賞
5区 黒田朝日 青山学院大学 1:07:16 区間新
6区 小池莉希 創価大学 56:48 区間賞
7区 高山豪起 國學院大學 1:00:54 区間賞
8区 塩出翔太 青山学院大学 1:03:45 区間新
9区 佐藤有一 青山学院大学 1:07:38 区間賞
10区 佐藤圭汰 駒澤大学 1:07:31 区間新

※区間新記録は公式区間賞一覧の記載に基づく。

区間新記録は5区間で誕生

今大会で区間新記録が生まれたのは、1区、2区、5区、8区、10区の5区間だった。

注目したいのは、区間賞を獲得した大学が青山学院大学だけに集中していないことだ。

國學院大學は1区と7区、城西大学は2区、中央大学は3区、早稲田大学は4区、創価大学は6区、駒澤大学は10区で区間賞を獲得している。

青山学院大学が総合優勝した一方、各区間では複数の大学が高い競技力を発揮した。

復路の注目選手は塩出翔太と佐藤圭汰

8区では青山学院大学の塩出翔太が1時間03分45秒の区間新記録をマークした。

青学大にとって、往路の黒田朝日に続く重要な記録更新だった。

一方、10区では駒澤大学の佐藤圭汰が1時間07分31秒の区間新記録を樹立。従来の記録を19秒更新した。

ここで押さえておきたいのは、10区の区間賞は青山学院大学ではなく駒澤大学の佐藤圭汰という点だ。

青山学院大学の最終走者・折田壮太も好走したが、区間賞争いでは佐藤が上回った。

チームとしての総合優勝と、個人の区間賞争いは別の結果として見る必要がある。

【記録から読み解く】青学大・國學院大・順天堂大の強さと歴代優勝校

第102回大会の結果を詳しく見ると、各大学の強みには違いがあった。

青山学院大学は往路・復路の両方で安定

青学大の特徴は、特定の区間だけに頼らない総合力だ。

もちろん、5区の黒田朝日の走りは優勝の大きな転換点だった。しかし、往路の序盤で出遅れた後、各選手が少しずつ順位を上げ、5区につないだことも忘れてはならない。

さらに復路では塩出翔太らが好走し、最終的に復路新記録を達成した。

箱根駅伝では、1人のエースが区間新を出しても、ほかの区間で大きくタイムを失えば総合優勝は難しい。

青学大の3連覇は、個人の突出した能力と10人全員の安定した走りが組み合わさった結果だった。

國學院大學は総合優勝を狙える位置まで接近

國學院大學は往路4位から復路2位へと順位を上げ、総合2位に入った。

青木瑠郁の1区区間新記録、高山豪起の7区区間賞など、個人の結果も充実していた。

総合タイムは青学大との差が2分33秒。

大学史上最高順位を更新したことで、今後の箱根駅伝でも優勝争いに加わる存在として注目される。

順天堂大学は総合3位で存在感

順天堂大学は往路6位から総合3位に浮上した。

往路・復路ともに上位を維持し、最終的に表彰台を獲得した点は評価できる。

優勝経験の豊富な伝統校でもあり、2026年大会ではチームとしての総合力を改めて示した。

箱根駅伝の歴代優勝校と青学大の位置

第102回大会終了時点の公式優勝回数ランキングは以下の通り。

順位 大学 優勝回数
1位 中央大学 14回
2位 早稲田大学 13回
3位 日本大学 12回
4位 順天堂大学 11回
5位 日本体育大学 10回
6位 青山学院大学 9回
7位 駒澤大学 8回
8位 明治大学 7回

青山学院大学は9回目の優勝によって、優勝回数ランキングでも存在感を強めた。

ただし、歴代優勝回数と直近の競技力は別の指標だ。

中央大学や早稲田大学は長い歴史の中で多くの優勝を積み重ねてきた一方、青学大は2010年代以降に優勝を集中させている。

伝統と現在の強さを分けて見ることが、箱根駅伝の歴史を理解するポイントになる。

【2027年大会への展望】第103回箱根駅伝予選会の結果と通過10校

2026年10月31日時点では、2027年1月開催予定の第103回箱根駅伝に向けた予選会も終了している。

予選会は2026年10月17日に東京都立川市周辺で開催された。

各大学の上位10人の合計タイムによって順位が決まり、上位10校が本大会への出場権を獲得した。

第103回箱根駅伝予選会の総合順位

順位 大学 合計タイム
1位 東洋大学 10:31:30
2位 中央学院大学 10:33:31
3位 東海大学 10:33:41
4位 専修大学 10:33:42
5位 東京農業大学 10:34:33
6位 山梨学院大学 10:35:18
7位 大東文化大学 10:35:23
8位 神奈川大学 10:36:48
9位 日本体育大学 10:39:52
10位 法政大学 10:40:08

以上の10校が2027年の本大会への出場を決めた。

東洋大学がトップ通過、法政大学が最後の枠を獲得

予選会トップは東洋大学で、10時間31分30秒を記録した。

2位の中央学院大学は10時間33分31秒。3位の東海大学と4位の専修大学はわずか1秒差という接戦だった。

特に注目されたのが10位争いだ。

本大会への最後の出場枠を獲得した法政大学は10時間40分08秒。11位の国士舘大学は10時間41分54秒だった。

その差は1分46秒。

予選会では上位10人の合計タイムが採用されるため、エース1人の好記録だけでなく、チーム全体の選手層が結果を左右する。

2026年の箱根駅伝本大会で11位だった中央学院大学も、予選会では2位に入り、2027年大会への出場権を獲得した。

2026年本大会の結果と2027年予選会を続けて見ると、大学駅伝の勢力図が毎年変化していることが分かる。

【よくある質問】箱根駅伝2026の結果に関するFAQ

Q1:箱根駅伝2026の総合優勝はどこの大学ですか?

青山学院大学です。第102回大会で10時間37分34秒の大会新記録を樹立し、3年連続9回目の総合優勝を達成しました。

Q2:箱根駅伝2026の区間新記録を出した選手は誰ですか?

1区の青木瑠郁(國學院大學)、2区のV.キムタイ(城西大学)、5区の黒田朝日(青山学院大学)、8区の塩出翔太(青山学院大学)、10区の佐藤圭汰(駒澤大学)です。合計5区間で区間新記録が誕生しました。

Q3:國學院大學と順天堂大学は何位でしたか?

國學院大學が総合2位の10時間40分07秒、順天堂大学が総合3位の10時間43分55秒でした。國學院大學は大学史上最高順位を更新しています。

まとめ:箱根駅伝2026は青学大の歴史的3連覇と新記録の大会

第102回箱根駅伝は、青山学院大学が10時間37分34秒の大会新記録で総合優勝を果たし、3年連続9回目の優勝を達成した。

今回の大会を象徴したのは、5区・黒田朝日の区間新記録による逆転劇だ。小田原中継所で3分24秒あった差を覆し、青学大を往路優勝へ導いた。

一方、國學院大學は大学史上最高の総合2位、順天堂大学は3位。早稲田大学と中央大学も2秒差で4位・5位に並ぶなど、各校の実力が接近した大会でもあった。

【プロの結論】

今回の結果を評価する際に注目したいのは、次の3つの視点だ。

1. 総合記録を見ること。 区間賞の数だけでは、チーム全体の強さは判断できない。
2. 往路と復路を分けて見ること。 往路で出遅れても復路で巻き返す大学があり、反対に往路上位から順位を落とす大学もある。
3. 区間新記録と大会新記録を混同しないこと。 個人の区間記録と、大学全体の総合・往路・復路の記録は別々に評価する必要がある。

2027年大会では、3連覇を達成した青山学院大学を中心に、國學院大學、順天堂大学、駒澤大学、早稲田大学などがどのようなチームを編成するのかが注目される。

また、予選会を突破した東洋大学、中央学院大学、東海大学などが本大会でどこまで上位に食い込めるかも見逃せない。

2026年の箱根駅伝は、青学大の強さを歴史に刻むと同時に、次の王者争いに向けた新たなスタートとなった。

主な記録照合先: 東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト、関東学生陸上競技連盟、日本テレビ、青山学院公式発表、月刊陸上競技の大会記録。