【チーム成績を徹底比較】ドジャースとジャイアンツの実力差は?

目次

2026年の直接対決でドジャースが9勝4敗と勝ち越した背景には、年間を通じたチーム力の差があった。

両球団のレギュラーシーズン成績を比較すると、特に得点力と投手力で違いが表れている。

2026年のチーム成績比較

ドジャース対ジャイアンツ

ドジャース
- 勝敗:100勝62敗
- 勝率:.617
- 総得点:801
- 総失点:600
- 得失点差:プラス201
- チーム打率:.257
- 出塁率:.338
- 長打率:.424
- OPS:.762
- チーム防御率:3.55

ジャイアンツ
- 勝敗:65勝97敗
- 勝率:.401
- 総得点:669
- 総失点:760
- 得失点差:マイナス91
- チーム打率:.245
- 出塁率:.306
- 長打率:.400
- OPS:.706
- チーム防御率:4.33

出典はBaseball-Referenceの2026年チーム成績およびCBS Sportsの打撃統計。

打撃成績:ドジャースは得点力で132点上回る

注目したいのは総得点の差だ。

ドジャースは801得点、ジャイアンツは669得点。年間で132点の開きが生じた。

打率の差は1分2厘だが、出塁率はドジャースが.338、ジャイアンツが.306。長打率も.424対.400と、ドジャースが上回っている。

単純に安打を打つだけではなく、出塁して得点機会をつくり、長打で走者を返す攻撃力がドジャースの強みだった。

一方、ジャイアンツも2026年に669得点を記録しており、打線が完全に機能していなかったわけではない。ただし、得点力の不足を投手陣で補うことも難しかった。

投手成績:失点160点の差が示す現実

投手力の比較では、さらに大きな差がある。

ドジャースのチーム防御率は3.55、ジャイアンツは4.33。WHIPもドジャースの1.142に対して、ジャイアンツは1.357だった。

年間失点はドジャース600、ジャイアンツ760。つまり、ジャイアンツはドジャースより160点多く失点している。

特に9月の直接対決6試合で、ジャイアンツは合計14失点。対するドジャースは46得点を挙げた。

打線が得点を積み重ね、投手陣がリードを守る。この両面での安定感が、2026年の対戦結果に反映された。

ナ・リーグ西地区の最終順位

2026年の地区順位も両球団の立ち位置を明確にしている。

ドジャースは100勝62敗でナ・リーグ西地区1位。2位のサンディエゴ・パドレスに9ゲーム差をつけて地区優勝を達成した。

一方、ジャイアンツは65勝97敗で4位。地区3位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスにも大きく離され、ポストシーズン進出を逃した。

なお、ドジャースもポストシーズンで無敗だったわけではない。地区シリーズでアトランタ・ブレーブスを破った後、ナ・リーグ優勝決定シリーズでミルウォーキー・ブルワーズに4連敗して敗退した。

レギュラーシーズンの地区優勝と、ポストシーズンでの優勝は別の評価軸だ。2026年のドジャースは地区内で圧倒的な強さを示した一方、リーグ優勝には届かなかった。

【先発投手と試合の分岐点】9勝4敗を生んだマウンドの違い

ドジャース対ジャイアンツでは、打線の勢いだけでなく先発投手の出来も試合の流れを左右した。

2026年の対戦では、山本由伸、佐々木朗希、大谷翔平、タイラー・グラスノーらドジャースの投手陣と、ローガン・ウェブ、ロビー・レイ、ランデン・ラップらジャイアンツの投手陣が対戦した。

4月21日:ラップが山本由伸との投げ合いを制す

シーズン最初の対戦では、ジャイアンツのランデン・ラップが存在感を示した。

4月21日の試合はジャイアンツが3対1で勝利。MLB公式の試合記録によると、ラップは5回を投げて1失点、7奪三振を記録した。

ドジャースの山本由伸も7回を投げて3失点、7奪三振と粘り強い投球を見せたが、序盤に許した3点が響いた。

投球回数では山本が上回ったものの、試合を制したのはラップだった。

4月22~23日:大谷翔平とグラスノーが登板

4月22日はドジャースの大谷翔平とジャイアンツのタイラー・メイリーが先発。試合はジャイアンツが3対0で勝利した。

翌23日はタイラー・グラスノーとローガン・ウェブの対決となり、ドジャースが3対0で完封勝利。3連戦の最後を白星で締めくくった。

MLB公式の先発投手記録でも、この3連戦における投手の顔ぶれを確認できる。

5月:ドジャースの先発陣が巻き返し

5月11~14日の4連戦では、最初の2試合をジャイアンツが連取した。

しかし、13日は大谷翔平がロビー・レイとの対戦で登板し、ドジャースが4対0で勝利。14日もエメット・シーハンがランデン・ラップとの対戦で勝利を収め、5対2で連勝した。

4連戦を2勝2敗で終えたことで、ドジャースは序盤の苦戦を引きずらなかった。

投手力を評価する際のポイント

先発投手を比較するときは、勝敗数だけで評価しないことが大切だ。

- 防御率: 1試合あたりの自責点を確認する。
- WHIP: 被安打と与四球による走者の出塁を確認する。
- 投球回数: 先発がどれだけ長く試合を支えたかを見る。
- 奪三振数: 相手打線を自力で抑える能力を確認する。
- 救援陣: 先発降板後にリードを維持できたかを見る。

2026年の両チームを比較すると、ドジャースは先発から救援までを含む総合的な投手力で優位に立っていた。特に9月の6連勝は、投手陣が安定した試合運びを続けたことを示している。

【ライバル関係の歴史】ドジャースとジャイアンツはなぜ特別なのか

ドジャースとジャイアンツの対戦は、単なる同地区のカードではない。

両球団はニューヨーク時代から続く歴史的なライバルであり、現在のロサンゼルスとサンフランシスコの対立関係にも、その伝統が受け継がれている。

ニューヨーク時代から続く対抗関係

ドジャースはブルックリン、ジャイアンツはニューヨークを拠点としていた。

1957年10月、ドジャースのロサンゼルス移転が発表されると、ジャイアンツもサンフランシスコへの移転を決定した。

1958年4月18日には、ロサンゼルスで両球団が対戦。ドジャースが6対5で勝利し、新天地での最初の試合を飾った。

MLB公式の球団史でも、両球団が同じ時期に西海岸へ移転した経緯が紹介されている。

1951年:ボビー・トムソンの歴史的本塁打

両球団のライバル関係を語るうえで欠かせないのが、1951年のナ・リーグ優勝争いだ。

ジャイアンツのボビー・トムソンがドジャースとのプレーオフ最終戦で放ったサヨナラ本塁打は、野球史に残る名場面となった。

実況アナウンサーのラッセル・ホッジスによる「The Giants win the pennant!」という実況とともに、現在も語り継がれている。

1962年:再び優勝を争った3試合

1962年には、両球団が再びナ・リーグ優勝をかけた3試合のタイブレークに進出した。

最終第3戦はジャイアンツが6対4で勝利。ドジャースの本拠地でジャイアンツが優勝を決める結果となった。

1951年に続く優勝争いでの激突は、両球団の対抗意識をさらに強めた。

1965年:マリシャルとローズボロの乱闘事件

1965年8月22日には、ジャイアンツのフアン・マリシャルとドジャースの捕手ジョン・ローズボロの間で、歴史的な乱闘事件が起きた。

この出来事は、両球団の対戦が単なる順位争いを超えた緊張感を持っていたことを象徴するエピソードとして知られている。

MLBが紹介する歴代の名場面にも、この事件が取り上げられている。

2026年のライバル関係はどう変化した?

歴史的には互角の戦いを繰り広げてきた両球団だが、2026年のレギュラーシーズンではドジャースが明確な優位を示した。

ただし、1シーズンの9勝4敗だけで長い歴史の優劣が決まるわけではない。

通算対戦成績を確認する際にも、レギュラーシーズンだけを集計するのか、ポストシーズンの試合を含めるのかを区別する必要がある。

両球団の歴史的なライバル関係は、今後のシーズンでも続いていく。

【ドジャース対ジャイアンツに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年のドジャース対ジャイアンツはどちらが勝ち越しましたか?

A1:ドジャースが13試合で9勝4敗と勝ち越しました。特に9月の2シリーズでは、合計6連勝を達成しています。

Q2:2026年の最後の対戦結果はどうなりましたか?

A2:2026年9月27日の試合で、ドジャースが延長10回の末にジャイアンツを5対1で破りました。Oracle Parkで行われた3連戦の最終戦です。

Q3:Oracle Parkでの対戦成績は?

A3:ドジャースが4勝2敗で勝ち越しました。4月は1勝2敗でしたが、9月の敵地3連戦では3連勝しています。

Q4:Dodger Stadiumでの対戦成績は?

A4:ドジャースが5勝2敗でした。5月には2連敗を喫したものの、その後は5連勝しています。

Q5:2026年のナ・リーグ西地区の順位は?

A5:ドジャースが100勝62敗で1位、ジャイアンツが65勝97敗で4位でした。両球団の勝敗には35勝の差がありました。

Q6:ドジャースとジャイアンツのライバル関係はいつから始まりましたか?

A6:現在の両球団の対抗関係はニューヨーク時代にさかのぼります。1958年にドジャースがロサンゼルスへ、ジャイアンツがサンフランシスコへ移転した後も、歴史的なライバル関係が続いています。

Q7:2026年の次の対戦日程はいつですか?

A7:2026年のレギュラーシーズンで予定されていた全13試合は終了しています。次の対戦については、2027年シーズンの公式日程が対象となります。

まとめ:2026年はドジャース優勢、次のシーズンも注目

2026年のドジャース対ジャイアンツは、ドジャースの9勝4敗という結果で幕を閉じた。

今回の対戦で特に重要だったポイントは次の4つだ。

- 年間13試合でドジャースが5つの勝ち越しを記録。
- Dodger Stadiumでは5勝2敗、Oracle Parkでは4勝2敗。
- 9月の2シリーズを連続でスイープし、最終的に6連勝。
- シーズン全体でも100勝62敗と65勝97敗という大きな差が生じた。

【プロの結論】

2026年の勝敗を読み解くうえで、最も重要なのは9勝4敗という数字だけではない。

序盤にはジャイアンツがドジャースを苦しめ、5月にも本拠地で連勝した。しかし、シーズン終盤になるとドジャースは先発投手、救援陣、打線の総合力で上回り、敵地でも連勝できるチームへと仕上がっていた。

一方、ジャイアンツにとっては、ドジャースとの直接対決で勝ち越すことだけでなく、162試合を通じた投手力の底上げと得点力の改善が課題として残った。

両球団にはニューヨーク時代から続く長い歴史がある。2026年はドジャースが優位に立ったものの、次の対戦でも同じ結果になるとは限らない。

2027年も注目すべきなのは、ドジャースの優位が続くのか、それともジャイアンツが伝統のライバル対決で巻き返すのかという点だ。