バレーボールセルビア男子代表2026最新メンバーは?新体制と大会結果・歴代成績を徹底解説
2026年のバレーボールセルビア男子代表は、ゲオルゲ・クレツ監督の指揮のもと、世代交代を進めながら新たなチームづくりに取り組んでいる。2026年4月には、バレーボールネーションズリーグ(VNL)とCEV欧州選手権に向けて36人の代表候補が発表され、経験豊富なニコラ・ヨボビッチやマルコ・イヴォビッチ、ドラジェン・ルブリッチらに加え、若手選手も選考対象となった。
注目すべきは、36人の候補者がそのまま大会に出場するわけではない点だ。VNLでは大会・週ごとの登録メンバーが編成され、9月の欧州選手権では14人に絞られた。さらに、2026年のVNLは予選11位、欧州選手権は最終13位という結果に終わっている。かつて欧州の頂点に立ったセルビアが、なぜ再建期を迎えているのか。最新メンバー、ポジション別の陣容、主要大会の結果、歴代の優勝実績を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の代表候補:クレツ監督が4月17日に36人の選手を選出した。
- 新体制の中心:主将ニコラ・ヨボビッチが経験豊富な選手と若手世代をつなぐ役割を担う。
- 2026年の大会成績:VNL予選11位、CEV欧州選手権13位。欧州選手権ではベスト16で敗退した。
【2026年最新】セルビア男子バレー代表36人とクレツ監督・主将ヨボビッチ

2026年4月17日、セルビア男子バレーボール代表のゲオルゲ・クレツ監督は、今シーズンの国際大会に向けた36人の代表候補を発表した。
発表はセルビアの通信社Tanjugが報じ、ラジオ・テレビ・ヴォイヴォディナなども選手一覧を伝えている。対象となったのはVNLと欧州選手権で、セッター6人、オポジット6人、リベロ4人、ミドルブロッカー10人、アウトサイドヒッター10人という構成だ。
2026年の代表候補36人・ポジション別一覧
セッター(6人)
- ニコラ・ヨボビッチ(Nikola Jovović)
- ヴク・トドロビッチ(Vuk Todorović)
- アレクサ・バタク(Aleksa Batak)
- アンドレイ・ポロマツ(Andrej Polomac)
- ダニロ・ヴェセリッチ(Danilo Veselić)
- ステファン・マリッチ(Stefan Marić)
オポジット(6人)
- ドラジェン・ルブリッチ(Dražen Luburić)
- ドゥシャン・ニコリッチ(Dušan Nikolić)
- ヴェリコ・マシュロビッチ(Veljko Mašulović)
- アレクサンダル・ショシャ(Aleksandar Šoša)
- ペタル・プレモビッチ(Petar Premović)
- ボジダル・ヴチェビッチ(Božidar Vučićević)
リベロ(4人)
- ヴカシン・リスティッチ(Vukašin Ristić)
- ステファン・ネギッチ(Stefan Negić)
- ラザル・イェレミッチ(Lazar Jeremić)
- ドゥシャン・ヨビッチ(Dušan Jović)
ミドルブロッカー(10人)
- ペタル・クルスマノビッチ(Petar Krsmanović)
- アレクサンダル・ネデリコビッチ(Aleksandar Nedeljković)
- ネマニャ・マシュロビッチ(Nemanja Mašulović)
- アレクサンダル・ステファノビッチ(Aleksandar Stefanović)
- ステファン・コケザ(Stefan Kokeza)
- アンドレイ・ルディッチ(Andrej Rudić)
- ウラジミール・ガヨビッチ(Vladimir Gajović)
- アレクサ・ポロマツ(Aleksa Polomac)
- ニコラ・パブロビッチ(Nikola Pavlović)
- ドゥシャン・ペトロビッチ(Dušan Petrović)
アウトサイドヒッター(10人)
- マルコ・イヴォビッチ(Marko Ivović)
- ミラン・クユンジッチ(Miran Kujundžić)
- パブレ・ペリッチ(Pavle Perić)
- ニコラ・ブルボリッチ(Nikola Brborić)
- ヴク・クルピナツ(Vuk Kulpinac)
- ラザル・マリノビッチ(Lazar Marinović)
- ジャルコ・ウビパリプ(Žarko Ubiparip)
- イグニャト・ドプジ(Ignjat Dopuđ)
- ステファン・ランコビッチ(Stefan Ranković)
- ダニロ・イリッチ(Danilo Ilić)
合計36人という大きな候補リストには、国際大会の経験を持つ選手と、今後の代表を支える若い選手が共存している。特に2006年生まれのダニロ・ヴェセリッチや2007年生まれのヴク・クルピナツなど、次世代を意識した人選も見逃せない。
なお、上記はシーズンを通じた代表候補であり、特定大会の最終登録メンバーとは異なる。大会ごとの選考を確認することが、現在のチーム構成を正しく理解するポイントになる。
ゲオルゲ・クレツ監督はどんな指導者?
ゲオルゲ・クレツ(Gheorghe Crețu)はルーマニア出身の指導者で、2025年1月28日にセルビア男子代表の監督に就任した。前任者はイゴール・コラコビッチである。
クレツ監督はセルビアの前にスロベニア代表を率いており、2022年世界選手権ベスト4、2023年欧州選手権銅メダル、2024年VNLベスト4などの実績を持つ。クラブ指導者としても、2021-22シーズンにポーランドのザクサを率いて国内リーグ、国内カップ、欧州チャンピオンズリーグのタイトルを獲得した。
FIVBの監督就任報道では、若手を特定のポジションに組み込み、経験豊富な選手と段階的に融合させる考えを示していた。2026年の36人という幅広い選考にも、その育成方針が表れている。
クレツ体制は単に監督を交代しただけではない。2024年パリ五輪後の主力選手の代表引退を受け、チーム全体の再構築を進めるための新しいプロジェクトとして位置づけられる。
主将ニコラ・ヨボビッチが担う役割
2026年シーズンの主将はセッターのニコラ・ヨボビッチ。1992年生まれで、2019年欧州選手権優勝を経験したベテラン選手だ。
セッターは、試合中に攻撃の組み立てを担当するポジションであり、各アタッカーの状態や相手ブロックの配置を見ながらトスを配分する。技術面だけでなく、チーム全体の意思統一にも関わる存在だ。
CEVが2026年9月3日に掲載した特集でも、ヨボビッチは異なる世代を結ぶ存在として紹介された。経験を若手に伝え、新しいチームをコート上でまとめることが期待されている。
【大会別比較】VNL2026とCEV欧州選手権2026の登録メンバー・結果
2026年のセルビア男子代表を理解するうえで重要なのが、VNLと欧州選手権のメンバー構成の違いだ。
36人のシーズン候補が発表された後、VNL向けには30人の登録枠が公表され、さらに大会の各週で実際に帯同する選手が調整された。セルビアバレーボール協会の6月22日の発表では、フランス・オルレアンでの第2週に向けて18人が選出されている。
VNL2026の登録メンバーと成績
VNL2026はブラジルのブラジリア、フランスのオルレアン、セルビアのベオグラードなどで予選ラウンドが行われた。
Volleyball Worldの大会公式選手ページには、セルビアの選手として次の14人が掲載され、ヴェリコ・マシュロビッチがリザーブ選手として登録されている。
- ドゥシャン・ニコリッチ
- ヴカシン・リスティッチ
- ステファン・ネギッチ
- マルコ・イヴォビッチ
- ニコラ・ヨボビッチ
- パブレ・ペリッチ
- ウラジミール・ガヨビッチ
- ネマニャ・マシュロビッチ
- ドラジェン・ルブリッチ
- アレクサンダル・ステファノビッチ
- ヴク・トドロビッチ
- ニコラ・ブルボリッチ
- ヴク・クルピナツ
- アレクサンダル・ネデリコビッチ
VNLの予選ラウンドでは、セルビアは12試合で5勝7敗、16ポイントの11位となり、ファイナルラウンド進出を逃した。
この成績は、セルビアが依然として高い個人能力を持ちながら、国際大会で安定して勝ち切るチームを再構築している途中であることを示している。
欧州選手権2026の最終14人
9月9日から26日まで開催されたCEV欧州選手権2026では、クレツ監督が9月7日に最終メンバー14人を決定した。セルビアバレーボール協会(OSSRB)が公表した登録選手は以下のとおりだ。
セッター:ニコラ・ヨボビッチ、アレクサ・バタク
オポジット:ドラジェン・ルブリッチ、ヴェリコ・マシュロビッチ
リベロ:ヴカシン・リスティッチ、ステファン・ネギッチ
ミドルブロッカー:アレクサンダル・ネデリコビッチ、ネマニャ・マシュロビッチ、アレクサンダル・ステファノビッチ、ステファン・コケザ
アウトサイドヒッター:マルコ・イヴォビッチ、ミラン・クユンジッチ、パブレ・ペリッチ、ラザル・マリノビッチ
VNL向けの広い登録枠と比較すると、欧州選手権では選手を14人に絞り、ポジションごとに役割を明確にした構成になっている。
欧州選手権の結果はグループ3位、最終13位
セルビアはフィンランドのタンペレで開催されたグループCに入り、フィンランド、エストニア、オランダ、ベルギー、デンマークと対戦した。
グループリーグではエストニアに3対1、オランダに3対2、デンマークに3対2で勝利。一方、フィンランドには0対3、ベルギーにも0対3で敗れ、3勝2敗の勝ち点7でグループCの3位となった。
決勝トーナメントでは9月21日のラウンド16でスロベニアと対戦したが、0対3(14対25、13対25、22対25)で敗退。大会最終順位は13位だった。
CEVの公式記録によると、グループリーグではエストニア戦の勝利やオランダ戦のフルセット勝利など、競争力を示す試合もあった。一方で、フィンランドやベルギーとの試合、そしてスロベニア戦では苦戦した。勝ち上がりを狙ううえで、強豪相手の攻撃力と試合運びが課題として残った。
【選手の関係性を整理】ヨボビッチ・イヴォビッチ・ルブリッチの役割
セルビア男子代表は、個々の選手の能力だけでなく、経験豊富な選手と若手がどのように役割を分担するかが重要になるチームだ。
2026年の中心選手とチーム内での関係性を整理すると、次のようになる。
| 人物・選手 | ポジション・役割 | チーム内での位置づけ | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| ゲオルゲ・クレツ | 監督 | チーム再建と選手選考の責任者 | 2025年就任。若手の段階的な統合を重視 |
| ニコラ・ヨボビッチ | セッター・主将 | 攻撃の組み立てと世代間の橋渡し | 2019年欧州選手権優勝経験者 |
| マルコ・イヴォビッチ | アウトサイドヒッター | 経験を持つ攻撃・守備の主力候補 | 1990年生まれ。2026年も代表候補入り |
| ドラジェン・ルブリッチ | オポジット | 攻撃の得点源 | 2026年欧州選手権でも主力として出場 |
| アレクサ・バタク | セッター | 主将を支えるポジションの選手 | VNL・欧州選手権を通じて選考対象 |
| アレクサンダル・ネデリコビッチ | ミドルブロッカー | 中央のブロックと速攻を担う | 2026年欧州選手権の登録選手 |
| アタナシエビッチ、ウロシュ・コバチェビッチ、ポドラシュチャニン | 前世代の主力 | 2024年パリ五輪後に代表活動から退いた選手たち | 世代交代の背景となった存在 |
マルコ・イヴォビッチはベテランとして存在感を発揮
マルコ・イヴォビッチは1990年生まれのアウトサイドヒッター。2026年の代表候補36人に含まれ、欧州選手権の最終14人にも選ばれた。
アウトサイドヒッターは攻撃だけでなく、サーブレシーブや守備にも関わるポジションだ。攻守の両面で負担が大きく、経験に基づく判断が求められる。
イヴォビッチが若手中心のチームに加わっていることは、世代交代がベテランの一斉排除を意味しないことを示している。経験を持つ選手を残しながら、チーム全体の年齢構成を変えていく考え方だ。
ドラジェン・ルブリッチは攻撃の重要人物
ドラジェン・ルブリッチは1993年生まれのオポジット。高い打点から攻撃を仕掛ける役割を担い、2026年の代表候補36人と欧州選手権14人の両方に名を連ねた。
2026年欧州選手権のエストニア戦では9得点を記録。オランダ戦ではセルビアの攻撃を支える存在となった。CEVの試合統計では、同試合でセルビア側の得点を38点記録した選手として掲載されている。
チームが再建期にあるなか、ルブリッチのように国際舞台での経験と得点力を持つ選手は、若手が成長するまでの重要な戦力となる。
【世代交代の理由】なぜセルビア男子バレーは新しいチームになったのか
セルビア代表の世代交代は、単純に若手を増やすための選手交代ではない。大きな転換点となったのは2024年パリ五輪後の主力選手の代表引退と、2025年の監督交代である。
パリ五輪後に主力選手が代表活動から退いた
2025年4月30日、Volleyball Worldはクレツ監督が率いる新しいセルビア代表のスタートを特集した。
その記事では、長年チームを支えてきたアレクサンダル・アタナシエビッチ、ウロシュ・コバチェビッチ、マルコ・ポドラシュチャニンが、2024年パリ五輪後に代表活動から退いたことが紹介されている。
この3人は、それぞれ異なるポジションでセルビアの国際的な成功を支えた中心選手だった。長期間にわたって代表を支えた選手たちが抜ければ、攻撃の組み立て、得点力、ブロックの安定性など、複数の面で再調整が必要になる。
クレツ監督の就任で育成と競争を両立
2025年に就任したクレツ監督は、経験者を残しながら若手を段階的に組み込む方針を打ち出した。
その方針が2026年の36人選考に反映されている。セッターやミドルブロッカーなど複数のポジションに候補を確保し、選手の成長や大会ごとのコンディションに応じて選択できる体制を整えた。
また、2026年の欧州選手権では14人の最終登録に若い選手も加わった。例えば、2000年代生まれの選手が複数のポジションで選ばれている。
世代交代の評価は大会順位だけでは決まらない
VNL予選11位、欧州選手権13位という結果だけを見れば、かつてのセルビアの実績と比べて物足りなさが残る。
ただし、チーム再建期の評価では、勝敗と同時に若手の起用、ポジションの競争、主将を中心としたチームの安定性を見る必要がある。
2026年は、VNLの最終局面に進めず、欧州選手権でもベスト16で敗退した。これは再建がまだ完成していないことを示す結果だ。一方で、36人の候補を確保し、14人の大会メンバーへ絞り込む選考過程は、今後の代表強化につながる土台でもある。
【歴代成績と優勝実績】セルビア男子代表はどれほど強いのか
セルビア男子代表の実績を振り返る際には、ユーゴスラビア、セルビア・モンテネグロ、セルビアという国名・代表名称の変遷を理解しておく必要がある。
国の名称や政治体制が変わっても、国際バレーボール界では代表チームの歴史的な系譜として実績が整理されることがある。そのため、2000年の五輪金メダルなどを現在のセルビア共和国単独の成績として扱わないことが重要だ。
欧州選手権では3度の優勝
セルビアの男子代表につながる歴代チームは、欧州選手権で2001年、2011年、2019年に優勝している。
2001年の優勝はユーゴスラビアとして達成したもの。2011年と2019年はセルビア代表としての優勝だ。
特に2019年の大会では、9月29日の決勝でスロベニアを破り、欧州王者となった。CEVの公式記録では、この優勝が歴代3度目の男子欧州選手権タイトルであり、大会通算12個目のメダルだったと紹介されている。
オリンピック・世界選手権・ワールドリーグの実績
- オリンピック:1996年アトランタ大会で銅メダル、2000年シドニー大会で金メダル(いずれもユーゴスラビア時代の系譜)。
- 世界選手権:1998年に準優勝(ユーゴスラビア)、2010年に3位(セルビア)。
- ワールドリーグ:2016年に優勝。準優勝も複数回記録している。
- VNL:2018年の5位が最高成績。VNLの優勝経験はない。
- 欧州選手権:2001年、2011年、2019年の3度の優勝。
特に2016年のワールドリーグ優勝は、セルビアという国名で残した代表的な国際タイトルだ。なお、ワールドリーグは現在のVNLに先立つ大会であり、両大会の優勝実績を混同してはならない。
歴代メンバーで押さえたい代表的な選手
歴代のセルビア代表を振り返ると、ニコラ・グルビッチ、ウラジミール・グルビッチ、イバン・ミリュコビッチ、アンドリヤ・ゲリッチなど、欧州バレーボールを代表する選手が名を連ねる。
また、近年の代表を支えた選手として、アレクサンダル・アタナシエビッチ、ウロシュ・コバチェビッチ、マルコ・ポドラシュチャニンらも重要な存在だ。
CEVの歴代記録によると、ニコラ・グルビッチとアンドリヤ・ゲリッチは欧州選手権に8大会出場し、それぞれ54試合に出場した記録を持つ。長年にわたり代表を支えた選手たちの存在が、セルビアの伝統的な強さを形づくってきた。
2026年の世界ランキングは18位
FIVB男子世界ランキングは、代表チームの国際大会での結果をポイント化して順位を決定する仕組みだ。単一大会の順位だけでなく、複数の公式戦の結果が反映される。
2026年10月1日時点のランキング集計では、セルビアは世界18位、224.83ポイントとなっている。欧州勢の中でもかつての上位常連という位置から後退しており、世代交代の影響が数字にも表れている。
ただし、2026年10月19日のVolleyball Worldの発表では、セルビアは2027年男子世界選手権の出場32か国にも選ばれた。2026年10月16日時点のFIVB世界ランキングを基準にした出場枠で、ポーランド開催の2027年大会への出場権を確保している。
ランキングの順位だけで代表の実力を断定するのではなく、世界選手権への出場、欧州選手権での勝ち上がり、VNLの成績を合わせて評価することが重要だ。
【プロの結論】2026年のセルビア男子代表を評価する3つの視点
2026年のセルビア男子代表を評価するなら、単純な過去の優勝実績との比較だけでは十分ではない。現在のチームには、強豪国としての伝統と、世代交代による不安定さが同時に存在している。
1. 36人の候補リストは選手層の再構築を示す
36人という幅広い候補者の選定は、特定の主力選手に依存しないチームを目指す姿勢を示している。
セッター、オポジット、ミドルブロッカー、アウトサイドヒッター、リベロのすべてで競争を設けることは、長期的な代表強化に欠かせない。
2. ヨボビッチとベテランの経験が重要
新しい世代が中心となるチームでは、コート上で判断を下す選手の存在が欠かせない。主将ヨボビッチは、攻撃の司令塔としてだけでなく、経験を若手に伝える役割も担っている。
イヴォビッチやルブリッチのような経験者が残っていることも、世代交代を円滑に進めるうえでプラス材料になる。
3. 2027年世界選手権が次の大きな試金石
2026年のVNLと欧州選手権で上位進出を逃したセルビアにとって、次の大きな目標となるのが2027年の世界選手権だ。
出場権は確保しているものの、世界の上位国と互角に戦うには、攻撃力だけでなくレシーブ、ブロック、サーブの安定性を高める必要がある。
今後の評価では、若手が代表でどれだけ経験を積み、主力として定着するかが大きな判断材料になる。歴代の優勝実績を持つ国だからこそ、短期的な結果だけでなく、次の世代がどこまで成長するかに注目したい。
バレーボールセルビア男子代表に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のセルビア男子バレー代表は何人ですか?
A1:2026年4月に発表されたシーズンの代表候補は36人です。ただし、これは年間を通じた候補リストであり、VNLや欧州選手権の最終登録人数とは異なります。2026年の欧州選手権には14人が選出されました。
Q2:2026年のセルビア男子代表の監督と主将は誰ですか?
A2:監督はルーマニア出身のゲオルゲ・クレツです。2025年1月に就任し、2026年もチームを指揮しています。主将はセッターのニコラ・ヨボビッチです。
Q3:2026年のセルビア男子代表はVNLで何位でしたか?
A3:VNL2026の予選ラウンドは12試合で5勝7敗、勝ち点16の11位でした。ファイナルラウンドへの進出は逃しています。
Q4:セルビア男子代表は欧州選手権で優勝したことがありますか?
A4:あります。ユーゴスラビア時代の2001年と、セルビア代表としての2011年、2019年に優勝しています。歴史的な系譜では男子欧州選手権を3度制覇しています。
Q5:マルコ・イヴォビッチとドラジェン・ルブリッチは2026年も代表ですか?
A5:はい。2人とも2026年の代表候補36人に選ばれています。また、マルコ・イヴォビッチは欧州選手権の最終14人にも入り、ドラジェン・ルブリッチも同大会に出場しました。
Q6:セルビア男子代表の世界ランキングは何位ですか?
A6:2026年10月1日時点の集計では世界18位です。FIVBランキングは公式戦の結果に応じて変動するため、順位を比較するときは集計日も確認する必要があります。
まとめ:セルビア男子代表は2027年に向けた再建が焦点
2026年のバレーボールセルビア男子代表は、ゲオルゲ・クレツ監督と主将ニコラ・ヨボビッチを中心に、36人の候補者から新しいチームを構築してきた。
マルコ・イヴォビッチやドラジェン・ルブリッチら経験豊富な選手が残る一方、若手の登用も進んでいる。2026年のVNLは予選11位、欧州選手権は13位と厳しい結果だったが、2027年世界選手権への出場権は確保した。
歴代3度の欧州選手権優勝、2016年ワールドリーグ制覇など、セルビアには確かな国際実績がある。今後の焦点は、その伝統を受け継ぐ若手がどこまで成長し、再び世界のトップレベルに戻れるかという点だ。
2027年の世界選手権に向けて、ヨボビッチを中心としたチームの成熟度、若手選手の定着、そしてクレツ監督の戦術がどのように進化するかが注目される。
主な情報源
- セルビアバレーボール協会(OSSRB):2026年代表候補・大会登録選手
- Volleyball World:VNL2026選手一覧・大会順位・クレツ監督就任情報
- CEV:ヨボビッチ主将の特集、欧州選手権2026の試合記録・最終順位
- FIVB:2027年男子世界選手権出場国発表
- CEV:セルビア男子代表の歴代欧州選手権成績