【次の次の朝ドラは『なぎさの進化論』!2027年秋スタート予定】
NHK大阪放送局は2026年7月14日、2027年度後期の連続テレビ小説を『なぎさの進化論』に決定したと発表しました。朝ドラ第117作にあたる作品で、放送開始は2027年秋を予定しています。
制作はNHK大阪放送局。脚本は『おっさんずラブ』『ライオンの隠れ家』『私の家政夫ナギサさん』などを手がけた徳尾浩司です。
今回の大きな特徴は、朝ドラ史上初めて獣医師を主人公に据えたこと。これまでの朝ドラでは、実在の人物をモデルにした作家、音楽家、実業家などの人生が数多く描かれてきましたが、本作は現代社会を舞台にしたオリジナルストーリーです。
NHK財団が運営するステラnetの制作発表情報によると、現時点で公表されている放送概要は次のとおりです。
- 作品名:なぎさの進化論
- 作品番号:第117作
- 放送時期:2027年度後期・2027年秋
- 放送時間:月曜~土曜、総合テレビ午前8時~8時15分ほか
- 制作:NHK大阪放送局
- 脚本:徳尾浩司
- 主人公:藤代なぎさ
- 主人公の職業:女性獣医師
- ヒロイン:オーディションで決定
- クランクイン:2027年3月予定
なお、放送開始の具体的な日付は、2026年10月31日時点では発表されていません。
【『なぎさの進化論』のあらすじは?女性獣医師・藤代なぎさの成長物語】

物語の主人公は、藤代なぎさ。
獣医学部を卒業し、大阪にある大学付属の動物医療センターに就職した新米の女性獣医師です。
なぎさはマイペースな性格で、実は人付き合いが少し苦手。大好きな動物に囲まれて暮らしたいという思いから獣医師になりました。
ところが、実際に働き始めると、動物を診察するだけでは仕事が終わらないことに気づきます。
動物の病状を説明する相手は飼い主であり、高額な治療費を支払うか、リスクを伴う手術を受けさせるかを決めるのも飼い主です。
さらに、動物の命が残りわずかとなったときには、飼い主と一緒に最期の時間をどう過ごすのか考えなければなりません。
大阪編:研修獣医師として直面する現実
物語の前半では、大阪の大学付属動物医療センターが主な舞台となります。
重い病気を抱えた犬や交通事故に遭った猫など、さまざまな動物が運び込まれる高度医療の現場です。
新人のなぎさは、問診や採血、エコー検査など、獣医師として必要な技術に苦戦します。
理想と現実の違いに戸惑いながらも、同期の仲間たちと切磋琢磨し、少しずつ経験を積んでいきます。
公表されている同期の人物像も個性的です。
- コミュニケーション能力に優れた明るい女性
- ドジながらも愛される御曹司
- 会社員を経験してから獣医師を目指すシングルマザー
また、大阪の下町で動物病院を営む獣医師の祖母も、なぎさを見守る存在として登場します。
与論島編:牛の命と向き合う新たな挑戦
物語は大阪だけでは終わりません。
大阪での研修を終えてから2年後、なぎさは思いがけない経緯で鹿児島県の与論島へ向かいます。
そこで待っているのは、人よりも牛が多いとされる畜産の島での獣医師生活です。
新しい職場では、経験豊富なベテラン獣医師とバディを組むことになります。
連日の牛の出産への対応、深夜に発生する急病への対応など、大阪の動物医療センターとは異なる環境に直面します。
犬や猫を中心とした都市型の動物医療から、牛の命を支える畜産現場へ。
この環境の変化が、主人公の成長を描く大きな転換点になりそうです。
タイトル「進化論」に込められた意味
タイトルにある「進化」は、単純に能力が向上したり、強くなったりすることだけを意味していません。
脚本家の徳尾浩司は、主人公が自分のペースで進んだり、立ち止まったりしながら、自分らしい生き方を見つけていく意味を込めたと説明しています。
そのため、作品の中心にあるのは獣医師としての成功だけではありません。
失敗しても、思いどおりにいかなくても、自分なりの歩み方を見つけていく。その過程そのものが『なぎさの進化論』の大切なテーマです。
【2026年最新!朝ドラの放送順と次作『巡るスワン』を比較】
「次の次の朝ドラ」を正確に把握するには、現在放送されている作品と、その後に続く作品の順番を整理する必要があります。
2026年10月31日時点で公表されている主な作品を、放送順にまとめました。
| 作品番号 | 放送時期 | 作品名 | 脚本・主演 |
|---|---|---|---|
| 第115作 | 2026年度後期 | ブラッサム | 櫻井剛・小松與志子/石橋静河 |
| 第116作 | 2027年度前期 | 巡るスワン | バカリズム/森田望智 |
| 第117作 | 2027年度後期 | なぎさの進化論 | 徳尾浩司/ヒロイン未発表 |
| 第118作 | 2028年度前期 | ほんのモキチ | 宮藤官九郎/河合優実 |
現在放送中の『ブラッサム』
2026年9月28日にスタートした『ブラッサム』は、第115作の連続テレビ小説です。
主演は石橋静河。作家・宇野千代をモデルに、明治・大正・昭和を生き抜いた女性の人生を描いています。
2026年10月31日時点では放送が続いており、2026年度後期の作品として位置づけられています。
次の朝ドラは『巡るスワン』
『ブラッサム』の次に放送されるのが、2027年度前期の『巡るスワン』です。
主演は森田望智、脚本はバカリズム。
長野県の架空の町を舞台に、警察署の生活安全課に配属された女性警察官の日常を描くヒューマンコメディーです。
事件を解決する刑事ではなく、事件を未然に防ぎ、市民の日常を守る警察官が主人公という点が特徴です。
その次が『なぎさの進化論』
『巡るスワン』に続いて、2027年度後期に登場するのが『なぎさの進化論』です。
森田望智とバカリズムの組み合わせから、徳尾浩司と新たなヒロインによる獣医師の物語へとバトンタッチします。
さらに2028年度前期には、河合優実主演、宮藤官九郎脚本の『ほんのモキチ』が予定されています。
このように、2027年度後期の作品は、2028年度前期の発表が先行していたため、放送順を混同しやすい状況にありました。
作品番号で確認すると、『巡るスワン』が第116作、『なぎさの進化論』が第117作です。
【脚本家・徳尾浩司とは?『おっさんずラブ』などの実績に注目】
『なぎさの進化論』の脚本を担当するのは、徳尾浩司です。
1979年4月2日生まれ、大阪府出身。慶應義塾大学理工学部を卒業し、劇団「とくお組」を主宰しています。
テレビドラマでは、次のような作品を手がけてきました。
- 『おっさんずラブ』(テレビ朝日)
- 『私の家政夫ナギサさん』(TBS)
- 『ライオンの隠れ家』(TBS)
- 『ミワさんなりすます』(NHK)
- 『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』
人間関係を丁寧に描きながら、コミカルな展開を織り込む作風が特徴です。
今回の作品でも、動物と飼い主の間にある複雑な感情や、獣医師同士の人間関係が重要な要素になると考えられます。
特に注目したいのは、動物を扱う専門職を題材にしながら、医療ドラマ一辺倒にしていないことです。
治療の成功だけでなく、治療を受ける側の事情、家族の葛藤、動物との別れなど、日常に根差した問題を描く構成になっています。
制作統括が語った企画の出発点
制作統括の渡邊悟チーフ・プロデューサーは、自身が愛犬を亡くした経験と、その際にお世話になった獣医師との思い出が企画のきっかけになったと説明しています。
獣医師の言葉が、残された家族の救いになったという経験が、作品の企画につながっています。
また、制作発表で示されたテーマには、次の言葉があります。
「進化」とは、必ずしも強くなることとは限りません。
これは制作統括のコメントに含まれている言葉です。
単純な成功物語ではなく、失敗を繰り返す人や、頑張ることに疲れてしまった人にも希望を届ける作品を目指していることが伝わります。
【ヒロインは誰?オーディションと実在モデルの最新情報】
『なぎさの進化論』をめぐって、特に関心を集めているのがヒロインの配役です。
2026年10月31日時点で、藤代なぎさ役を演じる俳優は正式発表されていません。
ヒロインはオーディションで決定
NHK大阪放送局の制作発表では、主演ヒロインをオーディションで選ぶことが明らかになっています。
『巡るスワン』の森田望智は制作陣からのオファーによって主演に決定しましたが、『なぎさの進化論』ではオーディション方式が採用されています。
そのため、現段階で特定の有名女優をヒロインとして紹介する情報には注意が必要です。
オーディションの具体的な実施日や合格者の発表日についても、今後のNHKからの案内が待たれます。
藤代なぎさに求められる人物像
主人公の設定からは、演じる俳優に求められる表現の幅も見えてきます。
- 人付き合いが少し苦手なマイペースな女性
- 動物に対しては深い愛情を持っている
- 獣医師として経験不足に悩む新人
- 飼い主との対話を通じて成長する人物
- 大阪と与論島という異なる環境に適応していく主人公
動物との自然な演技に加え、飼い主との感情的なやり取りや、仕事上の失敗をコミカルに表現する力も重要になりそうです。
実在モデルはいる?特定の人物はいない
もう一つの疑問が、藤代なぎさの実在モデルです。
脚本家の徳尾浩司は、ヒロインに特定のモデルはいないと説明しています。
一方で、作品が完全に取材なしで作られたという意味ではありません。
徳尾は制作発表時のコメントで、半年間にわたり北海道、東京、大阪、鹿児島で多くの獣医師に会い、取材した経験を物語の指針にしたと明かしています。
つまり、藤代なぎさは特定の実在獣医師を再現した人物ではなく、複数の獣医師への取材を背景に生み出されたオリジナルの主人公です。
この違いは重要です。
実在の人物の伝記を描く作品とは異なり、創作上の人物だからこそ、獣医師という職業のさまざまな現実を一人の主人公に集約し、幅広い物語を展開できます。
【大阪・鹿児島・与論島が舞台!作品の見どころと独自性】
『なぎさの進化論』を語るうえで欠かせないのが、二つの地域を中心とした舞台設定です。
大阪と鹿児島県・与論島では、獣医師が向き合う動物や仕事の環境が大きく異なります。
大阪:高度医療と飼い主との対話
大阪編では、大学付属の動物医療センターが中心になります。
高度な医療設備がある環境で、犬や猫の重い病気、交通事故などに対応する獣医師の仕事が描かれます。
しかし、作品が焦点を当てるのは医療技術だけではありません。
治療費をどうするのか、手術を受けるべきか、余命が短い動物をどう看取るのか。
獣医師は動物の命を救うために働きますが、その判断には飼い主の生活や価値観が深く関わっています。
この部分は、動物と暮らした経験がある視聴者にとって、身近なテーマになるはずです。
与論島:畜産と牛の命を支える仕事
与論島編では、牛を中心とした畜産現場が舞台になります。
牛の出産や深夜の急病対応など、動物病院での診療とは異なる獣医療の現実が描かれます。
都市部の動物医療と畜産獣医療の違いを、一人の主人公の経験を通じて描く構成は、本作ならではの特徴です。
また、与論島という地域の自然や暮らしも、物語の重要な背景になります。
なぜ大阪と与論島なのか
この舞台設定には、作品のテーマである「適応」と「進化」が反映されています。
大阪では、都市型の高度医療に対応するための知識や技術が求められます。
一方、与論島では、畜産や地域の暮らしに根差した柔軟な判断力が必要になります。
同じ獣医師という仕事でも、場所が変われば求められる能力や向き合う命の形も変わります。
主人公が二つの環境を経験することで、単に技術を身につけるだけではない、人間としての成長を描ける構造になっています。
【プロの結論】注目すべきは獣医療を通じた人間ドラマ
『なぎさの進化論』の最大の見どころは、動物を救う物語でありながら、人間の生き方や家族の問題にも踏み込んでいる点です。
特に注目したいポイントは三つあります。
1. 職業ドラマとしての新鮮さ: 朝ドラ史上初の獣医師ヒロインであり、都市型医療と畜産獣医療の両方を扱う。
2. 人間ドラマとしての深さ: 動物の治療だけでなく、飼い主の決断や別れにも向き合う。
3. 成長物語としての普遍性: 完璧ではない主人公が、自分のペースで少しずつ前に進む。
従来の朝ドラが好きな人だけでなく、動物と暮らす人、医療や福祉の現場に関心がある人、仕事で壁にぶつかっている人にも注目してほしい作品です。
一方、動物の病気や死、別れに関する描写が含まれるため、動物との別れを経験した人にとっては感情を揺さぶられる場面もありそうです。
【次の次の朝ドラに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:次の次の朝ドラは何ですか?
A1:2027年度後期に放送予定の『なぎさの進化論』です。NHK連続テレビ小説の第117作で、2027年秋の放送開始を予定しています。
Q2:『なぎさの進化論』のヒロインは誰ですか?
A2:主人公は女性獣医師の藤代なぎさです。演じる俳優はオーディションで決定する予定で、2026年10月31日時点では正式発表されていません。
Q3:『なぎさの進化論』の脚本家は誰ですか?
A3:徳尾浩司です。『おっさんずラブ』『ライオンの隠れ家』『私の家政夫ナギサさん』などを手がけています。
Q4:『なぎさの進化論』に実在モデルはいますか?
A4:藤代なぎさに特定の実在モデルはいません。徳尾浩司が半年間にわたり北海道、東京、大阪、鹿児島で獣医師を取材した経験が物語の指針になっています。
Q5:『なぎさの進化論』の舞台はどこですか?
A5:現代の大阪と鹿児島県・与論島です。大阪では大学付属の動物医療センター、与論島では牛の診療を中心とした畜産現場が描かれます。
Q6:次の朝ドラ『巡るスワン』の主演は誰ですか?
A6:森田望智です。脚本はバカリズムが担当し、2027年度前期に放送予定です。
Q7:『なぎさの進化論』はいつ撮影開始ですか?
A7:2027年3月にクランクインする予定です。放送は2027年秋を予定しています。
まとめ:次の次の朝ドラ『なぎさの進化論』は2027年秋に登場
2026年10月現在、次の次の朝ドラは、NHK大阪放送局制作の『なぎさの進化論』に決定しています。
脚本は徳尾浩司、主人公は女性獣医師の藤代なぎさ。大阪と鹿児島県・与論島を舞台に、動物の命と飼い主の思いに向き合いながら成長していく物語です。
放送順を整理すると、現在放送中の『ブラッサム』の次が、森田望智主演・バカリズム脚本の『巡るスワン』。その次が『なぎさの進化論』となります。
ヒロインの俳優はオーディションで決定する予定で、特定の実在モデルはいません。2027年3月の撮影開始に向け、今後の出演者発表や追加キャスト、主題歌などの情報にも注目が集まります。
動物を救いたいという純粋な思いから始まった主人公の人生が、どのように変化していくのか。
2027年秋の放送に向けて、今後のNHK大阪放送局からの発表を楽しみに待ちたいところです。
主な情報確認先: NHK財団「ステラnet」の2026年7月14日付制作発表、2027年度前期『巡るスワン』発表資料、シネマトゥデイの2026年10月22日更新・朝ドラ作品一覧。