広島カープ2026年試合結果を総決算!61勝78敗4分の4位と最終阪神戦を徹底検証
2026年の広島東洋カープは、レギュラーシーズン全143試合を戦い、61勝78敗4分、勝率.439でセ・リーグ4位という成績でシーズンを終えた。2025年の5位から順位を一つ上げたものの、勝率5割には届かず、首位阪神タイガースとは17ゲーム差。打線の得点力不足と投手陣の負担が、年間を通じた大きな課題となった。
2026年の最終戦は10月7日の阪神戦。甲子園で1対2と惜敗し、カープの公式戦日程は終了した。一方、10月前半には中日戦、阪神戦、ヤクルト戦で3連勝を記録するなど、シーズン終盤に見せ場もあった。月別の勝敗、直近7試合、阪神との対戦成績、坂倉将吾や床田寛樹ら主力選手の数字を整理すると、今季の戦いの全体像が見えてくる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最終成績:61勝78敗4分、勝率.439でセ・リーグ4位。全143試合を消化。
- 最終戦:2026年10月7日の阪神戦は1対2で敗戦。最後の7試合は4勝3敗。
- 主力選手:坂倉将吾が打率.251、74打点。床田寛樹が防御率2.76、8勝を記録。
【2026年のカープ試合結果】最終成績61勝78敗4分でセ・リーグ4位

日本野球機構(NPB)の2026年度公式戦成績によると、広島東洋カープは143試合を戦い、61勝78敗4分でシーズンを終えた。勝率は.439。リーグ6球団のうち4位という結果だった。
優勝した阪神タイガースは79勝62敗2分、勝率.560。カープとのゲーム差は17.0だった。2位の読売ジャイアンツは76勝64敗3分、3位の横浜DeNAベイスターズは71勝69敗3分で、上位3球団との間には明確な勝敗差が生じていた。
一方、5位の東京ヤクルトスワローズは61勝80敗2分、6位の中日ドラゴンズは60勝81敗2分。カープはヤクルトと勝利数で並びながら、敗戦数の差によって4位を確保した。
前年の2025年は59勝79敗5分、勝率.428で5位だった。2026年は勝利数を2つ増やし、順位も一つ上げている。改善は見られたものの、上位争いに加わるには、さらに勝ち星を積み重ねる必要があった。
なお、2026年の公式戦は10月7日で全日程終了となっている。10月30日時点で、カープの2026年公式戦に未消化試合はない。
【月別試合日程・結果】2026年143試合の勝敗と対戦相手を総整理

2026年のカープを振り返るうえで重要なのが、月ごとの成績の変化だ。開幕直後は好調だったものの、4月に大きく負け越し、その後も勝ち越しと負け越しを繰り返した。
以下はNPBの月別公式試合結果を基に整理した、全143試合の月間成績と主な対戦内容である。
| 月 | 試合数・勝敗 | 主な対戦相手 | 注目試合・関連選手 |
|---|---|---|---|
| 3月 | 4試合 3勝1敗 |
中日・ヤクルト | 開幕の中日3連戦で3連勝。床田、ターノック、栗林が先発。 |
| 4月 | 21試合 6勝14敗1分 |
ヤクルト・阪神・巨人・DeNA・中日 | 月間大幅負け越し。4月28日の巨人戦では11対1で勝利。 |
| 5月 | 25試合 9勝15敗1分 |
中日・DeNA・ヤクルト・巨人・阪神・ロッテ・ソフトバンク | 5月6日のDeNA戦で10対0。交流戦前後には苦戦も続いた。 |
| 6月 | 19試合 9勝9敗1分 |
日本ハム・オリックス・西武・楽天・ヤクルト・巨人・阪神・DeNA | 月間勝率5割。オリックス戦では7対4、5対2と連勝。 |
| 7月 | 21試合 9勝11敗1分 |
DeNA・阪神・ヤクルト・中日・巨人 | 7月3日の阪神戦に5対1で勝利。一方、中日戦では連敗。 |
| 8月 | 24試合 11勝13敗 |
中日・巨人・DeNA・ヤクルト・阪神 | 8月18日の中日戦で11対4。8月12日のヤクルト戦では0対12と大敗。 |
| 9月 | 24試合 11勝13敗 |
中日・巨人・阪神・DeNA・ヤクルト | 月後半のDeNA戦で連勝。9月28日は4対3で勝利。 |
| 10月 | 5試合 3勝2敗 |
中日・阪神・ヤクルト | 10月3日の阪神戦に6対4、10月4日のヤクルト戦に7対4で勝利。最終戦は阪神に1対2。 |
| 年間合計 | 143試合 61勝78敗4分 |
セ・リーグ5球団・交流戦 | 勝率.439、4位 |
開幕3連勝から4月の失速へ

3月27日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で迎えた中日との開幕戦は6対5で勝利。翌28日は2対1、29日は1対0と競り勝ち、開幕カードを3連勝で飾った。
しかし、3月31日のヤクルト戦で3対8と敗れると、4月は苦しい展開が続いた。月間21試合で6勝14敗1分。特に阪神、DeNA、ヤクルトとの対戦で勝ち星を伸ばせず、順位も下がった。
4月28日には巨人を相手に11対1の大勝を収めたものの、翌29日は2対4で敗戦。30日は3対2で勝ったが、月間の負け越しを取り戻すには至らなかった。
5月から9月は勝ち越しを作れず
5月は25試合で9勝15敗1分。6月は9勝9敗1分と持ち直したが、7月は9勝11敗1分と再び負け越した。
8月は11勝13敗。8月18日の中日戦では11得点を挙げる攻撃力を見せた一方、同月12日のヤクルト戦では12失点を喫した。得点力が発揮される試合と、投手陣が崩れる試合の振れ幅が大きかった。
9月も11勝13敗。月後半にはDeNAに連勝するなど反撃の兆しを見せたが、上位球団との差を埋めるほどの連勝にはつながらなかった。
10月は3勝2敗で公式戦終了
10月は5試合で3勝2敗。10月1日の中日戦を5対1、10月3日の阪神戦を6対4、10月4日のヤクルト戦を7対4で制した。
最後の2試合は甲子園での阪神戦。10月6日は1対2、10月7日も1対2で敗れ、シーズンを締めくくった。月間では勝ち越したものの、最終カードを連敗で終えたことが2026年の最後の記録となった。
【カープ直近7試合の結果】最終戦までの4勝3敗を詳しく確認
NPB公式の球団別試合結果に掲載された直近7試合を見ると、カープは4勝3敗。10月に入ってからは3勝2敗と比較的安定した戦いを見せていた。
直近7試合のスコアと先発投手は次のとおり。
- 9月28日:DeNA戦、4対3で勝利。先発・工藤泰己。
- 9月29日:巨人戦、1対3で敗戦。先発・玉村昇悟。
- 10月1日:中日戦、5対1で勝利。先発・床田寛樹。
- 10月3日:阪神戦、6対4で勝利。先発・森下暢仁。
- 10月4日:ヤクルト戦、7対4で勝利。先発・栗林良吏。
- 10月6日:阪神戦、1対2で敗戦。先発・工藤泰己。
- 10月7日:阪神戦、1対2で敗戦。先発・玉村昇悟。
注目したいのは、10月1日から4日までの3連勝だ。中日、阪神、ヤクルトという異なる対戦相手を相手に、5対1、6対4、7対4と勝利。3試合で18得点を挙げ、攻撃陣の状態が上向いていた。
ところが、最後の阪神2連戦では、いずれも1点差で敗れた。10月6日は1対2、翌7日も1対2。いずれも接戦であり、終盤の得点力と試合の締め方が勝敗を分ける展開となった。
直近7試合だけを見れば4勝3敗で、極端に悪い成績ではない。シーズン全体の勝率.439と、最後の7試合の勝率を混同しないことが、試合結果を正確に理解するポイントだ。
【カープ対阪神タイガースの試合結果】2026年は25試合で11勝13敗1分
2026年の阪神戦は、カープにとってシーズンを通じた重要な比較対象だった。対戦成績は25試合で11勝13敗1分、勝率.458。阪神に対しては負け越したものの、一方的に敗れ続けたわけではない。
年間の対戦では、4月のマツダスタジアムでの3連戦から始まり、5月の甲子園、6月・7月のマツダスタジアム、8月・9月の阪神戦へと続いた。シリーズごとに勝敗が入れ替わり、接戦も少なくなかった。
10月3日のマツダスタジアムでは6対4で勝利
10月3日の阪神戦は、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で開催された。カープは6対4で勝利。先発は森下暢仁だった。
この勝利によって、終盤の阪神戦でも十分に競争できることを示した。10月4日のヤクルト戦も7対4で勝利し、チームは3連勝で最後の甲子園遠征に向かった。
最終カードは甲子園で1点差の連敗
10月6日の第24回戦は1対2。カープの先発は工藤泰己、阪神の勝利によって接戦を落とした。
続く10月7日の第25回戦も1対2。カープの先発は玉村昇悟だった。この試合が2026年の公式戦最終戦となり、阪神との対戦成績も11勝13敗1分で確定した。
25試合全体では、カープの阪神戦打率は.238、19本塁打、67得点。阪神側は打率.230、16本塁打、78得点だった。打率と本塁打ではカープにも見どころがあったが、得点数では阪神が上回った。
この数字からは、単純な打撃成績だけでは勝敗を説明できないことが分かる。得点機会を確実に得点へ結びつけることや、相手の攻撃を失点に直結させないことが、阪神との対戦では特に大きな意味を持っていた。
【2026年の打撃成績・投手成績】坂倉将吾と床田寛樹が残した数字
チームの最終成績を詳しく見ると、カープの課題は攻撃面に強く表れている。NPBの公式チーム成績では、チーム打率.223、431得点、91本塁打。いずれもリーグ下位に位置した。
坂倉将吾は打率.251、74打点で打線をけん引
野手では坂倉将吾が中心的な存在となった。2026年の公式成績は140試合出場、505打数127安打、打率.251、15本塁打、74打点。出塁率は.335だった。
特に注目したいのは74打点という数字だ。チーム全体の得点が431にとどまるなか、坂倉は打点と安打数でチームを引っ張った。打率だけでは見えにくい、得点を生み出す役割を担っていたことが分かる。
また、チーム最多本塁打はファビアンの16本。モンテロも13本塁打を記録した。長打を打てる選手はいたものの、チーム全体では91本塁打にとどまり、相手投手に継続的な圧力をかけるだけの破壊力は不足していた。
床田寛樹は防御率2.76、8勝を記録
投手陣では床田寛樹が安定した数字を残した。23試合に登板し、8勝6敗、防御率2.76。投球回は143回1/3だった。
防御率2.76は、規定投球回に到達したセ・リーグ投手の中でも上位に位置する。シーズンを通じて先発ローテーションを支え、投手陣の中心として役割を果たした。
森下暢仁は23試合に登板して7勝11敗、防御率3.60、112奪三振。奪三振数ではチームトップだった。救援では森浦大輔が62試合に登板し、27セーブ、防御率2.37を記録している。
先発投手の床田、奪三振で存在感を示した森下、救援で試合を締めた森浦。それぞれに数字として評価できる成果があった一方、チーム全体の防御率は3.39でリーグ5位だった。
チーム打撃・投手成績から見える問題点
NPB公式記録に基づくチーム成績を整理すると、2026年のカープは以下の特徴を持っていた。
- チーム打率:.223
- 総得点:431点
- 安打数:1,058本
- 本塁打:91本
- 盗塁:73個
- チーム防御率:3.39
- 総失点:520点
- 奪三振:1,083個
得点431に対して失点520。得失点差はマイナス89だった。攻撃面でリーグ6位の得点力にとどまり、投手陣も520失点を許したことで、勝ち越しに必要な試合展開を作りにくかった。
床田のように安定した先発投手や、坂倉のように打点を稼げる打者が存在しても、チーム全体の成績が改善しなければ勝利数は伸びない。個人の好成績とチームの順位が必ずしも一致しないことを示したシーズンだった。
【セ・リーグ順位表2026】阪神が優勝、カープは上位3球団に届かず
2026年のセ・リーグ最終順位は、阪神タイガースが79勝62敗2分で優勝。読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズが続き、広島は4位となった。
最終順位を勝敗と勝率で確認すると、次のとおりだ。
- 1位 阪神タイガース:79勝62敗2分、勝率.560
- 2位 読売ジャイアンツ:76勝64敗3分、勝率.543
- 3位 横浜DeNAベイスターズ:71勝69敗3分、勝率.507
- 4位 広島東洋カープ:61勝78敗4分、勝率.439
- 5位 東京ヤクルトスワローズ:61勝80敗2分、勝率.433
- 6位 中日ドラゴンズ:60勝81敗2分、勝率.426
カープは3位DeNAに10勝差をつけられ、ゲーム差でも大きく離された。5位ヤクルトとは勝利数が同じだったが、敗戦数が2つ少なく、勝率で上回った。
2026年のリーグ順位を分析する際に見落とせないのが、得点力の差である。阪神のチーム打率は.2459、得点は518。カープは打率.223、得点431だった。両チームの得点差は87点に達している。
一方、投手成績でも阪神の防御率は2.79、カープは3.39。打線と投手陣の両面で差が生じていた。上位進出を目指すには、特定の選手の活躍に依存せず、攻守の総合力を引き上げる必要がある。
【プロの結論】2026年のカープは何が足りなかったのか
2026年の広島東洋カープを評価する際、単純に4位という順位だけを見るのは十分ではない。開幕3連勝、6月の勝率5割、10月の3連勝など、局面ごとにチームの力を発揮した場面はあった。
それでも61勝78敗4分という結果に終わった理由は、年間を通じた得点力の不足と、失点を抑えきれない試合が積み重なったことにある。
第一の課題は得点力の底上げ
チーム打率.223、431得点という数字は、シーズンを通じて攻撃面に改善の余地があったことを示している。
坂倉将吾が74打点、ファビアンが16本塁打を記録しても、チーム全体で得点を生み出す仕組みが十分に機能しなければ、接戦を勝ち切ることは難しい。
単発の大量得点よりも、走者を進める攻撃、好機での適時打、長打による複数得点などを継続できるかが重要になる。
第二の課題は投手陣の総合的な安定感
床田寛樹の防御率2.76は評価できる。しかし、チーム防御率は3.39で、年間520失点を記録した。
先発投手が試合を作っても、救援陣を含めた投手運用が安定しなければ、終盤の接戦で勝ち星を逃す可能性が高くなる。年間を通じて先発と救援の双方で安定した投球を続けることが必要だ。
第三の課題は上位球団との勝負強さ
阪神との対戦成績は11勝13敗1分。巨人には9勝16敗、DeNAには9勝14敗2分と負け越した。一方、中日には16勝9敗と勝ち越している。
この対戦別成績は、特定の球団に対して相性の良さを示せても、リーグ全体で安定して勝つことが難しかったことを表している。
上位進出を目指すには、同じ相手とのカードで連敗を避けること、勝てる試合を確実に勝つこと、接戦での失点を減らすことが重要になる。
2025年の5位から2026年の4位へ順位を上げた点は前進だ。しかし、61勝という数字では優勝争いに加わることはできない。個人の実績をチーム全体の勝利に結びつけられるかが、次のシーズンに向けた大きな評価基準となる。
【カープの試合結果2026年】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:広島カープの2026年最終順位と勝敗は?
A1:セ・リーグ4位で、61勝78敗4分、勝率.439です。全143試合を消化しました。
Q2:カープの2026年最終戦はいつ、どのチームとの試合でしたか?
A2:2026年10月7日の阪神タイガース戦です。甲子園で行われ、カープは1対2で敗れました。先発投手は玉村昇悟でした。
Q3:カープの直近7試合の結果は?
A3:4勝3敗です。9月28日のDeNA戦から10月7日の阪神戦までの7試合で、10月1日から4日には3連勝を記録しました。
Q4:2026年の坂倉将吾の打率と打点は?
A4:140試合に出場し、打率.251、127安打、15本塁打、74打点を記録しました。チームの打点トップです。
Q5:床田寛樹の2026年の防御率と勝利数は?
A5:23試合に登板し、8勝6敗、防御率2.76でした。投球回は143回1/3です。
Q6:2026年のカープは阪神に何勝しましたか?
A6:阪神との25試合で11勝13敗1分でした。勝率は.458で、1つ負け越しています。
まとめ:2026年の試合結果から見えるカープの課題と今後
2026年の広島東洋カープは、61勝78敗4分、勝率.439でセ・リーグ4位。開幕3連勝や10月の3連勝など、好調な時期もあったが、4月の大幅な負け越しを取り戻すことはできなかった。
坂倉将吾の74打点、床田寛樹の防御率2.76、森浦大輔の27セーブなど、個人単位では評価できる数字が残っている。一方で、チーム打率.223、431得点、520失点という数字は、攻守の総合力に改善が必要だったことを示している。
10月7日の阪神戦でシーズンを終えたカープ。2025年の5位から2026年の4位へ順位を上げたことは一歩前進だが、目標となる上位争いにはまだ距離がある。
2026年の試合結果を正しく評価するなら、順位だけでなく、月別の勝敗、対戦相手別の成績、主力選手の個人成績、得点と失点のバランスを合わせて見ることが大切だ。次のシーズンに向けて、打線の得点力と投手陣の安定感をどこまで高められるか。広島東洋カープの再浮上を占う重要なポイントとなる。
主な参照資料: 日本野球機構(NPB)2026年度公式戦成績、球団別月間試合結果、個人打撃・投手成績、セ・リーグ最終順位および対阪神戦成績。