【2026年最新】日本代表の基本フォーメーションは3-4-2-1
2026年の日本代表を理解するには、まず3-4-2-1がどのように定着したのかを押さえる必要がある。
森保ジャパンは、2018年の発足当初から4-2-3-1を中心に戦ってきた。その後、対戦相手や選手構成に合わせて4-3-3なども採用し、2024年6月からは3バックを本格的な選択肢として再導入した。
3-4-2-1の基本配置

3-4-2-1は、GKの前に3人のセンターバックを置き、その前に4人の中盤、さらに2人のシャドーと1トップを配置するシステムだ。
基本的な並びは次のとおり。
日本代表 3-4-2-1

攻撃方向 ↑
CF
上田綺世
左シャドー
前田・中村
右シャドー
久保・堂安
LWB
左WB
CM
ボランチ
CM
ボランチ
RWB
右WB
{#each ["左CB","中央CB","右CB"] as p}
{p}
センターバック
{/each}
GK
鈴木彩艶
この布陣の特徴は、3人のセンターバックを残しながら、両サイドのウイングバックを高い位置まで押し上げられることだ。
さらに、2人のシャドーが中央と左右のスペースを使うため、相手の守備ラインに複数の対応を迫ることができる。
2024年6月が大きな転換点

3バックへの移行を考えるうえで重要なのが、2024年6月6日のミャンマー戦だ。
JFAの試合レポートによると、森保監督はカタールW杯以来となる3バックを採用。橋岡大樹、谷口彰悟、伊藤洋輝を最終ラインに置き、鎌田大地と堂安律を前線の攻撃に関わる位置で起用した。
この試合で日本は5-0で勝利。森保監督は、相手や試合状況に応じて3バックと4バックを柔軟に使い分けたいという考えを示している。
つまり、2024年の変更は単なる守備人数の変更ではなかった。攻撃時にサイドを活用し、守備時にもバランスを保つための戦術的な再設計だった。
2026年は3-4-2-1が依然として主軸
2026年10月20日に公開されたBLUE LISTの試合データ集計では、2023年3月から2026年10月までの日本代表49試合について、先発時のフォーメーションが整理されている。
その集計では、2024年6月のミャンマー戦から10月1日のエクアドル戦まで、3-4-2-1が31試合連続で採用されていた。
さらに2026年の11試合では、3-4-2-1が10試合、4-2-3-1が1試合という内訳になっている。
この数字からも、10月のニュージーランド戦での4バック採用は、長年の基本布陣を完全に捨てた変更ではなく、戦術的な選択肢を増やすための転換だったことが分かる。
【3バックと4バックの違い】日本代表はなぜ布陣を変更するのか
3バックと4バックの最も分かりやすい違いは、最終ラインに配置するDFの人数だ。
ただし、実際の試合では人数の違い以上に、サイドの選手がどの位置でプレーするかが大きなポイントになる。
3バックのメリットとデメリット
3バックは、センターバック3人を中心に守備を構築するシステムだ。
最大の特徴は、両サイドにウイングバックを配置できること。攻撃時には高い位置を取って幅を作り、守備時には最終ラインまで戻って5バックに近い形を作れる。
メリット
- 後方に3人のセンターバックを配置できる。
- ウイングバックを高い位置に押し上げられる。
- 2シャドーと1トップの連係を作りやすい。
- 攻守の切り替えで配置を変えやすい。
デメリット
- ウイングバックの運動量が大きい。
- サイドの背後にスペースが生まれることがある。
- ウイングバックが低い位置に固定されると攻撃の幅が狭くなる。
- 3人のセンターバックと中盤の連係が欠かせない。
特に日本代表の場合、堂安律、伊東純也、中村敬斗、三笘薫といった攻撃的な特徴を持つ選手をウイングバックに配置できることが強みになる。
4バックのメリットとデメリット
4バックは、左右のサイドバックと2人のセンターバックで最終ラインを形成する。
4-2-3-1なら、2人のボランチが中央を支え、その前にトップ下と左右の攻撃的な選手を配置できる。
メリット
- 左右のサイドバックが守備範囲を分担できる。
- ダブルボランチで中央の守備を安定させやすい。
- トップ下を中心に攻撃を組み立てられる。
- サイドバックとウイングの連係を作りやすい。
デメリット
- サイドバックが攻め上がると背後にスペースが生まれる。
- 相手が中央を固めるとトップ下が消されやすい。
- 前線と中盤の距離が開くと攻撃が孤立する。
4バックは守備が必ず安定するわけではない。サイドバックが前に出た際には、ボランチやセンターバックが適切にカバーする必要がある。
3バックと4バックの違いを簡単に整理
| 比較項目 | 3バック | 4バック |
|---|---|---|
| 最終ライン | DF3人 | DF4人 |
| サイドの主役 | ウイングバック | サイドバックとウイング |
| 中盤の基本 | 2ボランチ | システムによって異なる |
| 攻撃の特徴 | WBとシャドーの連動 | SB・WG・トップ下の連動 |
| 守備時 | 5バックに変化しやすい | 4バックを維持しやすい |
| 主な課題 | WBの背後と運動量 | SBの背後と中央の連係 |
重要なのは、3バックが守備的で4バックが攻撃的という単純な分類はできないことだ。
実際には3バックでも5人が前に出て攻撃することがあり、4バックでも両サイドバックを低く保って守備を優先する場合がある。
【10月5日ニュージーランド戦】4-2-3-1のスタメンと森保監督の狙い
キリンカップサッカー2026 決勝
日本2 - 1
90分終了
NZ
28分
上田綺世
日本 1点目
32分
ベン・オールド
NZ 1点目
71分
堂安律
日本 2点目
日本代表のスタメンは4-2-3-1
ニュージーランド戦では、直前のエクアドル戦まで3バックを採用していた日本が、4バックに変更した。
JFAが公表した先発メンバーを配置すると、次のようになる。
日本代表 4-2-3-1
攻撃方向 ↑
上田綺世
CF・18
前田大然
左・11
久保建英
中央・20
堂安律
右・10
鎌田大地
ボランチ・15
佐野海舟
ボランチ・24
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{player.p}
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鈴木彩艶
GK・1
※配置図のDF欄は左から順に表示している。実際のJFA公式発表では最終ライン右から中野、瀬古、伊藤、鈴木の順。
このメンバー構成で注目したいのは、久保建英を中央のトップ下、堂安律を右サイドに置いた点だ。
3-4-2-1ではウイングバックやシャドーとしてプレーしていた選手を、4-2-3-1ではより明確な攻撃ポジションに配置している。
なぜニュージーランド戦で4バックに戻したのか
この変更には、相手の対策を逆手に取る意味があった。
JFAの公式レポートによると、日本はエクアドル戦までの直近3試合を3バックで戦っていた。一方、ニュージーランドは直前のパナマ戦まで4バックを採用していたものの、日本戦では3バックへ変更してきた。
森保監督は試合後、相手が日本の3バックを予想して対策していたことで、逆にミスマッチが生じ、難しい展開になったと振り返っている。
つまり、相手が想定している日本代表の配置をそのまま使うのではなく、4バックを選ぶことで攻撃と守備の関係を変えたわけだ。
さらに森保監督は、4バックについて、1期目・2期目には長く採用していた形であり、今後のブラジル戦、パラグアイ戦、アジアカップに向けて戦術の幅を広げる狙いがあると説明した。
4-2-3-1で見えた攻撃面の変化
ニュージーランド戦で日本は、序盤からボールを保持して相手ゴールに迫った。
両サイドバックも積極的に攻撃に参加し、堂安、前田、久保を中心に複数の攻撃経路を作った。
28分の先制点は、久保が右のペナルティーエリア深くまで進入したところから始まった。
久保が中野へパスを送り、中野がクロス。相手DFに当たってこぼれたボールを上田が左足で押し込んだ。
この場面には4-2-3-1の特徴がよく表れている。
- 久保が中央から右のスペースへ移動する。
- 中野がサイドバックの位置から攻撃参加する。
- 上田がゴール前でフィニッシュを担当する。
3つの異なる役割が連動して生まれた得点だった。
71分の決勝点は交代策も生きた
後半64分、森保監督は伊東純也、中村敬斗、田中碧を投入した。
伊東は右サイドバックに入り、堂安との縦の関係を形成。中村は左サイドから攻撃に加わった。
そして71分、中村が左サイド深くから折り返したボールに、逆サイドから走り込んだ堂安が合わせて決勝点を挙げた。
この得点は、4バックを採用しただけでなく、交代選手の特徴を生かしてサイド攻撃を強化した結果でもある。
JFAの公式記録では、日本のシュート数は20本、ニュージーランドは3本。攻撃の回数と守備面の対応の両方で、日本が試合を優位に進めたことが数字にも表れている。
【久保建英・堂安律・上田綺世】ポジションと役割の変化
フォーメーションを理解するうえで、選手個人のポジションにも注目したい。
同じ選手でも、3-4-2-1と4-2-3-1では任される仕事が変わる。
久保建英はトップ下と右シャドーを使い分ける
中央での創造性とドリブルが特徴
中央と右のハーフスペースを使い、パス、ドリブル、ラストパスで攻撃を前進させる役割を担う。
4-2-3-1ではトップ下に入り、1トップの上田と左右の攻撃的選手をつなぐ。
一方、3-4-2-1では右シャドーを務めることがあり、前線の中央だけでなく、右側のスペースにも移動する。
2026年W杯のオランダ戦では、右シャドーで先発。57分には左側へ移動し、相手を引きつけて中村敬斗へパスを展開した。
この連係から中村が同点ゴールを決めている。
久保の強みは、特定のポジションに固定されず、相手の守備配置に合わせてボールを受ける場所を変えられることだ。
堂安律は右ウイングバックから右サイドの攻撃役へ
攻守両面に関わる左足の攻撃的選手
右サイドからの突破、カットイン、シュートに加え、守備時のポジション調整も担う。
3-4-2-1では右ウイングバックとして、サイドの上下動を担当する。
4-2-3-1では右の攻撃的MFとして、よりゴールに近い位置でプレーできる。
ニュージーランド戦では、後半71分に決勝点を記録。伊東が右サイドバックに入った後は、堂安がその前方で攻撃に参加する関係が生まれた。
右サイドに縦の選択肢を2つ作ることで、相手の守備を揺さぶることができた。
上田綺世は1トップとしてゴール前を担当
ゴール前でのフィニッシュと裏への動き
センターフォワードとして相手DFを引きつけ、クロスや縦パスに反応してゴールを狙う。
上田は3-4-2-1でも4-2-3-1でも、1トップとして起用できる選手だ。
特に重要なのが、シャドーやトップ下との距離感である。
前線でボールを収めるだけでなく、相手の最終ラインの背後へ走り込むことで、味方が前向きにプレーできるスペースを生み出す。
ニュージーランド戦では28分に先制点を記録。中野のクロスから生まれたこぼれ球を確実に仕留めた。
ウイングバックとシャドーの役割は何が違う?
3-4-2-1を理解するためには、この2つのポジションの違いを押さえることが欠かせない。
| ポジション | 主な役割 | 攻撃時 | 守備時 |
|---|---|---|---|
| ウイングバック | サイドの幅を確保 | 高い位置で突破・クロス | 最終ラインまで戻る |
| シャドー | 1トップを支援 | 中央・ハーフスペースで連係 | 相手の中盤やビルドアップを制限 |
| ボランチ | 中盤の基盤 | 配球・展開・サポート | 中央のスペースを管理 |
| 1トップ | 最前線の攻撃役 | 裏への抜け出し・フィニッシュ | 相手CBへのプレッシング |
ウイングバックはサイドの縦方向を広く動く選手であり、シャドーは中央とサイドの間を使って攻撃に厚みを加える選手だ。
両者が適切な距離を保つことで、3-4-2-1の攻撃は機能しやすくなる。
【攻撃時と守備時の布陣】3-4-2-1は試合中にどう変化する?
フォーメーションの数字は、試合開始時の選手配置を示すものだ。
実際のサッカーでは、ボールを保持しているときと相手に攻められているときで、選手の立ち位置は変化する。
この変化を理解すると、日本代表の戦術がより分かりやすくなる。
攻撃時は3-2-5に近い形を作る
3-4-2-1でボールを保持するときは、両ウイングバックが前進する。
2人のシャドーも前線に近づくことで、最前線に人数を集められる。
イメージとしては、後方の3人と2人のボランチが組み立てを担当し、その前に5人が並ぶ3-2-5に近い配置だ。
攻撃時の可変イメージ
攻撃方向 ↑
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{p}
{/each}
{#each ["CB","CB","CB"] as p}
{/each}
この形では、サイドからの突破、中央への縦パス、シャドーの飛び出しなど複数の攻撃を選べる。
守備時は5-4-1に近づく
相手にボールを持たれた場合、ウイングバックは自陣まで戻る。
3人のセンターバックと合わせて5人の最終ラインを形成し、シャドーも中盤の守備に加わる。
結果として、5-4-1に近いブロックを形成することがある。
守備時の可変イメージ
相手ゴール方向 ↑
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{/each}
{#each ["WB","CB","CB","CB","WB"] as p}
{p}
{/each}
ここで大切なのが、ウイングバックが守備に戻るタイミングだ。
戻りが遅れれば、相手にサイドのスペースを使われる。一方、早く戻りすぎると前線への攻撃参加が遅れ、カウンターの威力が落ちる。
攻守の切り替えが3-4-2-1の成否を左右する。
2026年W杯オランダ戦で見えた守備の連動
JFAの公式レポートでは、2026年W杯のオランダ戦において、前田大然が左シャドーとして先発したことが紹介されている。
前田は攻撃だけでなく、左ウイングバックの中村敬斗と連動して相手のサイド攻撃に対応した。
さらに、相手のビルドアップの起点となるフレンキー・デ・ヨングにも積極的にプレッシャーをかけていた。
これはシャドーが単なる攻撃役ではないことを示す具体例だ。
前線の選手が守備にも参加することで、相手のパスコースを制限し、ボールを奪った後の攻撃にもつなげられる。
【日本代表の歴代フォーメーション】2018年から2026年までの変遷
日本代表のフォーメーションは、森保監督の就任以降も固定されていたわけではない。
対戦相手や選手の特徴、試合の重要度に応じて、4-2-3-1、4-3-3、3バックを使い分けてきた。
その主な転換点を整理する。
森保ジャパンはなぜ複数のフォーメーションを使うのか
森保監督の戦術の特徴は、特定のシステムだけにこだわらない点にある。
2018年の就任当初は4-2-3-1を採用。2021年のオーストラリア戦では4-3-3に変更し、2024年には3バックを再導入した。
それぞれの変更には、選手の特徴や対戦相手への対応という理由がある。
特に2024年以降の3-4-2-1では、従来のサイドバックだけでなく、攻撃力のあるウイングタイプの選手をウイングバックに配置する戦術が特徴的だ。
この起用法によって、守備時の人数を確保しながら、攻撃時にはサイドから積極的に仕掛けられる。
2026年10月のニュージーランド戦で4-2-3-1に戻したことも、この考え方の延長線上にある。
3バックを捨てたのではなく、4バックでも戦えることを示した。
これが2026年の森保ジャパンを理解するうえで重要なポイントだ。
次のブラジル戦・パラグアイ戦で注目すべきポイント
JFAの2026年試合日程によると、日本代表は11月にシンガポール遠征を予定している。
- 11月14日:ブラジル代表戦
- 11月17日:パラグアイ代表戦
10月のニュージーランド戦で4バックを試した後だけに、次の試合でどのシステムを採用するかは大きな注目点になる。
特に確認したいのは次の3点だ。
1. 3-4-2-1を基本に戻すのか、4-2-3-1を継続するのか。
2. 久保と堂安をシャドーで使うのか、トップ下とサイドに分けるのか。
3. 相手の攻撃力に応じて、守備時のウイングバックの位置をどう調整するのか。
ブラジルのように個人能力の高い選手がそろう相手には、システムだけでなく、守備時の距離感やカバーリングも重要になる。
【サッカー日本代表フォーメーション】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本代表の基本フォーメーションは何ですか?
A1:2026年10月現在、基本となるのは3-4-2-1です。2024年6月から採用され、2026年のW杯でもオランダ戦などで使用されました。10月5日のニュージーランド戦では4-2-3-1を採用しています。
Q2:日本代表が3-4-2-1から4-2-3-1に変更した理由は何ですか?
A2:相手が日本の3バックを想定して対策していたことに加え、戦術の幅を広げる狙いがありました。森保監督自身も、今後のブラジル戦やパラグアイ戦、アジアカップに向けて複数の戦い方を増やしたいと説明しています。
Q3:久保建英の日本代表でのポジションはどこですか?
A3:主にトップ下や右シャドーです。4-2-3-1ではトップ下、3-4-2-1では右シャドーとして起用されることがあります。中央とハーフスペースを使った攻撃が特徴です。
Q4:堂安律はウイングバックと右MFのどちらですか?
A4:両方です。3-4-2-1では右ウイングバック、4-2-3-1では右サイドの攻撃的MFとしてプレーできます。攻撃時の突破やシュートだけでなく、守備への切り替えも重要な役割です。
Q5:上田綺世は日本代表で1トップですか?
A5:はい。3-4-2-1でも4-2-3-1でも1トップとして起用できる選手です。2026年10月5日のニュージーランド戦でも先発し、28分に先制ゴールを決めました。
Q6:3バックと4バックはどちらが日本代表に向いていますか?
A6:一概には決められません。3バックはウイングバックと2シャドーを活用しやすく、4バックはサイドバックとトップ下を中心に攻撃を組み立てやすい特徴があります。相手の戦術や出場選手に合わせて選択することが重要です。
Q7:次の日本代表戦でも3-4-2-1が採用されますか?
A7:次の11月14日のブラジル戦、17日のパラグアイ戦でどちらを採用するかは、現段階では確定していません。10月のニュージーランド戦で4-2-3-1を試したことから、3バックと4バックの使い分けが注目されます。
まとめ:2026年の日本代表は3-4-2-1と4-2-3-1の使い分けが鍵
2026年の日本代表フォーメーションは、3-4-2-1を基本にしながら、相手や試合展開に応じて4-2-3-1も選択する方向へ進んでいる。
10月5日のキリンカップサッカー2026・ニュージーランド戦では、4-2-3-1を採用。上田綺世と堂安律のゴールで2-1の勝利を収め、4バックでも攻撃力を発揮できることを示した。
特に注目したいのは、久保建英のトップ下としての創造性、堂安律の右サイドでの攻撃力、上田綺世の1トップとしての決定力だ。これらの選手の特徴を生かしながら、ウイングバックやシャドーの役割を調整できることが、森保ジャパンの強みになっている。
今後のブラジル戦、パラグアイ戦では、3バックと4バックのどちらを選択するかだけでなく、攻撃時と守備時にどのような可変を見せるかが見どころになる。
2026年の日本代表を観戦するときは、フォーメーションの数字だけでなく、選手の立ち位置、サイドの使い方、攻守の切り替えにも注目したい。そこに森保監督の戦術と、日本代表が目指すサッカーの本質が表れている。