巨人の先発ピッチャーは誰?2026年ローテーションと登板数・防御率を徹底解説

目次

2026年の読売ジャイアンツで先発ピッチャーの中心を担ったのは、井上温大と竹丸和幸だ。2026年シーズン終了時点の成績を見ると、井上は23先発で10勝8敗、防御率2.02、竹丸は22先発で11勝9敗、防御率3.27を記録した。さらに、戸郷翔征、フォレスト・ウィットリー、田中将大、小笠原慎之介らも先発マウンドを経験し、複数の投手を組み合わせるローテーションが運用された。

巨人の先発投手を評価する際は、勝敗だけでなく、防御率、先発登板数、投球回、奪三振、QS(クオリティスタート)率を合わせて見る必要がある。2026年の数字を比較すると、安定感で井上が際立つ一方、竹丸は勝利数と奪三振、ウィットリーは奪三振能力、戸郷は防御率の改善など、それぞれ異なる持ち味を示した。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 先発登板数:井上温大が23試合、竹丸和幸が22試合でチームの先発回数をリード。
  • 防御率・安定感:井上は防御率2.02、QS17回、WHIP0.98と先発陣の中心的な成績を残した。
  • 注目投手:戸郷翔征、ウィットリー、小笠原慎之介、田中将大も先発として起用され、投手層を支えた。

【2026年最新】巨人の先発ピッチャーは誰?ローテーションの全体像

2026年の巨人先発陣は、井上温大と竹丸和幸を軸に、複数の実績ある投手を組み合わせる構成だった。

シーズンを通じた先発登板数を見ると、中心となったのは次の投手たちだ。

  • 井上温大:23先発
  • 竹丸和幸:22先発
  • フォレスト・ウィットリー:14先発
  • 戸郷翔征:14先発
  • 田中将大:13先発
  • 小笠原慎之介:11先発
  • 則本昂大:10先発
  • 西舘勇陽:10先発

このほか、スペンサー・ハワード、ブライアン・マタ、山﨑伊織らも先発を経験している。

注目したいのは、井上と竹丸の先発回数がほぼ並んでいることだ。23試合と22試合という数字は、両投手がシーズンを通して先発ローテーションの土台を担ったことを示している。

一方、戸郷や田中は実績を持つ投手でありながら、先発回数はそれぞれ14試合、13試合だった。投手の名前だけで固定されたローテーションではなく、シーズン中の状況に応じて起用する選手を調整していたことが数字から読み取れる。

なお、2026年10月31日時点ではレギュラーシーズンの成績を比較する段階であり、ここでいうローテーションは特定日の予告先発ではなく、年間を通じた先発起用の実績を指す。

【検証資料 1】巨人ピッチャー 先発の当時の様子・関連報道写真(出典:ライブドアニュース)

【成績比較表】巨人の先発投手一覧と防御率・勝敗・投球回・QS率

巨人ピッチャー 先発

2026年の巨人先発投手を比較するうえで、特に重要なのが先発登板数、防御率、勝敗、投球回、QSの5項目だ。

以下は、2026年シーズン終了時点の投手成績を整理したもの。QS率はQS数を先発登板数で割って算出している。

投手名 先発 防御率 勝敗 投球回 奪三振 QS QS率 WHIP
井上温大 23 2.02 10勝8敗 147.0 146 17 73.9% 0.98
竹丸和幸 22 3.27 11勝9敗 126.2 142 11 50.0% 1.27
ウィットリー 14 2.31 3勝4敗 81.2 97 8 57.1% 1.03
戸郷翔征 14 2.48 5勝3敗 80.0 82 7 50.0% 1.03
田中将大 13 3.42 4勝4敗 68.1 49 5 38.5% 1.42
小笠原慎之介 11 2.31 5勝4敗 66.1 54 7 63.6% 0.98
則本昂大 10 4.72 3勝4敗 61.0 43 4 40.0% 1.51
西舘勇陽 10 3.00 2勝4敗 57.0 65 4 40.0% 1.26

出典はNPB公式の2026年度個人成績と、シーズン終了時の投手成績集計。投球回の「126.2」は126回2/3、「68.1」は68回1/3を意味する。

この表から分かるのは、井上が先発回数、投球回、防御率、QS数の複数項目で優れた数字を残していることだ。

また、小笠原は先発11試合ながらQS率63.6%を記録。先発回数では井上や竹丸に及ばないものの、登板した試合で一定以上の投球を続ける能力が数字に表れている。

【防御率ランキング】2026年の巨人先発陣で安定していたのは誰?

巨人ピッチャー 先発

防御率を基準にすると、先発陣の評価は先発登板数だけでは見えない。

まず、10試合以上先発した主な投手を防御率順に並べると、次のようになる。

  1. 井上温大:2.02
  2. ウィットリー:2.31
  3. 小笠原慎之介:2.31
  4. 戸郷翔征:2.48
  5. 竹丸和幸:3.27
  6. 田中将大:3.42
  7. 西舘勇陽:3.00
  8. 則本昂大:4.72

※上記は防御率の比較を目的とした一覧であり、順位は防御率の数値が低い順に読む。西舘は竹丸・田中より防御率が低く、実際の順序では戸郷の次に位置する。

さらに、10試合未満の投手にも目を向けたい。ハワードは7先発で防御率1.93、3勝3敗、37回1/3を記録している。防御率だけなら井上を上回るが、投球回や先発回数では大きな差がある。

このため、単純な防御率ランキングと、シーズンを通してローテーションを支えた投手の評価は分けて考えたい。

井上温大は防御率2.02で先発陣をけん引

井上温大の2026年成績は、23先発、10勝8敗、防御率2.02、147投球回、146奪三振。QSは17回に達した。

特に評価したいのは、147イニングを投げながらWHIP0.98を記録した点だ。WHIPは1イニングあたりに許した安打と四球の合計を示す指標であり、走者を出す頻度の少なさを確認できる。

井上は2024年に8勝5敗、防御率2.76を記録した一方、2025年は4勝8敗、防御率3.70だった。2026年は再び防御率2点台前半を下回る成績を残しており、先発投手としての安定感を取り戻したシーズンとなった。

竹丸和幸は11勝と142奪三振で存在感

竹丸和幸は2025年ドラフト1位で巨人に入団した左腕。2026年は22先発で11勝9敗、防御率3.27、126回2/3、142奪三振という成績を残した。

チームの先発投手では最多となる11勝を挙げ、奪三振も井上に次ぐ142個。奪三振率は10.09で、打者を三振に仕留める能力が数字に表れている。

一方、QSは11回でQS率50%。WHIPは1.27、防御率は3.27と、井上に比べると走者を許す場面もあった。勝利数だけで評価するのではなく、投球回や被安打、四球も合わせて確認したい投手だ。

戸郷翔征は14先発で防御率2.48

戸郷翔征は2026年、14先発で5勝3敗、防御率2.48、80投球回、82奪三振を記録した。

2024年には12勝8敗、防御率1.95、180投球回という実績を残した投手だけに、2026年は先発登板数と投球回が少なくなった点が目を引く。

ただし、防御率2.48、WHIP1.03という数字は、登板した試合での投球内容が一定の水準にあったことを示している。QSも7回で、14先発の半数を記録した。

2026年の戸郷を評価する際は、投球内容の改善とシーズンを通じた登板量を分けて見ることが大切だ。

【検証資料 2】巨人ピッチャー 先発の活動歴およびメディア掲載記録(出典:中日スポーツ)

【主力投手を個別分析】ウィットリー・小笠原・田中将大の実績

ウィットリーは高い奪三振能力が持ち味

フォレスト・ウィットリーは14先発で3勝4敗、防御率2.31、81回2/3、97奪三振を記録した。

201cmの長身右腕で、奪三振率は10.69。QSは8回、QS率は57.1%となっている。

注目したいのは、登板数に対する奪三振の多さだ。14試合で97奪三振という数字は、打者を力で抑える能力を示す。一方、与四球は36個あり、制球面には改善の余地も残した。

防御率2.31とWHIP1.03を記録したことからも、2026年の巨人先発陣で重要な役割を担った外国人投手といえる。

小笠原慎之介はQS率63.6%と制球力が光る

小笠原慎之介は11先発で5勝4敗、防御率2.31、66回1/3、54奪三振を記録した。

特筆すべきは、与四球が12個にとどまったこと。WHIPも0.98で、走者を背負う頻度が比較的低い投球内容だった。

QSは7回で、QS率は63.6%。井上の73.9%に次ぐ高い割合となっている。

登板数や投球回は井上、竹丸に及ばないが、限られた先発機会で安定した投球を見せた点は評価できる。

田中将大は13先発で4勝、防御率3.42

田中将大は2026年、13先発で4勝4敗、防御率3.42、68回1/3、49奪三振を記録した。

2025年の巨人での成績は10登板、3勝4敗、防御率5.00だった。2026年は防御率を3.42まで改善し、先発登板数も13試合に増加している。

ただし、QSは5回で、QS率は38.5%。WHIPは1.42となっており、井上や小笠原と比較すると走者を許す場面が多かった。

通算126勝を誇る実績豊富な投手であることと、2026年の先発内容を評価することは別の話だ。過去の実績だけでなく、現在の投球回やQS率を見て起用状況を判断する必要がある。

【ローテーションの実態】則本・西舘・ハワード・マタ・山﨑伊織の役割

2026年の巨人は、先発6人を年間固定するような単純な構成ではなかった。主力投手以外にも複数の選手が先発を経験している。

則本昂大は先発と救援の両方で起用

則本昂大は18試合に登板し、そのうち10試合で先発した。成績は3勝4敗、防御率4.72、61投球回、43奪三振。

WHIPは1.51、QSは4回だった。登板試合数と先発登板数に差があるため、純粋な先発専門投手として評価するより、複数の役割を経験した投手として見るのが適切だ。

西舘勇陽は10先発で防御率3.00

西舘勇陽は14登板のうち10試合で先発し、2勝4敗、防御率3.00、57投球回、65奪三振を記録した。

QSは4回で、QS率は40%。奪三振率は10.26と高く、三振を奪える能力が持ち味となっている。

ただし、与四球25個、WHIP1.26という数字もあり、先発として長いイニングを安定して投げることが今後の評価ポイントになる。

ハワードとマタも先発候補として実績

スペンサー・ハワードは7先発で3勝3敗、防御率1.93、37回1/3を記録した。登板数は少ないものの、防御率はチームの主な先発投手の中でも優秀な数字だ。

ブライアン・マタも7先発で2勝1敗、防御率2.65、34投球回、38奪三振を記録。先発として一定の役割を果たした。

山﨑伊織は6先発で1勝1敗

山﨑伊織は2026年に6先発、1勝1敗、防御率4.59、33回1/3という成績だった。

過去に3年連続2桁勝利を記録した実績を持つ投手だけに、2026年の数字だけで今後の評価を決めることはできない。ただし、このシーズンに限れば、先発陣の中心というより限定的な登板機会にとどまった。

このように、巨人の先発投手一覧には実績ある投手から外国人投手、若手まで幅広い顔ぶれが並ぶ。年間の先発登板数を確認すると、固定された6人だけでなく、複数の選手を組み合わせてシーズンを戦った実態が分かる。

【検証資料 3】巨人ピッチャー 先発に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【QS率を徹底解説】巨人の先発投手を評価する本当の基準

巨人の先発投手を比較するとき、勝敗と防御率だけでは見落としやすいのがQS率だ。

QSとはクオリティスタートの略で、先発投手が6イニング以上を投げ、自責点3以内に抑えた登板を指す。

QS率は、先発登板数に対して何回QSを達成したかを示す数字だ。

2026年の主な投手を比較すると、次の特徴が見えてくる。

  • 井上温大:73.9%。先発として最も高い安定感を示した。
  • 小笠原慎之介:63.6%。少ない先発回数ながら高いQS率を記録。
  • ウィットリー:57.1%。奪三振能力と一定のイニング消化力を両立。
  • 竹丸和幸:50.0%。22先発で11回のQSを記録。
  • 戸郷翔征:50.0%。14先発のうち7回でQSを達成。
  • 田中将大:38.5%。先発機会に対するQSの割合は改善の余地を残した。

特に井上の17QSは評価に値する。23先発のうち17試合で6回以上を投げて自責点3以内に抑えており、試合を大きく崩さない先発投手として機能した。

一方、QS率だけで投手の優劣が完全に決まるわけではない。6回3失点の投手と、8回1失点の投手はどちらもQSだが、チームへの貢献度は同じではない。

そのため、実際の評価では次の3点を組み合わせることが重要になる。

  • 防御率:失点を防ぐ能力を確認する。
  • 投球回:先発投手としてどれだけ長く試合を支えたかを見る。
  • QS率:登板ごとの安定感を確認する。

この3項目を合わせると、2026年の巨人では井上が総合的に優れた先発成績を残し、竹丸が登板数と勝利数でチームを支え、小笠原やウィットリーが異なる強みを発揮した構図が見えてくる。

【巨人の先発ピッチャー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の巨人で最も先発登板数が多かった投手は誰?
A1:井上温大が23先発で最多だった。竹丸和幸が22先発で続き、この2人が先発ローテーションの中心を担った。

Q2:2026年の巨人で最も防御率が良かった先発投手は誰?
A2:7先発のハワードが防御率1.93を記録した。一方、10試合以上先発した投手では井上温大の2.02が最も良い。登板数や投球回も合わせて比較することが大切だ。

Q3:戸郷翔征は2026年も巨人の先発投手だった?
A3:先発投手として起用されている。2026年は14先発で5勝3敗、防御率2.48、80投球回、82奪三振を記録した。先発登板数は井上や竹丸より少なかったが、登板時の防御率は2点台だった。

まとめ:2026年の巨人先発陣は井上と竹丸が中心、QS率にも注目

2026年の巨人先発ピッチャーをシーズン成績から整理すると、井上温大と竹丸和幸が中心だったことが分かる。

井上は23先発、防御率2.02、10勝8敗、147投球回、QS17回という優れた数字を記録。防御率とQS率の両面で先発陣をけん引した。

竹丸は22先発で11勝を挙げ、142奪三振を記録。ルーキーとして先発ローテーションを支えたことは大きな成果だ。

さらに、戸郷翔征、ウィットリー、小笠原慎之介、田中将大らがそれぞれの役割を担い、則本昂大や西舘勇陽なども先発の選択肢となった。

巨人の先発投手を正しく評価するなら、名前や過去の実績、勝利数だけに注目するのではなく、先発登板数、防御率、投球回、WHIP、QS率を組み合わせて見ることが欠かせない。

2026年の先発陣を総合的に評価するなら、安定感の井上、勝利数と奪三振の竹丸、実績と投球内容の両面で注目される戸郷、そしてウィットリーと小笠原の存在が大きなポイントとなる。今後の巨人投手陣を見る際も、こうした複数の指標を確認することで、ローテーションの実態をより正確に把握できる。

主なデータ根拠: NPB公式の2026年度個人年度別成績、2026年シーズン終了時の巨人投手成績、および10月31日更新の投手別登板・QS集計。なお、QS率はQS数÷先発登板数で算出しています。