【試合結果】北朝鮮U-20が日本U-20に2-0!得点者とゴール経過を詳しく解説

目次

2026年9月17日、ポーランドのウッチにあるスタディオン・ミエイスキŁKSウッチで行われたラウンド16。試合は前半を0-0で折り返し、後半に北朝鮮が2得点を挙げる展開となった。

FIFA公式の大会レポートによると、北朝鮮は後半に攻勢を強め、65分と69分に立て続けにゴールを記録した。

65分:古田麻子のオウンゴールで北朝鮮が先制

北朝鮮u-20 対日本u-20

試合が動いたのは65分だった。

北朝鮮のチェ・チョンゴム(Choe Chong-gum)が送ったクロスがゴールポストに当たり、日本の古田麻子に当たってゴールへ。記録上は古田のオウンゴールとなり、北朝鮮が1-0とリードした。

日本にとっては、均衡を保っていた試合での痛い失点だった。

ただし、オウンゴールを一選手の責任だけで評価するのは適切ではない。クロスをゴール前まで運ばれ、ポストに当たったボールへの対応を迫られたこと自体が、北朝鮮の攻撃によって生まれた局面だった。

69分:チェ・ヨナが追加点を決めて2-0

北朝鮮u-20 対日本u-20

先制からわずか4分後、北朝鮮が再び得点する。

チェ・ヨナ(Choe Yon-A)が右足でシュートを決め、スコアは2-0に。日本は反撃の時間を十分に確保できないまま、2点を追う状況に追い込まれた。

FIFAの試合レポートでは、チェ・ヨナがこの試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは、別の大会戦績紹介ではなく、北朝鮮の準々決勝進出を決定づけた活躍として記録されている。

9月17日の得点経過

時間 出来事 スコア
前半終了 両チーム無得点 0-0
65分 古田麻子のオウンゴール 北朝鮮 1-0 日本
69分 チェ・ヨナが追加点 北朝鮮 2-0 日本
試合終了 北朝鮮が勝利 北朝鮮 2-0 日本

この試合はポーランド現地時間の9月17日18時30分にキックオフされた。一方、JFAの日本代表日程では日本時間の9月18日として掲載されている。日付が異なるのは時差によるもので、別の試合ではない。

【5か月の逆転劇】4月の日本1-0勝利から9月の北朝鮮2-0勝利まで

北朝鮮u-20 対日本u-20

今回の対戦を理解するうえで欠かせないのが、2026年4月18日にタイで開催されたAFC U20女子アジアカップタイ2026の決勝戦だ。

両国は約5か月前にも優勝を懸けて対戦していた。そのときは日本が勝利し、9月の世界大会では北朝鮮が勝利した。

4月18日:佐野杏花の56分弾で日本がアジア王者に

タイのタマサート・スタジアムで行われた決勝は、前半を0-0で終了。

均衡を破ったのは後半56分だった。

日本の佐野杏花がゴールを決め、1-0とリード。そのまま試合終了までリードを守り、日本が北朝鮮を下して優勝を果たした。

JFAの公式試合記録にも、得点者は佐野杏花、得点時間は56分と記載されている。

この大会で日本は通算7度目の優勝を達成。AFCも北朝鮮が試合の多くの時間帯で主導権を握っていたと伝えており、日本にとっては粘り強さが結果につながった決勝だった。

9月17日:北朝鮮が雪辱を果たす

それから約5か月後、ポーランドで再び顔を合わせた両チーム。

今度は北朝鮮が後半に2得点を挙げ、日本に得点を許さず勝利した。

4月は日本が1点を守り切り、9月は北朝鮮が2点のリードを守り切る。両試合とも無失点で勝った側が異なるという、対照的な結果になった。

両試合の比較・関係者と大会の位置づけ

比較項目 4月18日 9月17日 大会 AFC U20女子アジアカップタイ2026 FIFA U-20女子ワールドカップポーランド2026 試合段階 決勝 ラウンド16 対戦カード 日本対北朝鮮 北朝鮮対日本 試合結果 日本 1-0 北朝鮮 北朝鮮 2-0 日本 主な得点者 佐野杏花(56分) 古田麻子(65分OG)、チェ・ヨナ(69分) 勝利したチーム 日本U-20女子代表 北朝鮮U-20女子代表 大会への影響 日本がアジア王者に 北朝鮮が準々決勝進出

この比較から見えるのは、単純な実力差ではなく、試合ごとに結果を左右する局面が異なっていたことだ。

4月の日本は北朝鮮の攻勢をしのいで1点を守り、9月の北朝鮮は後半の連続得点で試合を決めた。両国の力関係を一試合の結果だけで判断することはできない。

【2026年最新分析】なぜ北朝鮮が日本に勝てたのか?大会前半の成績を比較

9月の試合結果を分析する際、注目したいのが両チームのグループステージでの歩みだ。

実際には、北朝鮮と日本はラウンド16に進むまで、異なる戦い方と成績を残していた。

日本は無敗でグループDを突破

日本はグループDでニュージーランド、アメリカ、イタリアと対戦した。

結果は次のとおり。

- 9月6日:日本 2-1 ニュージーランド
- 9月9日:日本 2-2 アメリカ
- 9月12日:イタリア 1-1 日本

日本は1勝2分け、勝ち点5でグループ2位となった。

特に注目したいのは、アメリカとイタリアという強豪相手に敗れていないことだ。グループステージでは無敗を維持しており、決して調子を落としたままラウンド16に進んだわけではない。

AFCの大会報道も、日本が5ポイントでグループを2位通過したことを伝えている。

北朝鮮はグループEを全勝・無失点で突破

一方、前回大会王者の北朝鮮はグループEで圧倒的な成績を残した。

- 9月7日:北朝鮮 2-0 ポルトガル
- 9月10日:北朝鮮 4-0 コスタリカ
- 9月13日:北朝鮮 3-0 コロンビア

3試合すべてに勝利し、9ポイントを獲得。得点9、失点0という内容でグループ首位通過を決めた。

FIFAの大会特集でも、北朝鮮はグループステージを全勝・無失点で終えたディフェンディングチャンピオンとして紹介されている。

グループステージ成績の違い

比較項目 日本 北朝鮮
グループ D E
試合数 3 3
勝利 1 3
引き分け 2 0
敗戦 0 0
勝ち点 5 9
得点 5 9
失点 4 0
順位 2位 1位

両チームともグループステージで敗れていないが、北朝鮮は全勝かつ無失点、日本は引き分けが2試合という違いがあった。

この数字は、9月の直接対決に向けて北朝鮮の攻守が非常に安定していたことを示している。

勝敗を分けたのは後半の攻撃圧力

試合内容についてFIFAは、前半は拮抗した展開だったものの、北朝鮮が後半に圧力を強めたと説明している。

この変化が65分の先制点につながり、その4分後には追加点が生まれた。

日本の守備が前半に機能していたことと、後半に北朝鮮が得点機会をものにしたことは、分けて考える必要がある。

また、オウンゴールによる先制は試合の流れを変える大きな要素だった。1点を追う日本は同点を目指す必要が生じ、北朝鮮はリードを背景に試合を進められるようになった。

ただし、公式に確認できる得点経過だけから、交代策や選手の疲労が直接の原因だったと断定することはできない。試合の転換点として明確なのは、65分と69分の連続失点である。

【対戦成績】北朝鮮U-20と日本U-20のライバル関係はどう変化した?

両国はアジア女子サッカーの年代別カテゴリーで長年競い合ってきた。

FIFAは2026年9月16日の大会プレビューで、北朝鮮と日本をU-20女子サッカーにおけるアジアの有力国として取り上げている。

同記事によると、9月の対戦前までの直近5試合では北朝鮮が4勝。日本が勝ったのは4月のアジアカップ決勝だけだった。

つまり、日本が4月に勝ったことは重要な結果だったものの、過去の対戦傾向では北朝鮮が優位に立っていた。9月の2-0は、その流れを再び強める結果となった。

2024年から2026年までの主な対戦

- 2024年:FIFA U-20女子ワールドカップコロンビア大会決勝で北朝鮮が日本を破り、優勝。
- 2026年4月18日:AFC U20女子アジアカップ決勝で日本が1-0で勝利。
- 2026年9月17日:FIFA U-20女子ワールドカップのラウンド16で北朝鮮が2-0で勝利。

2024年の世界大会決勝でも両国は対戦しており、今回のラウンド16は単なる一度限りの対戦ではない。アジアの頂点と世界の頂点を争うライバル関係が続いている。

北朝鮮はその後、世界大会決勝まで進出

9月17日の勝利は、北朝鮮にとって大会の終着点ではなかった。

その後の北朝鮮は、準々決勝でカナダを2-0で破り、準決勝ではコロンビアに3-0で勝利。決勝へ進出した。

9月27日の決勝ではスペインと対戦し、延長120分まで0-0。PK戦の末に3-4で敗れ、準優勝となった。

AFCの大会報道によると、北朝鮮は連覇と通算4度目の世界制覇を目指していたが、最後はスペインにタイトルを譲った。

日本を破った北朝鮮がそのまま決勝まで勝ち進んだことは、ラウンド16の結果を評価するうえでも重要な背景となる。

【プロの結論】北朝鮮2-0日本は実力差だけでは説明できない

今回の2試合を比較して見えてくるのは、両チームの実力が拮抗するなかで、試合の重要な局面をどちらが制するかが結果に直結したということだ。

4月のアジアカップ決勝では、日本が北朝鮮の攻勢をしのぎ、佐野杏花の1点を守り切った。

9月の世界大会では、北朝鮮が後半に圧力を強め、オウンゴールによる先制から4分後に追加点を決めた。

両試合とも勝者は無失点で試合を終えている。守備の安定と決定機を得点に変える力が、勝敗を左右した。

試合を評価する際に押さえたい3つのポイント

1. スコアだけでチーム全体の実力を決めない

日本は4月に勝利し、9月には敗れた。しかし、9月の敗戦によって4月の優勝実績が失われるわけではない。大会の舞台、相手のコンディション、試合の流れを含めて評価する必要がある。

2. グループステージの成績も重視する

北朝鮮は9ポイント、9得点、無失点でグループを突破した。日本も無敗だったが、2試合を引き分けていた。直接対決の前から両チームの大会成績には違いがあった。

3. 一つのゴールが試合全体を変える

65分のオウンゴールは、北朝鮮にとって大きな転換点だった。その後の追加点によって日本の反撃はさらに難しくなった。若い年代の国際大会では、こうした短時間の連続失点をどう防ぐかも重要な評価基準になる。

今回の結果を「日本が弱く、北朝鮮が強かった」という単純な図式で片づけるのは適切ではない。4月と9月の試合を並べることで、両チームの競争力と試合運びの違いが見えてくる。

【北朝鮮U-20対日本U-20】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:北朝鮮U-20対日本U-20の2026年9月の試合結果は?

A1:2026年9月17日のFIFA U-20女子ワールドカップのラウンド16で、北朝鮮が日本に2-0で勝利した。65分の古田麻子のオウンゴールと69分のチェ・ヨナの得点が決勝点となった。

Q2:4月のアジアカップ決勝ではどちらが勝った?

A2:2026年4月18日のAFC U20女子アジアカップタイ2026決勝では、日本が北朝鮮を1-0で破った。56分に佐野杏花が決勝ゴールを決めた。

Q3:9月の試合で北朝鮮の得点者は誰?

A3:65分は日本の古田麻子のオウンゴール、69分は北朝鮮のチェ・ヨナの得点だった。記録上、北朝鮮の2得点目を決めたのはチェ・ヨナである。

Q4:日本はグループステージで敗れていた?

A4:敗れていない。日本はニュージーランドに2-1で勝利し、アメリカと2-2、イタリアと1-1で引き分けた。1勝2分けの勝ち点5でグループDを2位通過した。

Q5:北朝鮮は2026年のU-20女子ワールドカップで優勝した?

A5:優勝はスペイン。北朝鮮は準々決勝と準決勝を勝ち抜いて決勝に進んだが、スペインと0-0で引き分けた後、PK戦で3-4と敗れ、準優勝となった。

Q6:北朝鮮と日本は2026年に何度対戦した?

A6:主要大会の直接対決では、4月18日のアジアカップ決勝と9月17日のU-20女子ワールドカップ・ラウンド16の2度。4月は日本、9月は北朝鮮が勝利した。

まとめ:北朝鮮2-0日本の結果が示した2026年の勢力図

2026年の北朝鮮U-20女子代表と日本U-20女子代表の対決は、約5か月の間に勝者が入れ替わる興味深い展開となった。

4月18日のAFC U20女子アジアカップタイ2026決勝では、佐野杏花の56分のゴールで日本が1-0の勝利。日本は通算7度目のアジア制覇を成し遂げた。

一方、9月17日のFIFA U-20女子ワールドカップポーランド2026ラウンド16では、北朝鮮が2-0で勝利。65分のオウンゴールと69分のチェ・ヨナの追加点によって、日本を大会から退けた。

さらに北朝鮮は準決勝を突破して決勝まで進出し、最終的にはスペインにPK戦で敗れて準優勝となった。

今回の対戦から読み取れるのは、アジアの女子サッカーにおける両国の競争力の高さだ。日本の4月の勝利も、北朝鮮の9月の勝利も、それぞれ異なる大会で積み重ねた実績である。

4月は日本がアジア王者、9月は北朝鮮が世界大会の直接対決を制した。 この2つの結果を合わせて見ることが、2026年の両国のライバル関係を正しく理解するポイントになる。