【決勝結果】大阪桐蔭が智辯学園を7-3で破り、4年ぶり5回目の優勝
2026年3月31日・阪神甲子園球場
大阪桐蔭
7

大阪府
VS

決勝
智辯学園
3
奈良県
イニング別スコア
試合開始12時30分/終了14時52分/観客数25,000人
日本高等学校野球連盟の公式試合記録によると、大阪桐蔭は2回に先制し、3回にも2点を追加。6回終了時点では3-3の同点でしたが、7回に一挙4点を奪い、勝利を決定づけました。
7回の集中打が勝負を分けた
大阪桐蔭は2回表、1死二塁から中村の右前適時打で先制。3回にも追加点を挙げ、試合序盤から主導権を握りました。
一方の智辯学園も反撃を続け、6回には逢坂悠誠がソロ本塁打を放つなどして3-3に追いつきます。決勝戦らしい緊迫した展開となりました。
しかし、7回表に大阪桐蔭の打線が再び動きます。押し出し四球に続き、黒川の2点適時打などで4点を追加。試合の均衡を一気に崩しました。
川本晴大が15奪三振の快投
優勝の立役者となったのが、大阪桐蔭の左腕・川本晴大投手です。9回を投げ切り、被安打6、3失点、15奪三振という成績で智辯学園打線を封じました。
日刊スポーツの記録記事によると、9回で15奪三振を記録したセンバツ決勝は101年ぶりの快挙です。打線の得点力だけでなく、最後まで投げ抜いた投手の力が優勝を支えました。
大阪桐蔭にとっては2022年以来4年ぶりの春の頂点。センバツ通算5回目の優勝は、東邦と並ぶ歴代最多タイの記録です。
【全31試合】春センバツ試合結果一覧を回戦別に完全整理
第98回大会では、32校によるトーナメント方式で全31試合が行われました。ここでは1回戦から決勝まで、全試合のスコアを開催日順にまとめます。
1回戦・全16試合
| 開催日 | 勝利校 | スコア | 敗退校 |
|---|---|---|---|
| 3月19日 | 帝京 | 4-3 | 沖縄尚学 |
| 3月19日 | 中京大中京 | 3-1 | 阿南光 |
| 3月19日 | 八戸学院光星 | 15-6 | 崇徳 |
| 3月20日 | 智辯学園 | 4-0 | 花巻東 |
| 3月20日 | 神村学園 | 2-0 | 横浜 |
| 3月20日 | 滋賀学園 | 5-4 | 長崎西 |
| 3月21日 | 専大松戸 | 4-0 | 北照 |
| 3月21日 | 日本文理 | 8-1 | 高知農 |
| 3月21日 | 花咲徳栄 | 3-2 | 東洋大姫路 |
| 3月22日 | 山梨学院 | 5-3 | 長崎日大 |
| 3月22日 | 大垣日大 | 2-1 | 近江 |
| 3月22日 | 九州国際大付 | 4-3 | 神戸国際大付 |
| 3月23日 | 三重 | 2-0 | 佐野日大 |
| 3月23日 | 英明 | 5-3 | 高川学園 |
| 3月23日 | 東北 | 5-1 | 帝京長岡 |
| 3月24日 | 大阪桐蔭 | 4-0 | 熊本工 |
1回戦では八戸学院光星が崇徳に15-6、花咲徳栄が東洋大姫路に3-2で勝利しました。神村学園が前年優勝校の横浜を2-0で破った試合も、序盤の注目カードとなりました。
2回戦・全8試合
| 開催日 | 勝利校 | スコア | 敗退校 |
|---|---|---|---|
| 3月24日 | 中京大中京 | 9-4 | 帝京 |
| 3月24日 | 八戸学院光星 | 5-4 | 滋賀学園 |
| 3月25日 | 智辯学園 | 2-1 | 神村学園 |
| 3月25日 | 花咲徳栄 | 17-0 | 日本文理 |
| 3月26日 | 山梨学院 | 3-1 | 大垣日大 |
| 3月26日 | 英明 | 6-3 | 東北 |
| 3月26日 | 大阪桐蔭 | 6-5 | 三重 |
| 3月26日 | 専大松戸 | 8-3 | 九州国際大付 |
2回戦で注目したいのは大阪桐蔭と三重の一戦です。大阪桐蔭は9回までに決着がつかず、延長10回の末に6-5で勝利しました。終盤まで競り合った試合をものにしたことが、その後の優勝につながっています。
また、智辯学園も神村学園との接戦を制しています。10回まで戦った試合で、勝負どころの得点力を発揮しました。
なお、専大松戸と九州国際大付の試合は、当初3月25日に予定されていましたが、雨天順延により26日に実施されました。
準々決勝・全4試合
| 開催日 | 勝利校 | スコア | 敗退校 |
|---|---|---|---|
| 3月27日 | 中京大中京 | 2-1 | 八戸学院光星 |
| 3月27日 | 智辯学園 | 12-8 | 花咲徳栄 |
| 3月27日 | 専大松戸 | 2-1 | 山梨学院 |
| 3月27日 | 大阪桐蔭 | 4-3 | 英明 |
準決勝・全2試合
| 開催日 | 勝利校 | スコア | 敗退校 |
|---|---|---|---|
| 3月29日 | 智辯学園 | 2-1 | 中京大中京 |
| 3月29日 | 大阪桐蔭 | 3-2 | 専大松戸 |
決勝・1試合
| 開催日 | 優勝校 | スコア | 準優勝校 |
|---|---|---|---|
| 3月31日 | 大阪桐蔭 | 7-3 | 智辯学園 |
以上が全31試合の結果です。1回戦16試合、2回戦8試合、準々決勝4試合、準決勝2試合、決勝1試合という構成で、全国32校の頂点が決まりました。
【トーナメント表】大阪桐蔭と智辯学園の勝ち上がりを追跡
優勝争いを理解するうえで重要なのが、準々決勝から決勝までの組み合わせです。最終的に大阪桐蔭と智辯学園が勝ち残りましたが、両校の勝ち上がり方にはそれぞれ特徴がありました。
第98回大会・ベスト8からの勝ち上がり
中京大中京
2-1
八戸学院光星
智辯学園
12-8
花咲徳栄
専大松戸
2-1
山梨学院
大阪桐蔭
4-3
英明
智辯学園
2-1
中京大中京
大阪桐蔭
3-2
専大松戸
大阪桐蔭 7-3 智辯学園
大阪桐蔭が優勝
大阪桐蔭は準々決勝で英明を4-3、準決勝で専大松戸を3-2と、いずれも1点差で退けました。接戦を連続して勝ち抜いた点が特徴です。
一方、智辯学園は準々決勝で花咲徳栄を相手に大逆転を演じ、準決勝でも中京大中京との接戦を制しました。
大阪桐蔭の勝ち上がり
- 1回戦:熊本工に4-0
- 2回戦:三重に6-5(延長10回)
- 準々決勝:英明に4-3
- 準決勝:専大松戸に3-2
- 決勝:智辯学園に7-3
大阪桐蔭は初戦こそ4-0の無失点勝利でしたが、その後は接戦が続きました。特に三重戦の延長勝利は、チームの粘り強さを示した試合でした。
智辯学園の勝ち上がり
- 1回戦:花巻東に4-0
- 2回戦:神村学園に2-1(延長10回)
- 準々決勝:花咲徳栄に12-8
- 準決勝:中京大中京に2-1
- 決勝:大阪桐蔭に3-7
智辯学園の最大の見せ場は準々決勝でした。花咲徳栄に序盤から8点を奪われながら、反撃を重ねて12-8で逆転勝利。8点差をひっくり返す劇的な試合となりました。
この試合では、序盤の大量失点だけで勝敗が決まるわけではない高校野球の怖さと面白さが表れています。智辯学園はその勢いを準決勝にもつなげ、決勝進出を果たしました。
【準決勝・準々決勝を分析】決勝進出を決めた4校の実力
準決勝に進んだのは大阪桐蔭、智辯学園、専大松戸、中京大中京の4校です。いずれも準々決勝を接戦で突破しており、実力が拮抗した大会終盤となりました。
準決勝第1試合:智辯学園が中京大中京に2-1
智辯学園は中京大中京を2-1で破り、決勝進出を決めました。点差はわずか1点。準々決勝の大量得点試合とは異なり、投手力と守備力が勝負を左右する試合となりました。
2016年の優勝以来、10年ぶりの頂点を狙う智辯学園にとって、決勝進出そのものが大きな成果でした。
準決勝第2試合:大阪桐蔭が専大松戸に3-2
大阪桐蔭も専大松戸との試合を3-2で制しました。準々決勝に続く1点差の勝利であり、プレッシャーのかかる局面でも試合をまとめる力が際立ちました。
この結果、決勝は大阪府代表と奈良県代表による近畿勢同士の対決に決定。全国の注目を集めるカードとなりました。
準々決勝の最大の見どころは智辯学園の逆転劇
準々決勝では、智辯学園と花咲徳栄の試合が大会屈指の注目カードになりました。
花咲徳栄は初回に6点、2回にも2点を奪い、序盤で8点をリード。しかし智辯学園は2回以降、着実に得点を重ね、最終的には12-8で逆転しました。
そのほか、大阪桐蔭は英明に4-3、専大松戸は山梨学院に2-1、中京大中京は八戸学院光星に2-1で勝利しています。準々決勝4試合中3試合が1点差であり、終盤の勝負強さがベスト4を分けました。
【大会データ・関係性】優勝校と準優勝校、ベスト4を比較
第98回大会の主要な結果を、出場校の関係性とともに整理します。決勝の対戦だけでなく、準決勝進出校や大会方式も合わせて確認すると、2026年大会の特徴が見えてきます。
この表から分かるように、大阪桐蔭と智辯学園は決勝に進出しただけでなく、それぞれ異なる形で接戦を勝ち抜いています。大阪桐蔭は投手力と勝負どころの得点力、智辯学園は逆境からの反撃力が印象的でした。
2026年大会から導入されたDH制にも注目
第98回大会では、高校野球の公式戦における新しい試みとして指名打者(DH)制が導入されました。
共同通信の大会報道によると、大半の学校が打撃専門の選手を起用しました。投手の打席をどう扱うかという従来の戦術に変化が生まれ、打撃に特化した選手の起用や選手層の使い方にも注目が集まりました。
DH制は単に打順を変えるだけの制度ではありません。投手の負担管理、代打のタイミング、打線の構成など、監督の采配に新たな選択肢を加えるものです。今後のセンバツでも、チームごとの活用方法が見どころになりそうです。
【選抜高校野球の歴代優勝校】大阪桐蔭の5回目はどれほどすごい?
大阪桐蔭は今回の優勝によって、春の選抜で通算5回目の優勝を達成しました。これは東邦と並ぶセンバツ最多優勝記録です。
春夏通算の甲子園大会優勝回数も10回に到達。日刊スポーツや共同通信の報道では、春夏通算の優勝回数は歴代2位に位置づけられています。
直近のセンバツ優勝校
| 開催年 | 優勝校 | 決勝スコア | 準優勝校 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | 大阪桐蔭 | 7-3 | 智辯学園 |
| 2025年 | 横浜 | 11-4 | 智辯和歌山 |
| 2024年 | 健大高崎 | 3-2 | 報徳学園 |
| 2023年 | 山梨学院 | 7-3 | 報徳学園 |
| 2022年 | 大阪桐蔭 | 18-1 | 近江 |
| 2021年 | 東海大相模 | 3-2 | 明豊 |
| 2020年 | 中止 | ― | ― |
| 2019年 | 東邦 | 6-0 | 習志野 |
2022年にも優勝している大阪桐蔭は、2026年の優勝によって近年のセンバツでも存在感を示しました。
また、2025年の優勝校である横浜は、2026年大会では神村学園に0-2で敗れ、1回戦で姿を消しています。前年の優勝校であっても、新チームで迎える春の大会では必ずしも同じ結果になるわけではありません。
センバツは夏の選手権大会と違い、前年秋の成績などを踏まえて選考された学校が出場する招待大会です。秋から冬にかけての成長が春の結果に反映される点も、選抜大会ならではの特徴です。
【選抜高校野球の全試合日程】3月19日から31日までの開催スケジュール
第98回選抜高校野球大会は、2026年3月19日から31日までの13日間の日程で実施されました。準々決勝翌日と準決勝翌日は休養日として設定されています。
| 日付 | 大会日 | 試合内容 |
|---|---|---|
| 3月19日 | 第1日 | 1回戦 |
| 3月20日 | 第2日 | 1回戦 |
| 3月21日 | 第3日 | 1回戦 |
| 3月22日 | 第4日 | 1回戦 |
| 3月23日 | 第5日 | 1回戦 |
| 3月24日 | 第6日 | 1回戦・2回戦 |
| 3月25日 | 第7日 | 2回戦 |
| 3月26日 | 第8日 | 2回戦 |
| 3月27日 | 第9日 | 準々決勝 |
| 3月28日 | ― | 休養日 |
| 3月29日 | 第10日 | 準決勝 |
| 3月30日 | ― | 休養日 |
| 3月31日 | 第11日 | 決勝・閉会式 |
なお、3月25日に予定されていた専大松戸と九州国際大付の試合は、雨天によって翌26日に順延されました。大会全体の終了日は変更されず、予定されていた13日間の会期内で全31試合が終了しています。
試合開始時間や観客数などの詳細については、日本高等学校野球連盟と阪神甲子園球場の大会記録が基準になります。
【春選抜高校野球結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の春の選抜高校野球で優勝した高校はどこですか?
A1:大阪府代表の大阪桐蔭です。2026年3月31日の決勝で奈良県代表の智辯学園を7-3で破り、4年ぶり5回目の優勝を達成しました。
Q2:2026年センバツの決勝スコアは何対何でしたか?
A2:大阪桐蔭が智辯学園に7-3で勝利しました。6回終了時点では3-3でしたが、大阪桐蔭が7回に4点を奪って勝ち越しました。
Q3:智辯学園は何位でしたか?
A3:準優勝です。準々決勝で花咲徳栄に12-8、準決勝で中京大中京に2-1で勝ち、決勝に進出しました。
Q4:2026年春の選抜高校野球は何校が出場しましたか?
A4:全国32校です。トーナメント方式で行われ、全31試合で優勝校が決まりました。
Q5:2026年の選抜高校野球の準決勝結果は?
A5:智辯学園が中京大中京に2-1、大阪桐蔭が専大松戸に3-2で勝利しました。
Q6:2026年の選抜高校野球で最多得点の試合は?
A6:2回戦の花咲徳栄対日本文理で、花咲徳栄が17-0で勝利しました。準々決勝の智辯学園対花咲徳栄も12-8という打撃戦になりました。
Q7:大阪桐蔭のセンバツ優勝回数は何回ですか?
A7:2026年の優勝で通算5回となりました。東邦と並ぶ歴代最多タイの記録です。春夏通算では甲子園大会10回の優勝を達成しています。
まとめ:2026年春の選抜高校野球は大阪桐蔭が歴史的な5回目の優勝
第98回選抜高等学校野球大会は、2026年3月19日から31日まで阪神甲子園球場で開催され、大阪桐蔭が智辯学園を7-3で破って優勝しました。
大会を振り返ると、特に注目すべきポイントは次の3つです。
- 大阪桐蔭の投打の強さ:川本晴大の15奪三振と、7回の集中打が優勝を決定づけた。
- 智辯学園の逆転力:花咲徳栄との準々決勝で8点差を覆し、準優勝まで勝ち上がった。
- 大会記録の更新:大阪桐蔭はセンバツ5回目の優勝で東邦と並び、DH制も初めて導入された。
2026年大会は、単なる優勝校の決定にとどまらず、接戦を勝ち抜く力、大量失点からの反撃、投手の圧倒的な奪三振力など、高校野球の多彩な魅力が表れた大会でした。
今後の注目は、春の甲子園で経験を積んだ選手たちが夏の全国高校野球選手権大会でどのような成長を見せるかです。大阪桐蔭の強さをはじめ、智辯学園やベスト4進出校のその後の戦いにも注目が集まります。
2026年春のセンバツを振り返る際は、決勝スコアだけでなく、全31試合の勝ち上がりや準々決勝・準決勝の結果も合わせて確認すると、大会全体のドラマがより鮮明になります。
主な参照資料
- 日本高等学校野球連盟「第98回選抜高等学校野球大会」大会要項・公式試合結果
- 阪神甲子園球場「2026年大会日程・試合結果」
- 朝日新聞・日刊スポーツ「第98回選抜高校野球大会アーカイブ」
- 共同通信「大阪桐蔭が智弁学園に7-3でV」
- 日刊スポーツ「大阪桐蔭・川本晴大の15奪三振記録」「歴代優勝校」