箱根駅伝の早稲田は2027年に優勝できるか?出雲Vの戦力と復路の課題を徹底解説
2027年1月2日・3日に開催される第103回箱根駅伝。早稲田大学は、悲願の総合優勝を果たせるだけの戦力を整えつつある。2026年1月の第102回大会では、往路2位の好成績を収めながら、復路で順位を落として総合4位。記録は10時間44分29秒だった。
しかし、2026年10月12日の出雲駅伝では状況が大きく変わった。早稲田大学は2時間5分56秒の大会新記録で16年ぶり3度目の優勝。工藤慎作、鈴木琉胤、山口竣平ら主力に加え、本田桜二郎や新妻遼己といった新戦力も存在感を示した。2027年の箱根では、2011年以来となる総合優勝を狙えるのか。公式記録、選手の区間実績、花田勝彦駅伝監督の指導体制から、現在の早稲田の実力と優勝への条件を読み解く。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 第102回箱根駅伝:早稲田大学は往路2位・復路8位、総合4位の10時間44分29秒でフィニッシュ。
- 2026年出雲駅伝:2時間5分56秒の大会新記録で16年ぶり3度目の優勝。若手と主力の層の厚さを証明した。
- 第103回の展望:工藤慎作、鈴木琉胤、山口竣平らを中心に優勝候補の一角。ただし、復路の安定感とエース区間の選手起用が鍵になる。
【第102回箱根駅伝】早稲田大学は総合4位!10時間44分29秒の結果を分析

2026年1月2日・3日に開催された第102回東京箱根間往復大学駅伝競走で、早稲田大学は総合4位に入った。
東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録によると、往路は5時間18分26秒で2位、復路は5時間26分03秒で8位。総合タイムは10時間44分29秒だった。
優勝した青山学院大学との差は6分55秒。2位の國學院大學には4分22秒、3位の順天堂大学には34秒届かなかった。一方、5位の中央大学とはわずか2秒差、6位の駒澤大学とも21秒差という接戦だった。
この結果から分かるのは、早稲田が優勝争いから大きく離れたチームではなかったということだ。3位との差はわずか34秒。復路のタイムを改善できれば、順位を一つ、二つと押し上げられる位置にいた。
2025年から2026年にかけて着実に記録を短縮

早稲田大学競走部の公式記録を振り返ると、チームの成長も確認できる。
- 第99回(2023年):総合6位、10時間55分21秒
- 第100回(2024年):総合7位、10時間56分40秒
- 第101回(2025年):総合4位、10時間50分57秒
- 第102回(2026年):総合4位、10時間44分29秒
2026年は前年より6分28秒もタイムを縮めた。総合順位こそ4位で変わらなかったものの、上位争いに加わるための走力は着実に向上している。
特に注目したいのは、2026年の往路である。5時間18分26秒は、優勝した青山学院大学の5時間18分08秒と18秒差。往路だけを見れば、早稲田は優勝チームとほぼ互角の走りを見せていた。
問題は、その勢いを復路でも維持できなかったことにある。第103回で優勝を狙うためには、往路の好成績を再現するだけでなく、2日目の戦い方を改善しなければならない。
【往路2位・復路8位】早稲田大学の課題はどの区間にあったのか

第102回箱根駅伝の早稲田大学を区間別に見ると、前半の強さと後半の課題がはっきり表れている。
1区の吉倉ナヤブ直希は区間7位。2区の山口智規は1時間5分47秒で区間4位と好走した。3区の山口竣平は区間8位だったが、4区の鈴木琉胤が1時間00分01秒で区間賞を獲得。5区の工藤慎作も区間3位に入り、往路2位を確保した。
特に4区の鈴木と5区の工藤は、優勝を目指すチームに欠かせない存在であることを示した。山上りを担った工藤の安定感も、早稲田の大きな武器だ。
復路では7区・8区の順位が課題に
復路の6区では山﨑一吹が区間6位とまとめた。しかし、7区の間瀬田純平は区間12位、8区の堀野正太は区間16位となり、往路で築いた優位性をさらに広げることはできなかった。
一方、9区の小平敦之は1時間7分45秒で区間2位。終盤に力強い走りを見せたことは、チームにとって明るい材料だった。10区の瀬間元輔も区間10位で襷をつないでいる。
重要なのは、復路全体を単純に失敗と評価しないことだ。9区では区間2位を記録しており、個々の選手が力を発揮できる区間もあった。問題は、7区・8区を中心に複数の区間で上位との差を詰めきれなかった点にある。
復路のタイム差は優勝校との比較でさらに明確になる
青山学院大学の復路タイムは5時間19分26秒。早稲田の5時間26分03秒との差は6分37秒だった。往路の差が18秒だったことを考えると、総合6分55秒差の大部分は復路で生じた計算になる。
第103回で早稲田が優勝するためには、復路の各区間で大崩れを防ぎ、少なくとも優勝校に対するタイム差を大幅に縮める必要がある。
特に8区は、前回区間16位だった堀野正太の成長と、同区間を担える選手層の充実が注目点だ。9区の小平が見せた区間2位の走りを、ほかの区間にも広げられるかが勝負を分ける。
【2026年出雲駅伝】早稲田大学が大会新記録で16年ぶり3度目の優勝
第103回箱根駅伝を展望するうえで、最も大きなニュースが2026年10月12日の第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走だ。
早稲田大学は2時間5分56秒でゴールし、大会新記録を樹立。2010年以来16年ぶり、通算3度目の出雲駅伝優勝を果たした。早稲田大学の公式発表でも、この記録と優勝が報告されている。
従来の大会記録2時間7分51秒を1分55秒更新した今回の優勝は、単なる一大会の好成績ではない。箱根駅伝で総合優勝を狙うチームにとって、選手層の充実と駅伝で勝ち切る力を示す重要な結果となった。
出雲駅伝2026の区間成績
- 1区・吉倉ナヤブ直希:22分58秒、区間7位
- 2区・本田桜二郎:15分42秒、区間1位
- 3区・鈴木琉胤:23分31秒、区間3位
- 4区・新妻遼己:17分10秒、区間1位・区間新記録
- 5区・山口竣平:17分35秒、区間1位・区間新記録
- 6区・工藤慎作:29分00秒、区間1位
このレースで注目すべきは、複数の学年から区間上位の選手が現れたことだ。
1年生の本田桜二郎が2区で区間賞を獲得し、新妻遼己も4区で区間新記録を樹立。3年生の山口竣平も5区で区間賞を獲得した。さらに、鈴木琉胤と工藤慎作も力を発揮し、チームを優勝へ導いた。
特に最終6区の工藤が29分00秒で区間賞を獲得したことは大きい。箱根駅伝の山上りだけでなく、出雲の最終区間でも勝負強さを示したためだ。
出雲の優勝を箱根の優勝につなげられるか
出雲駅伝は6区間45.1キロ、箱根駅伝は往復10区間217.1キロ。大会の距離も区間構成も異なるため、出雲の優勝がそのまま箱根の優勝を保証するわけではない。
それでも、出雲で証明した収穫は大きい。1年生が駅伝の主要区間で結果を残し、上級生が重要な局面で区間賞を獲得した。短い距離でのスピードと、駅伝特有の襷リレーに対応する力がそろっている。
一方、箱根では長距離への対応、山上り・山下りの適性、復路での持久力が問われる。出雲で活躍した選手をどの区間に配置するのか、花田監督の采配が注目される。
【2027年の主力選手】工藤慎作・鈴木琉胤・山口竣平と新戦力を徹底分析
2027年の早稲田大学を語るうえで中心となるのは、工藤慎作、鈴木琉胤、山口竣平の3人だ。さらに、吉倉ナヤブ直希、小平敦之、本田桜二郎、新妻遼己らも戦力として注目される。
早稲田大学競走部の公式部員紹介では、長距離ブロックの選手情報が学年別・ブロック別に公開されている。2026年10月31日時点での学年と、直近の主要駅伝での実績を整理した。
早稲田大学競走部・注目選手の実績と関係性
| 選手 | 第102回箱根駅伝 | 2026年出雲駅伝 | 2027年への注目点 |
|---|---|---|---|
| 工藤慎作 | 5区・1時間09分46秒、区間3位 | 6区・29分00秒、区間1位 | 4年生。山上りの経験と最終区間での勝負強さ |
| 鈴木琉胤 | 4区・1時間00分01秒、区間1位 | 3区・23分31秒、区間3位 | 2年生。スピードを生かした主要区間での活躍 |
| 山口竣平 | 3区・1時間01分54秒、区間8位 | 5区・17分35秒、区間1位 | 3年生。出雲での成長を箱根の長距離区間に生かせるか |
| 吉倉ナヤブ直希 | 1区・1時間00分58秒、区間7位 | 1区・22分58秒、区間7位 | 3年生。序盤の流れを安定させる役割 |
| 小平敦之 | 9区・1時間07分45秒、区間2位 | 出走なし | 4年生。復路の経験と長距離への対応力 |
| 本田桜二郎 | 出走なし | 2区・15分42秒、区間1位 | 2年生。1年生での駅伝区間賞を箱根につなげられるか |
| 新妻遼己 | 出走なし | 4区・17分10秒、区間1位・区間新 | 2年生。ルーキーイヤーの実績を長距離で発揮できるか |
工藤慎作は箱根の山上りを任せられる存在
工藤慎作は、早稲田大学の駅伝を象徴する選手の一人だ。
第102回箱根駅伝では5区を担当し、1時間09分46秒で区間3位。さらに2026年の出雲駅伝では最終6区を任され、29分00秒の区間賞を獲得した。
箱根の5区は高低差の大きい山上り区間であり、平地のスピードだけでは攻略できない。長い上り坂に対応する持久力と、レース後半でもペースを維持する能力が求められる。
工藤は過去の箱根でも5区を経験しており、2027年は4年生としてチームを引っ張る立場になる。山上りの経験を持つ選手が最終学年まで残ることは、早稲田にとって大きな強みだ。
また、出雲のアンカーで区間賞を獲得した実績は、長距離区間でも勝負できることを示している。5区を再び任されるのか、それとも別の配置になるのかも見どころだ。
鈴木琉胤は主要区間を任せられる成長株
鈴木琉胤は、2026年箱根駅伝で4区区間賞を獲得した実力者。1時間00分01秒という記録で、早稲田の往路2位に大きく貢献した。
出雲駅伝では3区を担当し、23分31秒で区間3位。区間新記録も樹立した。箱根と出雲の双方で結果を残しており、異なる距離の駅伝に対応できる点が強みとなっている。
2027年は2年生。今後の成長を考えれば、往路の主要区間を担う候補として注目したい。特に、前回卒業した山口智規の穴をどのように埋めるかという課題に対し、鈴木がどのような役割を担うのかが焦点になる。
山口竣平は出雲駅伝で大きく存在感を高めた
山口竣平は、佐久長聖高校出身の長距離選手。第102回箱根駅伝では3区を走り、区間8位だった。
その後、2026年の出雲駅伝では5区を担当。17分35秒で区間賞を獲得し、区間新記録も樹立した。箱根の前回成績と比較すると、駅伝での成長を示す重要な結果といえる。
現在は3年生で、2027年はチームの中核を担う学年になる。トラック競技でも日本インカレ10000メートル優勝などの実績があり、ロードでの強さと合わせて期待が高まる。
本田桜二郎・新妻遼己は新しい早稲田の象徴
2026年に入学した本田桜二郎と新妻遼己は、出雲駅伝で早くも結果を残した。
本田は2区で区間賞、新妻は4区で区間新記録を獲得。ともに1年生ながら大学駅伝の舞台で存在感を発揮した。
第103回箱根駅伝では2年生となるため、長距離への適応が進めば、往路・復路の双方で選択肢を増やす存在になる。特に、これまでの早稲田が課題としてきた復路の選手層を厚くできるかに注目したい。
【花田勝彦駅伝監督と早稲田の歴代成績】13回の優勝実績を2027年につなげられるか
早稲田大学の箱根駅伝には長い歴史がある。東京箱根間往復大学駅伝競走の公式記録によると、早稲田大学の総合優勝回数は13回。中央大学の14回に次ぐ歴代2位の実績を持つ。
最後に総合優勝を果たしたのは2011年の第87回大会だ。当時は大迫傑らを擁し、10時間59分51秒で総合優勝。往路2位から復路で逆転する展開だった。
その後も上位に入る大会はあったが、2011年以来、総合優勝には届いていない。2027年は、長年の空白を埋めるための重要な大会となる。
花田勝彦駅伝監督が掲げるチームづくり
現在の早稲田大学競走部で駅伝指導を担うのが花田勝彦駅伝監督だ。2022年6月から駅伝監督として選手を指導している。
早稲田大学競走部の公式入部案内では、花田監督のチームづくりの考え方が次のように紹介されている。
「強い個の集合体」
個々の選手が学生トップを目指し、その力を駅伝という団体競技で結集させる考え方だ。
2026年の出雲駅伝は、このチームづくりが結果につながった大会だった。1年生の本田や新妻が区間賞を獲得し、鈴木や山口、工藤といった上級生も力を発揮した。特定のエースだけに頼らず、複数の選手が勝負どころで結果を残したことが優勝につながった。
また、花田監督は出雲駅伝の優勝後、早稲田スポーツの取材に対して、駅伝監督就任後初の大学三大駅伝優勝を振り返り、応援してくれた人々への恩返しができたという趣旨のコメントを残している。
2026年10月の優勝は、監督体制の成果を示す大きな節目になった。次に目指すのは全日本大学駅伝、そして箱根駅伝での結果だ。
2027年は歴代13度目ではなく14度目の優勝を狙う大会
早稲田大学は箱根駅伝で13回の総合優勝を記録している。次に優勝すれば14回目となり、歴代最多の中央大学に1回差まで迫る。
伝統校としての実績は十分だが、過去の優勝回数だけで現在の強さを判断することはできない。重要なのは、現役選手がどの程度の走力を備え、10区間を通じて安定した襷リレーを実現できるかという点だ。
2026年の出雲駅伝優勝によって、早稲田は大学三大駅伝の一つを制した。全日本大学駅伝と箱根駅伝でも結果を残せば、チームの評価はさらに高まる。
【第103回箱根駅伝2027】早稲田大学は優勝候補になれるのか?
現時点での評価は、優勝候補の一角。優勝争いに加わるだけの材料はそろっているが、総合優勝の本命と断定するには、復路の安定感を確認する必要がある。
2026年10月18日付の日刊スポーツによる箱根駅伝展望でも、2027年大会の優勝争いでは、4連覇を狙う青山学院大学、前回2位の國學院大學、出雲駅伝を制した早稲田大学、中央大学の4校が有力候補として挙げられた。
優勝を狙うための3つの条件
1つ目は、2区のエース区間をどう攻略するか。
第102回では山口智規が2区を走り、区間4位の好成績を残した。しかし、山口智規は4年生だったため、2027年の戦力としては計算できない。新しいエース区間の担当者を決める必要がある。
鈴木琉胤や山口竣平らが候補として注目されるが、4区・3区などでの実績をそのまま2区に当てはめることはできない。23.1キロという長距離を走り切る適性が求められる。
2つ目は、5区の工藤慎作を中心とする往路の安定感。
工藤は前回5区で区間3位。2026年の出雲では最終区間で区間賞を獲得している。2027年の箱根でも山上りを担当する場合、早稲田の往路優勝を左右する存在になりそうだ。
ただし、箱根の山上りは天候や気温、当日のコンディションによっても難易度が変わる。工藤に頼り切るのではなく、往路全体でリードを確保できる構成が理想となる。
3つ目は、復路の選手層を厚くすること。
前回の8区は区間16位だった。ここを改善し、7区から10区まで大きな順位変動を起こさないことが必要だ。
小平敦之は前回9区で区間2位。復路の長距離区間で結果を出した経験があり、2027年は4年生として重要な役割を担う可能性がある。
さらに、出雲で実績を残した本田や新妻が箱根の長距離に対応できれば、復路の選手起用にも余裕が生まれる。
第103回の区間エントリーと選手一覧はいつ分かる?
2026年10月31日時点で、第103回箱根駅伝の早稲田大学の正式なチームエントリーや区間エントリーはまだ発表されていない。
そのため、現段階でインターネット上に出ている区間配置は、各選手の実績や状態を踏まえた予想として受け止める必要がある。
第103回大会の開催日は2027年1月2日・3日。関東学生陸上競技連盟の大会情報でも、この日程が公表されている。
なお、2026年11月1日には全日本大学駅伝が開催予定だ。早稲田大学競走部の公式エントリーには、工藤慎作、小平敦之、山口竣平、鈴木琉胤、吉倉ナヤブ直希、本田桜二郎、新妻遼己らが名を連ねている。
出雲に続く全日本の結果は、箱根に向けた選手の状態やチームの総合力を判断するうえで重要な材料になる。
2027年の優勝候補として早稲田を評価する基準
第103回の早稲田大学を評価する際には、次のポイントを確認したい。
- 出雲駅伝で活躍した若手が全日本でも安定した走りを見せるか。
- 工藤慎作が箱根の5区に向けて十分な状態を維持できるか。
- 鈴木琉胤と山口竣平が主要区間で上位争いをできるか。
- 2区の新しい担当者がエース区間で他校に対抗できるか。
- 7区・8区を中心とする復路の選手層が改善されているか。
これらの条件が整えば、早稲田は優勝争いの中心に立つ可能性がある。逆に、出雲の優勝だけを根拠に箱根も優勝すると判断するのは早い。217.1キロを10人で走り抜く箱根では、チーム全体の完成度が問われるからだ。
【箱根駅伝の早稲田大学】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:早稲田大学は2026年の箱根駅伝で何位でしたか?
A1:第102回箱根駅伝で総合4位でした。往路2位の5時間18分26秒、復路8位の5時間26分03秒で、総合タイムは10時間44分29秒です。
Q2:早稲田大学は箱根駅伝で何回優勝していますか?
A2:総合優勝は通算13回です。最後の優勝は2011年の第87回大会で、2027年の第103回大会では16年ぶりの総合優勝を目指します。
Q3:2026年の出雲駅伝で早稲田大学が優勝した記録は?
A3:2時間5分56秒です。大会新記録で、2010年以来16年ぶり3度目の優勝を果たしました。
Q4:2027年の箱根駅伝で注目される早稲田の選手は誰ですか?
A4:工藤慎作、鈴木琉胤、山口竣平が中心です。さらに、吉倉ナヤブ直希、小平敦之、本田桜二郎、新妻遼己らの活躍も期待されます。
Q5:工藤慎作は箱根駅伝の何区を走る可能性がありますか?
A5:前回は5区を担当して区間3位でした。山上りの実績があるため、2027年も5区候補として注目されます。ただし、正式な区間配置は大会前の発表を待つ必要があります。
Q6:早稲田大学は2027年の箱根駅伝で優勝候補ですか?
A6:優勝候補の一角です。2026年の箱根で総合4位、10月の出雲駅伝で大会新記録の優勝を果たしており、戦力は充実しています。ただし、復路の改善と2区のエース区間対策が優勝への条件です。
まとめ:早稲田大学は2027年、箱根駅伝の総合優勝を狙える位置にいる
2026年の第102回箱根駅伝で、早稲田大学は総合4位、10時間44分29秒を記録した。往路2位という結果は、優勝争いに加わる力を持っていることを示している。一方、復路8位という数字は、2027年に向けて改善すべき課題を明確にした。
その後、10月の出雲駅伝で大会新記録を樹立し、16年ぶり3度目の優勝を達成。工藤慎作、鈴木琉胤、山口竣平らの実力に加え、本田桜二郎、新妻遼己といった若手の台頭も、チームに大きな可能性をもたらしている。
2027年の第103回箱根駅伝では、青山学院大学や國學院大學、中央大学など強豪校との競争が予想される。早稲田が総合優勝を果たすためには、2区のエース区間、5区の山上り、そして前回苦戦した復路の安定感が欠かせない。
歴代13回の総合優勝を誇る名門・早稲田大学。花田勝彦駅伝監督が掲げる「強い個の集合体」が箱根の舞台でも完成すれば、2011年以来の総合優勝は現実的な目標となる。2026年11月の全日本大学駅伝、そして12月に発表される正式エントリーと区間配置が、2027年の勢力図を見極める次の重要なポイントだ。
主な事実確認資料
- 第102回箱根駅伝の公式総合・区間記録:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイト。
- 早稲田大学の第102回箱根駅伝・個人成績:早稲田大学競走部公式記録。
- 2026年出雲駅伝の優勝・区間記録:早稲田大学競走部公式発表。
- 選手プロフィール・現所属学年:早稲田大学競走部公式部員紹介。
- 第103回大会の日程:関東学生陸上競技連盟。
- 2027年大会の優勝候補展望:日刊スポーツ、2026年10月18日付。