【試合結果】ドイツ対コートジボワールは2-1!ウンダフの劇的な逆転弾
2026年6月20日(日本時間21日)、FIFAワールドカップ2026のグループE第2節で、ドイツ代表とコートジボワール代表がカナダ・トロントのトロント・スタジアムで対戦した。試合は、フランク・ケシエの先制ゴールでリードを許したドイツが、途中出場のデニス・ウンダフの2得点によって2-1で逆転勝利。後半アディショナルタイムの決勝ゴールが勝敗を決めた。
試合の最大の注目点は、ドイツのユリアン・ナーゲルスマン監督が60分に実施した3枚替えだった。ウンダフ、ナディーム・アミリ、ジェイミー・レベリングの投入によって攻撃の流れが変わり、コートジボワールが守り続けていた均衡が崩れた。両チームの先発メンバー、得点経過、シュート数、ボール支配率、期待得点(xG)を整理しながら、逆転劇の背景を詳しく振り返る。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 試合結果:ドイツがコートジボワールに2-1で逆転勝利。前半は0-1で折り返した。
- 得点者:コートジボワールはケシエが30分に先制。ドイツはウンダフが68分と90分+4分に得点した。
- 勝敗のポイント:60分のドイツの3枚同時交代が攻撃を活性化させ、ウンダフの2得点につながった。
2026年6月20日に行われたグループE第2節は、ドイツがコートジボワールを2-1で下した。前半終了時点ではコートジボワールが1点をリードしていたが、後半にウンダフが2ゴールを決め、ドイツが勝ち点3を獲得した。
ドイツサッカー連盟(DFB)の公式試合記録によると、会場はトロント・スタジアムで、観客数は43,036人。満員の観客が見守るなか、ドイツは2連勝を達成し、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。
コートジボワールにとっては、試合の大部分でリードを維持しながら、終了間際に勝ち点を失う厳しい結果となった。前半に見せた攻撃の鋭さと、中盤での強度はドイツを苦しめたものの、終盤の失点を防ぎきれなかった。
試合の基本情報は以下のとおり。
| 項目 | 試合情報 |
|---|---|
| 大会 | FIFAワールドカップ2026 |
| ラウンド | グループE第2節 |
| 対戦カード | ドイツ代表対コートジボワール代表 |
| 開催日 | 2026年6月20日(現地時間) |
| 日本時間 | 2026年6月21日 |
| 会場 | トロント・スタジアム(カナダ) |
| 試合結果 | ドイツ 2-1 コートジボワール |
| 前半スコア | 0-1 |
| 観客数 | 43,036人 |
| 主審 | フアン・ガブリエル・ベニテス |
試合結果と得点時間はDFBの公式データセンター、FIFAの試合レポートでも確認できる。特に注目すべきなのは、ドイツが先制されたあとも攻撃の手を緩めず、最後まで勝利を狙い続けた点だ。
【試合速報・試合経過】ケシエの先制からウンダフの決勝弾まで

試合はドイツがボールを保持して攻め、コートジボワールがスピードを生かして反撃する展開で始まった。序盤からドイツには複数の得点機があったが、コートジボワールの守備とGKヤヒア・フォファナの好守が立ちはだかった。
前半:ドイツの攻勢をしのいだコートジボワール

開始直後、ドイツはカイ・ハフェルツがロングボールに反応してシュートを放った。10分にはハフェルツのヘディングシュートがゴールライン際まで迫ったが、GKフォファナが阻止。ドイツは早い時間帯から先制点を狙っていた。
22分にはアレクサンダル・パヴロビッチがCKからネットを揺らしたものの、GKへのファウルが認められ、得点は取り消された。さらに39分にもハフェルツのゴールがジャマル・ムシアラのファウルによって認められず、ドイツは得点機を逃した。
そして30分、試合の流れを変えたのがコートジボワールの先制点だった。
ヤン・ディオマンデが左サイドで相手を突破し、ゴール前へ低いクロスを供給。ゴール前に詰めていた主将フランク・ケシエがこぼれ球に反応し、押し込んだ。スコアは0-1。コートジボワールが先手を取った。
ドイツはその後も攻め続けたが、コートジボワールの守備を崩せず、前半は0-1で終了した。
後半:60分の3枚替えが試合を変える

後半開始時、ドイツは負傷したニコ・シュロッターベックに代えてアントニオ・リュディガーを投入した。しかし、コートジボワールは後半の立ち上がりでも積極的なプレーを続け、ケシエやクリスト・イナオ・ウライらが追加点を狙った。
ドイツが試合を動かしたのは60分。ナーゲルスマン監督は、ムシアラ、サネ、パヴロビッチに代えて、ウンダフ、アミリ、レベリングを同時に投入した。
この交代によってドイツの攻撃に新しい動きが生まれる。63分にはハフェルツがCKからヘディングシュートを放ち、ゴールの枠をわずかに外れた。その後もドイツが圧力を強め、68分についに同点ゴールを奪う。
右サイドでスペースを得たアミリがクロスを送ると、ウンダフがゴール前で反応。左足のボレーシュートを決め、1-1とした。
90分+4分:ウンダフが劇的な決勝ゴール
同点に追いつかれたコートジボワールも勝ち越しを狙い、両チームは終盤まで攻め合った。
87分にはシモン・アディングラの決定機に対してレオン・ゴレツカが重要な守備を見せ、直後にはドイツのナサニエル・ブラウンが放ったシュートをフォファナがセーブ。試合は最後までどちらに転ぶか分からない状況だった。
そして90分+4分、ドイツが決定的な一撃を放つ。フェリックス・ヌメチャからの鋭いパスを受けたウンダフが、巧みにボールをコントロールしてシュート。ゴールネットを揺らし、ドイツが2-1と逆転した。
このゴールが決勝点となり、試合終了。ウンダフは途中出場から2得点を挙げ、ドイツを決勝トーナメントへ導いた。
DFBの公式レポートとブンデスリーガの試合記録は、負傷交代、60分の3枚替え、68分の同点弾、90分+4分の決勝弾という一連の流れを記録している。
【スタメン・先発メンバー】ドイツ代表とコートジボワール代表を比較
ドイツは4-2-3-1、コートジボワールは4-3-3を採用した。ドイツはマヌエル・ノイアーを最後方に置き、ジョシュア・キミッヒ、フロリアン・ヴィルツ、ムシアラ、ハフェルツらを中心に攻撃を組み立てる布陣だった。
一方のコートジボワールは、ケシエとイブラヒム・サンガレを中心とした中盤に加え、ディオマンデやアマド・トラオレらのスピードを前線で生かす4-3-3。守備から攻撃への切り替えでドイツを苦しめた。
両チームの先発メンバー一覧
| ポジション | ドイツ代表(4-2-3-1) | コートジボワール代表(4-3-3) |
|---|---|---|
| GK | マヌエル・ノイアー | ヤヒア・フォファナ |
| DF | ヨシュア・キミッヒ | ウィルフリード・シンゴ |
| DF | ヨナタン・ター | オディロン・コスヌ |
| DF | ニコ・シュロッターベック | エマニュエル・アグバドゥ |
| DF | ナサニエル・ブラウン | ギスラン・コナン |
| MF | アレクサンダル・パヴロビッチ | フランク・ケシエ |
| MF | フェリックス・ヌメチャ | クリスト・イナオ・ウライ |
| MF | フロリアン・ヴィルツ | イブラヒム・サンガレ |
| MF | レロイ・サネ | アマド・トラオレ |
| MF | ジャマル・ムシアラ | アンジェ・ヨアン・ボニー |
| FW | カイ・ハフェルツ | ヤン・ディオマンデ |
| 監督 | ユリアン・ナーゲルスマン | エメルス・ファエ |
上記はDFBの公式データセンターに掲載された先発メンバーを基準に整理したもの。両チームとも4人の最終ラインを基本としながら、中盤と前線の役割には違いがあった。
ドイツはヴィルツやムシアラを中心にボールを保持し、ハフェルツを前線のターゲットとして使う構成。一方、コートジボワールはディオマンデの突破力とケシエのゴール前への飛び出しを組み合わせていた。
なお、ドイツのノイアーはこの試合でワールドカップ通算21試合目の出場を記録。DFBによると、GKとしてのワールドカップ出場数で大会記録を更新した。
【試合スタッツ】シュート数・支配率・ゴール期待値を分析
試合結果だけを見るとドイツの逆転勝利だが、データを確認すると、ドイツが試合全体で攻撃機会を多く作っていたことが分かる。
ブンデスリーガの試合スタッツやFotMobの記録では、ドイツはコートジボワールを上回るシュート数と枠内シュートを記録。ボール支配率もおおむね6対4でドイツが優勢だった。
主要スタッツ比較
| 項目 | ドイツ | コートジボワール |
|---|---|---|
| 得点 | 2 | 1 |
| 総シュート数 | 16 | 9 |
| 枠内シュート | 7 | 2 |
| ボール支配率(FotMob) | 60% | 40% |
| CK | 8 | 3 |
| オフサイド | 0 | 1 |
| パス成功率(FIFA技術報告) | 91% | 86% |
| ゴール期待値(FotMob) | 1.89 | 1.22 |
※ボール支配率はFotMobの集計値。ゴール期待値は算出モデルによって異なるため、異なるサービスの数値を直接比較する際には注意が必要となる。
シュート数ではドイツが大きく上回った
ドイツの総シュート数は16本で、コートジボワールは9本。枠内シュートもドイツが7本、コートジボワールが2本だった。
特に注目したいのは、コートジボワールが前半に先制しながらも、試合を通じて攻撃機会を増やし続けることができなかった点だ。
ドイツはハフェルツやムシアラが前線でチャンスを作り、後半にはウンダフがゴール前での決定力を発揮した。対するコートジボワールは、少ないシュート機会から得点につなげたものの、終盤に追加点を奪うことができなかった。
ゴール期待値(xG)が示す試合内容
ゴール期待値(Expected Goals/xG)は、シュートの位置、角度、状況などから得点になる可能性を数値化した指標だ。実際の得点数とは異なり、攻撃の質を評価する際に利用される。
FotMobの記録では、ドイツのxGは1.89、コートジボワールは1.22。ドイツがより多くの得点機会を作ったことを示している。
一方、FIFAのテクニカルレポートでは、xGがドイツ2.47、コートジボワール1.27と記録されている。算出モデルや対象とするシュート状況が異なるため数値には差があるが、どちらのデータでもドイツが上回っている。
この試合は、ボールを保持して攻撃を組み立てるドイツと、速攻を中心にゴールへ迫るコートジボワールの対照的な戦いだった。シュート数とxGの両方から見ても、ドイツの逆転は単なる偶然の一発ではなく、試合を通じて作り続けた攻撃機会が終盤の得点につながった結果と捉えられる。
【勝敗を分けた交代策】ナーゲルスマン監督の3枚替えとウンダフの存在感
この試合を分析するうえで、最も重要なポイントは60分の選手交代だ。
ドイツは1点を追う状況で、ジャマル・ムシアラ、レロイ・サネ、アレクサンダル・パヴロビッチを下げ、デニス・ウンダフ、ナディーム・アミリ、ジェイミー・レベリングを投入した。
3人を同時に入れ替えることで、ドイツは攻撃の組み合わせを変えた。ウンダフが中央でフィニッシュを担当し、アミリがクロスやパスでチャンスを供給。レベリングも前線の攻撃に新たな推進力を加えた。
ウンダフが生み出した2つの決定的な仕事
ウンダフの1点目は、アミリのクロスに合わせたボレーシュートだった。ゴール前で相手守備陣のマークを外し、至近距離から左足で合わせた技術が光った。
2点目は、ヌメチャからのパスを受けて決めたもの。ボールをコントロールしてから素早くシュートに持ち込み、試合終了直前に決勝点を奪った。
ブンデスリーガの公式試合レポートでは、ウンダフはこの試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれている。途中出場で2得点という結果は、交代選手が試合の流れを変える典型的な例となった。
コートジボワールの交代策はなぜ実らなかったのか
コートジボワールも75分に3人を同時投入。イブラヒム・サンガレに代えてセコ・フォファナ、アマド・トラオレに代えてシモン・アディングラ、アンジェ・ヨアン・ボニーに代えてエヴァン・ゲサンを送り出した。
さらに82分には負傷の影響もあったウィルフリード・シンゴに代えてゲラ・ドゥエを投入。85分にはヤン・ディオマンデに代えてニコラ・ペペを起用した。
これらの交代は攻撃の活性化を狙ったものだったが、ドイツが同点に追いついた後の試合展開では、守備の安定と前線の連係を両立する必要が生じた。
対照的にドイツは、交代選手の役割が得点に直結した。アミリが1点目をアシストし、ウンダフが2得点。さらにゴレツカは終盤のアディングラの決定機を防いだ。攻撃だけでなく守備面でも途中出場選手が結果に関与している。
したがって、この試合の交代策を評価する際は、単純に投入人数を比べるのではなく、交代後にどれだけ役割が明確になり、実際の得点や決定機阻止につながったかを見る必要がある。
試合ハイライト・ゴール動画はどこで確認できる?
試合のゴールシーンや主要なプレーを振り返る場合は、FIFA公式の大会試合レポートに掲載されたハイライト映像が確認対象となる。
特に注目したい映像は次の3つだ。
- 30分:ディオマンデの突破からケシエが決めたコートジボワールの先制点。
- 68分:アミリのクロスにウンダフが合わせた同点ゴール。
- 90分+4分:ヌメチャのパスからウンダフが決めた劇的な決勝ゴール。
ゴールだけでなく、22分のパヴロビッチの取り消しゴールや、終盤のフォファナのセーブも試合を理解するうえで見逃せない場面だ。
【グループEへの影響】ドイツの決勝トーナメント進出とコートジボワールの課題
この勝利によってドイツはグループEで2連勝となり、最終節を残してラウンド32進出を確定させた。初戦のキュラソー戦に続いて勝利を収め、グループ突破に向けて大きく前進した。
一方、コートジボワールは初戦のエクアドル戦に勝利していたものの、ドイツ戦で勝ち点を獲得できなかった。FIFAの大会日程によると、最終節ではキュラソーと対戦することになっていた。
両チームの状況を整理すると、次のようになる。
- ドイツ:2連勝でラウンド32進出を確定。最終節ではエクアドルと対戦。
- コートジボワール:ドイツに敗れ、最終節のキュラソー戦がグループ突破に向けた重要な一戦となった。
ドイツにとっては、勝利だけでなく、途中出場選手の活躍を確認できたことも収穫だった。特にウンダフが得点源として機能したことは、今後の試合での選手起用にも選択肢を与える。
コートジボワールは、強豪ドイツを相手に先制し、後半も複数のチャンスを作った。試合内容のすべてが悪かったわけではない。課題は、リードしている時間帯に試合を落ち着かせることと、終盤の守備対応だった。
【ドイツ対コートジボワール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドイツ対コートジボワールの試合結果は何対何?
A1:2026年6月20日に開催されたFIFAワールドカップ2026グループE第2節は、ドイツがコートジボワールに2-1で勝利した。前半は0-1だったが、後半に逆転した。
Q2:ドイツとコートジボワールの得点者は誰?
A2:コートジボワールは30分にフランク・ケシエが先制した。ドイツはデニス・ウンダフが68分と90分+4分に得点し、2-1の逆転勝利を決めた。
Q3:ドイツ代表とコートジボワール代表のフォーメーションは?
A3:DFBの公式試合記録では、ドイツは4-2-3-1、コートジボワールは4-3-3。ドイツはヴィルツやムシアラを中心とした攻撃的な布陣で、コートジボワールはケシエを中心とした中盤と前線のスピードを生かす構成だった。
Q4:試合のシュート数とボール支配率は?
A4:総シュート数はドイツ16本、コートジボワール9本。枠内シュートは7本対2本だった。FotMobの記録ではボール支配率はドイツ60%、コートジボワール40%となっている。
Q5:ドイツの逆転勝利を決めた交代策は?
A5:60分にウンダフ、アミリ、レベリングを同時投入したことが大きな転換点となった。アミリが68分の同点ゴールをアシストし、ウンダフが2得点を記録。交代選手が攻撃の中心となった。
まとめ:ドイツ対コートジボワールはウンダフの2得点と交代策が決定打に
2026年FIFAワールドカップのグループE第2節、ドイツ対コートジボワールは2-1でドイツが逆転勝利した。ケシエの先制ゴールによってコートジボワールがリードしたものの、60分の3枚替えをきっかけにドイツが攻撃の主導権を取り戻した。
試合の主役は、途中出場から68分と90分+4分にゴールを決めたデニス・ウンダフ。アミリのクロスから生まれた同点弾と、ヌメチャのパスを受けて決めた決勝弾は、この試合を象徴するプレーとなった。
また、シュート数16対9、枠内シュート7対2というデータからも、ドイツが攻撃機会を多く作っていたことが分かる。コートジボワールも前半の組織的な守備と速攻で存在感を示したが、終盤の失点を防げなかった。
今回の試合から読み取れるのは、ワールドカップのような短期決戦では、先発メンバーの能力だけでなく、途中出場選手の役割や交代のタイミングが結果を左右するということだ。ドイツはウンダフという切り札を生かし、苦しい展開を勝利に変えた。グループE第2節を象徴する逆転劇として、記憶に残る一戦となった。