【注目選手を比較】石川祐希・髙橋藍・西田有志の2026年代表選出状況
男子バレー日本代表を調べる読者が特に気にするのが、石川祐希、髙橋藍、西田有志の3選手が2026年も代表に選ばれているかどうかだ。
結論からいえば、3選手とも2026年度の年間登録メンバーに選出され、ネーションズリーグ2026の代表メンバーにも登録されている。ただし、アジア競技大会の12人には選ばれていない。
石川祐希:年間代表の主将としてチームを牽引
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 身長:192cm
- 所属:ジラート・バンク・アンカラ(トルコ)
- 背番号:14(VNL)
石川祐希は2026年度も日本代表の主将を務める。パリ五輪を経験した中心選手であり、攻撃力だけでなく、試合の流れを読む判断力やチームをまとめる力も評価されている。
ネーションズリーグ2026ではキャプテンとして登録され、年間を通じた代表活動の軸となった。
一方、アジア競技大会の12人には選ばれていない。これは年間登録から外れたことを意味しない。大会ごとに選手を選抜する代表制度の違いによるものだ。
髙橋藍:攻守を兼ね備えたアウトサイドヒッター
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 身長:188cm
- 所属:ボクダンカ・LUV・ルブリン(ポーランド)
- 背番号:12(VNL)
髙橋藍はレシーブと攻撃を両立できる選手として、2026年度も代表に選ばれた。
アウトサイドヒッターは、攻撃だけでなくサーブレシーブでもチームに貢献しなければならない。髙橋のように複数の役割をこなせる選手は、戦術の幅を広げる存在となる。
2026年はポーランドのボクダンカ・LUV・ルブリンに所属。石川とともに海外リーグでの経験を代表に持ち込む選手の一人だ。
アジア大会の12人には入らなかったものの、ネーションズリーグでは代表メンバーとして登録されている。
西田有志:代表活動への復帰が注目されたオポジット

- ポジション:オポジット
- 身長:186cm
- 所属:大阪ブルテオン
- 背番号:1(VNL)
西田有志は、2025年に代表活動を休止していたことから、2026年度の選出が注目された選手だ。
4月17日の発表では、石川や髙橋藍とともに年間登録メンバーに名を連ねた。ネーションズリーグ2026にも出場し、攻撃の重要な選択肢となった。
オポジットは強打やバックアタックで得点を狙うポジション。186cmという身長だけでは測れない跳躍力やスパイクの威力が西田の持ち味だ。
なお、アジア大会の12人には含まれていない。
3人の選出状況を比較
| 選手 | 年間登録37人の発表 | VNL2026 | アジア大会12人 |
|---|---|---|---|
| 石川祐希 | 選出 | 選出・主将 | 選外 |
| 髙橋藍 | 選出 | 選出 | 選外 |
| 西田有志 | 選出 | 選出 | 選外 |
この比較から分かるのは、年間代表の中心選手とアジア大会の出場選手が必ずしも一致しないということだ。
アジア大会に出場していないからといって、代表から外れたと判断するのは早い。大会ごとの登録名簿を確認することが大切だ。
【2026年の大会結果】ネーションズリーグ4位、アジア大会銀メダル
2026年の男子日本代表を評価する際には、選手名簿だけでなく実際の大会結果も確認したい。
ネーションズリーグ2026は4位
ネーションズリーグ2026は、6月から8月にかけて開催された。
日本は予選ラウンドを経てファイナルラウンドに進出。準々決勝では中国を3-1で破り、準決勝ではアメリカと対戦した。
準決勝は2-3で惜敗。続く3位決定戦でもスロベニアに1-3で敗れ、最終順位は4位となった。
優勝はポーランド、準優勝はアメリカ、3位はスロベニアだった。日本はメダル獲得には届かなかったものの、上位4チームに入る結果を残した。
アジア競技大会2026はイランに敗れて準優勝
アジア競技大会の男子バレーボール競技は、9月27日から10月3日まで愛知県の岡崎市と小牧市で行われた。
日本は予選ラウンドで勝ち進み、準決勝では中国と対戦。フルセットの接戦を3-2で制して決勝進出を果たした。
10月3日の決勝ではイランと対戦した。
| セット | 日本 | イラン |
|---|---|---|
| 第1セット | 26 | 28 |
| 第2セット | 25 | 19 |
| 第3セット | 21 | 25 |
| 第4セット | 24 | 26 |
| 合計 | 1 | 3 |
日本は第2セットを奪ったものの、最終的には1-3で敗戦。銀メダルを獲得し、準優勝となった。
4大会ぶりの優勝を目指した日本にとって悔しい結果だったが、若手中心のチームにとっては大きな国際大会経験となった。
ロラン・ティリ監督が進める世代交代と選手層の強化
- 2025年から男子日本代表監督
- 2026年は指揮2シーズン目
- 2021年東京五輪ではフランス代表を金メダルに導いた監督
ティリ監督は、ロサンゼルス2028オリンピックを見据えて男子日本代表を指揮している。
フランス代表監督時代には2015年のワールドリーグ、欧州選手権で優勝。さらに2021年東京五輪ではフランスを初の金メダルに導いた実績を持つ。
日本代表では、経験豊富な選手だけに頼らず、若い選手を国際大会で起用できる選手層の構築が課題となる。
2026年の大会結果を見ると、ネーションズリーグでは4位、アジア大会では若手中心の編成で銀メダルを獲得した。
異なる大会で異なる選手を起用したことは、複数の選手に国際経験を積ませる機会にもなった。2028年に向けて、誰が主力として定着するのかが今後の焦点となる。
【歴代メンバーと比較】男子バレー日本代表はどう変わった?
2026年の代表を理解するには、過去の日本代表との比較も参考になる。
2010年代の代表を支えた選手たち
2010年代の日本代表には、次のような選手が名を連ねていた。
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JVAの2012年度代表登録メンバーにも、これらの選手が掲載されている。
2020年代は石川祐希を中心に新しい世代が台頭
2020年代の日本代表は、石川祐希を中心に、西田有志、関田誠大、山本智大、髙橋藍らが主力として活躍してきた。
2024年のパリ五輪を経験した選手に加え、2026年は甲斐優斗、麻野堅斗、高橋慶帆、一ノ瀬漣らの若い世代も登録されている。
特に麻野は207cm、一ノ瀬は高校生での登録という点で、次世代の選手層を象徴する存在だ。
歴代メンバーを調べるときの注意点
男子日本代表の名簿には、次の3種類がある。
1. 年間登録メンバー:その年度の代表候補として登録された選手。
2. 大会別登録メンバー:ネーションズリーグや五輪など、特定の大会に登録された選手。
3. 試合出場メンバー:実際に試合に出場した選手やベンチ入りした選手。
同じ年度でも、年間登録と大会別登録では人数や顔ぶれが異なる。
歴代代表を調べる場合も、2012年度の登録メンバーと2012年ロンドン五輪予選の出場メンバーのように、年度と大会を分けて確認すると混乱しにくい。
【男子バレーのメンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子バレー日本代表メンバーは何人ですか?
2026年4月17日の発表時点では37人です。ただし、佐藤駿一郎選手の登録が5月28日に抹消されたため、10月30日現在のJVA公式掲載メンバーは36人です。
Q2:石川祐希、髙橋藍、西田有志は2026年の日本代表ですか?
はい。3人とも2026年度の年間登録メンバーに選ばれ、ネーションズリーグ2026にも登録されています。ただし、愛知・名古屋アジア大会の出場12人には含まれていません。
Q3:2026年アジア大会の男子バレー日本代表の主将は誰ですか?
新井雄大です。広島サンダーズ所属のアウトサイドヒッターで、身長188cm。大会では12人のチームをまとめる役割を担いました。
Q4:アジア大会2026の男子バレー日本代表は優勝しましたか?
優勝ではなく準優勝です。10月3日の決勝でイランに1-3で敗れ、銀メダルを獲得しました。
Q5:2026年の男子日本代表で最も身長が高い選手は誰ですか?
年間登録37人の発表時点では、早稲田大学の麻野堅斗選手が207cmで最も高い選手です。ポジションはミドルブロッカーです。
Q6:男子バレーのポジションにはどんな種類がありますか?
主に5種類です。
- S:セッター。トスを上げて攻撃を組み立てる。
- OH:アウトサイドヒッター。攻撃と守備の両方を担う。
- OP:オポジット。攻撃の中心となるアタッカー。
- MB:ミドルブロッカー。ブロックと速攻を担当する。
- L:リベロ。守備専門の選手。
まとめ:2026年男子バレー日本代表は次世代の育成にも注目
2026年の男子バレー日本代表は、石川祐希、髙橋藍、西田有志ら実績ある選手と、甲斐優斗、麻野堅斗、高橋慶帆、一ノ瀬漣ら次世代を担う選手がそろう陣容となった。
押さえておきたいポイントは次の3つだ。
- 年間登録メンバーは4月17日に37人で発表されたが、登録抹消により現在の公式掲載人数は36人。
- アジア大会には新井雄大主将を中心とする別編成の12人が出場し、銀メダルを獲得。
- ネーションズリーグは4位。ロサンゼルス2028五輪を見据えた選手層の強化が続いている。
男子バレーのメンバーを調べる際は、単に選手名だけを見るのではなく、年間登録、大会別の選出、実際の出場状況を分けて確認することが大切だ。
2026年の日本代表は、主力の経験と若手の成長をどう組み合わせるかが大きなテーマとなった。今後は、アジア大会で経験を積んだ選手がA代表の中心へ成長していく過程にも注目したい。