【第62回決勝を徹底検証】明治大学が早稲田大学を22-10で撃破

目次

第62回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の決勝は、2026年1月11日、MUFGスタジアム(国立競技場)で行われた。

対戦カードは、関東大学対抗戦Aグループの強豪である明治大学と早稲田大学。大学ラグビーを代表する伝統校同士の顔合わせとなった。

最終スコア

大学ラグビー 選手権決勝




優勝

明治大学

大学ラグビー 選手権決勝

22

大学ラグビー 選手権決勝



準優勝

早稲田大学


10




前半
14-3


後半
8-7


試合日
2026年1月11日


会場
国立競技場

明治大学が7年ぶり14度目の優勝

前半は明治大学が逆転して主導権を握る

試合序盤に先制したのは早稲田大学だった。前半9分、野中健吾選手がペナルティゴールを成功させ、3-0とする。

しかし、明治大学は19分に田代大介選手がトライ。主将の平翔太選手がコンバージョンゴールを決め、7-3と逆転した。

さらに33分には、ゴール前のラインアウトから伊藤龍之介選手がトライ。平選手のコンバージョンも成功し、スコアは14-3に広がった。

早稲田大学も反撃を試みたが、前半は明治大学が11点のリードを確保して折り返した。

後半も明治大学がリードを拡大

後半8分には大川虎拓郎選手がトライを決め、19-3。20分には平選手がペナルティゴールを成功させ、22-3とした。

早稲田大学は32分に渡邊晃樹選手がトライを決め、野中選手のコンバージョンゴールも成功。22-10まで追い上げた。

ただし、明治大学は最後までリードを守り切った。

この試合で注目したいのは、明治大学が前半の逆転だけでなく、後半にも追加点を挙げて試合を優位に進めた点だ。早稲田大学が終盤に得点しても、序盤から積み重ねた明治大学の得点差を覆すには至らなかった。

明治大学の公式広報「Meiji NOW」と日本ラグビーフットボール協会の試合記録には、各得点の時間と選手名が掲載されている。神鳥裕之監督は試合後、選手たちのパフォーマンスと部員全員への感謝を語った。

【出典:明治大学公式広報、日本ラグビーフットボール協会の試合記録】

【第63回大会の出場枠】14校の選考方法とシード校の仕組み

2026年10月22日、日本ラグビーフットボール協会は第63回大会の概要を発表した。

出場チームは全14校。全国の大学リーグの成績を基礎に、地域代表と前回大会の優勝・準優勝校が所属するリーグへの追加枠を組み合わせる方式だ。

14校の出場枠はどう配分される?

第63回大会の出場枠は次のように整理できる。

所属リーグ・地区 出場枠 選考基準 関東大学対抗戦Aグループ 3 上位3校 関東大学リーグ戦1部 3 上位3校 関西大学Aリーグ 3 上位3校 前回優勝校の所属リーグ 1 追加出場枠 前回準優勝校の所属リーグ 1 追加出場枠 九州学生ラグビーリーグ 1 1位 北海道・東北地区 1 地区代表 東海・北陸・中国・四国地区 1 地区代表決定戦の勝者 合計 14 全国大会出場校

今回の特徴は、前回大会の優勝校・明治大学と準優勝校・早稲田大学が、どちらも関東大学対抗戦Aグループに所属していることだ。

そのため、同グループには通常の3枠に加え、優勝校枠と準優勝校枠がそれぞれ1つずつ加わる。結果として、関東大学対抗戦Aグループからは合計5校が出場する仕組みとなっている。

シード校はどのように決まる?

第63回大会では、出場枠とは別に、上位進出を有利にするシード制度も設けられている。

準々決勝から出場できるのは4校で、シードA~Dに配置される。

- シードA:関東大学対抗戦Aグループ1位
- シードB:関東大学対抗戦Aグループ2位
- シードC:関西大学Aリーグ1位
- シードD:関東大学リーグ戦1部1位

今回のシードC・Dは、前回大会における各リーグの準決勝進出数、準々決勝進出数、直接対戦の勝利数などの基準によって配置される。

また、3回戦から出場する7校のうち4校にはシードE~Hが与えられる。残る3校は1回戦または2回戦から勝ち上がる方式だ。

ここで注意したいのは、出場枠とシード枠は同じ意味ではないということ。大会に出場できる権利を得ることと、どのラウンドから戦うかは別の問題である。

日本ラグビーフットボール協会の第63回大会要項には、出場校の配分だけでなく、シードの決定方法やトーナメント配置の規定も掲載されている。

【2027年1月10日決勝】第63回大会の日程・国立競技場・トーナメント表

第63回全国大学ラグビーフットボール選手権大会は、2026年11月22日に開幕する。

そして大学日本一を決める決勝は、2027年1月10日(日)13時16分キックオフ。会場はMUFGスタジアム(国立競技場)だ。

第63回大会の全日程

日本ラグビーフットボール協会が2026年10月22日に発表した日程は次のとおり。

- 1回戦:2026年11月22日(日)13:00
- 新日本ガス球技メドウ(岐阜)
- 2回戦:2026年11月29日(日)13:00
- 久留米総合スポーツセンター陸上競技場(福岡)
- 3回戦:2026年12月13日(日)
- ホンダヒート・グリーンスタジアム(栃木)
- 東大阪市花園ラグビー場(大阪)
- 第1試合11:30、第2試合14:00
- 準々決勝:2026年12月19日(土)
- 熊谷ラグビー場(埼玉)
- 第1試合11:30、第2試合14:05
- 準々決勝:2026年12月20日(日)
- ヤンマースタジアム長居(大阪)
- 第1試合12:00、第2試合14:30
- 準決勝:2027年1月2日(土)
- MUFGスタジアム(国立競技場)
- 第1試合12:22、第2試合14:42
- 決勝:2027年1月10日(日)13:16
- MUFGスタジアム(国立競技場)

トーナメント表で確認したいポイント

第63回大会のトーナメント方式は、14校によるノックアウト形式だ。

初戦から出場するチームがすべて同じ条件で戦うわけではない。リーグ順位や前回大会の成績によって、準々決勝から登場する大学、3回戦から登場する大学、1回戦から戦う大学に分かれる。

そのため、単純にリーグ戦の順位だけを比較しても、全国大会での対戦難易度は判断できない。

特に注目したいのは次の3点だ。

1. 関東大学対抗戦Aグループの上位校がどのシード枠に入るか。
2. 関西大学Aリーグと関東大学リーグ戦1部の優勝校がどの山に配置されるか。
3. 地区代表校が初戦から勝ち上がり、上位シード校に挑戦できるか。

2026年10月30日時点では、大会日程と出場枠、シードの基本ルールが公表されている段階で、14校の最終的な顔ぶれは各リーグの順位と地区代表決定を待つ状況だ。

大会要項に掲載されたトーナメント表も、まずは各出場枠の配置を把握するために確認したい。具体的な対戦カードは出場校確定後の発表が重要になる。

【放送・配信・チケット情報】第63回決勝を観戦する方法

第63回大会を現地または自宅で観戦したい人にとって、気になるのがテレビ放送、インターネット配信、チケットの販売状況だ。

2026年10月30日現在、日本ラグビーフットボール協会が発表している情報を整理すると、次のようになる。

テレビ放送・インターネット配信

放送・配信の詳細は未発表

日本ラグビーフットボール協会の大会概要では、放送・配信予定は決定次第発表とされている。

NHKは大会の後援予定として記載されているものの、これだけで決勝のテレビ中継や放送時間、インターネット配信が確定したことにはならない。

確認すべき項目は以下のとおり。

- 決勝の地上波テレビ放送の有無
- NHKでの放送予定と放送時間
- BS放送の実施予定
- J SPORTSなどの専門チャンネルでの放送
- インターネットによるライブ配信の有無
- 見逃し配信やアーカイブの提供期間

過去大会の放送実績だけで次回大会の中継を決めつけず、主催者による正式発表を基準にすることが大切だ。

チケット情報と販売状況

販売詳細は未発表

第63回大会について、協会はチケット情報を改めて発表するとしている。

ただし、チケットに関しては、すでに決まっている重要なルールがある。

1回戦と2回戦は無料試合、3回戦以降は有料試合となる。

つまり、開幕からすべての試合で有料チケットが必要になるわけではない。

一方、決勝戦は有料試合に該当するため、観戦を予定している人は販売開始時期、座席区分、価格、購入方法などの情報を確認しておきたい。

特に国立競技場での決勝は、大学ラグビーシーズンの最終戦となる。出場校が決まってから観戦を検討する人も多いため、チケットの発売日と販売条件を早めに確認することが観戦計画のポイントになる。

なお、2026年10月22日の公式発表では、チケット情報と放送・配信情報はいずれも後日案内とされている。

【歴代優勝校を比較】早稲田・明治・帝京の大学ラグビー三強の歴史

全国大学ラグビーフットボール選手権大会は、1964年度に第1回大会が開催された歴史ある大会だ。

優勝校の顔ぶれを見ると、早稲田大学、明治大学、帝京大学が長年にわたって大学ラグビー界をけん引してきたことが分かる。

歴代優勝回数の上位校

2025年度大会までの歴代記録を集計したデータでは、優勝回数は次のようになっている。

- 早稲田大学:16回
- 明治大学:14回
- 帝京大学:13回
- 関東学院大学:6回
- 同志社大学:4回

早稲田大学は最多優勝を誇り、明治大学が14回で追う構図だ。帝京大学も2009年度から2017年度まで9連覇を達成しており、現代の大学ラグビーを語るうえで欠かせない存在となっている。

近年の優勝校の変遷

近年の優勝校を見ると、特定の大学だけが優勝を独占する時代から、複数の強豪校が競い合う構図へと移っている。

- 2018年度:明治大学
- 2019年度:早稲田大学
- 2020年度:天理大学
- 2021年度:帝京大学
- 2022年度:帝京大学
- 2023年度:帝京大学
- 2024年度:帝京大学
- 2025年度:明治大学

2021年度から2024年度まで帝京大学が4大会連続で頂点に立った後、2025年度大会で明治大学が優勝した。

この流れを踏まえると、第63回大会では明治大学が連覇を狙う一方、早稲田大学や帝京大学が王座奪還を目指す構図が注目される。

「第62回大会は2025年?2026年?」という疑問に注意

大会情報を検索する際に間違えやすいのが、開催年度と決勝の日付の違いだ。

第62回大会は2025年11月に開幕し、2026年1月11日に決勝を実施した大会である。そのため、年度表記では2025年度大会、決勝の日付では2026年の大会という両方の表現が使われる。

同様に、第63回大会は2026年11月に開幕し、2027年1月に決勝を迎える。

この違いを理解しておくと、歴代優勝校の記録やニュース記事を検索した際に、異なる大会の情報を混同せずに済む。

【大学ラグビー選手権決勝】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年1月の大学ラグビー選手権決勝はどちらが勝ちましたか?

A1:明治大学が早稲田大学を22-10で破りました。2026年1月11日に国立競技場で行われ、明治大学は7年ぶり14度目の大学日本一を達成しています。

Q2:第63回大学ラグビー選手権の決勝はいつ、どこで開催されますか?

A2:2027年1月10日(日)にMUFGスタジアム(国立競技場)で開催予定です。キックオフは13時16分と発表されています。

Q3:第63回大会のテレビ放送やネット配信は決まっていますか?

A3:2026年10月30日時点では、具体的な放送・配信予定は発表されていません。日本ラグビーフットボール協会は決定次第発表するとしています。NHKは後援予定に記載されていますが、放送確定を意味するものではありません。

Q4:第63回大会には何校が出場しますか?

A4:全14校です。関東大学対抗戦Aグループ、関東大学リーグ戦1部、関西大学Aリーグを中心に、九州や北海道・東北などの地区代表も出場します。

Q5:大学ラグビー選手権のチケットはいつから購入できますか?

A5:第63回大会の具体的な発売日や料金は、2026年10月30日時点では未発表です。なお、1回戦と2回戦は無料試合、3回戦以降は有料試合と発表されています。

まとめ:2027年1月10日の大学ラグビー決勝に向けて注目すべきポイント

2026年の大学ラグビー選手権決勝では、明治大学が早稲田大学を22-10で下し、7年ぶり14度目の優勝を達成した。

その熱戦に続く第63回全国大学ラグビーフットボール選手権大会は、2026年11月22日に開幕する。決勝は2027年1月10日(日)13時16分、国立競技場で開催される予定だ。

今後の注目点は大きく3つある。

1. 出場校の確定: 14校の出場枠をめぐる各大学リーグの順位争い。
2. トーナメントの組み合わせ: シード校の配置と準決勝までの対戦経路。
3. 観戦情報の発表: 決勝のテレビ放送・配信予定、チケットの販売条件。

特に見逃せないのは、明治大学の連覇への挑戦と、早稲田大学、帝京大学をはじめとするライバル校の巻き返しだ。

大学ラグビーの決勝は、単なる一試合ではない。4年間の学生生活を懸けた選手たちが、大学の伝統と誇りを背負って戦うシーズン最後の舞台でもある。

2027年1月10日の国立競技場で、どの大学が大学日本一の称号を手にするのか。出場校の確定、シード配置、放送・配信、チケット情報とともに、今後の大会動向に注目したい。