うるとらブギーズとは?佐々木崇博・八木崇の経歴と2026年の現在地を徹底解説
お笑いコンビ「うるとらブギーズ」は、佐々木崇博と八木崇の2人からなる、吉本興業所属の実力派コント師だ。2009年6月に結成され、2019年の「キングオブコント」で準優勝を果たしたことで全国的な知名度を高めた。その後も2020年、2021年と3年連続で決勝に進出。2025年には4年ぶりとなる決勝復帰を実現し、再びコントファンの注目を集めた。
2026年現在は、賞レースだけに活動を限定せず、劇場ライブや新ネタライブ、芸人仲間との企画公演などにも精力的に出演している。一方、2025年の決勝では8位、2026年のキングオブコントでは決勝進出を逃しており、現在も進化を続けるコンビだ。2人のプロフィール、意外な結成経緯、八木が中心となって進めるネタ作り、そして最新の活動状況まで、実績と本人たちのインタビューをもとに整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- メンバー:佐々木崇博と八木崇の2人。吉本興業所属で、NSC東京校10期生。
- 結成・実績:2009年6月結成。キングオブコント2019準優勝、2020年10位、2021年7位を記録した。
- 2025〜2026年:2025年に4年ぶり4回目の決勝進出を果たして8位。2026年も劇場を中心に新ネタや企画ライブへ出演している。
【うるとらブギーズとは?】佐々木崇博と八木崇の実力派コントコンビ

うるとらブギーズは、吉本興業に所属するお笑いコンビ。メンバーはボケ・ツッコミという固定的な役割だけでは説明しきれない、演技と掛け合いを重視したコントを持ち味としている。
コンビとしての大きな特徴は、日常にありそうな場面を出発点にしながら、登場人物の真剣さや微妙な会話のズレを積み重ね、予想外の笑いへと発展させる構成力だ。
派手なリアクションや強烈な言葉だけに頼るのではなく、人物の立ち振る舞いや状況設定によって観客を引き込む。バカバカしい設定であっても、演じる本人たちは真剣そのもの。その温度差が笑いにつながっている。
吉本興業の公式プロフィールでも、代表的なコントとして「催眠術」「サッカー実況」「陶芸家」などが紹介されている。題材の異なる作品を並べると、設定を成立させる演技力と、展開を膨らませる発想力がコンビの武器になっていることが分かる。
2019年のキングオブコント準優勝は、その実力を全国規模で証明した転換点だった。さらに2020年、2021年にも決勝進出を果たし、一度きりの好成績ではないことを示している。
なお、コンビ名だけでなくメンバーの個人活動にも特徴がある。佐々木は「TAKAHIRO」名義で音楽活動を行い、八木はDJや音楽鑑賞などを趣味としている。コントを軸にしながらも、それぞれ異なる表現の領域を持つ2人だ。
【メンバーのプロフィール】佐々木崇博と八木崇の経歴・人物像
うるとらブギーズを構成するのは、静岡県出身の佐々木崇博と熊本県出身の八木崇。2人はともにNSC東京校10期生で、芸人としての活動歴を重ねてきた。
佐々木崇博(ささき・たかひろ)プロフィール

佐々木崇博は1984年12月17日生まれ。静岡県浜松市出身で、身長169cm、体重62kg、血液型はA型。吉本興業の公式プロフィールでは、コンビの左側に立つメンバーとして紹介されている。
趣味は1人カラオケ、ギター、サッカーゲーム、サッカー観戦、ロック中心のライブ鑑賞など。亀の飼育や地図鑑賞も趣味として挙げられている。
特技はオリジナルソングの弾き語りと弓道。高校時代には弓道部でキャプテンを務めた経歴もある。
芸人としての活動以外では、TAKAHIRO名義でシンガーソングライターとしても活動。2019年12月には楽曲「First TAKAHIRO」の配信を開始し、収録曲「オーマイガール」はカラオケ配信も行われた。
また、2024年には舞台「天才バカボンのパパなのだ」に巡査役として出演。コント以外の舞台表現にも活動の幅を広げている。
八木崇(やぎ・たかし)プロフィール
八木崇は1982年3月10日生まれ。熊本県熊本市出身で、身長172cm、体重66kg、血液型はA型。コンビでは右側に立つメンバーだ。
趣味は音楽鑑賞、DJ、スケートボード、釣り、料理など。毎日アイスクリームを食べることも趣味として公式プロフィールに掲載されている。
特技はDJ、掃除、バスケットボール、剣道。音楽やストリートカルチャーへの関心が深く、舞台上で見せるコントの印象とは異なる一面を持っている。
八木の最大の特徴は、コンビのネタ作りを中心的に担っていることだ。佐々木もインタビューで、八木がネタを書いていると説明している。設定や展開を組み立てる創作面と、それを舞台上で成立させる演技面が、2人のコンビネーションを支えている。
年齢や出身地、趣味は異なるが、2人ともコントを主戦場としている点は共通している。プロフィールの詳細は吉本興業の公式タレント情報でも確認できる。
【2009年の結成経緯と歴代成績】2人がコンビを組んだ意外な理由
うるとらブギーズの結成は2009年6月。吉本興業の公式プロフィールでは、NSC東京校10期生として記載されている。
興味深いのは、2人がNSC時代から親しい友人だったわけではないことだ。2022年に公開されたFANY Magazineのインタビューで、佐々木と八木は当時の関係や結成までの経緯を振り返っている。
NSC時代はほとんど会話がなかった
2人は同じNSC東京校10期生だったものの、養成所時代はほとんど会話をしていなかったという。
八木が以前組んでいた相方と佐々木に接点があり、そのつながりで佐々木の家を訪れたことはあった。しかし、当時の佐々木には、八木が黙って下を向いている印象が残っていた。
その後、佐々木のコンビが解散し、八木のトリオも解散することになった。佐々木は最初、八木本人ではなく、八木と親しかった別の人物に声をかけて自主ライブに出演したものの、相性が合わなかった。
そこで次に声をかけたのが八木だった。実際にネタを合わせてみると、佐々木は感触の良さを感じたという。
一方、八木は過去のコンビでネタ合わせがうまくいかなかった経験から、相方とは良好な関係を築きたいと考えていた。佐々木の穏やかな性格や、相手の意見を受け入れる姿勢に、長く続けられる手応えを感じたという。
組んだ当初は、仲良くなるために2人でディズニーランドへ出かけたり、買い物をしたりしたエピソードも明かされている。
憧れはジャルジャル。目指したのはバカバカしさとセンスの共存
結成時に2人が意気投合したのが、ジャルジャルのようなネタをやりたいという方向性だった。
佐々木は、バカバカしいのにセンスを感じさせるところや、細かく決めすぎず、ノリで進んでいく雰囲気に魅力を感じていたと話している。
八木も、ひとつのボケをしつこく引っ張るような笑いが好きだったと説明している。こうした好みが、現在のうるとらブギーズのコントにも通じる発想の土台になっている。
結成から2026年までの主な転換点
結成後すぐに大きな成功を収めたわけではない。初期は月に数本のライブに出演する時期もあり、地道にコントを作り続けた。
2014年にはキングオブコント準決勝に進出。本人たちの振り返りによれば、この頃から自分たちの強みがコントにあると意識するようになった。
| 時期 | 出来事・関係者 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2009年6月 | 佐々木崇博・八木崇が結成 | NSC東京10期の同期コンビが誕生 |
| 2014年 | キングオブコント準決勝進出 | コントを主軸とする方向性が強まる |
| 2017年ごろ | ネタの完成度が向上 | 佐々木がネタの成長を実感した時期 |
| 2019年 | キングオブコント準優勝 | 初の決勝進出で知名度と仕事が拡大 |
| 2020年・2021年 | 2年連続で決勝進出 | 3年連続決勝という実績を形成 |
| 2021年 | ムゲンダイチャンピオンシップ優勝 | 劇場での支持も獲得 |
| 2022年・2024年 | キングオブコント準決勝進出 | 決勝復帰を目指す期間 |
| 2025年 | 4年ぶり4回目の決勝進出、8位 | ネタ作りを見直した成果が表れる |
| 2026年 | 劇場・新ネタライブを継続 | 賞レース以外でも活動を展開 |
この歩みから見えてくるのは、決勝進出だけで評価されるコンビではないということだ。2014年の準決勝進出から2019年の準優勝まで、長い時間をかけてコントの精度を高めてきた。
また、2021年にはヨシモト∞ホールの「ムゲンダイチャンピオンシップ~2021 SUMMER~」でも優勝。賞レースとは異なる劇場内の競争でも結果を残している。
【コントの特徴とネタ作り】八木崇の発想力と佐々木崇博の演技力
うるとらブギーズのコントを理解するうえで欠かせないのが、八木を中心としたネタ作りと、佐々木との演技の組み合わせだ。
日常的な設定から予想外の展開へ
うるとらブギーズのコントは、設定そのものが奇抜なだけではない。むしろ、観客が状況を理解しやすい題材を使い、登場人物の言動や会話のズレによって笑いを生み出す。
代表的なコントのタイトルとして公式に紹介されているのは、「催眠術」「サッカー実況」「陶芸家」など。題材の幅がありながら、人物の真剣さと状況の滑稽さを組み合わせる構造が見どころだ。
また、FANY Magazineの紹介では、バカバカしさとリアルな演技が同居するコントとして評価されている。観客に状況を理解させたうえで、その状況を少しずつ崩していく作り方が魅力になっている。
ネタ作りは八木が中心。2017年ごろから変化
2022年のマイナビニュースのインタビューでは、佐々木が2017年ごろからネタのレベルが大きく上がったと振り返っている。
八木自身は、特別な意識を持って変えたというより、自分の作ったものや実演したものが評価されるようになったことが、さらに創作に取り組む意欲につながったと説明している。
2019年の準優勝までには、準決勝で敗退する年も続いた。八木は新ネタを作り続け、佐々木はそのネタを演じる。試行錯誤を繰り返すことで、現在のスタイルが形成されていった。
2025年の決勝復帰で変えた「量産」から「厳選」への転換
特に注目したいのが、2025年のキングオブコントに向けて行ったネタ作りの見直しだ。
2025年10月に公開されたTBSのファイナリストインタビューで、八木は以前のようにネタを量産するのではなく、勝てないと判断したネタを削り、厳選した作品だけをライブで披露するようにしたと明かしている。
さらに、ネタの構成にも変化を加えた。
「ぎゅうぎゅうに詰めたお弁当みたいに、ネタの密度を濃くしました」
これは、掛け合いの間に残していた余白を減らし、展開をより濃密にするという考え方だ。単にセリフを増やすのではなく、賞レースの限られた時間で笑いを届けるための構成上の工夫と受け取れる。
佐々木も、八木が決勝進出を最優先に考え、手持ちのネタをどう活用するかを考えていたと振り返っている。
つまり、2025年の復帰は、過去の成功パターンをそのまま繰り返した結果ではない。自分たちの課題を見つめ、ネタの選び方と見せ方を改めたことが、再び決勝へ進む力になった。
【キングオブコントの歴代成績と評判】2019年準優勝から2025年8位まで
うるとらブギーズの実力を客観的に見るなら、キングオブコントの成績は重要な判断材料になる。
2019年は初めての決勝進出で準優勝。その後も2年連続で決勝に進出し、2025年には4年ぶりの返り咲きを果たした。
2019年はどぶろっくに次ぐ準優勝
キングオブコント2019では、ファーストステージで462点を獲得して2位につけた。ファイナルステージでは463点を獲得し、合計925点で準優勝となった。
優勝したのは、合計935点を獲得したどぶろっく。うるとらブギーズはわずか10点差で頂点を逃した。
初決勝でいきなり準優勝という結果は、コンビのキャリアを大きく変えた。2022年のインタビューでは、佐々木が決勝前はライブ出演が少なかったものの、その後は1日3ステージに出演することも珍しくなくなり、芸人としての生活が変わったと振り返っている。
2020年・2021年も決勝進出。実力を継続して証明
2019年の成績が偶然ではなかったことを示したのが、その後の2年間だ。
2020年は決勝10位、2021年は7位。3年連続で決勝の舞台に立ち、コント師として一定の評価を獲得してきた。
ただし、2019年の準優勝を超えることは簡単ではなかった。八木は2025年のインタビューで、準優勝した自分たちを超えることを意識し続けていたと明かしている。
2025年は4年ぶりの決勝復帰で8位
2022年と2024年は準決勝進出にとどまったが、2025年に再び決勝へ進出。2021年以来、4年ぶり4回目の決勝進出となった。
決勝当日はファーストステージで448点を獲得し、10組中8位。ファイナルステージには進めなかった。
優勝はロングコートダディ、2位はや団、3位はレインボーだった。
順位だけを見れば上位進出とはならなかったものの、決勝復帰自体は大きな成果だ。本人たちも、2019年の自分たちを超えるという意識を持って大会に臨んでいた。
2026年のキングオブコントでは決勝進出ならず
2026年のキングオブコントは10月17日に決勝が開催され、ジェラードンが19代目キングに輝いた。決勝進出者にはうるとらブギーズの名前はなく、2025年に続く連続決勝進出とはならなかった。
この結果から、2025年の復帰をそのまま安定した決勝常連への復帰と判断することはできない。一方で、過去に3年連続決勝進出と準優勝を経験していることも事実だ。
2026年10月時点での実力を評価するなら、過去の実績と直近の結果の両方を見る必要がある。
うるとらブギーズの実力をどう評価するべきか
評価できるポイントは、大きく3つある。
- 賞レースでの実績:2019年準優勝、2020年10位、2021年7位という3年連続決勝進出の経験。
- ネタの改善能力:2025年にはネタの厳選と密度の向上という具体的な改革を実行。
- 劇場での活動実績:2021年のムゲンダイチャンピオンシップ優勝や、継続的な新ネタライブへの出演。
ネット上の評判を一つの意見にまとめるよりも、こうした実績と本人たちの発言から判断するほうが、実力を正確に捉えられる。
特に注目すべきなのは、準優勝後も結果が出ない時期を経験しながら、ネタ作りを変えて再び決勝へ戻った点だ。実績だけでなく、課題に向き合って改善できることも、長く活動するコント師に必要な能力といえる。
【2026年最新の現在】ライブ出演情報と今後の活動に注目
2026年のうるとらブギーズは、テレビの賞レースだけでなく、劇場でのネタ披露や芸人仲間との企画ライブを活動の柱としている。
吉本興業の公式プロフィールに掲載されている公演情報からも、東京・埼玉・大阪など複数の地域で出演機会を持っていることが分かる。
2026年10月末〜11月の主な出演予定
2026年10月30日時点で公式プロフィールに掲載されている主な公演は以下の通り。公演内容や出演者、チケット販売状況は変更される場合がある。
- 11月6日:大宮ラクーンよしもと劇場「大宮ネタとコーナー『超シンプルコーナーライブ!』」に出演予定。
- 11月6日:大宮ラクーンよしもと劇場「TAKAHIRO、MCやるってよ」に出演予定。佐々木のTAKAHIRO名義にも注目したい公演だ。
- 11月8日:YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER「六本木お笑いコントライブ!」に出演予定。
- 11月27日:大宮ラクーンよしもと劇場で、うるとらブギーズ新ネタライブ「MASALA」を開催予定。
特に注目したいのは、新ネタライブ「MASALA」だ。賞レース向けのネタを磨くことと、劇場で新しい表現に挑戦することは必ずしも同じではない。こうしたライブは、現在の2人がどのような発想を試しているのかを知る機会になる。
GAGや沼津の劇場とのつながり
2025年の決勝復帰を振り返るインタビューでは、2人を支えた芸人仲間や劇場についても語られている。
佐々木が名前を挙げたのは、同期のGAG。決勝進出が難しかった時期にも「コント純愛組!〜逆襲のコントマンズ〜」というユニットライブを一緒に行い、準決勝前にも連絡をくれたという。
八木が感謝を示したのは、沼津ラクーンよしもと劇場だ。決勝進出が遠ざかり、ライブの本数が減っていた時期にも出演機会を与えてくれた。
同劇場では、東京や大阪から芸人が集まり、1泊2日で8本のネタを披露する合宿のようなライブもあった。先輩や作家からの指摘を受けながらネタを磨く環境が、再び決勝を目指すうえでの支えになった。
ライブ出演情報を調べる方法
出演予定を確認する際は、吉本興業の公式タレントプロフィールにある公演情報と、FANYチケットの公演詳細を確認するのが確実だ。
公演によっては、ネタ中心のライブ、トークや企画を交えたライブ、新ネタ披露の公演など内容が異なる。うるとらブギーズのコントをじっくり見たい人は、ネタライブや新ネタライブを優先するとよい。
また、佐々木個人の音楽活動や、八木のDJ・HIPHOP関連の活動にも関心があるなら、コンビ出演とは別の個人名義の公演にも目を向けたい。
2026年の活動を見ると、うるとらブギーズは賞レースの結果だけで評価される段階にとどまらず、劇場で新しいネタを試し続ける活動を続けている。
【うるとらブギーズに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:うるとらブギーズのメンバーは誰ですか?
A1:佐々木崇博と八木崇の2人です。ともにNSC東京校10期生で、吉本興業に所属しています。
Q2:うるとらブギーズはいつ結成されましたか?
A2:2009年6月です。佐々木のコンビと八木のトリオがそれぞれ解散した後、ネタを試したことをきっかけにコンビを結成しました。
Q3:キングオブコント2019では何位でしたか?
A3:準優勝です。ファーストステージ462点、ファイナルステージ463点、合計925点を獲得しました。
Q4:ネタを作っているのは佐々木と八木のどちらですか?
A4:主に八木崇がネタを作っています。佐々木は八木が考えたネタを舞台上で演じ、2人でコントを成立させています。
Q5:2025年のキングオブコントでは何位でしたか?
A5:8位です。2021年以来4年ぶり、4回目の決勝進出を果たしましたが、ファーストステージ448点でファイナル進出は逃しました。
Q6:うるとらブギーズは2026年もキングオブコントの決勝に出ましたか?
A6:2026年大会の決勝進出者には含まれていません。2025年の4年ぶりの決勝復帰に続く連続進出とはなりませんでした。
Q7:うるとらブギーズのライブはどこで確認できますか?
A7:吉本興業の公式タレントプロフィールやFANYチケットの公演情報で確認できます。2026年11月には大宮ラクーンよしもと劇場やYOSHIMOTO ROPPONGI THEATERなどでの出演予定が掲載されています。
まとめ:うるとらブギーズの実力は過去の栄光だけでは測れない
うるとらブギーズは、佐々木崇博と八木崇が2009年6月に結成した吉本興業所属のコントコンビだ。NSC時代はほとんど会話がなかった2人が、別々のコンビやトリオでの活動を経て、ネタを合わせたときの相性をきっかけに現在のコンビを作った。
2019年のキングオブコント準優勝、2020年・2021年の連続決勝進出は、コント師としての実力を裏付ける重要な実績だ。その後は決勝に届かない時期も経験したが、2025年にはネタの厳選と密度の向上という改革を行い、4年ぶりに決勝へ戻ってきた。
2026年は再び決勝進出を逃したものの、劇場でのライブや新ネタ披露を続けている。特に八木の創作力と佐々木の演技力が組み合わさることで生まれる、リアルさとバカバカしさを両立したコントは、今後も注目する価値がある。
【プロの結論】注目すべきは「2019年の準優勝」ではなく、その後の進化
うるとらブギーズを初めて知る人には、まず2019年の準優勝という実績だけでなく、2025年の決勝復帰に至る過程にも注目してほしい。
一度大きな成功を収めた芸人が、その後も同じ方法で結果を出し続けられるとは限らない。うるとらブギーズの場合、準優勝という成功体験が次の目標になり、そこを超えられない苦しさがネタ作りの見直しにつながった。
だからこそ、彼らの魅力は完成された芸風だけではない。自分たちのコントを客観的に見直し、試行錯誤を続ける姿勢にもある。
賞レースの順位だけでなく、劇場での新ネタや2人の個人活動も追いかけることで、うるとらブギーズというコンビの面白さはより深く理解できるはずだ。2026年以降、どのようなコントを生み出し、次の大舞台でどんな結果を残すのか。今後も注目したい実力派コンビである。