國友公司とは何者?経歴・代表作と2026年の炎上騒動、最新活動を徹底解説

目次

ルポライター・國友公司(くにとも・こうじ)氏は、西成、歌舞伎町、路上生活など、一般社会から見えにくい場所で暮らす人々の実態を取材してきた作家だ。2018年の『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』でデビューし、現地に身を置いて生活者と交流する独特の取材スタイルで知られるようになった。

しかし、2026年は著書『ルポ 路上メシ』をめぐる人権問題が大きく取り上げられ、出版社による書籍回収と電子配信停止という重大な展開を迎えた。さらに10月には、過去の著書『ルポ路上生活』についても野宿者支援団体から抗議声明が出されている。現在の活動、経歴、代表作、炎上の経緯、ネットの反応、プライベートに関する噂の真相まで、2026年10月30日時点の情報を整理する。

📌 この記事の重要ポイントまとめ

- 人物像: 1992年生まれ、筑波大学芸術専門学群卒業のルポライター・エッセイスト。
- 2026年の重大ニュース: 『ルポ 路上メシ』について人権・取材倫理上の問題が指摘され、2026年7月16日に双葉社が回収と電子配信停止を発表した。
- 最新動向: 10月9日には『ルポ路上生活』にも抗議声明が出される一方、東洋経済オンラインやYouTubeなどでの発信は続いている。

【國友公司とは?プロフィール・学歴・ルポライターになった経緯】

國友公司氏は、現場に入り込み、そこで生活する人々との交流を通じて社会の実情を描くルポライターだ。

テレビの報道番組でコメントする専門家というより、自分自身が取材対象となる地域に入り、生活者と同じ空間で時間を過ごしながら文章を組み立てるタイプの書き手である。

基本プロフィール

國友公司
項目 内容
名前 國友公司(くにとも・こうじ)
生年 1992年
年齢 2026年時点で34歳表記
育った地域 栃木県那須の温泉地
出身大学 筑波大学
学部・学群 芸術専門学群
職業 ルポライター・エッセイスト
デビュー 2018年
代表作 『ルポ西成』『ルポ路上生活』『ルポ歌舞伎町』
主な活動媒体 東洋経済オンライン、文春オンライン、note、YouTubeなど

集英社オンライン、東洋経済オンライン、文春オンラインなどの著者プロフィールにも、1992年生まれ、筑波大学芸術専門学群卒業という経歴が掲載されている。

筑波大学を7年かけて卒業した異色の学生時代

國友公司

國友氏は筑波大学芸術専門学群に在学中からライター活動を始めた。

学生時代は一般的な大学生活とは異なる時間を過ごしていた。水商売のアルバイトや東南アジアへの旅行などに時間を費やし、大学卒業までには7年を要したという。

2023年に掲載された東洋経済オンラインのインタビューでは、大学を3回休学した経験や、海外を放浪した時期についても紹介されている。

就職活動についても、編集者を志していたものの、わずか3社で活動をやめてフリーライターの道へ進んだとされる。

この経歴から見えてくるのは、最初から安定したキャリアを築こうとした人物ではなく、自分の興味や体験を仕事に結び付けてきた書き手の姿だ。

國友公司の取材スタイルが注目される理由

國友氏の特徴は、現場に長期間滞在することにある。

一般的な取材では、現地に短時間訪問し、複数の関係者に話を聞いて記事を構成する場合も多い。一方、國友氏は実際に宿泊したり、炊き出しの列に並んだりすることで、その地域の日常に接近してきた。

この方法には、通常のインタビューでは得にくい生活実感を記録できる利点がある。

一方で、取材者の立場をどう伝えるか、個人情報をどこまで掲載するか、取材対象者の安全をどう守るかという問題も生じる。2026年の騒動は、まさにこの取材スタイルの根本に関わるものだった。

【代表作一覧と経歴年表:國友公司のキャリアを時系列で整理】

國友公司氏の著作は、西成から路上生活、歌舞伎町、海外の街へと対象を広げてきた。

単に危険な場所を紹介するのではなく、そこに暮らす人間の生活や人間関係を描くことが作品の中心にある。

代表作と主な転換点

年月 出来事・作品 内容・注目点
1992年 誕生 栃木県那須の温泉地で育つ
2018年 『ルポ西成』刊行 西成のドヤ街で78日間生活した体験を記録
2021年12月 『ルポ路上生活』刊行 東京で約2か月間、路上生活を体験
2023年2月 『ルポ歌舞伎町』刊行 歌舞伎町のマンションに住み、街の実態を取材
2023年12月 『ルポ路上生活』文庫化 加筆修正版が彩図社から刊行
2025年6月25日 『ワイルドサイド漂流記』刊行 歌舞伎町、西成、インド、モンゴルなどの体験を収録
2025年11月22日 『ルポ 路上メシ』刊行 各地の炊き出しを巡る取材記
2026年5月 『ルポ 路上メシ』への抗議 ねる会議などが問題を指摘
2026年7月16日 出版社が回収を発表 双葉社が謝罪し、書籍回収と電子配信停止を決定
2026年10月9日 『ルポ路上生活』への抗議声明 ねる会議が過去作品にも問題があると主張

代表作1:『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』

2018年に彩図社から刊行されたデビュー作。

大阪市西成区のあいりん地区にあるドヤ街で、著者自身が78日間生活した体験をまとめた作品だ。

西成は、日雇い労働者や生活困窮者が集まる地域として知られている。著者は実際に地域に滞在し、そこで出会った人々の生活を記録した。

同書は大きな反響を呼び、2023年時点で文庫版を含め6万部を超えるロングセラーになったと東洋経済オンラインのプロフィールで紹介されている。

代表作2:『ルポ路上生活』

2021年12月27日にKADOKAWAから発売された作品。

東京オリンピック開催期間中の2021年夏、著者が家に帰らず、約2か月にわたって路上で生活した経験をまとめている。

寝床の確保、食事、生活費、人間関係など、路上で生活する際に直面する問題がテーマとなっている。

その後、2023年12月には彩図社から加筆修正版の文庫版も刊行された。

ただし、2026年10月には、この作品についても野宿者支援団体から抗議声明が出されている。この点は後述する。

代表作3:『ルポ歌舞伎町』

2023年2月28日に彩図社から発売された作品。

著者は2019年に歌舞伎町のマンションへ居住し、街に暮らす人々との交流を通じて、歓楽街の実態を描いた。

表面的な観光情報では見えてこない、夜の街の人間関係や仕事、生活環境に焦点を当てた内容だ。

代表作4:『ワイルドサイド漂流記』

に刊行された『ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街』は、文藝春秋から2025年6月25日に発売された。

これまでのルポ作品とは異なり、エッセイの要素を強く持つ一冊だ。

歌舞伎町、西成、インド、モンゴルなどでの体験をまとめ、旅先での出会いや予想外の出来事を描いている。

清野とおる氏が推薦コメントを寄せたことも、刊行時の話題の一つとなった。

【2026年最新ニュース:『ルポ 路上メシ』の炎上と回収騒動】

2026年の國友公司氏をめぐる最大のニュースは、著書『ルポ 路上メシ』の回収問題だ。

これは単なるSNS上の批判ではない。野宿者や生活困窮者の当事者・支援者による抗議、出版社との協議、正式な謝罪、書籍の回収という段階に発展した出来事である。

『ルポ 路上メシ』とはどんな本だったのか

同書は2025年11月22日に双葉社から刊行された。

著者が各地の炊き出しを訪れ、実際に列に並んで食事をしながら、そこに集まる人々の生活を取材した作品だ。

上野、新宿都庁下、代々木公園、池袋、関内、寿町、西成などが取材対象となり、口にした炊き出しは全52食と紹介されている。

発売当初は、炊き出しという社会的な支援活動を通じて、令和の貧困を描くルポルタージュとして紹介されていた。

しかし、刊行後、取材手法と掲載内容に対して当事者側から深刻な異議が申し立てられた。

2026年5月:ねる会議が抗議声明を発表

2026年5月1日、野宿者と支援者を中心に活動する「ねる会議」が、同書に対する抗議声明を発表した。

主な指摘は次のとおりだ。

- 取材であることや著者の立場を明かさずに対象者と接触した。
- 取材対象者の同意を得ずにプライベートな情報を掲載した。
- 寝場所や容貌、年齢などから個人が特定される危険がある。
- 炊き出しの場所や支援活動に関する情報が公開され、安全性を損なう可能性がある。
- 野宿者や生活困窮者を侮辱・嘲笑する表現が含まれている。

抗議声明には、5月10日までに47団体、804人が賛同したと公表された。

5月13日には、ねる会議のメンバーが双葉社を訪問。担当編集者、編集局次長、総務局編集総務部長に対して抗議を申し入れた。

2026年7月16日:双葉社が謝罪と回収を発表

抗議と出版社との協議を経て、双葉社は2026年7月16日に公式声明を発表した。

同社は、取材対象者に対して事前に取材者の立場を明かさなかったこと、取材への同意を得ずに話を聞いたこと、個人が特定され得る情報や寝場所に関する情報を掲載したことなどを問題として認めた。

また、差別的、あるいは差別を助長する危険性の高い表現が複数確認されたことも公表した。

出版社の声明には、次のような一文がある。

本書の刊行を決定し、社会に広めてしまったことは、ひとえに出版元である弊社の責任です。

双葉社は、当事者や関係者に謝罪したうえで、次の対応を発表した。

- 書籍の回収
- 電子書籍の配信停止
- オーディオブックの配信停止
- 図書館への返品要請

國友氏も自身のXで、双葉社との協議・合意に基づく謝罪文を共有したと報じられている。

2026年8月:ねる会議は出版社の謝罪をどう評価したのか

8月1日、ねる会議は双葉社の謝罪文に対する見解を公表した。

同団体は、出版社が抗議声明で指摘した問題の多くを認め、回収や配信停止などの対応を取ったことについては一定の成果と評価した。

一方で、謝罪文の内容には不十分な点が残っているとも指摘している。

特に重要なのは、問題が単なる不適切な言葉遣いや個人の感情の問題ではなく、取材、執筆、出版という一連の過程における人権侵害や差別の問題だという主張だ。

つまり、書籍を回収すればすべてが解決するわけではないという立場である。

【炎上の核心は何か?國友公司の取材倫理と潜入取材の問題】

今回の騒動を理解するには、単に「過激な表現があった」という説明だけでは足りない。

問題の中心には、取材対象者との関係、情報の扱い、そして社会的弱者を題材にする際の責任がある。

問題1:匿名化だけでは個人情報を守れない

人物名を仮名に変えれば、必ずしも個人が特定されなくなるわけではない。

例えば、次の情報が組み合わされれば、実際の人物を推測できる場合がある。

- 生活している地域
- 年齢や外見
- 職歴や過去の経歴
- 病気や生活保護の利用状況
- 寝場所や日常的に訪れる場所

今回の出版社の声明では、匿名や仮名を使っていても、個人が特定され得る記述が含まれていたことが問題として認められた。

これはルポルタージュに限らず、インタビュー記事やドキュメンタリーにも共通する課題だ。

問題2:野宿者の寝場所を公開するリスク

路上生活者にとって、寝場所は単なる住所ではない。

暴力や嫌がらせを避けるため、他人に知られないよう工夫している場合もある。

ねる会議は、寝場所の詳細な公開によって襲撃や嫌がらせが誘発される危険性を指摘した。

出版社も、寝場所や居場所に関する記述・画像が身体的な危険につながる可能性を認めている。

この問題は、情報を公開する側の表現の自由だけでは判断できない。公開された情報によって誰がどのような危険を負うのかという視点が欠かせない。

問題3:潜入取材には公益性が必要

國友氏の作品をめぐる議論では、潜入取材という手法そのものの是非も問題になった。

潜入取材は、通常の取材ではアクセスできない情報を明らかにするために使われることがある。

しかし、単に珍しい場所や人物を観察することと、社会的に重要な問題を明らかにすることは同じではない。

2026年7月19日、SlowNewsに掲載された論考では、ジャーナリスト横田増生氏の指摘として、潜入取材には次の3要素が必要だと紹介された。

1. 公共性
2. 公益目的
3. 真実性

今回の議論で問われているのは、取材対象が社会的に弱い立場にある人々だった場合、取材目的や情報公開の必要性をどこまで厳しく検討したのかという点である。

権力や組織の不正を明らかにする潜入取材と、生活に困窮する人々の日常に入り込んで情報を集める取材では、対象者が持つ力や情報公開による危険性が異なる。

2026年10月9日:『ルポ路上生活』にも抗議声明

さらに新しい動きとして、ねる会議は2026年10月9日、過去の著書『ルポ路上生活』についても抗議声明を発表した。

同団体は、2021年刊行の同書と2023年の文庫版について、取材目的や立場を隠して野宿者と交流し、会話やプライバシーに関する情報を本人の許可なく使用していると主張している。

また、寝場所や容貌、年齢などから個人が特定される危険性や、野宿者のコミュニティに与える影響についても問題視した。

同団体が求めているのは、次の対応だ。

- 単行本と文庫本の書店からの回収
- 図書館への返品要請
- 電子書籍の配信停止

ここで重要なのは、『ルポ 路上メシ』の回収と『ルポ路上生活』への抗議は、現時点で同じ段階ではないという点だ。

前者については双葉社が謝罪と回収を正式発表している。一方、後者については、10月30日までに同様の回収決定が公表されたことは確認できていない。ねる会議による抗議・要請の段階として区別する必要がある。

【ネットの反応・噂の真相:結婚やプライベートより注目される問題】

國友公司氏の名前が検索される背景には、著書への評価だけでなく、2026年の騒動による関心の高まりがある。

ネット上の反応を見る際は、以前からの作品評価と、今回の取材倫理問題に対する批判を分けて考える必要がある。

ネット上で指摘された主な論点

2026年7月の騒動後、SNSやネット上のまとめでは、主に以下のような論点が見られた。

論点 ネット上で見られた反応
取材方法 取材者の立場を隠すことへの批判
個人情報 匿名化しても人物が特定される危険性への懸念
人権問題 生活困窮者を娯楽的な題材にすることへの疑問
出版社の責任 編集・出版段階で問題を防げなかったことへの批判
潜入取材 公共性や公益目的が十分にあったのかという議論
今後の活動 過去作品や動画発信への影響を懸念する声

Togetterにまとめられた反応では、取材対象者の個人特定や寝場所の公開に関する問題を重く見る意見が目立った。

一方、作品そのものの評価と、取材方法の適切性は別の問題として考えるべきだという視点も、今後の議論に必要だ。

過去の作品に対する読者評価はどうだった?

今回の騒動以前から、國友氏の作品には一定の読者評価が存在していた。

例えば、電子書籍・書評サービスのBookLiveでは、2026年に確認できる掲載情報として、次の評価が見られる。

作品 掲載評価 レビュー件数
『ルポ歌舞伎町』 3.9/5 27件
『ルポ路上生活』 4.1/5 31件
『ルポ西成』 3.9/5 31件

これらは特定サービスに投稿されたレビューの集計であり、日本全体の世論を示す統計ではない。

ただし、実体験をもとにした文章の読みやすさや、普段接する機会の少ない人々の生活を知ることができる点に評価が集まっていたことはうかがえる。

今回の問題は、そうした読者評価だけでは判断できない、取材対象者の権利と安全に関わるものだった。

結婚相手や彼女はいる?家族構成の噂の真相

國友公司氏については、結婚相手や恋愛事情、家族構成を検索する人もいる。

しかし、本人の公開プロフィールや主要メディアの人物紹介からは、結婚歴、配偶者、子どもの有無などを確定できる情報は確認できない。

したがって、独身・既婚を断定したり、特定の交際相手がいるとする情報を事実として扱うことはできない。

公開情報から確認できるのは、ルポライター・エッセイストとしての活動や著書、取材経験などが中心だ。

また、逮捕や私生活に関する噂と、実際に報道・公表された『ルポ 路上メシ』の回収問題は別物である。2026年に確認されている重大なニュースは、後者の出版・取材倫理をめぐる問題だ。

【2026年10月現在の最新活動:東洋経済・note・YouTube】

一連の騒動が起きた後も、國友氏の公開活動は続いている。

2026年10月時点では、書籍だけでなく、ウェブメディアや動画、noteを通じた発信が確認できる。

東洋経済オンラインでの連載

2026年の東洋経済オンラインでは、「ゴミ屋敷」や孤独な生活をテーマにした記事を複数執筆している。

主な掲載記事は以下のとおり。

- 2026年9月26日:「亡き姉の写真が大量に…」と題した、80代の認知症男性の生活環境を扱う記事。
- 2026年10月17日:「施設に入った母は二度と帰らなかった」と題した、親の死後に残された実家の片付けをめぐる記事。

これらの記事では、ゴミ屋敷の問題だけでなく、孤独、家族関係、高齢者の生活環境といったテーマも扱われている。

西成や歌舞伎町を舞台にした従来の作品とは異なる方向の取材活動も見られる。

YouTubeチャンネルでの発信

國友氏は「進め!ルポライター國友公司」というYouTubeチャンネルでも活動している。

2026年10月には、次のような動画が公開されている。

- 10月24日:横浜・福富町の街の特徴や知られざる魅力を紹介。
- 10月28日:プロ野球の試合で見られる売り子をめぐる問題を解説。
- 10月29日:ライターの和田虫象氏をゲストに迎え、過去のアルバイト経験について話を聞く企画。

特に10月24日の横浜・福富町を扱った動画は、街の歴史や文化、独特の歓楽街事情に焦点を当てた内容となっている。

noteでの発信と今後の方向性

本人のnoteでは、ルポライターとしての経験や日常、仕事論などを発信している。

2026年10月には「ライターの淘汰はまだ始まったばかり」など、出版・ウェブメディア業界に関係する記事も掲載されている。

また、有料メンバーシップも運営しており、現地での体験や取材で得た話を発信する活動を続けている。

ただし、こうした活動が続いていることと、過去作品をめぐる人権問題への対応が十分であることは別の評価軸だ。

今後の焦点は、単に新しい作品を発表するかどうかだけではない。『ルポ路上生活』に対する抗議への対応や、取材対象者の権利をどう扱うのかという問題も注目される。

【國友公司に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:國友公司は何をしている人ですか?

A1:國友公司氏は1992年生まれのルポライター・エッセイストです。筑波大学芸術専門学群を卒業し、2018年に『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』でデビューしました。西成、歌舞伎町、路上生活などを題材にした著作で知られています。

Q2:國友公司の代表作は何ですか?

A2:『ルポ西成』『ルポ路上生活』『ルポ歌舞伎町』『ワイルドサイド漂流記』などです。『ルポ 路上メシ』も代表的な刊行物の一つでしたが、2026年7月に双葉社が問題を認め、書籍回収と電子配信停止を発表しました。

Q3:國友公司が2026年に炎上した理由は何ですか?

A3:『ルポ 路上メシ』について、野宿者や生活困窮者への同意なき取材、個人特定につながる情報の掲載、寝場所の公開、差別的な表現などが問題視されたためです。野宿者支援団体の抗議を受け、双葉社は2026年7月16日に謝罪と回収を発表しました。

Q4:『ルポ路上生活』も回収されたのですか?

A4:2026年10月30日時点では、『ルポ路上生活』について同じ回収決定が発表されたことは確認できません。10月9日にねる会議が抗議声明を発表し、単行本・文庫本の回収と電子書籍の配信停止を求めています。

Q5:國友公司は結婚していますか?

A5:結婚歴や配偶者について、本人の公開プロフィールなどから確認できる確かな情報はありません。既婚・独身のどちらかを断定することはできません。

Q6:國友公司は現在も活動していますか?

A6:はい。2026年10月には東洋経済オンラインで記事を執筆し、noteやYouTubeでも発信を続けていることが確認できます。ただし、過去の著書をめぐる問題については引き続き注目が必要です。

まとめ:國友公司の人物像と2026年の問題から見えるもの

國友公司氏は、西成や歌舞伎町、路上生活など、社会の周縁にある場所に身を置き、そこで暮らす人々の実態を描いてきたルポライターだ。

2018年の『ルポ西成』でデビューして以来、現地に長期間滞在する独特の取材スタイルで読者を獲得してきた。

しかし、2026年の『ルポ 路上メシ』回収騒動は、彼の取材方法と出版倫理に重大な問題を突き付けた。出版社が人権上の問題や差別的表現を認めて謝罪し、回収・配信停止に踏み切ったことは、出版業界にとっても見過ごせない出来事である。

さらに10月には『ルポ路上生活』にも抗議が広がり、過去の作品を含めた取材姿勢の検証が新たな課題となっている。

【プロの結論】

ルポルタージュの価値は、珍しい場所に行ったことや、刺激的な人物に出会ったことだけでは決まらない。

本当に評価されるべきなのは、取材対象者の尊厳を守りながら、社会に知らせる価値のある事実を正確に伝えられるかどうかだ。

読者が國友公司氏の作品や今後の活動を評価する際には、次の3点を判断基準にするとよい。

1. 事実の正確性: 証言や描写がどのように裏付けられているか。
2. 取材対象者への配慮: 個人情報や生活環境の安全が守られているか。
3. 社会的な公益性: 読者の好奇心を満たすだけでなく、社会に伝える意義があるか。

2026年10月30日現在、國友公司氏はウェブメディアや動画での発信を続けている。今後の活動を考えるうえでは、新作の内容だけでなく、今回指摘された問題にどのように向き合い、取材者としての信頼を築き直していくのかが大きな注目点となる。