青学・黒田朝日の進路はGMOへ!2026年の加入後の現在とMGCへの道を徹底解説
青山学院大学の陸上競技部でエースとして活躍した黒田朝日選手の卒業後の進路は、GMOインターネットグループです。2025年7月に所属内定が発表され、2026年4月1日付で正式に入社。大学卒業後は実業団ランナーとして、新たな競技生活をスタートさせました。
2026年1月の第102回箱根駅伝では、5区で1時間7分16秒の区間新記録を樹立。さらに2月の別府大分毎日マラソンでは2時間7分03秒で日本人2位となり、2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会MGCへの出場権を獲得しています。9月には実業団デビュー戦となる5000mで13分33秒98を記録しました。現在の所属や仕事、原晋監督との指導体制、マラソン日本記録への挑戦まで、2026年10月30日時点の情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 進路:2026年4月1日からGMOインターネットグループに所属する実業団選手として活動。
- 箱根駅伝:2026年1月の5区で1時間7分16秒を記録し、従来の区間記録を1分55秒更新。
- 実業団デビュー:2026年9月26日の絆記録挑戦会で5000m13分33秒98をマークして1位。
- MGC:2026年2月の別府大分毎日マラソンで出場権を獲得。2027年10月の代表選考会を目指す。
- 将来の目標:2028年ロサンゼルス五輪出場と、将来的なマラソン2時間3分台への挑戦。
【2026年最新】青学・黒田朝日の進路はGMOインターネットグループ!

黒田朝日選手は、青山学院大学を卒業後、GMOインターネットグループ陸上部に加入しました。
進路については、GMOインターネットグループが2025年7月29日に所属内定を公式発表しています。当時は青山学院大学4年生で、翌2026年4月1日の入社が予定されていました。
そして予定どおり2026年4月1日付で正式加入。学生ランナーから社会人ランナーへと立場を変え、実業団での競技生活が始まりました。
黒田朝日の現在の所属・プロフィール

GMOインターネットグループ陸上部の公式選手紹介によると、黒田選手の基本プロフィールは次のとおりです。
- 名前:黒田朝日(くろだ・あさひ)
- 生年月日:2004年3月10日
- 出身地:岡山県
- 出身校:青山学院大学
- 身長・体重:165cm・50kg
- 所属:GMOインターネットグループ陸上部
- 趣味:カメラ、ゲーム
- 座右の銘:休める時に休め
公式プロフィールに掲載されている自己ベストは、5000m13分29秒56、10000m27分37秒62、ハーフマラソン1時間1分39秒、フルマラソン2時間6分05秒です。
学生時代からトラック、ロード、駅伝のすべてで高い水準の実績を残してきた選手だけに、実業団でどの種目を主戦場にするのかも注目されています。
GMOへの加入はいつ決まった?

加入までの経緯を時系列で見ると、2025年7月29日にGMOが所属内定を発表し、約8か月後の2026年4月1日に正式入社という流れです。
GMOの発表では、大阪マラソン2025での学生新記録や箱根駅伝での実績も紹介されていました。会社として、黒田選手が競技者としても社会人としても目標を達成できるよう支援する方針を示しています。
加入時に黒田選手が公表したコメントには、社会人としての決意が表れています。
「社業と競技の両立に取り組みながら、自身のスキルアップを図るとともに、チームの一員としてニューイヤー駅伝連覇に貢献できるよう努めてまいります。」
このコメントから分かるのは、競技だけに専念するのではなく、会社員としての仕事にも取り組みながらチームの目標を追うという方向性です。
【箱根駅伝2026】黒田朝日が5区で区間新!1時間7分16秒の歴史的快走
黒田選手の名前を全国に強く印象づけたのが、2026年1月2日に行われた第102回箱根駅伝です。
青山学院大学は総合3連覇を目指して大会に臨みましたが、往路では苦しい展開となりました。そこで大きな役割を果たしたのが、山登りの5区に当日エントリー変更で起用された黒田選手です。
5位から逆転往路優勝へ導いた走り
黒田選手は5位でたすきを受け取りました。先頭とのタイム差は3分24秒。往路優勝を狙うには厳しい状況でした。
しかし、序盤から驚異的なペースで順位を上げ、13.6km付近で中央大学をかわして2位に浮上。さらに終盤には早稲田大学の工藤慎作選手を追い抜き、19.2km付近でトップに立ちました。
最終的な区間タイムは1時間7分16秒。前年に青山学院大学の若林宏樹選手が記録した1時間9分11秒を1分55秒更新する圧巻の区間新記録でした。
この走りによって青学大は逆転で往路優勝を果たし、最終的に総合3連覇を達成。黒田選手は大会を象徴する存在となりました。
「シン・山の神」と呼ばれる理由
箱根駅伝の5区は、小田原から芦ノ湖までを走る山登りの区間です。高低差が大きく、平地のスピードだけでなく、登坂力や持久力、ペース配分が問われます。
黒田選手は、5位からトップまで順位を押し上げただけでなく、従来の記録を約2分も短縮しました。その圧倒的な走りから「シン・山の神」と呼ばれるようになりました。
ただし、箱根駅伝の山登りで結果を出したことと、フルマラソンで世界と戦えることは同じではありません。山登りの強さをロードやマラソンにどう結び付けるかが、卒業後の大きなテーマになっています。
【経歴・年表】青学時代からGMO加入までの主な実績を整理
黒田朝日選手のキャリアを理解するには、箱根駅伝での活躍だけでなく、学生時代からマラソンに挑戦していた点にも注目する必要があります。
特に2025年の大阪マラソンで記録した2時間6分05秒は、その後のMGC挑戦につながる重要な実績です。
黒田朝日の主な競技経歴と転換点
| 時期 | 大会・出来事 | 記録・実績 |
|---|---|---|
| 2024年1月 | 第100回箱根駅伝 | 2区区間賞・1時間6分7秒 |
| 2025年1月 | 第101回箱根駅伝 | 2区区間3位・1時間5分44秒 |
| 2025年2月 | 大阪マラソン2025 | 総合6位・2時間6分05秒。日本人学生最高記録 |
| 2025年7月29日 | GMO所属内定発表 | 2026年4月1日入社予定と発表 |
| 2026年1月2日 | 第102回箱根駅伝 | 5区区間新・1時間7分16秒 |
| 2026年2月1日 | 第74回別府大分毎日マラソン | 総合3位・日本人2位・2時間7分03秒。MGC出場権獲得 |
| 2026年4月1日 | GMOインターネットグループ入社 | 実業団選手として新生活を開始 |
| 2026年9月26日 | 第20回絆記録挑戦会 | 5000m13分33秒98・1位。実業団デビュー |
この年表で注目したいのは、黒田選手が箱根駅伝だけの選手ではないという点です。
2025年2月の大阪マラソンでは、初マラソンながら2時間6分05秒を記録。日本陸上競技連盟のJMCシリーズ関連表彰でも、学生マラソン最速記録として紹介されました。
大学4年生の時点ですでにマラソンで高い適性を示していたことが、実業団加入後の競技展望を考えるうえで重要です。
【GMOでの現在】仕事・練習環境と原晋監督の指導体制
2026年10月現在、黒田選手はGMOインターネットグループ陸上部の一員として活動しています。
実業団への移籍というと、大学時代の指導者や練習環境から完全に離れるイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、黒田選手の場合は、卒業直後の報道で青山学院大学を拠点に原晋監督の指導を引き続き受ける体制が伝えられていました。
原晋監督との関係は卒業後も続く
青学大で黒田選手を指導してきたのが、原晋監督です。
原監督は箱根駅伝で培ったチームづくりや選手育成の手法を「青学メソッド」として展開してきました。2026年2月28日の報道でも、原監督は黒田選手の卒業後について、青学大を拠点に指導を継続する方針を明らかにしています。
学生時代に築いた信頼関係を生かしながら、実業団選手としての競技力向上を目指す点は、黒田選手の環境における特徴です。
もっとも、実業団では大学時代とは異なり、会社の陸上部としての活動や駅伝のチーム戦略も加わります。原監督の指導とGMOのチーム活動をどう両立させるかが、今後の成長を左右するポイントになります。
GMOペパボで会社員としての仕事にも従事
黒田選手の現在を知るうえで興味深いのが、競技以外の仕事です。
2026年10月の日刊スポーツのインタビュー記事によると、黒田選手はGMOグループ内のGMOペパボに配属され、サッカーJ3の鹿児島に関するグッズ販売関連の提案業務にも携わっています。
つまり、競技だけを行うのではなく、会社の一員として実務にも関わっているということです。
これは本人が入社時に掲げた「社業と競技の両立」という目標にもつながっています。
GMOインターネットグループとニューイヤー駅伝
GMOインターネットグループ陸上部は、2026年1月1日の第70回全日本実業団対抗駅伝、通称ニューイヤー駅伝で初優勝を果たしました。
創部10年目、7回目の挑戦での優勝で、記録は大会新記録となる4時間44分00秒でした。
ただし、この優勝は黒田選手の正式加入前の出来事です。2026年4月に入社した黒田選手が、この優勝メンバーとして走ったわけではありません。
本人は加入時からチームの連覇への貢献を目標に掲げており、今後はニューイヤー駅伝での活躍も大きな見どころになります。
【実業団デビュー戦】5000m13分33秒98で1位!8か月ぶりの実戦
GMO加入後、ファンが待ち望んでいた実業団での初レースが、2026年9月26日に東京・町田GIONスタジアムで行われた第20回絆記録挑戦会です。
黒田選手が出場したのは男子5000m。結果は13分33秒98で1位でした。
実業団初戦で見せた安定感
このレースは、2月1日の別府大分毎日マラソン以来、約8か月ぶりの実戦として注目されました。
月刊陸上競技の月陸Onlineによると、黒田選手は青学大のOBや現役選手も多く出場する組で走り、最後は2着の宇田川瞬矢選手に2秒20差をつけてトップでフィニッシュしました。
実業団加入後の初戦で結果を残したことは、今後のトラック競技やロードシーズンに向けても明るい材料です。
13分33秒98は自己ベストなのか?
ここで注意したいのが、13分33秒98という数字の位置付けです。
この記録は実業団デビュー戦でのレース結果であり、黒田選手の5000m自己ベストそのものではありません。GMOの公式選手プロフィールでは、5000mの自己ベストは13分29秒56と掲載されています。
したがって、今回の13分33秒98は自己ベスト更新ではなく、実業団加入後の初戦で好結果を残したという意味で評価すべき記録です。
また、GMOの大会記録には2026年6月の日本陸上競技選手権大会でDNS(欠場)となった記録も掲載されています。9月の絆記録挑戦会は、実際に走った実業団加入後初の公式レースとして位置付けられています。
今後は5000mや10000mでのスピード強化が、マラソンで必要となる巡航能力や終盤の粘りにどう結び付くかも注目点です。
【MGC・ロサンゼルス五輪】黒田朝日のマラソン日本記録への挑戦
黒田選手の競技人生で、箱根駅伝と並んで大きな意味を持つのが、2028年ロサンゼルス五輪のマラソン日本代表を目指す挑戦です。
その第一関門となるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権は、すでに獲得しています。
2026年2月の別府大分毎日マラソンでMGC出場権獲得
2026年2月1日に開催された第74回別府大分毎日マラソンで、黒田選手は自身2度目のフルマラソンに挑戦しました。
記録は2時間7分03秒で総合3位、日本人2位。この結果、ロサンゼルス五輪の代表選考会となるMGCへの出場権を獲得しました。
日本陸上競技連盟が掲載した本人のレース後コメントでは、箱根駅伝から約1か月という時期だったことや、マラソンに特化した練習を十分に積んでいなかったことにも触れています。
特に、終盤の先輩・吉田祐也選手との競り合いについては、マラソン経験値とスタミナの差を感じたと振り返っていました。
一方で、今後の競技方針については次のように話しています。
「今後は実業団で駅伝とマラソンを主体にやっていきたいと思います。」
このコメントは、今後の黒田選手が駅伝だけでなく、マラソンを重要な柱として競技を続けていくことを示しています。
MGCは2027年10月3日に名古屋で開催
日本陸上競技連盟の2026年2月9日付発表によると、ロサンゼルス五輪のマラソン代表選考会となるMGCは、2027年10月3日に愛知県・名古屋市で開催されます。
MGCは、オリンピックのマラソン日本代表を選考する重要な大会です。出場権を持っていることと、五輪代表に内定していることは別であり、黒田選手にとってはここからが本当の勝負になります。
2026年8月のRSK山陽放送の取材では、黒田選手はMGCについて次の目標を語っています。
「(MGCは)優勝、もしくは2番で五輪が決められたら」
五輪出場を単なる夢ではなく、具体的な順位目標として捉えていることが分かります。
日本記録2時間4分55秒を超えられるか
マラソンで次に注目されるのは、日本記録への挑戦です。
2026年10月現在、男子マラソンの日本記録は大迫傑選手が2025年12月のバレンシアマラソンで記録した2時間4分55秒です。
黒田選手の自己ベストは大阪マラソン2025で記録した2時間6分05秒。日本記録との差は1分10秒あります。
2026年2月の日刊スポーツの報道では、原晋監督は黒田選手を将来的に2時間3分台を狙える選手へ育成したいという考えを示していました。
当初はベルリンマラソンで日本記録更新を目指す構想もありましたが、原監督は方針を変更し、まずはMGCで五輪代表を勝ち取ることを優先する姿勢を明らかにしています。
つまり、目先の日本記録更新よりも、2027年のMGCで結果を残すための強化が優先されているのです。
【プロの結論】黒田朝日の将来性は?2027年の駅伝とMGCが最大の焦点
黒田選手の進路を考えるうえで重要なのは、GMOへの加入が単なる所属先の変更ではなく、競技人生の次の段階への移行だという点です。
学生時代は箱根駅伝で結果を残し、マラソンでも学生記録を樹立しました。社会人となった2026年は、実業団での環境に適応しながら、2027年のMGCを見据えた強化を進める時期です。
今後の注目ポイントは3つ
1. ニューイヤー駅伝でのチーム連覇
GMOインターネットグループは2026年に初優勝を達成しました。黒田選手は次の大会でチームの連覇に貢献することを目標にしています。本人もGMOの公式プロフィールでニューイヤー駅伝優勝を今年の目標として掲げています。
2. MGCでの代表争い
2027年10月3日のMGCは、ロサンゼルス五輪を目指すうえで最大の勝負どころです。すでに出場権を持つ黒田選手が、どこまでマラソンの経験値を積み上げられるかがポイントになります。
3. トラックのスピードをマラソンに生かせるか
5000m13分29秒56というスピードを持つ黒田選手にとって、トラックでの強化はマラソンの競技力向上にもつながる可能性があります。特にフルマラソンの終盤でどれだけスピードを維持できるかが、今後の課題です。
黒田朝日の目指すランナー像
2026年8月のRSK山陽放送の取材では、黒田選手は理想の選手像について次のように語っています。
「強い選手、世界レベルで戦える選手、人の心を動かせる選手。」
この言葉には、箱根駅伝で注目を集めたスター選手という立場にとどまらず、世界で戦える競技者になりたいという意志が表れています。
また、学生時代のように4年間という期限が決まっているわけではないため、社会人として競技を続ける期間についても、活動を重ねながら考えていく姿勢を示しています。
箱根駅伝で見せた爆発力を、実業団駅伝、そして世界レベルのマラソンへと発展させられるか。これが黒田選手の今後を占う最大のポイントです。
【青学・黒田朝日の進路】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:黒田朝日は大学卒業後、どこの実業団に進みましたか?
A1:GMOインターネットグループ陸上部です。2025年7月29日に所属内定が発表され、2026年4月1日に正式入社しました。
Q2:黒田朝日の実業団デビュー戦はいつですか?
A2:2026年9月26日の第20回絆記録挑戦会です。男子5000mで13分33秒98を記録し、1位となりました。
Q3:黒田朝日はMGCの出場権を獲得していますか?
A3:獲得しています。2026年2月1日の別府大分毎日マラソンで2時間7分03秒を記録し、総合3位・日本人2位で出場条件をクリアしました。
Q4:黒田朝日は2028年ロサンゼルス五輪に出場できますか?
A4:現時点では代表内定ではありません。2027年10月3日に開催されるMGCなどの選考を経て、日本代表入りを目指す段階です。
Q5:原晋監督は卒業後も黒田朝日を指導していますか?
A5:2026年2月の報道では、卒業後も青山学院大学を拠点に原晋監督の指導を受ける体制が伝えられています。
Q6:黒田朝日のマラソン日本記録は何時間ですか?
A6:自己ベストは2時間6分05秒です。男子日本記録は大迫傑選手の2時間4分55秒で、原晋監督は黒田選手の将来的な2時間3分台を目標に掲げています。
まとめ:黒田朝日はGMOから世界へ!2027年MGCで真価が問われる
青学・黒田朝日の卒業後の進路は、GMOインターネットグループです。2026年4月の正式加入を経て、会社員としての仕事と実業団ランナーとしての活動を両立しています。
2026年1月の箱根駅伝5区で記録した1時間7分16秒の区間新、2月の別府大分毎日マラソンでのMGC出場権獲得、9月の実業団デビュー戦での5000m13分33秒98と、社会人1年目にも着実な歩みを見せています。
今後の大きな目標は、GMOのニューイヤー駅伝連覇への貢献と、2027年10月のMGCでの上位進出です。その先には2028年ロサンゼルス五輪、そして将来的なマラソン日本記録更新という大きな挑戦が待っています。
箱根駅伝で「シン・山の神」と呼ばれた黒田朝日選手が、次は世界の舞台でどのような走りを見せるのか。学生時代の実績を超える新たなキャリアに期待が集まります。
主な根拠資料: GMOインターネットグループ公式発表・選手プロフィール、箱根駅伝公式記録、日本陸上競技連盟、青山学院大学、日刊スポーツ、RSK山陽放送の2026年報道を参照しています。