【2026年の対戦成績】ヤンキースが4勝3敗で勝ち越し、得点差は14点
2026年の直接対決を数字で見ると、ヤンキースが試合数だけでなく総得点でも優位に立った。
| 比較項目 | ヤンキース | ホワイトソックス |
|---|---|---|
| 試合数 | 7 | 7 |
| 勝利数 | 4 | 3 |
| 敗戦数 | 3 | 4 |
| 総得点 | 41 | 27 |
| 得失点差 | +14 | -14 |
| 6月の対戦 | 2勝1敗 | 1勝2敗 |
| 7月の対戦 | 2勝2敗 | 2勝2敗 |
6月16日から18日までの3連戦では、ヤンキースが初戦を12対2、第2戦を10対5で連勝。第3戦は1対5で落としたものの、シリーズを2勝1敗で終えた。
7月27日から30日の4連戦は、さらに拮抗した展開となった。ヤンキースが最初の2試合を連取した後、ホワイトソックスが延長戦を含む最後の2試合を連勝。結果的に2勝2敗のタイとなった。
この数字から分かるのは、ヤンキースが大量得点によってシリーズ全体の得失点差を広げた一方、ホワイトソックスも接戦で勝ち切る力を示したことだ。
【全7試合のスコア一覧】開催日・球場・勝敗を完全整理

2026年のヤンキース対ホワイトソックスは、6月にニューヨーク、7月にシカゴで開催された。
全7試合の結果を時系列で整理すると、以下のようになる。
NY=ニューヨーク・ヤンキース、CWS=シカゴ・ホワイトソックス。スコアはヤンキースを左側に表記。
この一覧で注目したいのは、7月29日と30日の連続した延長戦だ。ホワイトソックスは2試合とも1点差で勝利しており、7月の4連戦を五分に戻す大きな要因となった。
【本塁打と延長戦を徹底分析】勝敗を左右した7つの試合展開

6月16日:ヤンキースが12対2で圧勝

シリーズ初戦はヤンキース打線が爆発した。
ホワイトソックスは1回にアンドルー・ベニンテンディのソロ本塁打で先制。しかし、ヤンキースは2回にスペンサー・ジョーンズのソロ本塁打で同点とすると、3回に追加点を挙げ、4回には一挙6得点を記録した。
この試合では、ベン・ライス、ポール・ゴールドシュミット、ホセ・カバジェロにも本塁打が飛び出した。
ヤンキースは16安打12得点。先発ゲリット・コールも6回を投げて2失点に抑え、攻守両面で試合を支配した。
6月17日:本塁打攻勢でヤンキースが10対5
第2戦もヤンキースが勝利した。
初回にはコディ・ベリンジャーが2ラン本塁打を放ち、試合の主導権を握る。さらにゴールドシュミットの3ラン本塁打、ジャズ・チザムJr.のソロ本塁打が続いた。
ホワイトソックスも負けてはいない。
コルソン・モンゴメリーが2本の本塁打を記録し、サム・アントナッチもソロ本塁打を放った。しかし、ヤンキースの得点力には届かなかった。
結果は10対5。ヤンキースは本拠地で2連勝を決めた。
6月18日:ベニンテンディの満塁弾でホワイトソックスが反撃
3連戦最終日は、ホワイトソックスが5対1で勝利した。
この試合で大きな意味を持ったのが、ベニンテンディの代打満塁本塁打だ。
2回にはコルソン・モンゴメリーがソロ本塁打を放ち、ホワイトソックスが先制。3回にはヤンキースのライアン・マクマーンがソロ本塁打で同点に追いついた。
試合は1対1のまま進んだが、8回にベニンテンディが代打で登場。満塁の場面でグランドスラムを放ち、試合を決定づけた。
MLB公式の試合記録によると、この本塁打はホワイトソックスにとって2012年以来となる代打満塁本塁打だった。
ヤンキースの3連勝を阻止しただけでなく、ベニンテンディの勝負強さが強く印象に残る一戦となった。
7月27日:アリ・サンチェスの初本塁打が勝利に貢献
シカゴで始まった4連戦の初戦は、ヤンキースが9対5で勝利した。
序盤はホワイトソックスが3点を先取。ヤンキースは4回に追いつき、その後も追加点を重ねた。
8回にはアリ・サンチェスが3ラン本塁打を放つ。この一発は同選手にとってメジャー初本塁打だった。
ホワイトソックスは11安打を記録したものの、守備で3失策を犯したことも響いた。
ヤンキースは試合終盤の攻撃力で差を広げ、敵地で重要な初戦を取った。
7月28日:コールの好投でヤンキースが3対2
第2戦は、ゲリット・コールの投球が光った。
コールは6イニングを投げ、4安打無失点、7奪三振。ホワイトソックス打線に得点を許さず、先発投手としての役割を果たした。
ヤンキースは2回にアンソニー・ボルピーの適時二塁打とマックス・シューマンの2点適時二塁打で3点を先取。
ホワイトソックスは9回にチェイス・メイドロスの2ラン本塁打で追い上げたが、あと1点が届かなかった。
最終スコアは3対2。ヤンキースは7月の4連戦で2連勝を達成した。
7月29日:延長12回、エドガー・ケロのサヨナラ打
2026年の対戦で最も劇的な試合の一つが、この第3戦だ。
ヤンキースは初回、スペンサー・ジョーンズの3ラン本塁打などで4点を先取した。
しかしホワイトソックスは7回にベニンテンディの適時二塁打で反撃。8回にはサム・アントナッチの2ラン本塁打、村上宗隆の同点本塁打が飛び出し、4対4に追いついた。
9回を終えても決着はつかず、延長戦に突入する。
11回表にはアンソニー・ボルピーの適時打でヤンキースが勝ち越したものの、その裏にホワイトソックスが悪送球をきっかけに同点とした。
そして12回裏、エドガー・ケロがサヨナラ打を放ち、ホワイトソックスが6対5で勝利した。
4点のリードを追いつき、延長12回で勝ち切った展開は、7月のシリーズを象徴する出来事となった。
7月30日:延長11回、ベニンテンディの同点打も及ばず
4連戦の最終戦も延長戦となった。
両チームの先発投手が好投し、9回終了時点では0対0。ヤンキースのライアン・ウィーザーズは7回を無失点、ホワイトソックスのショーン・バークも6回を無失点に抑えた。
10回表にはトレント・グリシャムの適時打でヤンキースが先制する。
その裏、代打ベニンテンディが適時打を放ち、ホワイトソックスが同点に追いついた。
11回裏には満塁の好機を作り、トリスタン・ピーターズが押し出し四球を選択。これがサヨナラの決勝点となった。
本塁打が一本も出なかったこの試合は、前日の打ち合いとは対照的な投手戦だった。
ホワイトソックスは2対1で勝利し、7月の4連戦を2勝2敗で終えた。
【ゲリット・コールの登板成績】ホワイトソックス戦2試合で見せた安定感
2026年の対戦で、ヤンキースの投手陣を語るうえで外せないのがゲリット・コールだ。
コールはホワイトソックス戦で2度先発し、いずれも勝利投手となった。
| 登板日 | 投球回 | 被安打 | 自責点 | 奪三振 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6月16日 | 6回 | 3 | 2 | 6 | 勝利 |
| 7月28日 | 6回 | 4 | 0 | 7 | 勝利 |
| 合計 | 12回 | 7 | 2 | 13 | 2勝0敗 |
6月16日の登板では、ベニンテンディに初回のソロ本塁打を許したものの、その後は失点を抑えた。
7月28日はさらに安定し、6回無失点。7奪三振を記録し、ホワイトソックスの反撃を封じた。
2試合の合計は12イニング、7被安打、2自責点、13奪三振。対戦相手を考慮しても、非常に安定した登板内容だった。
特に7月28日は、ヤンキースが3対2で逃げ切るための土台を作った登板として評価できる。
【アンドルー・ベニンテンディの打撃成績】勝負どころで存在感を発揮
ホワイトソックス側で注目したい選手が、アンドルー・ベニンテンディだ。
2026年のヤンキース戦では、本塁打だけでなく、代打や試合終盤の重要な場面でも結果を残した。
特に目立ったのは次の4つのプレーだ。
- 6月16日:初回にソロ本塁打を放ち、先制点を記録。
- 6月18日:8回に代打満塁本塁打を放ち、5対1の勝利を決定づける。
- 7月29日:7回に適時二塁打を放ち、反撃のきっかけを作る。
- 7月30日:10回に代打で適時打を放ち、同点に追いつく。
この4つのプレーだけでも、シリーズ中のベニンテンディが重要な得点機会に絡んでいたことが分かる。
対戦7試合では少なくとも2本塁打、7打点を記録。特に延長戦となった7月30日の適時打は、チームを敗戦の危機から救う一打だった。
ヤンキース側がスペンサー・ジョーンズやゴールドシュミットらの長打力を武器にしたのに対し、ホワイトソックスはベニンテンディの勝負強さや、若手打者の本塁打によって対抗した構図が見えてくる。
【歴代対戦成績と力関係】2025年から2026年への変化
2026年の7試合だけを見ると、ヤンキースが優勢だった。
ただし、前年の対戦結果と比較すると興味深い変化がある。
2025年のレギュラーシーズンでは、ヤンキースがホワイトソックスに対して6勝1敗と大きく勝ち越していた。
一方、2026年は4勝3敗。依然としてヤンキースが上回ったものの、ホワイトソックスは前年よりも接戦をものにする展開を見せた。
歴代の直接対決については、Baseball-ReferenceのStathead集計で、1903年から2026年までのレギュラーシーズン通算成績が次のように整理されている。
- ヤンキース:1,096勝
- ホワイトソックス:839勝
- 引き分け:14試合
長期的な歴史ではヤンキースが優位に立っている。
2026年の勝敗を分けた3つのポイント
1. ヤンキースの大量得点力
ヤンキースは12対2、10対5、9対5と、複数の試合で大きな得点差をつけた。総得点41という数字も、打線の爆発力を示している。
2. ホワイトソックスの終盤の粘り
7月29日と30日の2試合では、いずれも延長戦で勝利した。特に12回と11回まで試合を続け、最後に勝ち切った点は大きい。
3. 長打だけでは決まらない接戦の勝負
7月30日は本塁打なしで決着した。最後に勝敗を分けたのは、ベニンテンディの適時打やピーターズの押し出し四球だった。
この3点を踏まえると、2026年の対戦はヤンキースの総合的な攻撃力と、ホワイトソックスの終盤の勝負強さがぶつかったシリーズだったと評価できる。
【ヤンキース対ホワイトソックスに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年のヤンキース対ホワイトソックスは何勝何敗ですか?
A1:レギュラーシーズン全7試合で、ヤンキースが4勝3敗と勝ち越しました。6月は2勝1敗、7月は2勝2敗です。
Q2:2026年の対戦で最も得点が多かった試合は?
A2:6月16日の試合です。ヤンキースがホワイトソックスを12対2で破り、合計14得点となりました。
Q3:延長戦になった試合は何試合ですか?
A3:2試合です。7月29日は延長12回でホワイトソックスが6対5、7月30日は延長11回でホワイトソックスが2対1で勝利しました。
Q4:ゲリット・コールのホワイトソックス戦の成績は?
A4:2026年は2試合に先発し、2勝0敗。合計12イニングで7安打、2自責点、13奪三振を記録しました。
Q5:アンドルー・ベニンテンディはヤンキース戦で本塁打を打ちましたか?
A5:はい。6月16日にソロ本塁打、6月18日に代打満塁本塁打を記録しました。7月29日には適時二塁打、30日には延長10回の同点適時打も放っています。
Q6:2026年のヤンキース対ホワイトソックスの試合日程は?
A6:6月16日から18日までヤンキー・スタジアムで3試合、7月27日から30日までレート・フィールドで4試合が開催されました。2026年のレギュラーシーズンの直接対決は全日程を終了しています。
Q7:2026年の対戦ではどちらのチームが強かったですか?
A7:勝利数と総得点ではヤンキースが上回りました。ただし、7月最後の2試合ではホワイトソックスが延長戦を連勝しており、終盤の競り合いではホワイトソックスにも強さがありました。
まとめ:ヤンキースが4勝3敗で勝ち越し、ホワイトソックスも終盤で意地
2026年のヤンキース対ホワイトソックスは、ヤンキースが4勝3敗で勝ち越した。
総得点も41対27とヤンキースが優勢。6月の大量得点やゲリット・コールの好投が、シリーズ全体の結果を左右した。
一方、ホワイトソックスも7月29日の延長12回、30日の延長11回で連勝。ベニンテンディの満塁本塁打や延長戦での同点打など、重要な場面での活躍が目立った。
【プロの結論】
今回の対戦から読み取れるポイントは、勝利数だけでチームの実力を判断しないことだ。
ヤンキースは大量得点を生み出す攻撃力と、コールを中心とした先発投手の安定感を示した。対するホワイトソックスは、終盤の粘りと勝負どころでの打撃によって、シリーズの流れを変える力を見せた。
2026年の結果を総合すればヤンキースが優勢。しかし、ホワイトソックスが最後の2試合で示した競争力も見逃せない。
今後両チームの対戦を比較する際は、勝敗だけでなく、得失点差、先発投手の投球内容、本塁打数、延長戦での勝率にも注目したい。そうすることで、単なるスコア一覧では見えてこない両チームの本当の力関係が理解できる。