【最新情報】2026年WBCの日程と日本国内の放送・配信はどうなった?
2026年大会は、世界20の国・地域が参加する第6回大会として開催された。大会全体の日程は3月5日から3月18日まで。開催地は東京、ヒューストン、サンフアン、マイアミの4都市だった。
日本国内で大きな注目を集めたのは、視聴権の変更である。2025年8月26日、Netflixは大会主催者のWORLD BASEBALL CLASSIC INC.(WBCI)との独占パートナーシップを発表。日本国内では全47試合をライブ配信することになった。
MLB公式の視聴案内でも、日本の配信事業者はNetflix Japanと明記されている。つまり、侍ジャパンの試合だけでなく、アメリカやドミニカ共和国、ベネズエラなどの試合もNetflixが配信対象とした。
大会全体の開催スケジュール

- 1次ラウンド:3月5日~12日
- 準々決勝:3月14日・15日
- 準決勝:3月16日・17日
- 決勝:3月18日
決勝の会場はアメリカ・マイアミのローンデポ・パーク。日本時間の3月18日午前9時に試合が始まり、ベネズエラがアメリカを3対2で破って初優勝を飾った。
なお、東京プールでは3月5日から10日まで1次ラウンドが開催された。日本代表の試合はそのうち4試合で、いずれも日本時間19時開始だった。
【侍ジャパンの日程一覧】日本代表の試合時間と対戦結果を総まとめ
日本代表が所属したのはPOOL C(東京プール)。対戦相手はオーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイの4チームだった。
1次ラウンドは東京ドームで開催され、日本は4試合を戦った。初戦から打線が得点を重ね、韓国との試合では接戦を制するなど、準々決勝進出を決めている。
日本代表の全試合日程・結果
時刻はすべて日本時間。1次ラウンドは東京ドーム、準々決勝はマイアミのローンデポ・パーク。
日本は1次ラウンドを4戦全勝で通過した。特に韓国戦は8対6、オーストラリア戦は4対3という接戦で、勝負どころでの対応力が試された。
準々決勝ではベネズエラと対戦。3回裏に森下翔太の3ラン本塁打などで一時リードを奪ったものの、相手打線に中盤以降の得点を許し、最終的には5対8で敗れた。
この結果、日本は2023年大会に続く連覇を逃し、2026年大会はベスト8で終了した。
東京ドーム開催と海外ラウンドの違い
日本のファンにとって大きな違いは、1次ラウンドと決勝ラウンドで開催地が変わることだった。
東京プールでは日本時間の夜に日本戦が組まれた一方、マイアミでの準々決勝以降は午前中の試合が中心となった。日本代表の準々決勝は3月15日午前10時開始。平日の通勤時間帯や休日の午前中に観戦するケースとは異なり、海外開催では時差を考慮した視聴計画が必要だった。
【放送局・視聴方法】Netflix独占配信で地上波テレビはどうなった?
2026年WBCの放送・配信をめぐる最大の変更は、日本国内でNetflixが独占的にライブ配信を担当したことだ。
これまでのWBCでは、テレビ朝日やTBSなどの民放各局が日本戦の中継を担当してきた。2023年大会では地上波テレビとインターネット配信を組み合わせた観戦環境が整っていたが、2026年大会ではその構造が大きく変わった。
Netflixで視聴する仕組み
Netflixでは2026年大会の全47試合をライブ配信。日本代表の試合だけでなく、海外の各プールや準決勝、決勝も視聴対象となった。
基本的な視聴方法は次のとおり。
- Netflixの利用登録・ログインを行う。
- テレビ、スマートフォン、タブレット、対応パソコンなどでNetflixを開く。
- WBCの特集ページから対象試合を選ぶ。
- ライブ配信、または提供されている見逃し配信を視聴する。
大会当時、Netflixは見逃し配信や全試合のハイライトも案内していた。ライブ視聴が難しい人にとって、試合を後から振り返れる点はメリットだった。なお、2026年10月現在の個別試合のアーカイブ提供状況は、Netflix内の作品表示で確認する必要がある。
地上波・BS・CSでは見られなかったのか?
WBC本戦については、日本国内の地上波テレビでの生中継は行われなかった。BS・CSを含め、従来のテレビ中継を中心とした視聴環境とは異なる大会になった。
ただし、テレビ局がWBCに関する情報を一切扱わなかったわけではない。ニュース番組やスポーツ番組では試合結果や選手の動向が取り上げられ、関連特番も編成された。
日本テレビは2026年1月29日、Netflixが独占配信する試合映像の中継制作を一部受託したと発表。東京プールの国際映像制作などを担当し、地上波では開幕特番を含む関連番組を予定していた。
つまり、テレビ局が大会から完全に離れたのではなく、試合のライブ中継権と報道・関連番組の役割が分かれたのである。
無料で試合を見る方法はあった?
日本国内でWBC本戦の全試合を映像で無料生中継する地上波放送はなかった。Netflixの会員登録をして視聴する形式が基本だった。
一方、ラジオやradikoの実況を利用した人もいた。産経リサーチ&データが2026年3月10日から11日にかけて実施した調査では、プールCの日本戦をリアルタイムで視聴した方法として、ラジオ・radikoの実況を挙げた回答が12.3%だった。
この数字は視聴者全体の利用率ではなく、調査回答者2,868人による複数回答の結果である。映像でプレーを見たい人と、音声で試合を追いたい人では、適した視聴方法が異なっていた。
【独占配信の経緯】なぜ2026年WBCはNetflixだけになったのか?
Netflix独占配信の背景には、単なる放送局の編成変更ではなく、スポーツ放映権をめぐる国際的な権利ビジネスの変化があった。
2025年8月25日(日本時間26日)、NetflixはWBCIとの独占パートナーシップを公表した。これによって、日本国内の2026年大会のライブ配信権はNetflixに集約された。
2023年大会との権利構造の違い
2023年大会では、WBCIが読売新聞社を通じて国内の放送局などに放送・配信権を付与していた。これに対して2026年大会では、WBCIがNetflixに直接、日本国内の全試合の権利を付与した。
読売新聞社は東京プールの主催者だったこともあり、この権利付与の経緯について説明を発表している。日本国内の試合運営を担う立場と、国内放送・配信権を保有する立場が必ずしも一致しない点が、今回の特徴だった。
放映権料の高騰も背景に
日刊スポーツの報道では、球界関係者の話として、WBCの放映権料は従来の約30億円から約150億円に上昇したと伝えられた。これは公式に公表された契約金額ではなく、関係者証言に基づく報道上の数字だ。
放映権料が大幅に上昇すれば、従来のテレビ局が単独で権利を取得することは難しくなる。大規模なスポーツ配信に投資する動画配信サービスが権利獲得に乗り出す背景には、こうした経済的な事情がある。
また、MLB関係者の説明として、アメリカ向けと日本向けの権利は別々に交渉され、Netflixが日本向けの権利に強い関心を示したことも報じられている。
2026年WBCの放送権をめぐる経緯
2025年8月
NetflixがWBCIとの独占パートナーシップを発表。日本国内の全47試合をライブ配信する方針が明らかになる。
2025年8月
読売新聞社が権利付与の経緯について説明。東京プールの主催者と配信権の決定主体の違いが注目される。
2026年1月
日本テレビが中継映像制作の一部受託と、関連特番の放送予定を発表。
2026年3月5日
WBC開幕。日本国内ではNetflix独占配信の体制で大会が始まる。
2026年3月18日
ベネズエラがアメリカを3対2で破り、初優勝を達成。
【ネットの反応・炎上の真相】WBCのNetflix独占配信はなぜ賛否両論になった?
2026年WBCでは、試合内容だけでなく、視聴方法そのものが大きなニュースになった。
特に議論になったのは、これまで地上波で無料視聴できた大会が、有料動画配信サービスへの加入を基本とする形に変わったことだ。
批判的な意見が集まった理由
否定的な反応の中心は、野球の国際大会を幅広い世代が視聴できる環境が失われるのではないかという懸念だった。
高齢者や配信サービスを利用していない家庭、テレビ中心の生活を送る人にとっては、新たな契約や機器操作が負担になる。家族や職場で同じ試合を気軽に観戦するという従来のスタイルが変わることへの戸惑いもあった。
一方で、月額料金を支払えば日本戦以外の試合も見られることや、見逃し配信・ハイライトを活用できることを評価する声もあった。
SNSの反応を数字で検証
2026年3月13日に共同通信が報じた分析では、3月1日から10日までのXの投稿を対象に、「WBC」「ネトフリ」「見られない」などの関連語を含む投稿を調査。対象となった投稿は合計約3万4,000件だった。
SNS投稿の内容分類
否定的
約6,700件
肯定的
約6,400件
中立
約2万1,000件
興味深いのは、否定的な投稿と肯定的な投稿がほぼ同じ規模だったことだ。SNS上で批判が目立ったからといって、すべての野球ファンが独占配信に反対していたわけではない。
また、日本代表の試合が行われた3月6日から8日にかけて、関連投稿数は1日約7,600~8,500件に増加。大会への関心が高まるタイミングで、視聴方法への議論も活発になった。
テレビ局にも届いた視聴者の不満
この問題はSNSだけにとどまらなかった。2026年3月25日のTBS社長会見では、地上波でWBCを中継しなかったことに対して、視聴者から苦情や厳しい意見が寄せられたことが明らかになった。
さらに6月10日には、民放連がスポーツ放映をめぐる課題を説明。WBCの独占配信について、視聴者から地上波中継を求める意見が多数届いたことを報告した。
その中には、無料放送がないことへの不満だけでなく、配信サービスの契約や視聴機器に関する負担、次回大会では地上波でも見られるようにしてほしいという要望も含まれていた。
したがって、今回の問題は単なるNetflixへの好き嫌いではない。国民的な関心を集めるスポーツを、どのような媒体で、どこまで広く届けるべきかという放送業界全体の課題につながっている。
【大会結果とプロの結論】日本の敗退とベネズエラ初優勝から見えたもの
2026年大会の最終結果は、ベネズエラの初優勝だった。決勝ではアメリカを3対2で下し、世界一の座を獲得。アメリカは準優勝、日本はベスト8という結果に終わった。
日本代表は1次ラウンドで4連勝を記録したものの、準々決勝でベネズエラに敗れた。大谷翔平は大会のベストナインに指名打者として選出されている。
侍ジャパンの連覇という目標は達成されなかったが、国際大会では短期決戦特有の難しさが結果を左右する。1次ラウンドの成績が良くても、準々決勝での一戦を落とせば優勝への道は閉ざされる。
大会公式記録では、2026年の優勝国はベネズエラ、準優勝はアメリカ。2023年大会で日本がアメリカを破って優勝した結果と対照的な決勝となった。
【プロの結論】今後のWBCは放送と配信の両立が焦点
今回のWBCから読み取れるのは、スポーツの視聴環境がテレビ放送だけでは成立しなくなりつつあるという現実だ。
動画配信サービスには、全試合を配信できること、見逃し視聴に対応できること、試合以外のコンテンツも提供できることなどの強みがある。一方、地上波テレビには、追加契約なしで幅広い視聴者に届けられるという独自の役割がある。
この2つは必ずしも競合する必要はない。例えば、決勝や日本代表の重要試合を地上波でも放送し、その他の試合を配信サービスで補完する方法も考えられる。サブライセンスや共同放送など、権利者と放送局が協力する仕組みも今後の検討課題になる。
野球の国際大会には、熱心なファンだけでなく、普段は野球を見ない人が代表戦をきっかけに興味を持つという普及効果がある。視聴者を増やすという観点では、配信の利便性と無料放送の公共性をどう両立させるかが重要だ。
次回大会の日本国内における放送権や配信方式は、今後の公式発表が判断材料になる。2026年大会の独占配信方式がそのまま次回大会にも採用されると決まったわけではない。
【WBCの日程・日本放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCの日本戦はいつ開催された? 日本代表の1次ラウンドは3月6日、7日、8日、10日の4試合で、すべて19時開始だった。準々決勝は3月15日10時開始だった。
Q2:2026年WBCは地上波テレビで放送された? 本戦のライブ中継は地上波では行われなかった。Netflixが日本国内の全47試合を独占ライブ配信し、テレビ局はニュースや関連特番などで大会を取り上げた。
Q3:WBCをNetflix以外で視聴する方法はあった? 映像による全試合のライブ配信はNetflixが独占していた。ラジオやradikoの実況、パブリックビューイングなど、映像配信とは異なる観戦方法も利用された。
Q4:2026年WBCで日本は優勝した? 優勝していない。日本は1次ラウンドを4戦全勝で通過したが、準々決勝でベネズエラに5対8で敗れた。大会優勝はベネズエラだった。
Q5:2026年WBCの決勝はいつだった? 日本時間の2026年3月18日午前9時にマイアミのローンデポ・パークで開催された。ベネズエラがアメリカに3対2で勝利した。
Q6:次回のWBCもNetflix独占配信になる? 2026年大会についてはNetflixの独占パートナーシップが発表されていたが、次回大会の日本国内の放送・配信方式については別途公式発表を確認する必要がある。
Q7:Netflixで2026年大会の見逃し配信は見られる? 大会当時はアーカイブ配信が案内されていた。2026年10月現在の各試合の視聴可否は、Netflixの作品ページや特集ページで確認するのが確実だ。
まとめ:2026年WBCの日程・日本放送の重要ポイントと今後の注目点
2026年のWBCは3月5日から18日まで開催され、日本代表は東京ドームでの1次ラウンドを4戦全勝で突破した。しかし、3月15日の準々決勝でベネズエラに5対8で敗れ、連覇はならなかった。
日本国内の放送面では、Netflixによる全47試合の独占ライブ配信が最大のニュースとなった。地上波の本戦中継がなくなったことで、視聴者の間では賛否両論が生まれ、放映権料の高騰や放送業界の構造変化も改めて注目された。
今回のWBCは、野球の試合結果だけでなく、日本のスポーツ中継のあり方を考える転換点にもなった。今後の大会では、配信サービスの利便性を生かしながら、幅広い世代が代表戦を楽しめる放送環境を実現できるかが焦点となる。
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