小深田大翔の2026年成績とFAの行方は?年俸推移・盗塁王の実績を徹底解説
東北楽天ゴールデンイーグルスの小深田大翔(こぶかた・ひろと)選手は、俊足と広い守備範囲を武器にチームを支えてきた内野手です。2023年にはパ・リーグ最多盗塁を獲得し、2024年には二塁手部門でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。走攻守のバランスを評価されてきました。
一方、2026年シーズンは打率.216、9盗塁、出場86試合と苦しい数字に終わっています。さらに8月18日には国内FA権を取得。10月30日時点では権利行使について熟考中と報じられており、楽天残留か他球団への移籍か、その判断に注目が集まっています。ここではNPB公式記録、楽天球団の発表、契約更改報道などを基に、2026年の最新成績から年俸推移、FAの現状までを整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年成績:86試合、打率.216、0本塁打、8打点、9盗塁。自己最少の出場試合数となった。
- 主な実績:2023年に36盗塁で最多盗塁を獲得。2024年にはベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。
- 年俸・FA:2026年の推定年俸は8500万円。8月18日に国内FA権を取得し、10月30日時点では行使を決断していない。
【小深田大翔とは?】楽天の背番号0を背負う俊足内野手の経歴・ドラフト1位の背景

小深田大翔は1995年9月28日生まれ、兵庫県出身のプロ野球選手です。右投左打、身長168cm、体重69kg。東北楽天ゴールデンイーグルスに所属し、背番号は入団以来「0」です。
小柄な体格ながら、持ち味は高い走力と俊敏な守備。二遊間を中心に内野を守れるユーティリティー性も評価され、楽天が2019年のドラフト1位で指名した選手です。
高校・大学・社会人を経てプロ入り
小深田の経歴は、神戸国際大学附属高校、近畿大学、大阪ガスという流れです。大学卒業後に社会人野球へ進み、実戦経験を積んでプロ入りしました。
大阪ガス時代には都市対抗野球で活躍。2018年の都市対抗野球大会では2番・遊撃手として出場し、打率3割、4打点を記録してチームの優勝に貢献しました。新人賞に相当する若獅子賞も受賞しています。
2019年10月17日のドラフト会議では、東北楽天が小深田を1位指名。楽天球団の指名発表では、走力に加え、フットワークやグラブさばき、広い守備範囲が評価されていました。
当時の球団スカウトも、二遊間を守れる即戦力として期待。遊撃手を希望していた本人にとっても、プロ入り後のレギュラー獲得が大きな目標でした。2020年にプロ1年目を迎え、以降は楽天の内野陣を支える選手としてキャリアを積み重ねています。
小深田大翔の基本プロフィール
- 名前:小深田大翔(こぶかた・ひろと)
- 生年月日:1995年9月28日
- 年齢:31歳(2026年10月現在)
- 出身地:兵庫県
- 身長・体重:168cm・69kg
- 投打:右投左打
- ポジション:内野手
- 所属:東北楽天ゴールデンイーグルス
- 背番号:0
- ドラフト:2019年ドラフト1位
- 出身高校:神戸国際大学附属高校
- 出身大学:近畿大学
- 社会人:大阪ガス
【2026年最新成績】打率.216・9盗塁の現在と年度別成績を徹底比較
小深田大翔の2026年シーズンを振り返ると、これまでのキャリアと比較して出場機会と打撃成績の両面で厳しい結果となりました。
日本野球機構(NPB)の2026年シーズン終了時の個人年度別成績によると、86試合に出場し、打率.216、32安打、0本塁打、8打点、9盗塁を記録しています。
特に注目したいのは出場試合数です。プロ入り後、これまで100試合以上に出場してきた小深田ですが、2026年は86試合にとどまりました。打席数も163と少なく、シーズンを通じてレギュラーとして定着する難しさが表れています。
小深田大翔の年度別打率・盗塁数一覧
プロ入りした2020年から2026年までの一軍公式戦の成績をまとめました。打率と盗塁数を並べることで、打撃面と走塁面の変化が分かります。
出典:日本野球機構(NPB)個人年度別成績。各年度の一軍公式戦記録。
成績から見える小深田の変化
最も高い打率を記録したのは、プロ1年目の2020年です。打率.288、109安打、17盗塁という数字を残し、新人ながら112試合に出場しました。
2022年には打率.267、21盗塁と走攻両面で成績を伸ばし、翌2023年には打率.258、36盗塁を記録。出場試合数も134試合となり、楽天の主力選手として存在感を高めました。
しかし2024年以降、打率は.229、.217、.216と推移。2025年は打率こそ低かったものの28盗塁を記録しており、走塁面では引き続き大きな戦力でした。
2026年は86試合で9盗塁。2025年と比べると盗塁数も減っています。ただし、出場試合数自体が大幅に減っているため、盗塁数だけで走力そのものの低下を断定することはできません。
通算では829試合、642安打、打率.250、145盗塁を記録しています。プロ7年間で積み重ねた数字は、単年の成績だけでは見えない貢献度を示しています。
【盗塁王・ベストナイン・GG賞】小深田大翔が獲得した3つのタイトル
小深田のキャリアを語るうえで欠かせないのが、2023年の最多盗塁と2024年のベストナイン、ゴールデングラブ賞です。
この3つの実績は、単に足が速い選手という評価から、攻守両面でチームに貢献できる内野手へと評価を広げた転換点でした。
2023年:36盗塁でパ・リーグ最多盗塁を獲得
2023年、小深田は134試合に出場し、36盗塁を記録しました。
この年のパ・リーグ盗塁ランキングでは、ソフトバンクの周東佑京も36盗塁を記録。両選手が同数でトップに並び、最多盗塁のタイトルを分け合いました。
楽天球団は2023年10月11日、小深田の最多盗塁者賞獲得を正式発表しています。本人にとってはプロ入り後初のタイトルでした。
球団発表で紹介された本人のコメントでは、盗塁王をシーズン目標の一つに掲げていたことが明かされています。また、周東との争いについても最後まで獲得できるか分からなかったと振り返っていました。
このタイトルが評価された理由は、単純な盗塁数だけではありません。出塁後に次の塁を積極的に狙う姿勢は、相手バッテリーにプレッシャーを与え、後続打者の攻撃にも影響を及ぼします。小深田の走力は楽天の攻撃における重要な武器でした。
2024年:二塁手部門でベストナインを初受賞
2024年11月25日、パ・リーグのベストナイン賞が発表され、小深田は二塁手部門で選出されました。本人にとって初めてのベストナイン受賞です。
2024年の打率は.229。2023年の.258から数字を落としていたため、打撃成績だけを見れば意外に感じる人もいるかもしれません。
しかし、ベストナインは打率だけで決まるものではありません。ポジションごとの攻守の貢献やシーズンを通じた働きが評価される賞です。小深田は134試合に出場し、29盗塁も記録。二塁手としての安定したプレーが評価につながりました。
2024年:ゴールデングラブ賞も二塁手部門で受賞
さらに同年、小深田は三井ゴールデン・グラブ賞のパ・リーグ二塁手部門でも受賞しました。
この賞は守備力を評価する表彰です。ベストナインがポジションごとの総合的な活躍を評価するのに対し、ゴールデングラブ賞は守備面に重点を置いている点が異なります。
つまり小深田は2024年、二塁手として攻守両面でリーグを代表する選手の一人に選ばれたことになります。
ただし、受賞歴があることと、その後も同じ水準の成績を維持できていることは別問題です。2025年、2026年の成績も合わせて評価する必要があります。
小深田大翔の実績と関係者・球団の評価を整理
小深田大翔
楽天・背番号0/内野手
走力、二遊間の守備、複数ポジションへの対応力が特徴。
主な関連人物・組織
- 東北楽天ゴールデンイーグルス:2019年ドラフト1位で指名した所属球団。
- 周東佑京:2023年のパ・リーグ最多盗塁を36盗塁で分け合った選手。
- 近畿大学:小深田の出身大学。
- 大阪ガス:プロ入り前に所属した社会人野球チーム。
- 日本野球機構:年度別公式成績とリーグタイトルの記録を管理。
【年俸推移】小深田大翔の推定年俸は1500万円から8500万円へ
小深田の年俸は、プロ入り後の活躍に合わせて上昇してきました。2023年の最多盗塁獲得、2024年のベストナインとゴールデングラブ賞受賞を経て、年俸は大きく伸びています。
週刊ベースボールONLINEなどに掲載された推定年俸を整理すると、2020年の1500万円から2025年には9000万円まで上昇。その後、2026年は8500万円となっています。
年度別の推定年俸
- 2020年:1500万円
- 2021年:3300万円
- 2022年:3700万円
- 2023年:5000万円
- 2024年:8500万円
- 2025年:9000万円
- 2026年:8500万円
年俸が大きく上昇した2024年
特に注目したいのが、2024年の8500万円です。前年の5000万円から3500万円増という大幅な上昇でした。
2023年は134試合に出場し、打率.258、5本塁打、37打点、36盗塁を記録。最多盗塁のタイトルも獲得しています。こうした実績が翌年の評価に反映されたと考えられます。
2025年は9000万円となり、2026年には500万円減の8500万円となりました。2025年12月1日の契約更改報道では、本人が500万円減で契約したことが伝えられています。
なお、年俸は公式に全額が公開されるものではなく、報道などに基づく推定額です。契約金や出来高払いなどを含めた総収入と混同しないことも大切です。
年俸の変化から分かる評価
小深田の年俸推移には、プロ野球選手としての評価の変化が表れています。
プロ入り当初は即戦力としての期待があり、1年目から112試合に出場。2022年から2023年にかけて盗塁数を伸ばし、2024年には二塁手として2つの主要表彰を獲得しました。
一方、2025年は打率.217ながら28盗塁を記録し、走塁面ではリーグ2位の数字を残しました。出場機会が減少するなかで、代走や複数ポジションへの対応も評価材料になっています。
2026年の8500万円という推定年俸は、2025年までの実績を踏まえた契約額です。2026年の成績だけを基準に算出された数字ではありません。
【2026年8月に国内FA権取得】小深田大翔は楽天残留か移籍か?
2026年の小深田をめぐる最大の話題が、国内FA権の取得です。
2026年8月18日、小深田は国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たしました。プロ7年目で取得した権利であり、今後のキャリアを考えるうえで大きな節目となっています。
8月18日に国内FA権を取得
日刊スポーツの2026年8月18日付報道によると、小深田は球団を通じてFA権取得についてコメントを発表しました。
プロ入りした時、この権利を取得できるような選手になれるとは思っていなかったので、うれしく思います。
さらに、起用してきた監督やコーチ、支えてきたスタッフ、家族などへの感謝を述べ、シーズン中はチームの勝利に貢献したいという意向を示しました。
この時点で、本人は移籍を表明したわけではありません。国内FA権の取得は、選手が権利を行使するための資格を得たことを意味します。取得しただけで自動的に退団する制度ではありません。
10月5日:シーズン終了後も決断を保留
2026年10月5日の楽天対ソフトバンク戦後、小深田はFA権について取材に応じました。
この時点では、さまざまな人に相談しながら今後を考えたいという趣旨のコメントにとどめています。
同日の報道では、2026年シーズンの成績は61試合出場、打率.198、0本塁打、5打点、7盗塁とされていました。シーズン終盤まで打撃面で苦しんでいたことが分かります。
10月30日:楽天球団との話し合いを示唆
10月30日の日刊スポーツの報道では、秋季練習後に小深田がFA権について改めて言及しています。
しっかり球団と話をして、いい選択ができたらと思います。
さらに、選手としてしっかり評価してもらえることや、やりがいを感じながらプレーできることを重視する考えも示しました。
この発言から読み取れるのは、単純に年俸だけで判断するのではなく、自分の役割や出場機会、球団からの評価を含めて今後を検討しているという点です。
同報道では、国内FA権の行使表明期限は2026年11月9日とされています。10月31日現在、行使するかどうかは決まっていません。
FA権取得後の動向と今後の注目ポイント
小深田の今後を考えるうえで、注目したいポイントは3つあります。
1つ目は、楽天が提示する評価です。2023年の盗塁王、2024年の二塁手部門のベストナインとゴールデングラブ賞という実績は、球団にとっても評価材料になります。一方、直近2年間は打率が低迷し、2026年は出場機会も減少しました。過去の実績と現在の成績をどう評価するかが焦点です。
2つ目は、出場ポジションです。2025年の契約更改時、小深田は二塁手で勝負したい気持ちを持ちながらも、試合に出られるならどこでも守るという考えを示していました。秋季練習では外野守備にも取り組んでいます。複数ポジションを守れる柔軟性は、今後の起用を考えるうえで強みになります。
3つ目は、選手としてのやりがいです。本人が10月30日に語ったのは、選手として評価され、やりがいを感じながらプレーしたいという考えでした。レギュラーとして出場できる環境を重視する可能性もあり、契約条件だけでなく起用方針も重要な判断材料になりそうです。
なお、FA権を取得したことと、他球団への移籍が決まったことは別です。2026年10月31日現在、楽天退団や他球団移籍が確定したという発表はありません。
【プロの結論】小深田大翔の本当の価値は走力と守備の総合力にある
小深田大翔を評価する際、打率や盗塁数だけを切り取ると、2026年は物足りないシーズンだったと感じるかもしれません。
しかし、プロ野球の内野手に求められる能力は打撃だけではありません。守備範囲、走塁判断、進塁能力、複数ポジションへの対応力など、試合の流れを変える要素は数多くあります。
小深田を評価する3つの基準
① 走塁能力
2023年の36盗塁は、小深田の最大の強みを示す数字です。2025年にも28盗塁を記録しており、出場機会が確保されれば走塁面でチームに貢献できる可能性があります。
ただし、盗塁は単純な足の速さだけでは決まりません。投手の癖を読む力、スタートのタイミング、状況判断、相手捕手との駆け引きも重要です。小深田の過去の実績は、こうした走塁技術を含めた評価につながっています。
② 二塁手としての守備力
2024年のベストナインとゴールデングラブ賞は、二塁手としての実績を示す重要な指標です。特にゴールデングラブ賞は守備面の評価を受けた証明であり、打率とは別の価値があります。
今後は、守備範囲や送球の安定感を維持しながら、出場機会をどれだけ確保できるかが重要になります。
③ 打撃面の立て直し
今後の最大の課題は打率の回復です。2020年の.288、2022年の.267、2023年の.258といった過去の数字に対し、2026年は.216でした。
打率だけでなく、出塁率や長打率、得点圏での打撃なども含めて改善できれば、走力を生かす機会も増えていきます。特に出塁してこそ盗塁という武器が生きるため、打撃と走塁は切り離して考えられません。
楽天残留・移籍を考える際の判断材料
小深田のFA判断については、次のような条件がポイントになります。
- 楽天で二塁手を中心とした出場機会を確保できるか
- 複数ポジションを守れる能力を評価してもらえるか
- 打撃面の改善に向けた育成・サポート体制があるか
- 選手としての役割や待遇に納得できるか
- 他球団を含め、自分の能力を生かせる環境があるか
過去のタイトルだけでなく、現在の成績と将来の役割をどう考えるかが重要です。小深田にとっては、単に強いチームに所属することより、自分の持ち味を発揮して試合に出られる環境が大切になるでしょう。
2026年の成績は厳しいものでしたが、31歳という年齢で国内FA権を取得し、自身の市場価値や今後のキャリアを考える段階に入りました。2023年、2024年に見せた実績をどこまで取り戻せるかが、次の契約や起用法を左右するポイントです。
小深田大翔に関するよくある質問(FAQ)
Q1:小深田大翔の2026年の成績は?
A1:2026年の一軍公式戦では86試合に出場し、打率.216、32安打、0本塁打、8打点、9盗塁を記録しました。NPBの個人年度別成績に掲載されているシーズン終了時の数字です。
Q2:小深田大翔は2023年に盗塁王を獲得した?
A2:はい。2023年に36盗塁を記録し、ソフトバンクの周東佑京とともにパ・リーグ最多盗塁を獲得しました。本人にとって初の個人タイトルです。
Q3:小深田大翔は2024年にどんな賞を受賞した?
A3:パ・リーグの二塁手部門でベストナインと三井ゴールデン・グラブ賞を受賞しました。いずれも初受賞です。
Q4:小深田大翔の2026年の年俸はいくら?
A4:推定8500万円です。2025年の推定9000万円から500万円減となっています。年俸は報道に基づく推定額です。
Q5:小深田大翔は国内FA権を取得した?
A5:はい。2026年8月18日に国内FA権の資格取得条件を満たしました。10月30日時点では行使について決断しておらず、球団と話し合いながら検討する考えを示しています。
Q6:小深田大翔は楽天を退団する?
A6:2026年10月31日現在、退団や他球団への移籍は決まっていません。FA権の行使表明期限は11月9日と報じられており、今後の本人の判断が注目されます。
まとめ:小深田大翔の2026年は転換点、FAの決断と復活に注目
小深田大翔は2019年ドラフト1位で楽天に入団し、俊足と守備力を武器に成長してきた内野手です。2023年には36盗塁で最多盗塁を獲得し、2024年にはベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。楽天の背番号0として確かな実績を残しています。
一方、2026年は打率.216、9盗塁、86試合出場と苦しいシーズンになりました。推定年俸も9000万円から8500万円へ減少しています。
そして、8月18日の国内FA権取得によって、今後のキャリアを選択する重要な時期に入りました。10月30日時点では球団と話し合いながら判断する考えを示しており、11月9日の行使表明期限までにどのような決断を下すのかが焦点です。
小深田の今後を見極めるうえで重要なのは、過去のタイトルだけでも、2026年の打率だけでもありません。走塁、守備、打撃、出場機会という複数の要素を合わせて評価する必要があります。
2023年の盗塁王、2024年の二冠に続く復活を果たせるのか。そして楽天でプレーを続けるのか。2026年オフは、小深田大翔のプロ野球人生における大きな分岐点になりそうです。