【2026年10月最新ニュース】サイゼリヤの価格改定は何が変わった?

目次

2026年のサイゼリヤを語るうえで外せないのが、10月29日から実施された価格改定だ。

株式会社サイゼリヤは2026年10月14日に価格変更を発表。原材料価格の高騰、食材不足、エネルギーコストの上昇などを理由に、メニュー全般で平均約6%の価格改定を行った。

今回の変更は、2020年7月以来、約6年3カ月ぶりのメニュー全般にわたる価格改定となる。

特に注目されたのは、サイゼリヤの看板商品であるミラノ風ドリアだ。

従来の税込300円から320円へと20円上昇した。単純計算では約6.7%の値上げとなるが、改定後も320円という価格帯を維持している。

主要メニューの価格変更

サイゼリアおすすめメニュー
メニュー・項目 改定前 2026年10月29日以降
ミラノ風ドリア 300円 320円
400円のメニュー 400円 420~430円
メニュー全般 ― 平均約6%改定
対象24店舗 ― 平均約10%改定

※すべて税込。商品によって改定後の価格は異なる。

さらに注意したいのが、地域別価格の導入だ。

レジャー施設周辺や都市部の一部24店舗では、通常店舗より大きい平均約10%の価格改定が実施された。対象店舗ではミラノ風ドリアが330円となり、通常店舗の320円とは価格差が生じている。

対象24店舗の内訳は東京都17店舗、大阪府4店舗、神奈川県2店舗、千葉県1店舗。新宿区役所前店と六本木店では10月21日から先行して新価格が適用された。

一方、フレッシュワイン、ランチ、モーニング限定メニューは価格変更の対象外と発表されている。

このように、2026年の価格改定は一律の値上げではない。利用する店舗によって実際の支払額が変わる点が、今回のニュースの重要なポイントだ。

値上げの背景にある外食産業の事情

TBS NEWS DIGの2026年10月14日の報道では、松谷秀治社長が価格改定について説明している。

同社はこれまで価格を維持するために企業努力を続けてきたものの、食材不足や原価上昇を吸収することが難しくなったという。

また、同日の報道では2026年8月期の売上高が3014億円、最終利益が110億円と伝えられた。

価格を安く保つことだけを優先すれば、食材の品質や安定供給に影響する可能性がある。今回の改定は、低価格戦略を継続するための経営判断という側面も持っている。

【2026年版】サイゼリヤおすすめメニュー10選!価格と特徴を比較

ここからは、実際に注文したいおすすめメニューをジャンル別に紹介する。

サイゼリヤ公式サイトの人気メニュー掲載商品を中心に、定番としての知名度、料理の特徴、組み合わせやすさを基準に選んだ。

価格は2026年10月29日以降の公式掲載価格を基準とした最低税込価格。地域価格店舗では異なる場合がある。

メニュー名 税込価格~ ジャンル おすすめポイント
ミラノ風ドリア 320円 ドリア 初めてなら外せない看板商品
小エビのサラダ 370円 サラダ 特製ドレッシングと小エビの相性
辛味チキン 320円 前菜 香ばしくジューシーな鶏肉
マルゲリータピザ 420円 ピザ バッファローモッツァレラの風味
若鶏のディアボラ風 530円 肉料理 野菜ソースと鶏肉の組み合わせ
タラコソースシシリー風 420円 パスタ クリーミーなタラコ系パスタ
ほうれん草のソテー 210円 前菜 メインに追加しやすい一品
柔らか青豆の温サラダ 210円 前菜 青豆と卵のまろやかな味わい
イタリアンプリン 270円 デザート 食後に楽しみたい定番スイーツ
ティラミス クラシコ 320円 デザート コーヒーの風味を楽しめる一品

出典:サイゼリヤ公式「人気メニュー」。価格は店舗・地域によって異なる。

1.ミラノ風ドリア|初めてならまず注文したい看板商品

サイゼリヤの代表的な料理といえば、やはりミラノ風ドリアだ。

ターメリックライスの上にホワイトソースとミートソースを重ね、チーズとともに焼き上げた一品。濃厚なソースとご飯の組み合わせが特徴で、食事の中心としても満足感がある。

特筆すべきは、その誕生の経緯だ。

サイゼリヤ公式の開発ストーリーによると、ミラノ風ドリアは従業員のまかない料理から生まれた。ご飯にホワイトソースとミートソースをかけて焼くシンプルな料理が社内で評判になり、1983年に商品化されたという。

現在まで40年以上にわたって販売されている、同社を象徴する商品である。

公式説明では、ホワイトソースにオーストラリア産の生乳、ミートソースにオーストラリア産のチルド牛肉を使用している。

おすすめしたい人
- 初めてサイゼリヤを利用する人
- コストを抑えながら食事を楽しみたい人
- 濃厚なホワイトソースが好きな人

2.小エビのサラダ|食事の満足度を高める人気メニュー

小エビのサラダは、メイン料理と一緒に注文したい定番の一皿だ。

プリッとした食感の小エビとシャキシャキのレタスに、サイゼリヤ特製ドレッシングを合わせている。

公式の商品紹介によると、1996年にシーフード系サラダとして登場した。長年にわたって支持されてきた背景には、小エビの甘みとドレッシングの程よい酸味のバランスがある。

2026年3月に実施されたmacaroniの読者投票でも1位を獲得した。

ミラノ風ドリアやパスタのような主食系メニューだけでなく、野菜を含む料理も楽しみたい人におすすめしたい。

3.辛味チキン|おつまみとしても優秀な定番料理

辛味チキンは、鶏肉好きなら一度は食べておきたいメニュー。

表面を香ばしく焼き上げ、中は柔らかくジューシーに仕上げた手羽中チキンだ。

実は、発売当初から現在の味付けだったわけではない。

公式の商品開発ストーリーによると、1996年の登場時はアメリカのバッファローウイングを参考に、辛さと酸味を特徴とする味付けだった。その後、幅広い年代の人が楽しめるように辛味を抑えた味へと改良された。

現在は、食事のおかずとしても、軽いおつまみとしても選びやすい。

4.若鶏のディアボラ風|肉料理を楽しみたい人におすすめ

しっかり食べたいなら、若鶏のディアボラ風も有力候補だ。

肉厚の鶏モモ肉をジューシーに焼き上げ、たまねぎをベースにした野菜ソースをのせた料理である。

仕上げには醤油ベースの特製ガルムソースを使用。肉の旨みとソースの風味が合わさり、ご飯との相性も良い。

1989年に発売された歴史ある商品で、サイゼリヤ公式でも人気の肉料理として紹介されている。

5.マルゲリータピザ|チーズのおいしさを楽しむならこれ

バッファローモッツァレラのマルゲリータピザは、チーズ好きにおすすめしたい一品。

トマトソース、バジル、チーズというシンプルな組み合わせだからこそ、素材の味を楽しめる。

複数人で訪れた際にシェアしやすいのも魅力だ。

6.タラコソースシシリー風|パスタの定番候補

パスタを食べたい人には、タラコソースシシリー風がおすすめ。

タラコの風味を楽しめるメニューで、ドリアや肉料理とは違う食事の選択肢になる。

パスタ単品で注文するのはもちろん、サラダやスープと組み合わせるのもよい。

7.柔らか青豆の温サラダ|隠れた人気の前菜

見た目はシンプルだが、サイゼリヤ好きから支持されているのが柔らか青豆の温サラダだ。

青豆の甘みと半熟卵のまろやかさが組み合わさり、前菜としても楽しめる。

macaroniの2026年読者投票では3位にランクインした。

派手さはないものの、食事にもう一品追加したいときに選びやすい。

8.ほうれん草のソテー|メイン料理に追加したい一品

ほうれん草のソテーは、メイン料理だけでは物足りないときにおすすめ。

比較的手頃な価格で追加できるため、ドリアやパスタと一緒に注文しやすい。

9.イタリアンプリン|食後の楽しみにぴったり

食事の最後におすすめしたいのがイタリアンプリン。

しっかりした食感と濃厚な味わいを楽しめるデザートで、甘いものが好きな人にも向いている。

料理だけで終わらず、デザートまで楽しめるのがサイゼリヤの魅力だ。

10.ティラミス クラシコ|イタリアらしいデザートを楽しむ

ティラミス クラシコは、コーヒーの風味を楽しめるデザート。

食後に甘さとほろ苦さを味わいたい人に向いている。

イタリアンプリンと食べ比べて、自分のお気に入りを探すのも楽しい。

【注文のコツ】サイゼリヤで満足度を上げるおすすめの組み合わせ

サイゼリヤの楽しみ方は、人気メニューを一品注文するだけではない。

前菜、サラダ、主食、肉料理、デザートを組み合わせることで、食事全体の満足度が高まる。

実際、サイゼリヤ公式サイトではイタリアの食文化に基づいた食事の順番や、料理の組み合わせ方を紹介している。

予算別のおすすめ注文例

約530円:軽く食べたい人向け

- ミラノ風ドリア:320円
- ほうれん草のソテー:210円

合計530円。

看板メニューを中心に、もう一品を追加するシンプルな組み合わせだ。

約950円:複数の料理を楽しみたい人向け

- 辛味チキン:320円
- マルゲリータピザ:420円
- ほうれん草のソテー:210円

合計950円。

ピザとチキンを組み合わせることで、異なる料理を楽しめる。友人や家族とシェアする場合にも向いている。

約1,110円:しっかり食べたい人向け

- 若鶏のディアボラ風:530円
- 小エビのサラダ:370円
- ほうれん草のソテー:210円

合計1,110円。

肉料理を中心に、サラダと野菜料理を加えた構成だ。

※上記は通常価格店舗の公式掲載最低価格による計算。対象地域店舗では合計額が変わる場合がある。

公式が紹介するイタリア式の食べる順番

サイゼリヤは、料理をよりおいしく楽しむための順番も紹介している。

1. アンティパスト:前菜やサラダ
2. プリモ・ピアット:パスタやドリアなど
3. セコンド・ピアット:肉料理
4. ドルチェ:デザート

この流れを意識すれば、複数の料理を少しずつ楽しめる。

特に友人や家族と訪れる場合は、一人ひとりがメインを注文するだけでなく、前菜やピザなどをシェアする方法もおすすめだ。

【ネットの反応を検証】値上げは炎上した?噂の真相と世論

2026年10月の価格改定では、SNSでもさまざまな意見が集まった。

ただし、反応を単純に「値上げへの批判」とまとめることはできない。

値上げ発表後のネットの反応

2026年10月14日のORICON NEWSは、値上げ発表を受けたSNS上の反応を紹介している。

主な論点は次のとおりだ。

- これまで低価格を維持してきた企業努力への感謝
- 20円程度の値上げなら理解できるという意見
- これまでの価格が安すぎたのではないかという指摘
- 取引先や生産者への負担を考えると、適切な価格改定が必要という意見

つまり、値上げに対する反応は賛否が分かれながらも、企業の努力や仕入れ先の事情を理解する声も目立っていた。

今回の話題は、批判一色の大規模炎上というより、長年の低価格戦略と物価上昇のバランスをめぐる議論として捉えるのが適切だ。

噂の真相1:ミラノ風ドリアは人気ランキングで常に1位?

ミラノ風ドリアはサイゼリヤの代表的な商品であり、公式サイトでも人気No.1メニューとして紹介されている。

ただし、すべての人気調査で必ず1位という意味ではない。

例えば、macaroniが2026年2月25日から3月11日まで実施した読者投票では、結果が異なった。

- 1位:小エビのサラダ(25票)
- 2位:ミラノ風ドリア(21票)
- 3位:柔らか青豆の温サラダ(18票)

調査対象はmacaroniの読者で、投票数は196票だった。

これは全国のサイゼリヤ利用者全体を対象とした販売数量調査ではない。調査方法によって順位が変わることを示す一例である。

噂の真相2:サイゼリヤは値上げで安さを捨てた?

今回の価格改定を理由に、サイゼリヤが低価格路線を完全に終了したと考えるのは早計だ。

平均約6%の改定後も、ミラノ風ドリアは320円から、ほうれん草のソテーは210円からという価格帯で販売されている。

また、フレッシュワインやランチ、モーニング限定メニューについては価格を維持する方針が示された。

今回の改定は、低価格戦略の放棄というより、商品品質と供給体制を維持しながら価格を調整する動きと考えられる。

噂の真相3:ネットで話題の裏メニューは公式メニューなのか?

サイゼリヤでは、複数の料理を組み合わせた食べ方や、既存メニューを使ったアレンジがネット上で紹介されることがある。

ただし、SNSで話題になった組み合わせが、必ずしも公式の独立した商品というわけではない。

公式サイトにも料理の組み合わせ方を紹介するコンテンツがあるため、まずは公式掲載のメニューや案内を基準にするのがよい。

ネットで見かけた裏技を試す場合は、店舗で対応できるか、対象商品が販売されているかを確認しておきたい。

【なぜ安い?】サイゼリヤの価格を支える独自の仕組み

サイゼリヤの魅力を理解するには、単純な値段の比較だけでなく、料理を提供する仕組みに注目する必要がある。

同社公式サイトによると、サイゼリヤは国内5工場、海外2工場を保有している。

原料調達から加工、配送、店舗での提供までを自社で一貫して行う「製造直販」の仕組みを採用している。

自社工場による品質とコストの管理

自社工場を持つことによって、食材の加工や配送を効率化できる。

公式説明では、中間工程を減らし、食材の品質や価格を自社で管理できることがメリットとして挙げられている。

例えば、福島工場はミラノ風ドリアに使用するターメリックライスなどを供給する役割を担っている。

また、千葉工場ではトマトソースの生産を行い、全店舗への供給を支えている。

計画生産で無駄を抑える

サイゼリヤは長年販売している人気商品を中心に品揃えし、販売数を予測して必要な食材を生産する計画生産にも取り組んでいる。

販売数が安定している商品は、必要な原料の調達や加工量を計画しやすい。

こうした仕組みが、大量生産による効率化や安定した品質の維持につながっている。

今回の価格改定を理解するうえでも、この事業構造は重要だ。

単に安く売るのではなく、食材の調達から店舗での提供までを効率化することで、低価格を実現してきたのである。

サイゼリヤをおすすめできる人・できない人

おすすめできる人は、次のようなタイプだ。

- 予算を抑えて外食を楽しみたい人
- いろいろな料理を少しずつ食べたい人
- 友人や家族と料理をシェアしたい人
- 定番のイタリア料理を気軽に楽しみたい人

一方、次のような人は、注文前に期待値を調整しておきたい。

- 一皿で大ボリュームの食事を求める人
- 店舗ごとの価格差を避けたい人
- 希少食材や高級レストランのような演出を重視する人

サイゼリヤの魅力は、豪華さだけで勝負することではない。価格と品質のバランスを重視し、複数の料理を組み合わせて楽しめるところにある。

【サイゼリヤおすすめメニュー】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年10月以降、ミラノ風ドリアはいくら?

A1:通常店舗では税込320円から。地域価格が適用される一部24店舗では税込330円となる。店舗によって価格が異なるため、来店先のメニューを確認したい。

Q2:サイゼリヤで最初に注文するなら何がおすすめ?

A2:初めてならミラノ風ドリアがおすすめ。小エビのサラダや辛味チキンを追加すると、異なるジャンルの料理も楽しめる。

Q3:サイゼリヤの人気メニューランキング1位は?

A3:公式サイトではミラノ風ドリアが人気No.1として紹介されている。一方、2026年のmacaroni読者投票では小エビのサラダが1位だった。調査主体や対象によって結果は異なる。

Q4:値上げ後もランチやモーニングは安い?

A4:2026年10月の価格改定では、ランチとモーニング限定メニューは価格変更の対象外と発表された。販売時間や実施店舗は利用前に確認したい。

Q5:サイゼリヤでコスパのよい組み合わせは?

A5:ミラノ風ドリアとほうれん草のソテーの組み合わせは、通常店舗の最低価格で合計530円。軽めの食事をしたい人にもおすすめだ。

まとめ:2026年もサイゼリヤは組み合わせ次第で楽しめる

2026年10月29日の価格改定によって、サイゼリヤのメニューは平均約6%の値上げとなった。看板商品であるミラノ風ドリアも税込320円となり、一部の地域価格店舗では330円に変更されている。

しかし、ミラノ風ドリア、小エビのサラダ、辛味チキン、若鶏のディアボラ風といった定番商品は引き続き人気メニューとして紹介されている。

特に注目したいのは、単品の安さだけでなく、複数の料理を組み合わせて食事を楽しめる点だ。

初めて訪れるならミラノ風ドリア、サラダ好きなら小エビのサラダ、肉料理を楽しみたいなら若鶏のディアボラ風を選ぶとよい。

また、ネットの反応や人気ランキングを見る際には、投票調査と公式の人気メニュー紹介を区別することも大切だ。

サイゼリヤの魅力は、価格だけではなく、自社工場や計画生産による効率的な仕組み、長年愛されてきた商品開発にもある。

値上げ後の2026年も、店舗ごとの価格を確認しながら、自分に合った料理と組み合わせを見つけてほしい。

主な情報確認先: サイゼリヤ公式メニュー・企業情報、TBS NEWS DIG(2026年10月14日)、ORICON NEWS(2026年10月14日)、macaroni読者ランキング(2026年3月)、イチオシ(2026年10月29日)。

公式情報と報道の確認先: