【2026年最新】村井地震予知の最新ニュースとMEGA地震予測の動向

目次

2026年10月30日時点で注目したいのは、JESEAの地震予測サービス「MEGA地震予測」がリニューアルされ、料金体系も変更されたことです。

JESEAの公式お知らせによると、2026年9月25日にサービスのリニューアルが完了しました。また、8月26日には利用料金と利用規約の変更が告知され、9月25日から新しい料金体系が適用されています。

2026年の主な動き

村井地震予知

- 7月28日:熊本県熊本地方でM7.1、最大震度7の地震が発生。
- 8月23日:茨城県南部でM5.9、最大震度5弱の地震が発生。
- 8月24日:JESEAが茨城県南部の地震に関する予測情報を公表。
- 8月26日:MEGA地震予測の料金体系変更を発表。
- 9月25日:MEGA地震予測のリニューアル完了。

特に7月の熊本地震については、JESEAが地震発生前に九州地方周辺を対象とする予測を発出していたと発表しています。

気象庁も2026年7月28日の熊本地震について、M7.1、最大震度7を公式に記録しています。したがって、地震の発生自体とJESEAが公表した予測内容は、別々の資料で照合できます。

MEGA地震予測の料金はどう変わった?

2026年9月25日以降の料金体系は次のとおりです。

プラン 月額料金(税込) 備考
Lite 380円 対象者限定
Basic 520円 従来の基本機能を継続
Pro 2,980円 上位プラン

従来380円で利用していた既存ユーザーは、原則としてBasicプラン(月額520円)に移行する仕組みです。Liteプランは誰でも自由に選べるわけではありません。

この変更は、サービスの運営面でも2026年の大きなニュースです。購読を検討している場合は、予測内容だけでなく、利用できる機能と料金の違いも確認しておきたいところです。

【人物・経歴】村井俊治とは何者?地震予測を始めた経緯


東京大学名誉教授・JESEA名誉会長
専門分野:測量工学、写真測量、リモートセンシング、GIS、GNSS

村井俊治氏は、地震予測だけを専門としてきた人物ではありません。もともとは測量工学や空間情報工学を専門とする研究者で、衛星画像や位置情報を活用した地表の計測・解析で実績を重ねてきました。

東京大学工学部土木工学科を卒業したのは1963年。1983年に東京大学生産技術研究所教授に就任し、2000年には東京大学名誉教授となっています。

国際写真測量・リモートセンシング学会(ISPRS)では1992年から1996年まで会長を務め、日本写真測量学会や日本測量協会でも要職を歴任しました。こうした経歴が、衛星測位データを利用する地震予測研究の土台になっています。

地震予測に取り組み始めたのは2002年

JESEAの公式インタビューによると、村井氏が地震予測研究を始めたきっかけは、2002年に荒木春視博士からGPSを使った地震予測の共同研究を持ちかけられたことでした。

測量工学の技術を地震の前兆観測に応用するという発想です。人工衛星を利用すれば、地上の観測点の位置がどのように変化しているかを継続的に調べられます。

村井氏は、こうした地表の変動データから地震発生の兆候を読み取る研究に取り組むようになりました。

村井氏とJESEAの歩み

研究を事業として社会に届ける転換点になったのが、2013年のJESEA設立です。

- 2002年:荒木春視博士との共同研究をきっかけに地震予測研究を開始。
- 2011年:東日本大震災を経て、地震予測情報を社会に発信する必要性を強く意識。
- 2013年1月:株式会社地震科学探査機構(JESEA)設立。
- 2013年2月7日:週刊MEGA地震予測の配信開始。
- 2017年12月:JESEA取締役会長に就任。
- 2023年3月:JESEA名誉会長に就任。

2026年現在、村井氏はJESEAの名誉会長として位置付けられています。つまり、現在の活動を理解するには、個人の研究だけでなく、JESEAという組織が運営する予測サービスにも目を向ける必要があります。

【予測の仕組み】GPS・AI・地殻変動から地震の前兆を探る

村井地震予知の中心となるのが、GNSS(全球測位衛星システム)を利用した地殻変動の分析です。

一般的な地震計は、地震が発生した際の揺れを記録します。それに対し、JESEAの方法は地震が起きる前の地表の変化に注目するというものです。

1. 全国の電子基準点を利用したGPS解析

国土地理院は全国に約1,300か所の電子基準点を設置しています。JESEAはこれらの観測データを利用し、地表の三次元的な位置変化を分析しています。

注目するのは、地面が上下方向にどれほど動いているか、水平位置がどのように変化しているかという点です。

JESEAの説明では、通常の変動とは異なる異常値を地震の前兆候補として捉え、地域ごとの変化を比較します。特に隆起や沈降などの高さ方向の変化が重視されています。 HTML_BLOCK_HOLD_12

単純にGPSの数値を見るだけでは、地震に関係する変動なのか、通常の自然変動なのかを判断できません。

そのため、MEGA地震予測ではGPSデータを用いたダイナミックAI解析や搬送波位相解析なども採用しています。

AIを利用する目的は、膨大な観測データから通常とは異なる動きや変化のパターンを検出し、複数の情報を組み合わせて評価することです。

3. GPS以外の観測項目

JESEAが公表している解析項目はGPSだけではありません。

公式サイトで紹介されている主な観測・解析項目は次のとおりです。

- GPSデータによる地殻の異常変動解析
- GPSデータを用いたダイナミックAI解析
- GPSの搬送波位相解析
- 疑似気温データからの異常電磁波解析
- インフラサウンド(超低周波音)の擾乱検知
- 地磁気の擾乱解析
- GPSデータによるミニプレート境界の監視

JESEAは、こうした複数の物理現象や環境変化を組み合わせて地震予測を行うと説明しています。

「予知」と「予測」は同じではない

ここで押さえておきたいのが、村井氏自身が「地震予知」ではなく「地震予測」という言葉を使っていることです。

「予知」ではなく、「予測」。 情報を発信することに意義がある。

これはJESEAの公式インタビューで示された考え方です。地震が確実に発生すると断定するのではなく、一定の期間・地域・規模を示して注意喚起するという位置付けです。 HTML_BLOCK_HOLD_15

村井地震予知を調べる人が最も気になるのが、実際にどれほど当たっているのかという点でしょう。

JESEAは、MEGA地震予測の「ピンポイント予測」について、2024年の年間的中率を79.3%と公表しています。

JESEAが公表している年間的中率


79.3%


JESEA公表・2024年実績
2024年のピンポイント予測

23件 / 29件





JESEAが公表した集計値。独立機関による認定値ではありません。

過去の公表実績は次のとおりです。

- 2022年:21件中15件、71.4%
- 2023年:18件中14件、77.8%
- 2024年:29件中23件、79.3%

この数字はJESEAが公表しているもので、2026年10月時点で確認できる最新の年次実績としては2024年分です。2025年や2026年の年間的中率として読み替えることはできません。

2026年の熊本地震は予測されていた?

2026年7月28日、熊本県熊本地方でマグニチュード7.1、最大震度7の地震が発生しました。

JESEAは、この地震の前に次の予測を発出していたと公表しています。


JESEAが公表した予測内容

2026年7月3日配信・号外

M5.5±0.5


- 対象:九州地方周辺
- 予測期限:2026年8月5日まで
- 実際の地震:7月28日、熊本県熊本地方
- 実際の規模:M7.1、最大震度7

JESEAはこの事例を予測情報の公表実績として紹介しています。

ただし、予測の中心値はM5.5で、実際の地震はM7.1でした。JESEAの的中判定では、予測を上回る規模の地震も的中扱いとするルールが設けられています。そのため、これをM7.1という規模まで正確に言い当てたと解釈するのは適切ではありません。 HTML_BLOCK_HOLD_18

もう一つの注目事例が、8月23日に発生した茨城県南部の地震です。

JESEAは7月15日配信の予測として、関東地方・中部地方周辺を対象に、9月16日まで、M6.5±0.5という情報を発出していたと公表しています。

実際には8月23日にM5.9、最大震度5弱の地震が発生しました。こちらも対象地域や期間は重なっていますが、規模については公表された予測条件との照合が必要です。単に地震が発生したという理由だけで、完全一致と判断することはできません。 HTML_BLOCK_HOLD_19 以下の表で、村井地震予知をめぐる主要なエンティティと、それぞれの役割を整理します。 HTML_BLOCK_HOLD_3

ここで大切なのは、JESEAの予測と公的機関の評価を混同しないことです。両者は目的や評価方法が異なります。JESEAの的中率79.3%は、政府機関が認定した地震予測精度ではありません。 HTML_BLOCK_HOLD_20

村井俊治氏の予測に対する評価は、以前から賛否が分かれています。

支持する側は、GPSやAIなどの観測技術を活用している点や、地震への注意喚起を継続的に行う点を評価しています。一方、慎重な立場からは、警戒エリアの広さや的中判定の方法、予測が外れた事例の検証が十分なのかという疑問が出ています。

学術研究で分析されたYahoo!ニュースの反応

興味深い資料として、東京学芸大学の織原義明氏が日本地震学会の学術誌『地震』に発表した2022年の研究があります。

この研究は、2021年のMEGA地震予測に関するYahoo!ニュースのコメントを分析したものです。対象となったコメントは合計512件で、地震発生前後の反応を比較しています。

地震発生前の460件について、研究者が分類したコメントの内訳は次のようになっています。

- 好意的なコメント:71件
- 批判的なコメント:233件
- どちらとも判断できないコメント:156件

好意的な反応では、予測内容を信頼する意見が44%、防災の注意喚起として受け入れる意見が38%、今後の研究に期待する意見が10%でした。

一方、批判的な反応では、予測対象の地域が広く、地震が起きれば当たりやすいという指摘が70%を占めました。また、外れた予測を後から的中したように見せているのではないかという批判も12%ありました。

これは2021年の特定記事に対するコメントを分析した研究であり、2026年現在の日本全体の世論調査ではありません。それでも、村井地震予知をめぐる議論の構造を理解するうえで参考になる資料です。

「的中率が高いから科学的に確立した」は本当?

ここは慎重に考える必要があります。

JESEAが公表する的中率は、独自の判定基準に基づいて計算されています。具体的には、予測期間の終了後1週間以内の発生、予測エリア外側30km以内の発生、予測規模を下回る場合の一定の許容幅などが設定されています。予測を上回る規模の地震も的中扱いです。

このような判定基準がある以上、79.3%という数字だけを取り出して、一般的な意味での地震予知の成功率と理解することはできません。

特に科学的な評価では、的中した事例だけでなく、外れた予測、警戒を出したのに地震が発生しなかった事例、予測対象の広さなども合わせて調べる必要があります。

2022年の学術誌掲載論文でも、過去の予測情報の公開と第三者による客観的な検証の必要性が指摘されています。

東日本大震災を事前に予測していたという噂の真相

村井氏について語られる話の一つに、2011年3月11日の東日本大震災を事前に察知していたというものがあります。

JESEAの公式インタビューで、村井氏は東日本大震災の約6か月前に東北地方の地表に異常変動を確認していたと説明しています。

ただし、当時はデータ提供企業との守秘義務契約があり、その異常を一般に発信できなかったとも述べています。

したがって、このエピソードは「地震前に異常を観測したという本人の回顧談」と「地震発生前に一般向けの予測情報を公表していた」という話を分けて理解する必要があります。事前に異常を認識していたという説明だけでは、一般に公開された地震予測が成功した証拠にはなりません。 HTML_BLOCK_HOLD_24

村井地震予知をめぐる批判や議論は存在しますが、今回確認できる2026年のJESEA公式発表では、主な新着情報はサービスのリニューアル、料金変更、地震情報に関するものです。

そのため、現在の論点は特定の炎上騒動というよりも、予測の科学的妥当性、的中率の算定基準、外れたケースを含む情報公開のあり方にあると整理できます。

また、日本地震学会は2026年6月に更新したFAQで、科学的根拠に基づいて特定の日付の地震発生を予測することは、現在の技術では困難だと説明しています。SNSで「○月○日に巨大地震が来る」といった情報を見かけても、村井氏やJESEAの公式発表と混同しないことが大切です。

【プロの結論】村井地震予知を防災に役立てるための判断基準

村井氏の研究で注目すべきなのは、測量工学や衛星測位技術を地震予測に応用しようとしている点です。GPSによる地殻変動の解析や複数の観測データを組み合わせる研究には、継続的な検証が必要なテーマとしての価値があります。

一方で、研究者の専門的な経歴と、個別の地震予測手法が科学的に確立しているかどうかは別の問題です。東京大学名誉教授という肩書や、独自に発表された的中率だけで予測の信頼性を判断することはできません。

信頼性を判断する5つのチェックポイント




地震予測を評価するときの確認項目


1. 予測が地震発生前に公開されているか

発表日時と原文が残っているかを確認する。


2. 時期・地域・規模が具体的か

対象範囲が広すぎないか、条件が曖昧でないかを確認する。


3. 外れた予測も公開されているか

的中事例だけでなく、見逃しや空振りも検証する。


4. 的中率の計算方法が明確か

許容誤差、対象件数、判定条件を確認する。


5. 第三者による検証があるか

独立した研究者や専門機関による再現性の評価を確認する。

村井地震予知はどんな人が参考にできる?

地震予測に関心があり、衛星測位データや地殻変動の研究を知りたい人にとって、MEGA地震予測は研究事例の一つとして参考になります。

また、日頃の防災意識を高めるきっかけとして情報を読むことにも意味があります。

ただし、次のような利用方法はおすすめできません。

- 予測が出た地域への旅行や移動を、予測だけで決定する。
- 予測がないことを理由に防災用品を準備しない。
- 特定の日付の地震発生を確定事項として家族や知人に拡散する。
- 公的な地震情報よりも民間の予測情報を優先する。

防災の基本は、地震予測が当たるかどうかに左右されない備えです。家具の固定、飲料水や食料の備蓄、避難経路の確認、家族との連絡方法の共有などは、予測情報がなくても進められます。

気象庁の緊急地震速報や地震情報、地震調査研究推進本部の長期評価などを基本にしながら、民間の予測情報は補助的な参考情報として扱うのが現実的です。

村井地震予知に関するよくある質問(FAQ)

Q1:村井俊治氏は本当に地震を予知できるのですか?

A1:村井氏はGPSやAIなどを利用した地震予測に取り組んでいます。ただし、発生日時・場所・規模を高い確度で特定する地震予知が科学的に確立したわけではありません。本人も「予知」ではなく「予測」という位置付けで情報を発信しています。

Q2:村井地震予知の的中率は何%ですか?

A2:JESEAが公表している2024年のピンポイント予測の的中率は79.3%です。29件中23件が的中したという集計ですが、JESEA独自の判定基準による数値であり、第三者による認定値ではありません。

Q3:2026年もMEGA地震予測は続いていますか?

A3:はい。2026年9月25日にサービスのリニューアル完了が公式発表されています。週刊予測の配信サービスも継続して案内されています。

Q4:村井俊治氏は東日本大震災を予測していたのですか?

A4:本人は震災の約6か月前に東北地方の異常変動を確認していたと説明しています。ただし、当時は守秘義務契約の関係で情報を一般公開できなかったと述べており、事前に一般向けの予測を発表していたという意味ではありません。

Q5:MEGA地震予測の料金はいくらですか?

A5:2026年9月25日以降、Liteは月額380円、Basicは520円、Proは2,980円(税込)です。ただし、Liteは対象者限定で、従来の基本機能を継続するBasicとは条件が異なります。

Q6:村井地震予知が外れることはありますか?

A6:あります。JESEA自身も予測が外れる場合があることを案内しています。予測の的中事例だけでなく、外れた事例や予測条件も確認することが大切です。

まとめ:村井地震予知の最新情報と今後の注目点

村井地震予知の中心人物である村井俊治氏は、測量工学やリモートセンシングの専門知識を生かし、2002年から地震予測の研究に取り組んできました。2013年にJESEAが設立され、週刊MEGA地震予測として情報発信が続いています。

2026年には熊本県熊本地方のM7.1の地震や茨城県南部のM5.9の地震をめぐり、JESEAが過去の予測情報を公表しました。また、9月25日にはサービスがリニューアルされ、料金体系も変更されています。

一方、JESEAが発表する的中率79.3%は2024年の独自集計であり、地震予知が科学的に確立したことを示す数字ではありません。予測範囲や許容誤差、外れた事例の検証まで含めて評価することが必要です。

最も大切なのは、民間の地震予測に過度な期待や不安を抱かず、気象庁などの公的情報を軸に日頃から備えることです。村井氏の研究を正しく理解するには、研究の独自性と科学的な検証状況の両方を見ていく姿勢が欠かせません。

今後は、2026年以降の予測実績の公開状況や、第三者による検証が進むかどうかが、MEGA地震予測の信頼性を判断する重要なポイントになりそうです。


主な参考資料:JESEA公式サイト・村井俊治氏プロフィール・MEGA地震予測公式発表、気象庁、地震調査研究推進本部、日本地震学会、学術誌『地震』(2022年掲載・織原義明氏論文)。

情報基準日:2026年10月30日